尖閣諸島の現状など語る 中山市長×青山議員 ネット番組で対談 中山「国民が意識して」 青山「今までとフェーズ違う」

青山参院議員(右)と対談する中山市長(ユーチューブ「ぼくらの国会」より)

 中山義隆石垣市長がネット番組に出演し、自由民主党参議院議員の青山繫晴氏と共に尖閣諸島の現状などについて対談した。
 中山市長が出演したのはユーチューブ「青山繫晴チャンネル・ぼくらの国会」。第29、30回が12日までに公開され、2氏の対談が放送されている。
 中山市長は尖閣諸島の現状について、「尖閣を中国にとられたら、尖閣諸島と石垣島の間が日中中間線になり、どれだけの海洋権益がとられるか。それを国民が意識してほしい」と強調。
 尖閣諸島の今後について、「早急に上陸して環境調査や増えすぎたヤギの駆除作業をしないといけない。灯台と気象観測装置、できれば無線の中継局を置けば、人が常駐しなくてもよいし安心して漁ができる」と意気込んだ。
 玉城知事が撤回した「(中国を)故意に刺激するのを控えて」との発言について問われ、「もっと尖閣に対して意識を持ってもらい、圧力をかけてくる中国に対しては抗議する姿勢を」と求めた。
 青山議員は「日本は狭い国だと刷り込まされているが、海の面積は世界の6位。しかもメタンハイドレートやレアメタルなど、手つかずの資源の宝庫」と海洋教育の充実を主張。
 尖閣をめぐる米中の動きについて、「中国は西太平洋を支配するための拠点にして米国に対抗していこうとしている。米国は関心が本物になって南シナ海と一体で捉えている。今までとはフェーズが違う」と指摘した。
 沖縄戦については、特攻隊・学徒隊・鉄血勤皇隊に触れ、「沖縄戦の作戦自体は失敗で、少年少女も含めすごい犠牲を出した。しかし(彼らが)あそこでしかできないことをして下さって、今の日本がある。米国の日本に対する深い敬意も、硫黄島の戦いと沖縄戦によって生じている。世界の平和に寄与する日米同盟の根幹にもつながっている」と訴えた。
 中山市長は10日、国会内で開かれた自民党の議員連盟「尖閣諸島の調査・開発を進める会」の会合で、尖閣諸島の現状や課題などを話している。

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