速攻から得点重ねる 石垣第二が決勝リーグで全勝 九州中学バレー選抜

優勝決定戦となった第2試合で対戦相手・西原中のコートにスパイクを放つ藤本(中央)=11日午後、西崎総合体育館

 OTV杯第37回九州中学校バレーボール選抜優勝大会沖縄県大会は8日に開幕。石垣第二中は同日と9日の予選トーナメントで勝ち続け、決勝リーグに進出。11日には石嶺、西原と対戦。共に2対0で破った。
 全試合を通して、身長181センチのエース・藤本鴻花(14)=2年=が得意の速攻「Aクイック」を多用。スパイクも次々と決め、得点を重ね、各試合を有利に進めた。相手のミスも誘い、常にリードする試合を展開。予選トーナメントの第1試合で具志川東に1セットを奪われるピンチもあったが、許田恵冬主将を中心にチームがまとまり、以後、リラックスして試合に臨んだ。

 優勝を決め、波照間奈月監督はジャンプサーブなど今まで控えていた攻撃を行ったと振り返り、「確実に九州(大会への出場権)を取るため、リーグ戦から試し、決まっていた。ミスもなく良かった」と話した。九州大会では5位以内入賞を目指し、全国大会出場も視野に入れる。「九州出場校は身長が高いので、ブロックフォローなど基本的な部分が大事になる」と指摘。守備重視の粘りのバレーで勝利を目指す。
 許田主将は県大会で優勝を決め「満足した結果だ。相手に点を取られても、切り替えが早く接戦でも勝てた」と試合を振り返った。
 藤本は、今大会と新人戦を比較し「緊張することがあまりなかった。自分のバレーができた」と話し、今後の課題は「サーブの安定感。九州大会までに修正したい」と意欲を見せた。
 試合結果は次の通り。

【決勝リーグ戦】
・第1試合 石垣第二2(25―11、25―17)0石嶺

・第2試合 石垣第二2(25―11、25―18)0西原

【女子順位】
 優勝=石垣第二
 準優勝=西原
 3位=石田
 4位=石嶺

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