気象・災害 石垣市、農産被害1億円超 樹木・ブロック塀・設備も損壊 各地に影響 台風8号 台風8号が八重山地方を通過した11日、石垣市が被害状況をまとめ、農作物・施設などの被害額が1億4231万4千円に上った。このうち農作物は1億2791万4千円。サトウキビ被害が1億720万4千円、次いで出荷時期のパインが2025万円となり農家を直撃した。市内道路では街路樹が倒れて道を覆い、約5㍍の範囲で無鉄筋のブロック塀が倒壊。西表島では竹富町の設備が全壊するなど各地に影響を与えた。 ▼過去記事の… 2018/07/12
気象・災害 避難者初の100人超 異例の勧告「効果あった」 台風8号の接近で、石垣市では市健康福祉センターへの避難者数が過去最多の57世帯102人に上った。避難者が100人を超えるのは初めて。市が北部地区を対象に、異例の「避難勧告」を出したことが影響したと見られ、市危機管理対策室の大浜武室長は「防災には市民の意識が大事。万一に備え、早めに避難してもらったのは良かった」と、勧告に一定の効果があったとの認識を示した。 避難勧告は災害対策基本法を根拠に、市地… 2018/07/12
気象・災害 農作物、先島で被害 県内7人けが、台風8号 【那覇】県は11日、第2回沖縄県災害対策本部会議(議長・翁長雄志知事)を開催し、台風8号の被害について、宮古・八重山の両事務所や各部局が状況を報告した。県内の人的被害は、転倒による軽傷者が7人いるが、重症者は出ていない。農作物は、宮古地区でサトウキビの広範囲の折損被害を確認。八重山地区では、春植えに被害が若干あり、夏植えは前回の台風6号による倒伏などにより風倒被害は少なかった。 県農林水産部は… 2018/07/12
気象・災害 石垣北部に避難勧告 交通マヒ、940世帯停電 台風8号、先島最接近 非常に強い台風第8号は10日午後7時現在、石垣島の北北東約90㌔にあり、強い勢力を維持したまま先島諸島に接近した。八重山地方は同日午後、暴風域に入り、夜には台風が最接近。石垣市は北部地区に初の避難勧告を出すなど、住民に警戒を呼び掛けた。石垣島地方気象台によると、西表島大原では午後6時5分、最大瞬間風速40・2㍍を観測した。 石垣空港発着便、石垣島と各離島を結ぶ航路は全便欠航し、住民生活や観光産… 2018/07/11
気象・災害 激しい風雨 不安な一夜 避難者「夜の台風怖い」 台風8号 石垣市は10日午前6時6分の暴風警報発表を受け、石垣市健康福祉センターを避難所として開放。台風8号への危機感から市民らが朝早くから利用を始めた。「昼より夜の台風が怖い」とつぶやく避難者たちは、激しい風雨のなか不安な一夜を過ごした。 利用者は集団検診ホールや廊下、玄関付近などを利用して休息。スマートフォンや読書、睡眠を取りながら台風が過ぎ去るのを待っていた。 パートナーと共に避難所入りした川平… 2018/07/11
気象・災害 少雨傾向続く沖縄 きょう芒種、梅雨の最盛期 きょう6日は二十四節気の一つ芒種(ぼうしゅ)。稲や麦など芒(のぎ)のある穀物の種まきをする季節とされる。沖縄では前の節気「小満」と合わせ、「小満芒種」と呼び、梅雨の最盛期に入る。 八重山地方は先月8日の梅雨入り以降、少雨傾向が続いていたが、今月に入ってから久しぶりに雨が降った。1~5日までの雨量は与那国で91・5㍉、西表36・5㍉、石垣市伊原間50㍉、盛山26㍉、川平19・5㍉、登野城で18・… 2018/06/06