気象・災害 八重山に津波注意報 沿岸から避難呼び掛け 到達は確認されず ロシア極東・カムチャッカ半島付近を震源とするマグニチュード8・7の地震の影響で、気象庁は30日午前9時40分、八重山地方に津波注意報を発表した。石垣市、竹富町、与那国町は住民に対し、沿岸部からの避難を呼び掛けた。八重山地方への津波到達予想時刻は午後1時半ごろとされたが、午後4時現在、津波到達や被害は確認されていない。 2025/07/31
気象・災害 陸自と消防が物資搬送訓練 消防団も、初めて合同で 石垣市民防災の日の24日、陸上自衛隊石垣駐屯地、石垣市消防本部、同市消防団は合同では初めてとなる物資搬送訓練を行った。津波による被害で幹線道路が使用できないとの想定で、救援物資や食糧を運ぶ訓練を名蔵地区の林道で実施した。駐屯地の中村康男司令も参加し現場で隊員を直接指導した。 2025/04/25
気象・災害 初動の遅れ、知事「猛省」 救助法適用と同等の支援指示 本島北部豪雨 沖縄本島北部の豪雨被害を巡り、県の初動対応に批判が出ている問題で、玉城デニー知事は15日の定例記者会見で「災害対策本部立ち上げの遅れ、災害救助法が適用困難になっていることなどの指摘をいただいている。重く受け止めて猛省するとともに、直ちに改善を図っていく」と述べた。災害救助法が適用されない場合も「同等の支援が講じられるよう指示している」と明らかにした。 この豪雨では国頭村、大宜味村、東村で家屋浸… 2024/11/16
気象・災害 県の初動対応「失態」 災害救助法適用困難に 本島北部豪雨 沖縄本島北部を9~11日に記録的豪雨が襲い、比地川(国頭村)の氾濫や民家の床下浸水など大きな被害が出ており、県の初動対応の遅れを問題視する声が出ている。14日、県議会の与党県議団が県庁を訪れ、玉城デニー知事に被災者支援などを緊急要請。「(初動対応の遅れは)県の失態。このようなことが二度とないよう、危機管理を見直してほしい」(山内末子県議)などと批判した。 本島北部の豪雨被害に対し、県が災害対策… 2024/11/15
気象・災害 9月平均気温、過去最高 沖縄地方で月記録更新3回目 気象庁は1日、9月の沖縄地方の平均気温が過去最高を記録したと発表した。平均気温平年差はプラス1・2度で9月としては統計を開始した1946年以降で最も高くなった。月の記録更新は4月、7月に続いて3回目。県内25観測地点のうち、8地点で月平均気温の記録を更新した。 2024/10/02
気象・災害 日米訓練、物資搬入に遅れ 台風影響、きょう以降作業 今月28日から来月7日まで九州・沖縄地方で行われる日米合同訓練「レゾリュート・ドラゴン24」(RD)を巡り、石垣・与那国両駐屯地への物資搬入など、一連の準備作業が遅れている可能性が出てきた。 2024/07/26
気象・災害 与那国で最大瞬間50・2㍍ 八重山を暴風域に巻き込む 2千戸停電、交通マヒ 台風3号 大型で非常に強い台風3号は24日、八重山地方に最接近した。石垣島地方気象台によると、与那国町租納では午後1時51分、最大瞬間風速50・2㍍を観測した。空、海の便は全面マヒ。3市町で最大2430戸が停電するなど、住民生活や産業に大きな影響が出た。人的被害は確認されていない。 2024/07/25
気象・災害 「特定利用」指定方針明記 新空港、第2期海洋基本計画で 尖閣での施設建設「要請」 石垣市 石垣市は、長期的な視点で海を守り活用していくための「第2期海洋基本計画」を策定し、ホームページで公表した。海洋の安全強化に向け港湾・空港の整備を進める方針を示し、新石垣空港に関し、今後も「特定利用空港」の指定に向けた国、県への要請を継続すると明記した。尖閣諸島については漁業施設、自然環境保全拠点施設建設のため、国、県に「継続的に実現を要請する」と踏み込んだ。 2024/07/10
気象・災害 地下駐車場、検討具体化へ 8月に市民と初の意見交換 シェルター、国がガイドライン 石垣市は1日、特定臨時避難施設(シェルター)を地下駐車場として整備する際の技術ガイドラインが国から追加で示されたことを受け、具体的な整備の検討に入ると表明した。整備場所は市役所隣で建設する防災公園の地下。国民保護計画に関し、市民との初の意見交換会を8月上旬に開き、シェルターの在り方についても考えを聞く。今年度中に設計作業に入り、来年度着工、2026年完成のスケジュールで整備を進める。 2024/07/02
気象・災害 大規模災害想定で訓練 代替施設へ機能移転 八重山署 八重山警察署(仲里鍛署長)は12日午前、地震、津波などの大規模災害を想定した代替施設機能移転訓練を実施した。署員25人が参加し、同署の代替施設として協定締結している「石垣島土地会改良区中央管理事務所」(登野城)へ資機材などを搬送。災害警備本部を設置し、対応を確認した。 2024/06/13
