一般 地域住民の癒やしに 「ヤギ広場」で赤ちゃん誕生 石垣市名蔵の上地正人さん(63)とルミ子さん(同)夫妻が自宅隣の広場に設置した「ヤギ広場」で10日、ヤギの赤ちゃん2匹が誕生した。春生まれにちなんで名づけられたメスの「はる」と、くるくると巻いた毛が珍しいオスの「くるりん」。同時期に友人から譲り受けたというメスのミニブタ「プー」と「ブー」も加わり、広場はふだん以上ににぎやかな様子で、地域住民の癒しの場となっている。 ヤギ広場では、ニワトリ、烏骨… 2021/02/14
一般 3市町、集団接種計画 ワクチン冷凍庫、石垣に搬入 医療従事者は来月開始 新型コロナウイルスのワクチンを保管する超低温冷凍庫(ディープフリーザー)が12日、初めて石垣市に到着し、県立八重山病院と徳洲会病院に搬入された。県、3市町、八重山地区医師会は、3月上旬から医療従事者向けに接種を開始するスケジュールで調整を進めている。住民向けの接種は4月以降、65歳以上の高齢者を優先してスタートすることになっており、3市町とも集団接種を予定している。ワクチンの到着時期は未定。 2021/02/13
一般 総勢366人生年祝い 記念品に島材の写真立ても 石垣市 旧正月の12日、石垣市では今年、数え年で茶寿108歳1人、97歳のカジマヤー65人、85歳300人の、総勢366人が生年祝いを迎えた。新型コロナによる県の緊急事態宣言発令を受け、生年祝式典が9月に延期されたことから、市職員が希望する市民50人の自宅を訪れ、頌状と記念品を届けた。 記念品には例年の祝い金、金盃、琉球漆器のほか、今年は市内木工事業者が新型コロナ感染症対策地方創生臨時交付金を活用し製… 2021/02/13
一般 待機費用の一部助成 炉故障、火葬まで1週間のケースも 石垣市 石垣市の火葬炉1基が故障し、1日の火葬件数が2件までに制限されている問題で、市は火葬を待機している遺族の費用を一部助成する方針を決めた。10日、中山義隆市長が市役所で記者会見して発表した。火葬件数の制限を受け、死亡から火葬まで1週間待機するケースも出ており、市民から遺族の負担軽減を求める声が上がっていた。 2021/02/11
一般 「島に貢献できる人材に」 八重農で卒業者激励会 八重山農林高等学校(山城聡校長)を今年度卒業し、農業関連の道に進む生徒らを激励しようと10日午後、2020年度農業関連進学者及び就職者激励会が同校で開かれた。生徒らは「八重山に貢献できる人材になる」と抱負を述べた。 石垣信治JAおきなわ八重山地区本部長は「慣れない地での就職・進学は不安だと思うが、若いうちにしかないパワーがある。どんな大人になりたいのか、希望と初心を忘れないでほしい。不安な時は… 2021/02/11
一般 ワクチン冷凍庫 本島に搬入 県、来月から医療従事者接種 新型コロナ 新型コロナウイルスのワクチンを保管する超低温冷凍庫が9日午前、県立中部病院(うるま市)に搬入された。今回は第1陣で、15日までに計23台が県立八重山病院を含む県内の基幹病院などに1台ずつ搬入され、医療従事者への優先接種に備える。今後、地域住民向けに、地域の医療機関や役場にも最大で計111台の冷凍庫が設置される予定。 2021/02/10
一般 残したい島、映画で描く 東盛あいかさん(与那国) 京都芸大学長賞を受賞 与那国島祖納出身で、京都芸術大学映画学科俳優コース4回生の東盛あいかさん(23)が5日、ドキュメンタリーとファンタジーとを掛け合わせて与那国島を描いた映画『ばちらぬん』で、2020年度同大学卒業制作の最高賞に当たる学長賞を受賞した。 同作品は、主人公の少女が与那国島と異世界を行き来しながら時空を超え、島の過去・現在・未来などを伝える、ドキュメンタリーとファンタジーとを掛け合わせた「半ドキュメン… 2021/02/06
一般 クーポン券で観光体験を 石垣市、全高校生に配布へ コロナ禍中の需要喚起 新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少する観光業界を支援しようと、石垣市は全高校生に対し、観光事業所で使える3万円のクーポン券を配布する。高校生に観光サービスを体験してもらうことで、島への愛着を高めたり、将来、観光業界で活躍する人材を育てたい狙いもある。3月中には高校生がクーポン券を使用可能になるよう準備を進める。 2021/02/04
