気象・災害 過去最大364.5㍉の大雨 36年ぶり更新 12時間降水量 石垣島地方 8日の石垣島地方は12時間当たりの降水量が観測史上最大の364・5㍉を観測する大雨に見舞われた。1時間の降水量も史上2番目の多さ。石垣市内では5戸が床上浸水し、道路が広範囲に冠水した。雷も発生し、2650世帯が停電した。 2020/06/09
気象・災害 コロナ禍の中 復帰48年 経済危機、基地に揺れる 沖縄は15日、復帰から48年を迎えた。経済の柱である観光産業も今年に入り「コロナ禍」で大打撃を受け、先行きが見通せない状況になっている。沖縄最大の課題である米軍基地問題は、米軍普天間飛行場の辺野古移設問題は県民を二分。経済危機と基地問題で揺れる中での復帰記念日となる。 2020/05/15
気象・災害 1時間降水量、史上最大126㍉ 各地で冠水や浸水被害 石垣島地方気象台 石垣島では12日午前、梅雨前線に南から湿った空気が入った影響で一時大荒れの天気となり、石垣島地方気象台では1時間当たりの降水量最大値が126㍉と、1989年5月日の122㍉を上回り、観測史上最大値を更新した。市内では複数箇所で冠水被害と落雷による信号機の滅灯が発生。車両の水没や床下浸水の被害もあった。 2020/05/13
気象・災害 波照間で30・4度 今年最高気温 市内で海水浴姿も 八重山地方は3日、高気圧に覆われて晴れ間が広がり、南から温かく湿った風が流れ込んだ影響で、波照間島では同日午後2時22分に今年最高気温となる30・4度を観測した。気象庁によると、同地方の今年の最高気温は先月21日、波照間島の30・0度だったが更新。平年を2・8度上回り、6月中旬並の気温となった。 この日は同地方の8つの観測地点のうち、6カ所で今年の最高気温を更新。石垣市盛山(新石垣空港)と西表… 2020/05/04
気象・災害 国内で1月以来の部分日食 石垣は最大4割近く 太陽の前を月が横切り、太陽が欠けて見える部分日食が26日午後に観測された。国内では1月以来。本州を中心に広く雲がかかる条件の悪い日だったが、沖縄県内では三日月のようになった太陽がはっきり見えた。石垣市では、太陽が国内で最大となる4割近く欠けた。 部分日食は午後1時50分ごろから4時半ごろまで。石垣市の観察会では、雲間から太陽がのぞくと約60人の参加者が沸いた。会社を休んで冬休み中の子ども4人と… 2019/12/27
気象・災害 大津波想定し訓練 県庁などで「美ら島レスキュー」 県内で想定される大規模地震と津波に対応する訓練「美ら島レスキュー2019」(主催・県、陸自15旅団)が17、18の両日、県庁や那覇駐屯地などで実施され、延べ1090人が参加した。 訓練では、沖縄本島南東沖地震(マグニチュード9・0、最大震度6強)の大津波で、発生直後から6時間後と、2日目の2つの場面で訓練が行われた。2日目を想定した18日の訓練は、死者数4448人、重傷者14929人、行方不明… 2019/12/19
気象・災害 県連携で津波避難訓練 通信機器応答訓練など 石垣、竹富 東日本大震災の津波被害などをきっかけに制定された「津波防災の日」と「世界津波の日」の5日、石垣市は竹富町と合同で、県防災危機管理課をはじめとする関係機関と連携し、避難行動や同校屋上での通信機器応答訓練など、津波浸水域内公共施設での津波避難訓練を実施した。訓練には市役所と町役場の職員、計110人ほどが参加した。 2019/11/06
気象・災害 津波災害で伝承碑に 明和大津波慰霊塔と津波大石 11月5日の「世界津波の日」に合わせ、国土地理院は10月31日、津波災害関連の自然災害伝承碑を新たに27基追加公開。5日から同院ウェブ地図に掲載される。沖縄からは石垣市宮良の明和大津波遭難者慰霊之塔と同市大浜の津波大石の災害伝承碑。 同慰霊の塔は1771(明和8)年4月24日に石垣島南東沖を震源とするマグニチュード7・4の地震による大津波で、先島諸島に甚大な被害をもたらした。八重山諸島では死者… 2019/11/05
気象・災害 根拠なき「大丈夫」危ない 齋藤氏、津波時は早期避難を 防災講演会 石垣市主催の防災講演会が30日夜、市民会館中ホールで開かれ「全市民が防災プロフェッショナル~」と題し、一般社団法人大船渡津波伝承館長の齋藤賢治氏が講師を務めた。「自分たちの地域は自分たちで守る」心構えと津波などの自然災害に備えることの重要性を学んだ。 齋藤氏は「避難場所までどこに、どうやって何分かかるのか実証することが重要」と述べ、地震が起きたら▽津波が来る前に逃げる▽高台に避難▽決して戻らな… 2019/10/31
気象・災害 共助の重要性強調 3地区合同で防災訓練 大川自主防災会、登野城自主防災会、天川自主防災会の3地区合同訓練(主催・石垣市自主防災連絡協議会)が27日午後、大川公民館防災倉庫前で実施された。石垣市消防本部警防課の新城剛課長ら3人が参加者15人に防災資材や消火栓の使い方を説明した。 新城課長は「阪神淡路大震災で救助された人の8割は家族や近隣住民に助けられた。公的機関が救助した人は全体の2%と言われている」と話し、地域住民による助け合いの重… 2019/10/28
