地域情報 陸自と消防が物資搬送訓練 消防団も、初めて合同で 石垣市民防災の日の24日、陸上自衛隊石垣駐屯地、石垣市消防本部、同市消防団は合同では初めてとなる物資搬送訓練を行った。津波による被害で幹線道路が使用できないとの想定で、救援物資や食糧を運ぶ訓練を名蔵地区の林道で実施した。駐屯地の中村康男司令も参加し現場で隊員を直接指導した。 2025/04/25
地域情報 海自掃海艇あす石垣入港 2年連続、27日に一般公開も 海上自衛隊の掃海艇「くろしま」=第46掃海隊(おきなわ)所属=が26日、石垣港に入港する。午前8時ごろ第1岸壁に接岸し、28日の同時刻まで停泊する予定。27日に一般公開を行う。事前予約なしで、誰でも見学可能。石垣への寄港は昨年の5月に続き、2年連続。 掃海艇は、海上や海中、海底などに設置された水中の爆弾(機雷)の除去や設置が主な任務の艦艇。「くろしま」にも専用の装備が設置され、人員も配属され、… 2025/04/25
地域情報 「御後絵」きょう初の一般公開 琉球国王肖像、6月から修復 沖縄県立博物館・美術館 沖縄戦で米国に流出し、2024年に返還された歴代琉球国王の肖像画「御後絵(おごえ)」の一部が22日から、那覇市の県立博物館・美術館で初めて一般公開される。これに先立ち、県教育委員会は21日に御後絵を報道陣に公開。「絵の状態が非常に悪く、これから修復作業が始まる。今のうちに県民に原本を見てほしい」と呼び掛けた。 2025/04/22
地域情報 石垣島事件から80年 米軍、総領事も参加し慰霊式 戦時中、石垣島上空を飛行中に撃墜され生き残った米軍機の搭乗員が、日本軍による尋問後に処刑された石垣島事件から80年となる15日、市内新川にある米軍慰霊碑で24回目の慰霊式が行われた。同実行委の関係者に加え、米海軍や同海兵隊、在沖米国総領事館などから23人の米国関係者が参列。県外からも参列者がおり、3飛行士の霊を慰めた。 2025/04/16
地域情報 久保埜(男子)、山田(女子)V 951人完走、リレー高校生制す 石垣島Tアスロン 石垣島トライアスロン大会2025・第11回八重山郡トライアスロン大会・NTTエイジグループナショナルチャンピオンシップシリーズ第1戦(主催・同実行委員会)は13日、南ぬ浜町スタート、新栄公園ゴールで開催された。エイジ部門に1027人が参加し、総合男子は久保埜一輝(34)=東京都=が2時間3分20秒で4年ぶり2度目の優勝、女子は山田梓(28)=島根県=が2時間16分20秒で2連覇を決め、それぞれ優… 2025/04/14
地域情報 脊髄損傷から復活 小山さん「信じて続けること大事」 石垣島トライアスロン2025 石垣島トライアスロン2025には、妻や仲間に支えられ、特別な思いを胸に完走した選手がいる。小山豊さん(51)=新栄町=は、ライフセーバーとして活躍していたが、2023年8月にトレーニング中の事故で頸椎(けいつい)を損傷。体にまひが残り寝たきりになった。ただ、強じんな精神でリハビリに取り組み、1年半で走れるまで回復。今大会にはスイムとランのみ参加(オープン参加)し、見事完走を果たした。 多くの選… 2025/04/14
地域情報 「与那国と関係深めたい」 有事避難先の佐賀県知事来島 台湾有事を見据えた政府の住民避難計画で、与那国町民約1700人の避難先となっている佐賀県の山口祥義知事が7日午後、与那国島を訪れ、町役場で糸数健一町長と面談した。山口氏は「国民保護に関わる避難計画だけでなく、今後両者の関係を深めたい」と期待し、糸数氏は「避難しなくて良かったというのがベストだが、万一に備えて準備しなくてはならない」と山口知事の来島に感謝した。 2025/04/08
