地域情報 テッポウユリ開花 初夏の到来告げる うるずんの到来を告げるテッポウユリが各地で咲いている。ユリ科の多年草で、地下に鱗茎(りんけい)と呼ばれる球根があり、春先から初夏にかけ、地中から葉と花茎が姿を現す。 石垣島を東回りに車で一周すると、国道沿いの山裾で純白の花を咲かせたユリがドライブをする人々の目を楽しませている。 可憐な花は乙女に例えられ、ほのかな香りは天国的とでも言おうか。多くの人々を魅了してやまない花である。八重山では、ユ… 2019/04/09
地域情報 潮干狩りに熱中 きょう浜下り、八重山各地 きょう7日は旧暦3月3日の浜下り。前日の6日、郡内各地の海岸には大勢の家族連れが繰り出し、潮干狩りを楽しむ光景がみられた。 浜下り(はまうり)は女性が海辺に足を浸し、健康を祈願する沖縄の年中行事として知られる。 この日は前日の大雨から打って変わって、高気圧に覆われて好天。石垣市の名蔵海岸には潮が引き始めた正午過ぎから家族連れが続々詰めかけた。 石垣市白保の前盛まつゑさん(72)と孫の紀香さ… 2019/04/07
地域情報 放置パレット 港に山積み 景観に影響、解決策模索へ 竹富町 竹富町の各島で荷さばきの際に使われるパレットが港で山積みとなっており、景観にも影響を与えている。竹富町議会でも一般質問で取り上げられるなど改善を求める声は大きい。同町は2019年度、対策協議会を組織し、放置パレットの排出者を明確するなど、解決策を模索しようとしている。 ■どうしてこうなった なぜ港付近にパレットが放置されることになったのか。竹富町の説明によると経緯はこうなる。 以前、同町で… 2019/04/07
地域情報 先祖に手合わせる 清明で家族連れ「戦後ずっと続く」 那覇 二十四節気の第五節気である清明(シーミー)の時期がやってきた。今年のシーミー入りは5日で金曜日だったため、翌日の土曜日である6日から、県内では一族の墓参りをする家庭も多い。 この日、那覇市の識名霊園には午後から県民らが集まり、先祖の墓に手を合わせる家族連れの姿があった。 那覇市の嘉手納家も他の家族と同様に6日午後に集まり、先祖の墓に手を合わせた。会社員の豪さん(38)は、親族と一緒にシーミー… 2019/04/07
地域情報 補助金も「決断の要因」 石垣の雰囲気に魅了され復職 レッツ 島の保育士㊦ 待機児童ゼロを目指す石垣市は、島外から引っ越して市内の保育施設で勤務する保育士に対し、渡航費や生活準備金として40~50万円を支給している。保育士誘致に向けた優遇策の一環。大阪府から移住し、現在は幼保連携型認定こども園なごみの広場(杉本洋介園長)で勤務する松本一平さん(32)は、市の補助金について「間違いなく、石垣島に来る決断をさせた要因の一つ」と振り返る。 大阪の専門学校で保育士資格を取得し… 2019/04/06
地域情報 きょう清明 本島で先祖供養も きょう5日は清明。二十四節気の一つで、天地がすがすがしく、明るい空気に満ちあふれるころとされる。 沖縄のシーミー(晴明祭)の時期でもあり、本島では清明のころに墓前に親類が集まり、重箱いっぱいに詰めた料理を供えて、先祖を供養する光景があちこちでみられる。 4日は曇り空と強い北風の影響で各地の最高気温は21~24度、最低気温は20~21度と若干低めで肌寒かった。しかし、この寒の戻りで3月からの〝… 2019/04/05
地域情報 市の優遇策が後押し 本土から移住、働く親支える レッツ 島の保育士㊤ 保育士不足に悩む石垣市で、島外から移住した保育士たちが奮闘している。市が保育士誘致のため打ち出した渡航費補助などの優遇策に後押しされ、来島を決意。保育施設で日々、子どもたちと触れ合い、島で働く親たちの子育てを支える。「少しずつ地域になじみながら、楽しく頑張りたい」と意気込んでいる。 にしのもり保育園(石垣市新川、池田哲子園長)で働く藤田友美さん(45)は岐阜県出身。短大卒業後、岐阜や大阪で保育… 2019/04/05
