教育 市の優遇策が後押し 本土から移住、働く親支える レッツ 島の保育士㊤ 保育士不足に悩む石垣市で、島外から移住した保育士たちが奮闘している。市が保育士誘致のため打ち出した渡航費補助などの優遇策に後押しされ、来島を決意。保育施設で日々、子どもたちと触れ合い、島で働く親たちの子育てを支える。「少しずつ地域になじみながら、楽しく頑張りたい」と意気込んでいる。 にしのもり保育園(石垣市新川、池田哲子園長)で働く藤田友美さん(45)は岐阜県出身。短大卒業後、岐阜や大阪で保育… 2019/04/05
教育 生き物の擬態学ぶ 小中学生対象に科学講座 OIST 「発見!科学の世界」と題した沖縄科学技術大学院大学(OIST)主催の講座、「OISTサイエンストリップin石垣」が23日、八重山合同庁舎で開かれた。参加した子どもたちは、作業を通して生き物の擬態の仕組みを学んだ。 参加対象は小中学生。この日、約30人が参加した。 OIST技術員の西林孝鉱氏は「イカ・タコのふしぎ」と題して講話。生き物が自然を背景に擬態する、カモフラージュ能力について説明。敵か… 2019/03/24
教育 郷土の魅力を再発見 こども博物館 受講生45人が修了 石垣市内の小学校5年生を対象に、市立八重山博物館が郷土の文化・歴史・自然などを指導する「こども博物館教室」の修了式が23日午前、同博物館で開かれた。第36期生の児童45人に、石垣安志教育長から修了証書が授与された。 講座は開講式と修了式を含む全11回。児童らは自然観察や文化財・史跡巡り、八重山の年中行事の学習などを通じ、郷土の魅力を再発見した。 2019/03/24
教育 祈りと祝福の巣立ち 八重山も卒業シーズン大詰め 海星小 八重山では20日、公立小学校で卒業式が開かれ、小・中・高校など学校教育での卒業シーズンが大詰めを迎える中、学校法人カトリック学園・海星小学校(﨑山麻希校長)は21日午前、カトリック石垣教会聖堂で卒業式を開いた。男子2人、女子7人の計9人が卒業証書を授与された。卒業生一人ひとりが両親などへの感謝の気持ちや将来の夢を語り、祈りと祝福に包まれながら学び舎を後にした。 卒業生の森下了兆(りょうせい)君… 2019/03/22
教育 保育士確保へ あの手この手 石垣市急募、優遇策も 石垣市の中山義隆市長は19日、市役所で記者会見し、市内で勤務する保育士を緊急に募集すると呼び掛けた。市子育て支援課によると、保育施設や市役所で保育士の人材が15人不足しており、待機児童解消に向けた大きなハードルになっている。市は新規採用の保育士や、保育士が勤務する保育施設に対し、さまざまな優遇策を実施しており、あの手この手で保育士確保に躍起だ。 優遇策の一環として、市内で新たに保育士として勤務… 2019/03/20
教育 「15の春」に歓声沸く 八重山から441人 県立高校合格発表 県立高校の合格発表が13日午前9時から県内各校で一斉に行われ、八重山地区では定時制を含む3高校と八重山特別支援学校で計441人(推薦含む)が合格した。 2019/03/14
教育 BEGINもビデオで祝福 高等部17人が卒業式 八特支 八重山特別支援学校(大田幸司校長)高等部の2018年度卒業式が12日、同校体育館で開かれ、保護者や教諭、在校生らに見送られるなか、卒業生17人がたくさんの思い出を胸に、それぞれが新たな道を歩き出した。 2019/03/13
教育 高校入試がスタート 13日合格発表 きょうまで 2019年度県立高校一般入試が、6日から2日間の日程で始まった。八重山会場は計7会場。各会場で生徒が受験し、志望校合格に向けペンを握った。合格発表は13日。 八重山地区会場は八重山高校、八重山農林高校、八重山商工高校、八重山特別支援学校の4校。竹富町と与那国町では、出張検査場として大原中学校、波照間中学校、与那国中学校の計6会場で試験が行われた。 初日の6日は、国語、理科、英語。7日は社会、… 2019/03/07
教育 リーグ戦へ体作り 大東文化大、石垣島キャンプ 都内や埼玉県にキャンパスを持つ大東文化大学(門脇廣文学長)の硬式野球部が14日まで、石垣市中央運動公園野球場でキャンプを行っている。現在、約140人の学生が所属する同野球部は監物靖浩監督(50)が就任した17年前から石垣島キャンプを実施。今年は前半組(選手47人)が2月24日から7日まで、後半組(選手43人)が3日から14日まで、温暖な気候を利用し、1カ月後の春のリーグ戦に向けた体作りを行う。 … 2019/03/06
教育 450人、学び舎を後に 市内県立高校で卒業式 石垣市内の県立高校で1日、2018年度卒業式が開かれ、八重山高校、八重山農林高校、八重山商工高校、同定時制で計450人が卒業した。卒業生は思い思いの表情、眼差しで自らの母校と向き合い、学び舎を後にした。 2019/03/02
