行政 SDGsの理念、障害者施策に 県が第5次基本計画策定 県は今年度から10年間の障害者施策を示す第5次障害者基本計画をこのほど策定した。「誰一人取り残さない」というSDGs(国連が掲げる持続可能な開発目標)の理念を推進。施策の基本方向として➀共生社会の構築➁自立・社会参加の拡大➂保健・医療・福祉サービスの充実―を掲げた。 2022/05/22
行政 船賃軽減、97%「継続を」 一括交付金事業を評価 竹富町アンケート 竹富町が一括交付金を活用し、石垣島と各離島を結ぶ旅客船の船賃を軽減している事業について、町民アンケートで97%が「継続を希望する」と回答したことが分かった。65・4%が「船賃にかかる負担は軽減されている」と事業を評価した。町政策推進課は「住民に必要とされていないと判断されれば一括交付金は削減されるが、船賃の負担軽減は町民のニーズが大きい」と指摘。船賃の負担軽減を永続的な制度として国、県に要望してい… 2022/05/20
行政 製糖工場の宿泊施設完成 町が整備「安定的な操業を」 小浜島 竹富町小浜地域活性化宿泊施設「とぅまーる」の竣工式が17日、同施設で開かれ、事業関係者ら約20人で完成を祝った。同施設は竹富町小浜製糖工場宿舎等整備事業で整備。年明けの製糖時期に合わせて稼働する。製糖時期以外は公民館行事や地域のイベントなど、地域活性化につながる施設としても活用が期待されている。 2022/05/18
行政 宿泊施設「ツマベニ」オープン 町役場に併設、町民は割安料金 竹富町 石垣市の竹富町役場に併設された簡易宿泊施設「ツマベニ」が16日オープンした。町民は割安料金で利用でき、町の離島から石垣市を訪れる町民の経済的負担軽減につながると期待されている。 2022/05/17
行政 「祖国復帰は悲願」 前日祭で尚家23代当主 尚家と祝う沖縄県祖国復帰50周年「祖国復帰の日」前日祭(主催・沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会)が14日午後、那覇市のパレット市民劇場で行われた。 ほぼ満員状態の会場で、尚家23代当主の尚衞氏はあいさつし「敗戦後の米軍統治下において、祖国日本への復帰は百万県民の悲願で、運動の積み重ねが日米両政府を動かした」と述べた。復帰50周年は沖縄にとって非常に重要な節目だと強調した。 尚氏は「尚家の魂は常に沖… 2022/05/15
行政 県内感染者最多2702人 高齢者に拡大なら病床不足も 新型コロナ 県は11日、新たに2702人の新型コロナウイルス感染と3人の死亡を発表した。7日の2375人を上回り、過去最多を更新した。県内の病床使用率も53・1%となり、4月19日の50・2%以来、23日ぶりに50%を超えた。県疫学・統計解析委員会は、入院リスクの高い高齢者に感染が拡大した場合「今月中旬には病床不足が顕在化する」と医療の逼迫(ひっぱく)を懸念した。感染者の累計は17万9420人。 2022/05/12
行政 竹富町、新庁舎で業務開始 前泊町政初の人事異動も 竹富町が建設した石垣市美崎町の新庁舎が2日、供用開始された。4月に就任した前泊正人町長は初の人事異動も行い、39人の町職員に辞令を交付。前泊町政下の新体制が、新庁舎の開庁に合わせて本格スタートした。 2022/05/03
行政 町民サービス向上に決意 新庁舎完成、盛大に祝う 竹富町 竹富町が石垣市で建設した新庁舎の落成式が28日、町民や関係者多数を集めて開かれた。テープカットや銘板除幕を行った前泊正人町長は「これまで以上にきめ細やかな町民サービスの充実を目指し、職員一丸となって全力で取り組む」と決意を新たにした。新庁舎は町役場の各部署に簡易宿泊施設や関係団体の事務所を併設した複合施設。5月2日から供用開始される。 2022/04/29
行政 竹富町の魅力、婚姻届で発信 オリジナルデザイン5月から 竹富町は5月1日から、オリジナルデザインの婚姻届を発行する。 八重山の伝統衣装を着た新郎新婦の「アイナーヨイ」と、由布島、竹富島など竹富町の各島の美しい風景の「八重山の生きもの」の2種類。祖父が西表島出身で、竹富町にゆかりのあるイラストレーター・pokke104さんがデザインした。 昨年の西表島の世界自然遺産登録、今年の石垣新庁舎開庁を記念し、竹富町の魅力を島外に発信するための企画。婚姻届出… 2022/04/28
行政 「ふるさと納税」存在感増す 過去最高の5億7千万円に 石垣市 石垣市が展開する各種事業の貴重な財源として、ふるさと納税の存在感が増している。2021年度は、中山義隆市長が市長選で掲げた目玉政策である新入学児童生徒への進学支援金などが、ふるさと納税で実現した。同年度の寄付額は過去最高の約5億7120万円(暫定値、個人のみ)に達しており、中山市長は将来的に50億円の達成を目標に掲げている。 2022/04/27
行政 「心の通う町政運営を」 前泊町長就任、前例踏襲否定 町長不在2カ月ぶり解消 竹富町 竹富町長選で初当選した前泊正人氏(44)は20日、初登庁し、第22代町長就任式に臨んだ。前泊氏は「根拠のない前例踏襲は改め、町民の声に真摯に耳を傾け、心の通う町政運営をしたい」と決意表明した。海底送水管事業に絡む汚職で西大舛高旬前町長が逮捕されて以来、2カ月以上続いた町役場の町長不在が解消された。町はニューリーダーのもと、町民の信頼回復に向けて動き出した。 就任式で前泊町長は「これまでの町政運営の… 2022/04/21