地域情報 甘い香り漂うサガリバナ 新元号発表の翌日に開花 アマチュアカメラマンで民宿たいらファミリー(平良正吉代表)の平良八重子さんが2日、石垣市登野城で甘い香り漂うサガリバナを撮影した。 サガリバナ科の常緑高木で、東南アジア一帯の熱帯・亜熱帯に分布し、日本では南西諸島などに自生している。 開花時期は6月から8月頃で、夕方から夜間にかけて白からやや桃色の花が垂れ下がるように開花し、甘い香りを漂わせる。 新元号「令和」が発表された翌日の開花に、平良… 2019/04/04
地域情報 川平ですでに月桃開花 赤土流出防ぐ役目に注目 石垣市川平地区で早くも、数多くのゲットウ(月桃)が開花して、真新しい乳白色の房から黄色い花が顔を出しているのが見られる=写真。例年4月に入ってから月桃は開花するが、今年は3月中旬で既に開花した房も多く見られ、気候の不順が感じられる光景ともいえる。 島では赤土流出を防ぐために植栽された月桃も多いため、サトウキビ畑のグリーンベルトとしても注目されている。青い海を守るためにと、月桃含有の製品を販売す… 2019/04/03
地域情報 保護水面 規則守って 浜下り前に注意喚起 水産海洋センター 4月7日(旧暦3月3日)の行事、浜下りを前に沖縄県水産海洋技術センター石垣支所(平手康市所長)は市内2カ所の保護水面での禁漁を呼び掛けている。名護保護水面では全ての水産動植物、川平保護水面では魚類、タコ、イカ、アーサを除く全ての水産動植物が周年で禁漁となっている。 名蔵と川平の保護水面は、水産生物の保護・育成を目的に県知事が指定。たまごを供給する親を守ることで、水産資源を保護し、継続的な利用を… 2019/04/03
地域情報 ターミナル整備めど立たず 本部港のクルーズ拠点計画 宮腰光寛沖縄担当相は2日の記者会見で、沖縄県が2020年度の供用開始を目指す本部港の国際クルーズ拠点計画について、ターミナルビルを整備することになっている民間事業者と県の協議が整わず、着工のめども立っていないとの認識を示した。 2019/04/03
地域情報 あでやかに演舞奉納 那覇・辻で「二十日正月」 旧暦1月20日、かつての辻村で暮らした遊女(ジュリ)へ感謝と鎮魂の祈りを捧げ、五穀豊穣・商売繁盛を祈願する「二十日正月(ハチカソーガチ)」が3月31日、辻新思会前で行われ、奉納舞踊が披露された。 奉納の最後には鮮やかな紅型に馬の首をかたどった飾りをつけた120人の女性舞踊家と30人の女性奏者による「ジュリ馬」が披露され、「ゆいゆい」という掛け声で演舞を舞い大勢の観衆を魅了した。 女性だけで構… 2019/04/01
地域情報 千キロ以上の防衛強化 離島カバーする陸自配備 石垣、建設着手から1ヵ月 防衛省が石垣島の陸上自衛隊配備に向けた駐屯地建設工事に着手して約1ヵ月が経過した。今後、陸自配備の是非を問う住民投票の可否と、残る駐屯地建設予定地となっている市有地を防衛省が取得できるかが焦点になる。3月には宮古島と鹿児島県・奄美大島で駐屯地が開設された。鹿児島県から日本最西端の与那国島まで千キロ以上に及ぶ南西諸島防衛強化の一環として配備計画が進む。奄美駐屯地で31日に開かれた記念式典で、原田憲… 2019/04/01
