観光 AIで路線や観光名所案内 那覇バスターミナルで実証実験 第一交通とモバイルクリエイト、NTTドコモの3社は4日、那覇バスターミナルの待合室にAI(人工知能)を活用した案内サービスの実証実験を行うと発表した。通称「おしゃべり案内版」と呼ばれるサービスでは、若い女性を模したキャラクター「Saya」と対話する形式で、観光案内やバス路線の検索結果などが表示され、案内が受けられる。 日本語だけでなく、英語や中国語、韓国語など複数の言語に対応しており、急拡大する… 2019/03/06
観光 竹富島ホテル計画中止を 公民館や住民団体ら県に陳情 竹富島のリゾート開発計画である「竹富島コンドイリゾート事業計画(仮称)」の反対を訴える島民の団体・竹富島を守る会(阿佐伊拓会長)と竹富公民館(上勢頭篤館長)ら関係者は5日、県庁で記者会見し、開発計画で島民生活が悪影響を受けるとし、県に環境基本条例に基づいた措置と指導を事業者に行うよう陳情したことを報告した。 陳情書を手渡した後、記者クラブで会見した関係者らは、島内でリゾート開発計画に反対する反… 2019/03/06
観光 環境ごみの実態に迫る 山口晴幸氏が受章 南山舎やいま文化大賞 防衛大学校名誉教授・山口晴幸氏(70)=神奈川県横浜市=の論文「〈八重山美ら海の叫び〉海洋越境廃棄物の脅威~忍び寄るマイクロプラスチック汚染~」が26日、南山舎㈱(上江洲儀正代表取締役)主催の第7回南山舎やいま文化大賞(一般部門)に選ばれた。 同論文は20年間にわたって沖縄島嶼で深刻化している漂着廃棄物の実態を定量的に明らかにし、軽減・抑止対策を検討して、実践的な方策や具体的活動などについてま… 2019/02/27
観光 牛づくしの一日を満喫 初のファッションショーも 黒島牛まつりに2100人 第27回黒島牛まつり(主催・同実行委員会、玉代勢元委員長)が24日、黒島多目的広場を中心に開かれた。朝から断続的に雨が降る中、島内外から訪れた約2100人(主催者発表)が、食・運動・芸術など、牛づくしの一日を満喫した。 今回初の試みとして、地元の牧場関係者と、黒島研究所や民宿など観光関係者らで行なったファッションショー「KUROSHIMA COLLECTION(クロシマ・コレクション)」が催さ… 2019/02/25
観光 2020年夏開業予定 名城ビーチにリゾートホテル 糸満 沖縄リゾート㈱(糸満市・山下鉄也代表)は22日、糸満市役所で会見を開き、3月に市名城ビーチにおけるリゾートホテル新築工事を始めると発表した。「PIC琉球ホテル&リゾート」という名称で2020年夏の開業を目指す。設計は㈱国建。山下代表は「プールやビーチでのアクティビティを満喫でき、琉球のテイストを来館される皆様に楽しんでいただきたい」と話す。 452室の客室と県内最大級の水域面積を誇るプール施設… 2019/02/23
観光 沖縄のチャーター便誘致を 福島副知事が県庁訪問 沖縄と2002年に交流宣言を行った福島県の畠利行副知事は16日、県庁に富川盛武副知事を表敬訪問した。同席した関係者は他県の1.5倍の予算措置を行って沖縄からのチャーター便を誘致すると説明した。 富川副知事は、両県を結ぶ空路直行便がないことについて「できるだけ協力し、飛ばせるようにしたい」と期待。「那覇経由で福島にも行ければ。雪も見える」と述べ、那覇から入国した外国人観光客が福島に向かう将来ビジ… 2019/02/17
観光 観光振興目標達成へ ロードマップ改定案を議論 県文化観光スポーツ部は6日、県庁で沖縄観光戦略実行会議を開き、「沖縄観光推進ロードマップ」の改定案を議論した。 ロードマップは、観光収入1・1兆円や入域観光客数1200万人などの目標を掲げる第5次沖縄県観光振興基本計画(21年度までの10年間)の目標達成に向けた施策の工程表。毎年度見直す。 沖縄観光コンベンションビューローの平良朝敬会長は、デジタルマーケティングの活用について「誘客を目的とし… 2019/02/07
観光 2年連続130万人台 過去2番目、高水準維持 18年観光客数 県八重山事務所が5日発表した2018年の八重山入域観光客数は137万9715人で、過去最高だった前年を0・5%下回ったものの、2年連続で130万人台を維持し、過去2番目の高水準となった。国内路線は県外直行便を中心に好調だったが、海外路線はクルーズ船の寄港が減少し、今後の課題となった。観光消費額推計は945億7千万円で、初めて900億円台を突破。好調な観光産業が経済のけん引役となっていることを裏付… 2019/02/06
観光 国王夫妻の生活空間公開 首里城御内原など開園へ 4日間の無料開放も 沖縄総合事務局と県は、首里城公園の正殿奥にある「御内原(おうちばら)」や、城内で最も標高の高い物見台「東(あがり)のアザナ」など約1.1ヘクタールの区域が2月1日から新規開園するのに合わせ、27日、このエリアの開園記念式典を開いた。首里城公園は、国営沖縄記念公園首里城地区と周辺の沖縄県営公園で構成される。このエリアの開園で現時点での復元計画が全て完了し、予定の全エリアが公開されたことになる。 … 2019/01/28
