教育 放課後クラブなど設置推進 行動計画改定に着手 石垣市 石垣市教育委員会は、放課後子ども教室と放課後児童クラブの設置推進に向けた行動計画の改定を話し合う放課後子ども総合プラン策定委員会(長嶺康茂委員長)を22日発足させた。2024年度を目標に、同教室、クラブの設置目標設定や、設置に向けた課題の対応などを検討する。来年1月までに3回の会合を開き、同年3月までに行動計画を策定する。 2019/08/23
教育 漂着ごみ調査に挑戦 本島と八重山の中学生 科学技術を担う人材の育成を目的とする県の事業で、八重山と沖縄本島の中学生16人が、20日から22日まで石垣島内で海岸に漂着した海洋ごみの回収や調査に取り組んでいる。「海辺の漂着物を考えよう!」をテーマに21日は大濱信泉記念館でプラスチックの特性を学び、前日に回収したごみの分別を行った。 中学生は石垣島から12人、沖縄本島から4人が参加。初日の20日に、白保と赤崎の海岸に行き、漂着ごみを回収。2… 2019/08/23
教育 観光の現場を学ぶ 麗澤大生がホテルミヤヒラで 麗澤大学外国語学部の学生4人が3日から約1カ月間、美ら花グループ(宮平康弘CEO)の南の美ら花ホテルミヤヒラで有給インターンとして働いている。同大は国際性のランキングで全国の435大学中、第4位にランクイン(世界大学ランキング日本版2017)した。4人は外国人観光客が増える沖縄のホテルで観光の現場を学んでいる。 このうち、レストラン業務などに携わった3年の小俣元稀(もとき)さんは「スタッフはテ… 2019/08/22
教育 学校でがん教育 助友裕子氏が講義 学習指導要領の改訂に伴い、中学校や高校でがん教育が推進されるのに合わせ、教職員らの理解を深める目的で20日午後、がん教育研修会が八重山合同庁舎で開催された。講師の日本女子体育大学の助友裕子教授は、「学校におけるがん教育の実際」と題し、講演した。がんについて学校で教える場合、生徒や教諭に悪影響が出る可能性にも言及し、学校側は学年便りなどで家庭に周知すべきと指摘。「心配な家庭には電話連絡をするよう求… 2019/08/21
教育 米国の現状、肌で感じる 中学生がホームステイ報告 竹富町 竹富町ホームステイ事業で米国シアトルに派遣されていた竹富町の中学生5人の帰国報告会(主催・竹富町教育委員会)が19日、町役場で開かれた。 参加者した西表中学校の鈴木虹(さい)さん(14)はシアトルの印象について「東京に似ていた。違うのはホームレスが道端に多かったところ」と貧富の格差が問題となっている米国の現状に肌で接した。西大舛髙旬町長も参加した。 一行は7月24日から23日間の米国シアトル… 2019/08/21
教育 プログラミングの楽しさ学ぶ 八商工で子ども向け教室 石垣島の児童生徒に情報処理技術への関心を高めてもらおうと、子どもを対象としたプログラミング教室や学校の教員向けのプログラミング教育講座を行っているテック・フォー・イシガキ(戸ヶ瀬哲平代表)は11日、八重山商工Steam・Lab(スティームラボ)部と共同で、同校でプログラミング教室を開催した。経産省の人材育成事業で教育を受けた20代の若手IT技術者を講師として招いた。 講師は寺本大輝さん(25)… 2019/08/12
教育 50周年記念事業を計画 新川小が寄付呼び掛け 石垣市立新川小学校(前三盛敦校長、全児童405人)は2019年で創立50周年を迎え、記念事業期成会を発足させた。記念事業の予算は約1千万円で、同校は寄付金を募っている。 寄付金の目標金額は1110万円。古くなった楽器など教育に必要な備品の買い替え、図書館、理科室のクーラー設置といった環境整備を寄付金で行いたい考え。50周年記念誌の発刊や記念碑の建立に加え、10月26日には「新川小まつり」、来年… 2019/08/11
教育 松竹梨乃さん(石中3年)最優秀賞 「障害者への偏見なくしたい」 少年の主張 第34回「少年の主張」八重山地区大会(主催・八重山地区青少年育成市町民会議)が27日午後、石垣市中ホールで開催された。「いま、中学生が訴えたいこと」をテーマに八重山郡内の中学生9人が日常を通して感じた主張を展開した。 最優秀賞には石垣中3年の松竹梨乃さん(15)が受賞。2人の障害を持つ兄をめぐり、障害者への偏見の思いをなくしたいと主張した。誰にでも偏見なく、優しく接するといった意味を込めた「天… 2019/07/28
教育 県農大生、マンゴー贈呈 農水部長に成果報告 県立農業大学校果樹専攻コースの学生らは23日、県庁に農林水産部の長嶺豊部長を訪ね、実習成果を報告、約1年かけて育てたマンゴーを贈呈した。学生らは、マンゴーや他品目の果実に関するプロジェクトを各々が持ち、1年かけて研究した成果を報告した。 表敬訪問した学生は大城文也さん(2年)、宮里怜花さん(同)ら計6人。大城さんと宮里さんが、マンゴーの収穫量の増大や高品質化に取り組み、他の2年生2人がドラゴン… 2019/07/24
教育 夏休み「何しよう」 各学校で一斉に終業式 郡内の小中学校で19日、1学期の終業式が行われ、児童生徒たちは20日から44日間の夏休みに入った。各校では通知表を受け取った子どもたちが、家族旅行など、夏休み期間中のさまざまな計画に胸を膨らませた。 海星小学校(崎山麻希校長、全校児童91人)では午前11時からカトリック石垣教会聖堂で終業式があり、各学年が1学期に頑張ったことを発表。その後、各教室で子どもたちに通知表が配られ、元気よく「ありがと… 2019/07/20