気象・災害 緊急輸送の覚書締結 竹富町、4社と連携 竹富町と民間企業4社は災害時に物資等の緊急輸送などに関して協力体制を構築する「災害時における物資等の緊急輸送に関する覚書」の締結式を21日午後、竹富町役場で開いた。 竹富町地域防災計画に基づき、災害が発生した場合に離島や遠隔地への物資の輸送など、緊急輸送手段や役割をより具体的に取り決め、手順書の作成や連絡網を作るなどの連携を目指すもの。 この日は全日本空輸株式会社(ANA)石垣支店の宮脇秀至… 2019/10/23
気象・災害 LPガス利用発電機販売開始 沖縄市のリョウエンタープライズ 株式会社リョウエンタープライズ(本社・沖縄市、代表取締役・吉山亮太)はこのほど、LPガスを利用した非常用発電機の販売権を取得した。同発電機は自動運転機能を備え、連続72時間の発電が可能で、メンテナンスが簡単で低コストである点が特長。近年、災害による停電が珍しくなくなっている、沖縄など全国各地で営業活動を開始している。 これまで普及している非常用発電機は、ディーゼル型が主流だが、手動切り替えのた… 2019/10/05
気象・災害 同時損傷で大規模通信障害 石垣、与那国の光ケーブル 9月30日から今月1日にかけて八重山地方を襲った台風18号の影響による大規模な通信障害は、与那国島と石垣島の中継ケーブルが同時に2カ所損傷したことが原因であることが分かった。2日の県議会で宮城力県企画部長が報告した。 2019/10/03
気象・災害 石垣、竹富で一時通信障害 空の便欠航、2600人に影響 台風18号の影響で、石垣市と竹富町では9月30日夜から固定電話、携帯電話、インターネットが使えなくなる通信障害が発生した。10月1日午前に復旧したが、新石垣空港(南ぬ島石垣空港)では台風通過の影響も加わって航空機の欠航が相次ぎ、キャンセル待ちの乗客で大混雑した。 2019/10/02
気象・災害 海・空の便全面マヒ 空港閉鎖、7千人余影響 台風18号の影響で、9月30日の海、空の便は全面マヒ。南ぬ島石垣空港は朝から閉鎖され、石垣発着便は国内線・国際線すべて欠航し、7600人余に影響が出た。石垣島と離島を結ぶフェリーも全便が欠航した。観光産業や住民生活に大きな打撃となった。 日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアコミューター(RAC)は合計38便が欠航。計4218人に影響が出た。30日午後4時現在、10月1日午前は欠航、午… 2019/10/01
気象・災害 長引く欠航 生活に影 竹富集落内ひっそり/神事終え安堵の声も 石垣島と竹富町の島々を結ぶ定期船は4、5日、台風13号の影響で全便が欠航した。このうち竹富島では、長時間の欠航で買い出しができず、貨物船も欠航したため共同購入の食料品や日用品が届かないなど、島民生活に影響が出た。 2019/09/06
気象・災害 大規模地震の津波想定 2200人が参加 市民防災訓練 メイン会場に大浜中 大規模地震による津波災害の発生を想定し、防災関係機関や地域住民らが参加する津波避難訓練を実施する「2019年度石垣市市民防災訓練」(主催・石垣市)が1日午前、大浜中学校をメイン会場に石垣島全域で実施された。24の自治公民館、自主防災会、一般市民、自衛隊、県の機関、竹富町、与那国町、消防団など総勢2200人(市発表)が参加した。 2019/09/04
気象・災害 「結い心センター」開所 福祉避難所・交流施設に 石垣市 災害時の福祉避難所と市民などの交流施設とを兼ね備えた「結い心(くくる)センター」が30日午後、石垣市大川に開所した。災害時の高齢者や障がい者などの要援護者を優先する避難所と被災後の避難生活場として、また多目的研修室や調理室などでの交流の機会を提供する場として今後の活用が期待される。 2019/08/31
気象・災害 連日30度超、熱中症に注意 死亡例も、県「健康管理徹底を」 全国的に猛暑が続く中、沖縄も連日、30度を超える暑さとなっており、県によると3日までに熱中症患者が379人発生。7月には農作業中の高齢者が死亡した。玉城デニー知事は9日の記者会見で、健康管理の徹底を呼び掛けた。 沖縄気象台によると、石垣島では8月に入ってほぼ連日、最高気温は30度を超えている。今月、最も高かったのは6、7日の33.4度。11日は32.5度だった。 熱中症は暑い場所で過ごすうち… 2019/08/12
気象・災害 石垣発着便が運航再開 台風9号 観光客らが長蛇の列 台風9号の影響で前日に全便欠航となった南ぬ島石垣空港を発着する便は9日午後、運航を再開した。日本トランスオーシャン航空(JTA)は那覇行きの622便が午後4時過ぎに出発。同便を含む数便を運航した。バニラエアも成田行きの802便が午後5時前に出発した。全日空(ANA)、ソラシドエア、ピーチアビエーションは終日欠航した。 同空港は午後1時過ぎに再開した。当初、午後1時半の予定だったが、正午過ぎには… 2019/08/10