観光 西表の自然に配慮を 観光マナーブック発行 県環境部 県環境部(大浜浩志部長)は15日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナルで、世界自然遺産推進地の西表島の自然保全や観光マナー向上を図ることを目的とした『西表島マナーブック』の完成と、今後の普及活動について発表した。大浜部長はあいさつで、「マナーブックを一読することで、自然の大切さに配慮するきっかけとなれば」と願った。西表島には約32万人(2017年)が観光客として訪れている。 2019/01/16
観光 アモイからの定期就航がスタート 3月までに10回以上予定 中国福建省南東部の港湾都市・アモイからのクルーズ船が12日午後、石垣市の新港クルーズ岸壁に到着し、中国人観光客約2100人が石垣島に降り立った。市観光文化課観光推進班の友寄英成主事によれば、一定期間内にアモイからの定期的なクルーズ船の往来が開始されるのは初めて。これまでアモイからは年に数回程度だったが、今後は本格化し、3月までに10回以上の入港が予定されている。 2019/01/13
観光 〝美ら星ゲート〟開所へ プラネタリウム、観光資源に 石垣市が石垣港離島ターミナル内に、プラネタリウム上映可能な「ドームシアター」を整備する「美(ちゅ)ら星ゲート構築事業」は、4月の供用開始を目指して準備が進んでいる。八重山の星空を新たな観光資源として位置付け、各離島を訪れる観光客にPRする施設となる。10年間の契約で民間企業に運営を委ねており、企業感覚を生かし、自立可能な収益の確保を目指す。 2019/01/10
観光 カンムリワシ事故死最悪 今年8件、運転に注意を 石垣島 環境省石垣自然保護官事務所は27日、石垣島で今年、国の特別天然記念物カンムリワシの交通死亡事故が8件に達したと発表した。記録が残っている2010年以降最悪の件数。秋から春にかけ、例年カンムリワシの交通事故が多発する傾向にあることから、ドライバーに法定速度を守ってスピードを控えることなどを呼び掛けた。 同事務所によると、今月の死亡事故は3件。11日に石垣市宮良、25日に同伊土名、同日に同名蔵で発… 2018/12/28
観光 ネット販売で高い稼働率 那覇ウェストイン 那覇港のほど近くに位置する那覇ウェストイン(西1―16―7)は主にビジネス層やファミリー客に人気のホテル。本館60室と2017年9月にオープンした新館90室と計150室を保持し、インターネット販売に注力してから功を奏し年間を通して80%以上の高い稼働率を維持する。夏のハイシーズンに至っては96%もの稼働率を誇るという。 30%は海外からの観光客で本島からもほど近い台湾からの観光客が多く、英語が… 2018/12/28
観光 新ミス八重山、来月4日まで募集 13年ぶり3人体制に 八重山ビジターズビューローの濵田智佳子事務局長と2018年第39代ミス八重山南十字星の浦内栞さん(27)、ミス八重山星の砂の仲道英理さん(26)が21日午後、八重山日報社を訪れ、2019ミス八重山募集をPRした。 来年のミス八重山選考では、ミス八重山サンゴを選出し、13年ぶりの3人体制の募集を行う。来年3月24日、与那国町のナーマ浜での海開きで引き継ぎ式を予定している。 浦内さんは「東京で生… 2018/12/23
観光 自然資産団体 年内発足へ 来年度始動の竹富島入域料 入島した観光客から、任意の入域料として300円を徴収する竹富島の計画が進んでいる。2019年度導入に向け、島内では活動主体となる「一般財団法人・竹富島地域自然資産財団」(仮称)が年内発足の予定となっている。 竹富町地域起こし協力隊の鈴木祥浩氏によると、発足する一般財団法人は設立金300万円を目標に一口20万円で資金を募集。約20人の設立者のめどがたった。設立金は基本財産、登記、運営費に充てられ… 2018/12/01
観光 ホテル宿泊者から徴収 県、観光目的税導入で議論 県が導入を目指す観光目的税について検討する委員会の分科会(会長・湧川盛順OCVB専務理事)は26日、那覇市の八汐荘で初会合を開いた。制度設計案のうち、納税義務者を県内ホテルの宿泊者、徴収方法をホテル経営者による特別徴収、課税標準を宿泊日数とすることを決めた。12月に予定される次回会合で議論を進める。 2018/11/27
観光 観光資源の質向上へ 「ハイブリッドリゾート」推進を 下地教授講演 石垣市観光交流協会青年部(請盛真実部長)の設立30周年記念講演会が23日、市内ホテルで開かれ「これからの石垣島観光~世界のベスト・アイランドを目指して~」をテーマに基調講演した琉球大学国際地域創造学部の下地芳郎教授(61)は、リゾート地が文化、ビジネス、サイエンスなど、それぞれ持つ観光資源の質を高める「ハイブリッドリゾート構想」の必要性を訴えた。 2018/11/24
観光 入域料条例 12月見送り 3月議会で制定目指す 竹富町 竹富島協力金、来年4月予定 竹富島の来島者に任意の協力金として300円を徴収する、入域料の導入を進めている竹富町は20日、12月議会での入域料条例の上程を見送った。徴収の窓口となる船会社の合意が得られなかったことが理由。今後、改めて船会社との協議で内容を詰め、3月議会での条例制定を目指している。入域料は当初計画では2019年4月スタート。 2018/11/21
観光 多様な食文化に対応を 県、観光誘客でセミナー 県は20日、イスラム教徒向けの食材「ハラール」や菜食主義者(ベジタリアン)についてのセミナーを那覇市内のホテルで開催した。有識者の講話やパネルディスカッションを通じ、今後増加が見込まれるイスラム教徒などの観光客に飲食店などがどう対応すべきかアドバイスした。 2018/11/21