教育 元校長らに叙勲 教育長に受章報告 県教育庁は12日、今年度春の叙勲を受けた元校長らの報告会を開いた。5月28日に叙勲を受けた関係者らが、県庁に平敷昭人教育長を訪ね、受章報告を行った。また、伝達式を欠席した受章者への伝達も行われた。 受章者は、県立開邦高校の元校長・大城安功氏(79)、那覇市立首里中学校の元校長・浦崎修子氏(85)、大里村立大里中学校の元校長・比嘉恒雄氏(82)、名護市立名護中学校の元校長・大城康正氏(72)、北… 2019/07/19
教育 音楽と動き、頭脳結ぶ授業 真喜良小、「リトミック」を体験 「八重山から世界水準のリトミックを!」と題して、真喜良小学校(仲吉永克校長)1年1組の25人がこのほど、「即興性ある音楽」と「体の動き」とが結びついたスイス発祥の音楽レッスンの手法「リトミック」を体験した。児童らは即興で展開されるメロディーに集中し、頭で考えながら体を動かし、音楽を立体的に学んだ。 授業を担当したのは、県内で初めてリトミックの国際免許を取得した宮地春奈氏(40、大川)。宮地氏に… 2019/07/16
教育 活動で自立心養う 小中学生9人が結団式に 石垣海洋少年団 海洋活動を通して青少年の健全育成を図ろうと設立された「石垣海洋少年団」(前田博団長)の結団式が13日午後、石垣港湾合同庁舎会議室で開かれ、団員9人に団員手帳と会員証が交付された。団員は今後、ビーチクリーンなどのボランティア活動や手旗信号、航海訓練など、さまざまな海洋活動を実施。海の知識を遊びながら体得し、安全を身につけ、自立心を養いながら自分の身は自分で守ることを目指す。 ヨットによる地球一周… 2019/07/14
教育 みんさー織りに挑戦 特別支援校の生徒、真剣に 八重山特別支援学校(古我知博樹校長)高等部のみんさー織り実習が11日、同校で開かれ、2、3年生の生徒6人が、専門的な織りの工程について真剣な表情で指導を受けた。 みんさー織りに関心を持ってもらおうと毎年実施されている実習。6月のみんさー工芸館見学から始まり、生徒は今月、同工芸館取締役常務の大浜公江さんから一つひとつの工程を教わっていた。 この日は糸を巻いたり、織り機を使った「綜絖(そうこう)… 2019/07/12
教育 「結」と感謝で一致団結 全国へ向け壮行公演 八重農郷芸部 八重山農林高校(山城聡校長)の郷土芸能部(新城愛結部長、部員28人)が6日、石垣市民会館大ホールで「第43回全国高等学校総合文化祭(2019さが総文)沖縄県代表出場記念壮行公演」(主催・全国高総文祭派遣壮行公演実行委員会)を行なった。大ホールをほぼ埋め尽くした来場者らは郷土芸能部を盛大な拍手で激励した。 新城部長は「壮行公演で地域の方からのご意見を取り入れ、より良い舞台を全員で作る。『結』の気… 2019/07/07
教育 サイバー防衛拠点設置を インド大使が県に提言 駐日インド大使館のサンジェイ・クマール・ヴァルマ大使は5日夕、県庁に玉城デニー知事を表敬訪問した。インドがIT大国であることを念頭に、沖縄科学技術大学院大学(OIST)にサイバーセキュリティーセンターを設置すべきと提言した。 玉城知事は音楽に関心が深いことも挙げ「インドと沖縄の音楽祭ができればよい」と期待した。 玉城知事は「ITを通してテクノロジーは日々更新される。若い人材の交流と育成につな… 2019/07/06
教育 外来種防ぐため学習 環境や生態系の視点で 伊原間中 環境省の事業として、八重山諸島に生息している外来種について学びを深めている石垣市立伊原間中学校(友利始夫校長)の1年生16人が2日午後、同校図書室で、外来種学習を行なった。同中学校ではエコツーリズム・環境教育を行なう「エコツアーふくみみ」(大堀健司代表)の協力の下、外来種学習を10年ほど継続して実施している。 2019/07/03
教育 シュノーケリングで学ぶ サンゴ礁の生き物観察 川平小 環境省からサンゴ学習団体「わくわくサンゴ石垣島」が委託を受け、川平小学校の5、6年生11人と地域のダイバー10人が26日午前、米原ビーチでシュノーケリング学習を行った。自然豊かで素晴らしい場所を知ってもらおうと環境省が実施している西表石垣子どもふれあい事業の一環。米原ビーチは西表石垣国立公園内にある。 児童は泳力別に、6年生2グループ、5年生1フループの3つに分かれてシュノーケリングをした。… 2019/06/27
教育 テレビ電話で平和学習 大本小と赤道小が交流 大本小学校(知念克治校長)の全児童7人は21日、同校で、うるま市赤道小学校(幸喜徹校長)の6年1組35人とテレビ電話で交流し、沖縄戦や戦争マラリアについて学んだことを発表し合った。 赤道小の児童は沖縄本島で起きた地上戦、集団自決、現在も続く不発弾処理、オスプレイ、基地問題について発表した。 大本小は戦争マラリアをテーマに選んだ。1年生から3年生の児童3人は宮里テツさんの戦争体験を元にした紙芝… 2019/06/22
教育 宜野座小の32人石垣へ 民泊、宮良で離島交流体験 宜野座小学校(崎山和史校長)小学5年生の児童32人が19日、県離島交流体験促進事業で石垣市宮良を訪れ、黒糖糖蜜作りなどの体験学習を行った。児童たちは宮良にある民家で2泊3日、島の暮らしを体験する。 2019/06/20