地域情報 香港線5年ぶり再開 1日1往復、歓迎セレモニー 新石垣空港 香港エクスプレス航空は3日午前、国際線「香港―石垣」の定期便就航を再開した。同日午前、新石垣空港で再開を記念したセレモニーが開かれ、ノベルティーグッズの配布や関係者による泡盛の甕(かめ)入れで就航再開を祝った。再開は新型コロナの影響で運休していた2020年2月から5年2カ月ぶり。1日1往復就航する。 2025/04/04
地域情報 公立高支援拡充求める意見書否決 野党「外国人見直し、放置できず」 3日の石垣市議会臨時会では、野党が高校授業料無償化に伴って公立高校への支援拡充を求める意見書を提案したが、賛成少数で否決された。 意見書では私立高校も授業料が無償化されることについて「今後さらに島外の私立高校に進学する生徒が増え、八重山地区の高校で定員割れがさらに広がる」と危ぐ。「公立でも私立でも豊かな教育を保証」するよう求めた。 提案者の大道夏代氏は、3月定例会で外国人学校に対する授業料無… 2025/04/04
地域情報 交通需要の高まり見据え連携 石垣市、台湾企業などと協定 3輪EVの運行実証 石垣市は2日、EVベンチャー企業・eMoBi(えもび、石川達基代表)や、同社を支援する台湾企業・M Mobility Japan(モビリティジャパン、ジャック・チェン代表)、全日空商事株式会社(宮川純一郎社長)と、新たな交通手段などの利用促進に関する連携協定を締結した。離島ターミナルを拠点に、eMoBiの電動3輪自動車のシェアリング実証に取り組む。 2025/04/03
地域情報 「日本存亡の現場が沖縄」 シンポで対米独立も議論 那覇 「戦後80年、沖縄から考える対米独立への道」をテーマにした保守思想誌「表現者クライテリオン」編集委員らによるシンポジウムが3月30日、那覇市の県市町村自治会館で開かれた。日本の沖縄政策や、トランプ米政権との向き合い方を議論した。 2025/04/02
地域情報 伊舍堂隊特攻から80年 石垣島出撃、沖縄戦の火ぶた切る 1945年3月26日未明、石垣島を出撃した島出身の伊舍堂用久中佐(当時24、戦死時大尉、二階級特進)率いる「誠第十七飛行隊」が慶良間諸島沖で米艦隊に特攻してから今年で80年の節目を迎える。伊舍堂隊の特攻は事実上、沖縄戦の火ぶたを切ったが、県内の報道や歴史教育では、特攻後に行われた米軍の慶良間諸島上陸が「沖縄戦の開始」とされ、伊舍堂隊の特攻はほとんど知られていない現状だ。 2013年に石垣市に建… 2025/03/26
地域情報 地域の観光客動向を可視化 宿泊地、滞在時間帯も把握可能に 「カルテ」がバージョンアップ OCVB 沖縄観光コンベンションビューロー(ОCVB、下地芳郎会長)は19日、来県した観光客の動向を市町村またはスポット別に分かりやすく可視化し、ウェブサイトで提供する「おきなわ観光地域カルテ」をバージョンアップした、と発表した。観光客数や、観光客がどの都道府県から来ているかなどのデータに加え、観光客の宿泊地や、スポット別に滞在している時間帯なども把握可能になった。「カルテ」は誰でも閲覧可能で、ОCVBは… 2025/03/20
地域情報 「西表の海を永遠に」 日本一早い海びらき宣言 YVB 「日本最南端!八重山の海びらき2025in西表島」(主催・一般社団法人八重山ビジターズビューロー、YVB)が15日、竹富町西表島で開催された。この日はあいにく雨天のため海びらき祈願のみをトゥドゥマリ浜で執り行い、テープカットと初泳ぎは中止。他のプログラムは中野わいわいホールで行われた。YVB副会長の前泊正人竹富町長は「これまで八重山の海、自然環境を守りつないできた先人に感謝と敬意を表し、これから… 2025/03/15