気象・災害 5千人以上が一時避難 字会役員ら誘導に協力 台湾付近を震源地とした地震で津波警報が出たことを受け、石垣市によると、市内で避難所に指定された小中学校、公民館などには延べ5155人が避難した。石垣港からは、津波を避けるため漁船などが続々と出港し沖合に停泊した。 市内の道路では、バンナ方面に向かう車両が列をなした。特に市民会館からバンナ方面の桃林寺西通り線では、石垣島に津波が到達した午前9時52分になってもJAおきなわ八重山支店前の交差点まで… 2024/04/04
気象・災害 「被災地サポートしたい」 DMAT5人、きょう石川へ 八重山病院 能登半島地震の発生を受け、八重山病院災害派遣医療チームの5人は26~31日までの日程で被災地へ派遣される。活動期間は27~30日までの4日間。25日夕、同病院で出発式が行われ、病院スタッフ約40人が集まって5人を激励した。八重山病院からDMAT(ディーマット)が派遣されるのは東日本大震災以来2回目。 2024/01/26
気象・災害 きょう未明に石垣最接近 八重山、暴風域長引く恐れ 伊原間で最大瞬間31.6㍍ 台風6号 大型で非常に強い台風6号は2日午後、石垣島北部を暴風域に巻き込み、時速15㌔で宮古島の北へ進んだ。石垣島地方気象台によると、石垣市伊原間で午後7時39分、最大瞬間風速31・6㍍を観測した。最接近は石垣島地方が3日未明、与那国島地方が4日未明から明け方になると見られる。台風は東シナ海で速度が落ちて、進路を北寄りに変えると予想され、同気象台は「暴風や強風が吹く時間帯が長引く恐れがある」と、厳重な警戒… 2023/08/03
気象・災害 市内で6世帯7人避難 台風接近、役所は午後閉庁 台風6号の接近で石垣島地方に暴風警報が発表されたことを受け、石垣市は2日午前、健康福祉センターと結い心センターに避難所を開設した。午後6時までに計6世帯7人が避難している。竹富町は町内で避難者がいるとの報告を受けていない。 2023/08/03
気象・災害 遺体収容の手続き確認 津波被害想定、沖縄県や八重山3市町 八重山南方沖で地震が起こり、津波で大きな被害が出たと想定し、県、八重山3市町、八重山署は27日、石垣市総合体育館で検視・遺体収容施設運営訓練を行った。県総合防災訓練の一環で、市町職員や警察、自衛官など約50人が参加。遺体発見から収容、検視、遺族受け付け、身元確認、火葬許可の発行までの手続きを確認した。 遺体に見立てた等身大の人形を使用。自衛官が大浜海岸で発見し体育館に搬送後、県警に引き継いだ。県警… 2023/07/28
気象・災害 焼け石に水の雨も 石垣島33.4度 今年最高 石垣島地方は12日、太平洋高気圧に覆われ、気温が上昇。石垣島では午後1時半ごろ33・4度、西表島も正午に34・1度を記録し、今年最高となった。 石垣島では午前10時までに0・5ミリの降水があり、7月になって初めての降水量。「焼け石に水」の雨にすぎず、市内の畑では散水機が稼働していた=写真。 石垣島の平年7月上旬の降水量は44・9ミリ。 2023/07/13
気象・災害 今後2週間も少雨か 市は4日に関係機関会議 干ばつ対策会議も 石垣島地方気象台は6月30日、八重山地方は4月下旬から降水量が少ない状態が続いているとして、「少雨に関する八重山地方気象情報」を発表した。農作物の管理などに注意を呼び掛けている。 2023/07/01
気象・災害 八重山に久々の雨 13日朝まで落雷に警戒 から梅雨が続いていた八重山地方は12日、気圧の谷の影響で雨になった。石垣島地方気象台は雷注意報を発表。 13日朝までは警報級の大雨となる可能性もあると、注意を呼び掛けた。 気圧の谷の通過に伴い、八重山地方の上空で前線が顕在化。南からの湿った空気と北からの寒気がぶつかって、雨を降らせた。 石垣市川平では午後3時すぎまでの1時間に21・5㍉、与那国町所野で午前11時前までの1時間に17・5㍉、西表島で… 2023/06/13
気象・災害 熱低きょう台風発達へ 先島諸島接近の可能性も 石垣島地方気象台によると、フィリピンの東にある熱帯低気圧が7日朝までに台風3号に発達する見込みになった。2号より東側を進む予想だが、太平洋高気圧に阻まれて進路が定まっておらず、先島諸島へ接近する可能性もある。 熱帯低気圧は6日午後3時現在、フィリピンの東でほとんど停滞している。中心気圧は1004ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は15㍍、最大瞬間風速23㍍。 今後北北西へ時速15㌔で進み、9… 2023/06/07
気象・災害 から梅雨いつまで? 八重山地方、5月は記録的少雨 農作物は今のところ影響なし 八重山地方は梅雨入り後も記録的な少雨が続いている。5月の石垣市の降水量は平年の30%、与那国島では18%。台風2号では、石垣島地方気象台発表の台風情報に大雨警報発表の可能性に触れていたが、まとまった大雨にはならなかった。から梅雨はいつまで続くのだろうか。 沖縄気象台は、5月18日に沖縄地方の梅雨入りを発表。梅雨前線が沖縄本島に停滞し、那覇市では大雨になったが、前線から南へ離れた八重山地方では晴れて… 2023/06/04