教育 春から海上保安学校へ 市内3校初の現役採用 八重高3年・池田君 八重山高校の池田遼月(りょうが)君(18)=新川=がこのほど、2018年度海上保安学校学生採用試験に現役合格し、海上保安学校への採用が決まった。第十一管区海上保安本部石垣海上保安部によると、市内3高校から同校への現役採用は初めて。春からは京都府舞鶴市にある同校へ入学する。 池田君は「どういうところか楽しみだが、卒業できるか不安」と言いつつ、「卒業後は海の安全を守れるような海上保安官になりたい」… 2019/02/20
教育 プロ選手が児童らに指導 千葉ロッテ野球教室に120人 第12回千葉ロッテマリーンズ少年野球教室(主催・石垣市)が17日、市中央運動公園屋内練習場とブルペンで行われた。市内の児童ら約120人が参加。マリーンズの選手ら約40人がポジション別にバッティングやピッチングなどを指導した。閉会後には各チームごとにプロの選手らと記念撮影を行った。 プロ野球選手とふれあうことにより、野球の魅力や楽しさを伝え、マリーンズとの親睦を図り、スポーツの普及、振興、青少年… 2019/02/18
教育 「住みよい町」考え、視野広げる 児童生徒が意見を交換 1977年に制定された石垣市民憲章の普及と将来のまちづくりを担う子どもたちの人材育成を図ろうと、「第3回こどもまちづくりワークショップ」(石垣市民憲章推進協議会主催)が16日午後、市健康福祉センターで行われ、平真小学校の6年生14人と石垣第二中学校2年生19人が参加した。児童生徒らは、「老若男女、国籍などがさまざまな人と一緒に住みよい町とは」という問いについて考え、参加者との意見交換を通し、自ら… 2019/02/17
教育 尖閣警備の現状紹介 海保、修学旅行受け入れ 第十一管区海上保安本部の石垣海上保安部(花井宏泰部長)と石垣航空基地(植野明基地長)は14日午後、修学旅行で石垣島を訪れている京都府の龍谷大学付属平安高校(関目六左衞門校長)の2年生50人を対象に、同基地見学と業務講話、大型巡視船「なぐら」「いらぶ」の見学を行なった。昨年6月に開始された同事業は18年度中、大阪府の昇陽高校、茨城県の日立第一高校、愛知県の愛知産業大学三河高校が訪れ、今年度最後の平… 2019/02/15
教育 学力向上と健全な心を 7個人5団体に教育功労 いしがき教育の日 「子どもたちの学力向上と健全な心の育成を考える」をテーマに、2018年度の「いしがき教育の日」(主催・市教育委員会など)が3日午後、市民会館大ホールで開催された。教育功労者7個人5団体の表彰、「第1回石垣市算数・数学フェスティバル」入賞者の表彰式や市教委の学力向上推進取組の報告、災害をテーマにした講演会も開かれ、約530人の来場者が家庭、地域、学校、行政が連帯して教育を行う重要性を再確認した。 2019/02/05
教育 通信技術の不思議学ぶ 大浜中で科学教室開く 子どもの理系離れを抑え、通信技術を扱える人材のすそ野を広げようと、情報通信が専門の大学教授らで組織する電気情報通信学会は2日午後、科学教室「不思議がいっぱい科学の世界(石垣会場)」を大浜中学校で開催した。市内の小中学生約40人とその保護者が音や通信の不思議に目を向け、その原理を学んだ。 教室は▽音の不思議▽画像処理▽インターネット通信―の3部構成で実施。児童生徒らは音が伝わる原理、ある画像が別… 2019/02/05
教育 さしみ屋マップを総括 「知れわたってうれしい」 八商工 石垣市商工振興会と地域おこし協力隊の渡邊義弘氏のコーディネートで実施された、市内のさしみ屋と天ぷら調査の総括が1日、八重山商工高校で開かれ、生徒が同事業の感想を述べた。 同調査は2018年12月号の雑誌「月刊やいま」や、農林水産省の「平成30年版水産白書」にも掲載されている。 このうち「月刊やいま」では、同誌の表紙にさしみ屋マップが採用された。このほか、各店舗の紹介も記されている。 渡邉氏… 2019/02/02
教育 環境改善 自分の手で 会社設立、市場を展開 川原小 川原マーケット 売り上げで冷水機購入 川原小学校の児童が野菜などを販売する「川原マーケット」が1日、市内のJAファーマーズマーケットゆらてぃく市場で開かれた。同校は児童主体の模擬会社を設立。売り上げの使途は児童が判断でき、今回は冷水機を購入する計画。児童自らの手で校内の環境改善を図っている。 2019/02/02
教育 民間活力で待機児童ゼロへ 公私連携認定こども園設立 大庭学園と市が協定書締結 石垣市は25日午後、市役所庁議室で市と学校法人大庭学園との公私連携幼保連携型認定子ども園協定書締結式を開いた。これにより、市立新栄町保育所が大庭学園との連携協力により、市では初となる「公私連携認定こども園 新栄町子ども園」が設立される。 2019/01/26
教育 センター試験始まる 八重山は93人志願 2019年度大学入試センター試験が19日、全国693会場で一斉に開始された。会場となった県立八重山高校での志願者数は93人。 八重高の校門前では、同級生や教職員らが横断幕を掲げ、会場に向かう受験者らに「頑張って」とエールを贈った。 試験会場で受験者らは、じっと目を閉じていたり、背筋を伸ばして真っすぐに前を見つめていたりなど、思い思いの気持ちで静かに座っていた。試験官から問題と解答用紙を受け取… 2019/01/20