行政 新人の前泊氏初当選 刷新訴え那根氏に557差 44歳、復帰後生まれ初 竹富町長選 竹富町長選の開票が18日行われ、新人で元町職員の前泊正人氏(44)が新人で前町議の那根操氏(70)を557票の大差で破り、初当選を果たした。西大舛高旬前町長が汚職で辞職したことを受け、不祥事の再発防止や行政改革を誰に託すかが焦点になり、町民は政治経験がない前泊氏に町政刷新を期待した。町選挙管理委員会によると、44歳での町長選当選は史上最年少。八重山で、復帰後に生まれた初の首長になる。 2022/04/19
行政 知事「今後2週間が正念場」 制限なしの大型連休目指す 新型コロナ 感染拡大すれば重点措置 玉城デニー知事は14日、新型コロナウイルスの感染状況について記者会見を開き、4月下旬からスタートする大型連休を制限なく過ごせるために「今後2週間が正念場となる」と述べた。感染が拡大すれば、「まん延防止等重点措置」を指定するよう要請を検討するが、知事は「やみくもに重点措置で対処しても(感染拡大を)抑えられない」と指摘。15日から28日までを対策期間とした。 県は各圏域で①新規陽性者数の7日間合計が前… 2022/04/15
行政 前泊、那根氏が立候補 5日間の超短期決戦に 竹富町長選 竹富町の海底送水管事業に絡む汚職で前町長が辞職したことに伴う町長選が12日告示された。元町職員の前泊正人氏(44)、前町議の那根操氏(70)が立候補を届け出た。一騎打ちで5日間の超短期決戦がスタート。不祥事の再発防止策、西表島大原で町が建設する新庁舎のあり方などが争点になる。17日に投票、18日に石垣市で開票が行われる。 町長選は2020年が無投票だったため、選挙戦に突入するのは16年以来、6… 2022/04/13
行政 市長「積極的な接種を」 第7波突入で呼び掛け 新型コロナ 県内で新型コロナウイルス感染が急拡大していることを受け、石垣市の中山義隆市長は8日の記者会見で「接種しない人が多いと、感染後に重症化率も高くなる。医療機関も逼迫(ひっぱく)しかねない」と述べ、12歳以上の市民に対し、改めて積極的なワクチン接種を呼び掛けた。 県は感染「第7波」に突入したとの認識を示し、石垣市でも連日50人超の感染が確認されている。 中山市長は、住民が旅行や出張で感染したり、人事異動… 2022/04/09
行政 知事、重点措置適用も検討 「第7波に突入」 県内コロナ 県内の新型コロナウイルス感染拡大を受け、玉城デニー知事は7日、県庁で記者会見し「もはや第7波に突入したものと認識せざるを得ない」と表明した。オミクロン株の派生型「BA・2」への置き換わりが急速に進んでおり、全ての年代で感染者が増加傾向にある。このまま感染拡大が続く場合、県はまん延防止等重点措置の要請を含め、さらに強い措置を検討する。 記者会見に先立って開かれた対策本部会議では来週以降、時短要請や酒… 2022/04/08
行政 離島の命守り続け 緊急患者空輸1万件 陸自15旅団 陸上自衛隊第15旅団は6日、沖縄復帰の1972年以来実施している離島からの緊急患者空輸任務が1万件に到達したと発表した。緊急患者空輸は沖縄、鹿児島の離島住民の命綱。5月に1万件到達行事の開催を予定している。 緊急患者空輸の範囲は沖縄県全域と鹿児島県奄美大島以南。東西約1000㌔、南北約500㌔に及ぶ。任務は第15ヘリコプター隊(隊長・後村幸治一等陸佐)が担当している。前身の第101飛行隊が19… 2022/04/07
行政 最終処分場15年延命へ かさ上げ、掘り起こし同時並行 石垣市 石垣市は2022年度、一般廃棄物最終処分場の延命化に向け、処分場のかさ上げと廃プラスチックごみの掘り起こしを同時並行で進める。処分場は現状のままだと22年度内にも満杯になる計算だが、かさ上げなどで約15年の延命化を見込む。市は22年度、クリーンセンター(ごみ焼却施設)の基幹的設備改修も予定しており、ごみ処理のインフラ整備が大きく進むことになる。 2022/04/03
行政 年度始め式、職員に奮闘促す 竹富町、トップ不在でスタート 新年度がスタートした1日、官公庁や企業で一斉に年度始め式が開かれた。八重山の3市町では、石垣市の中山義隆市長、与那国町の糸数健一町長が職員に訓示し、住民福祉の向上へ奮闘を促した。前町長の逮捕で町長不在となっている竹富町では、大浜知司副町長が町民や職員に改めて陳謝した。 「末永く親しまれる役所に」 市長、観光回復に意欲 石垣市の年度始め式は市役所会議室で職員を集めて開かれた。新庁舎で初めて迎える新年… 2022/04/02
行政 新博物館「準備室」見送り 新年度は基本計画策定へ 石垣市 新八重山博物館建設を巡り、石垣市は2022年度当初に「準備室」などの専門部署を設置することを見送った。専任職員を配置するかどうかも「調整中」としている。一般会計予算には博物館建設に向けた基本計画策定事業費2486万円を計上。事務局の八重山博物館は25年の着工を目指しているものの、現時点では、最大の課題である財源確保のめどが立っていない。早期建設を求める関係者からは、進ちょくを危ぶむ声も出ている。 2022/03/31