地域情報 南側隣接地取得へ手続き 駐屯地拡張計画で防衛局 陸上自衛隊石垣駐屯地の拡張計画を巡り、石垣市の棚原長武総務部長は、沖縄防衛局が南側隣接地15㌶の取得に向けた手続きに入ったと報告した。東側と西側に隣接する土地約7㌶についても取得を計画している。 拡張計画は花谷氏がただした。棚原氏は防衛局に問い合わせた結果として、東側隣接地はグラウンド、訓練場用地としての活用を検討、西側隣接地は新隊員教育、警備訓練、展開訓練、災害対処訓練等で使用すると聞いてい… 2025/03/14
地域情報 市「測定し基準値以下」 石垣駐屯地工事の騒音 市民保健部の大城智一朗部長は12日の市議会3月定例会で、石垣駐屯地の供用開始までの間、敷地造成に伴う工事の騒音測定について「不定期で行ったが、基準値を越える数値は検出されていない」と述べた。井上美智子氏への答弁。 2023年の供用開始後について、大城氏は「騒音についての問い合わせは2回あったが、基準を上回るレベルではない」と説明。駐屯地に騒音や苦情で問い合わせても「『苦情はない。騒音対策として… 2025/03/13
地域情報 「中国に侵略戦争起こさせない」 櫻井氏、沖縄県民に警鐘 ジャーナリストの櫻井よしこ氏は8日、那覇市で開かれた公開憲法フォーラムで「日本を取り巻く環境と安全保障」をテーマに基調講演した。「中国を抑止できるのは軍事力だけだ。米国、台湾と手を結び、中国に絶対侵略戦争を起こさせない力と気力を沖縄から発信しよう」と呼び掛けた。 衛星画像から中国の軍事力を分析し「私たちの想像をはるかに超えるレベル。日本と台湾は1000~2000発のミサイルの射程範囲に入ってい… 2025/03/09
地域情報 来月石垣に初就航 社長が報告「友情深めたい」 韓国LCC 韓国の格安航空会社(LCC)・ジンエアーの定期便が4月から新石垣空港に就航する。6日、朴炳律(パク・ビョンリュル)社長が石垣市役所に中山義隆市長を表敬訪問し、報告した。就航は4月3日からで、拠点である同国の仁川国際空港と新石垣空港を1日1往復する。新型コロナウイルス禍以降、石垣と他国を結ぶ国際線はチャーター便を除いて運航していない。同社の石垣定期便は初就航で、県内では那覇と宮古に続き3番目。 2025/03/07
地域情報 八重山で流鏑馬神事 無病息災や国家安泰祈願 八重山流流鏑馬(やぶさめ)神事が1日午後、石垣市中央運動公園陸上競技場玄関前道路で開催された。流鏑馬の前には「蟇目(ひきめ)の儀」、「百々手(ももて)式」の神事が行われ、無病息災や国家安泰を祈願。流鏑馬では馬に乗って矢を射る「騎射」が次々に披露され、的に当たると会場からは大きな拍手が送られた。 流鏑馬では200㍍の区間に的を2つ用意し、疾走する馬上から的をめがけて矢を射った。流鏑馬は天下泰平、… 2025/03/02
地域情報 全港湾、自宅待機を回避 協会の要請受けて判断 海上自衛隊訓練支援艦くろべと、米海軍の輸送揚陸艦サンディエゴ(佐世保基地所属)の石垣港入港を受け、全日本港湾労働組合(全港湾)沖縄地方本部が県内全域の港湾で検討していた26日午後からの自宅待機を回避した。港運事業者でつくる沖縄港湾協会が県、石垣市などに労働者の安全確保と、自衛隊と米軍に対して緊急時以外の港湾利用を自粛するよう要請したことを受けて判断した。県内各港湾では通常の荷役業務が行われた。 … 2025/02/27