地域情報 「工作活動で体制変える」 中国人漫画家が警鐘鳴らす 日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事)は30日、浦添市内で全沖縄国連先住民族勧告撤回大会を開催、中国人漫画家の孫向文氏が講演した。孫氏は、親戚が2010年ごろに参加した沖縄へのクルーズ船の中で、沖縄の説明があった際、「中国人女性が琉球の歴史に触れ、『(沖縄は)日本が中国から奪った』とウソの歴史を話していた」と説明し、政治関心のない親戚も洗脳されたと主張した。 那覇市のクルーズバースからも見え… 2019/03/31
地域情報 「もうリゾートはいらない」 新たなホテルに反対 竹富島を守る会 ㈱RJエステート(一丸秀信代表取締役)=那覇市=が竹富島コンドイビーチ付近で計画している「(仮称)コンドイビーチホテル」の建設に反対する「住民総決起集会」が29日夜、竹富島まちなみ館で開催された。同計画への反対をアピールする「ならぬ」Tシャツを着た地域住民や観光客ら約80人が「これ以上のリゾートはいらない」と意思を明確にした。 2019/03/31
地域情報 石垣島初寄港を祝福 クルーズ船「ドリーム」就航 クルーズ船「スーパースターヴァーゴ」を改装した「エクスプローラードリーム」が30日午前、石垣市新港クルーズ岸壁に到着し、石垣島へ初寄港した。午前11時から船内12階のパーム・コートで初寄港の祝福と安全運航を祈願するセレモニーが行われ、ミス八重山「星の砂」・金城純海さん(26)が花束を、市観光交流協会の親盛一功副会長が記念の盾をChristian Aalbers(クリスティアン・アルバーズ)船長(… 2019/03/31
地域情報 初夏を告げるイワサキクサゼミ鳴く 26日から晴れ間が続いて、石垣島の雑木林では早くもイワサキクサゼミの鳴き声が聞こえてきて、初夏を告げている。 同日の石垣島の最高気温は、23.8度と3月中旬並みで、特別温度が高いわけではない。ただ、日差しがあると、「ジー」と、クサゼミの鳴き声が雑木林に響き、雲に太陽が隠れると鳴きやむといった様子。まだ本格的な鳴き方ではないが、草陰の「ジー」という音は、強い日差しの夏の到来を予感させてくれる。 2019/03/30
地域情報 ドローンで現場確認も 中城湾沖で不発弾処理 昨年から今年初めにかけて中城湾港航路の浚渫(しゅんせつ)工事場所と津堅島西方で不発弾50発が発見され、28日午前、処理作業があった。現地では今回初めてドローンによる上空映像がモニターに投影された。 沖縄市・うるま市不発弾処理現地対策本部(本部長桑江朝千夫沖縄市長)が設置され、海上自衛隊沖縄基地隊は中城湾新港地区東埠頭沖で水中爆破による不発弾処理を行った。 2019/03/29
地域情報 モズク漁スタート 天候不順で不作傾向に 八重山では今季のモズク漁が2月下旬から始まっている。 元来、4月からのスタートだが、昨年は3月中旬の開始となり収穫に追われて、これまでにない豊漁を記録した。八重山漁協だけで1492トン240キロを収穫。八重山全体では2089トン13キロと、一昨年の795トンと比べて3倍近い大漁となっていた。 そのため八重山漁協は勝連漁協、知念漁協に次ぐ県内第3位のモズク収穫。市場ではモズク不足のため、値段も… 2019/03/29
地域情報 12月に糸満で全国育樹祭 実行委で日程など確認 全国各地から緑化関係者が参加し、国民に森林への理解を育むことを目的に開催されている第43回全国育樹祭の沖縄県実行委員会(会長・玉城デニー知事)が28日、県庁で開かれ、実施計画などを承認した。日程は12月14日から2日間で、皇族も行啓され、過去の全国植樹祭で天皇皇后両陛下がお手植えされた木のお手入れをされる。 県内では1993年4月に両陛下が糸満市米須・山城地区に行幸啓された。現在、会場跡地は平… 2019/03/29