与那国町西崎に記念碑 「人間の歴史にも触れて」 3万年前の航海プロジェクト

(右から)実際に漕いだ原康司さん、村松稔さん、田中道子さん、宗元開さん、鈴木克章さんと、サポーターの花井沙矢香さん=4日、与那国町西崎(国立科学博物館、太田達也氏撮影)

 台湾―与那国間の丸木舟での実験航海「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の成功を記念し、独立行政法人国立科学博物館(林良博館長)が4日、国境の海を望む日本の最西端、与那国町の西崎(いりざき)灯台の脇に記念碑を建立した。プロジェクトの代表を務めた同館の海部陽介人類史研究グループ長は「日本の最西端で海を見てほしい。祖先たちが海を渡って来たことは非常に感慨深い。沖縄の素晴らしい自然に加え、ぜひ人間の歴史にも触れてほしい」と話した。
 同プロジェクトは、旧石器時代の人がどのように海を越えて日本列島へ渡ってきたかを、学術的根拠に基づいた実験航海によって解き明かそうとするもの。
 全長7.5メートルの丸木舟「スギメ丸」の漕ぎ手に、日本人・台湾人を中心にカヤックのガイドなどの経験豊富な男女5人が選出。

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