一般 地域の防災力強化へ 緊急防災ラジオ運用開始 石垣市 石垣市は1日、「緊急告知防災ラジオ」の運用を開始し、同日午前、石垣市健康福祉センターで運用開始式を開いた。中山義隆市長と(有)石垣コミュニティーエフエムの東太田政三代表取締役が「災害発生時等における緊急放送に関する協定」を締結調印。防災情報を必要とする要援護者や自主防災会連絡協議会、自治公民館連絡協議会へ緊急防災ラジオを無償貸与した。迅速かつ確実な情報伝達、早期の避難行動につながることが期待され… 2021/02/02
一般 新規感染者27日ぶりゼロ 外出自粛引き続き要請 八重山 県は30日、八重山で新型コロナウイルスの新たな感染者が確認されなかった、と発表した。石垣市で新規感染者の発表がないのは3日以来、27日ぶり。 石垣市では昨年12月から、沖縄本島渡航者などが発端と見られる市中感染が拡大。県立八重山病院で感染者の入院患者が感染症対応病床を上回るなど、医療体制が急速に逼迫(ひっぱく)した。 中山義隆市長や八重山病院の篠﨑裕子院長らは記者会見などで医療崩壊の危機を訴… 2021/01/31
一般 「今は耐えるしか…」 レンタカー、利用客9割減も コロナ禍 政府の観光支援策「GoToトラベル」停止や県独自の緊急事態宣言の影響で、石垣市内のレンタカー事業所が苦境に追い込まれている。利用客が7~9割減少した店舗もあり、車の維持費など固定費の支出に頭を抱える。 石垣空港近くの「スカイレンタカー石垣島店(下地圭一郎店長)」=白保=は、今月の予約が前年比3割程度。利用者はほとんどがビジネス目的の来島者に限られ、GoToトラベル一時停止や緊急事態宣言の影響を… 2021/01/31
一般 日本会議八重山支部が発足 尖閣問題や歴史教育で活動 「誇りある国づくり」を掲げる日本会議の沖縄県八重山支部(浦崎肇支部長)が発足したことが29日までに分かった。八重山が直面する尖閣諸島問題の発信、自虐的な歴史観の是正などに取り組む方針を示している。浦崎支部長(59)は「一人でも多くの人たちに活動を知ってほしい」と意気込んだ。 県内では8番目の支部で、メンバーは23人。昨年11月28日に石垣市内で設立式を開き、今年1月20日の県本部役員会で支部発… 2021/01/30
一般 陸自、宮古に15人派遣 知事要請、コロナで離島初 陸上自衛隊第15旅団(那覇市)は29日、新型コロナウイルス感染拡大の続く宮古島市の医療支援のため、看護官5人を含む隊員15人を派遣した。玉城デニー知事の災害派遣要請を受けた。同旅団のコロナ関連の災害派遣は3回目で離島支援は初めて。 2021/01/30
一般 川平のFM中継局着工 反対住民、訴訟視野に (有)石垣コミュニティ―エフエム(東太田政三代表取締役)は28日、石垣市川平で、FM放送中継局の鉄塔建設工事に着手した。近隣住民は反発しており、工事差し止め訴訟も視野に反対行動を展開する構え。 同社の委託業者がこの日、予定地に工事車両を入れた。建設地変更を求める住民がプラカードを持ち、着工に抗議した。 住民の野底紀子さんは、台風や落雷で鉄塔が被害を受ける可能性を懸念し「総務省と石垣市に対し、構… 2021/01/29
一般 海自配備 抑止力向上に貢献 尖閣 実効支配強化策を エルドリッヂ氏 八重山防衛協会が昨年、八重山地区への海上自衛隊誘致を防衛省に要請した。海自配備にはどのような意義があるのか。八重山日報社は17日までに、元在沖米海兵隊政務外交部次長のロバート・エルドリッヂ氏に見解を聞いた。 2021/01/28
一般 コロナ休業・時短が拡大 観光業者「限界近づく」 3市町 新型コロナウイルス感染拡大に伴う「GOTОトラベル」停止や緊急事態宣言の影響で、八重山地区の観光関連事業所では休業や営業時間短縮の動きが拡大している。新型コロナの影響は長期化しており「観光業者の頑張りも限界に近づいている」と指摘する声も上がる。 石垣市観光交流協会が会員315社を対象に実施した調査によると、30カ所以上の営業形態に影響が出ており、22日現在、ホテル2カ所が休業している。ホテル内… 2021/01/28
一般 ラジオ局に市有地賃貸 鉄塔建設、住民は変更要求 石垣市川平 (有)石垣コミュニティーエフエム(東太田政三代表取締役)と石垣市が川平地区にある市有地の賃貸借契約を結んだことが25日までに分かった。同社はFM放送の難聴地域解消に向け、近く中継局の鉄塔建設に着手する。周辺住民から「民家にあまりにも近い」などと反発の声が上がっているが、同社は、鉄塔建設の手続きに「法的な問題はない」と理解を求めている。 市有地の賃貸借契約は8日締結された。同社は鉄塔を川平と伊原… 2021/01/27
一般 石垣島で田植え始まる 大濱さん5月には収穫へ 1期作 石垣市崎枝の赤崎水田(崎枝小学校近く)で26日午前、ことし1期作となる田植えが始まった。他の農家に先駆けて田植えを始めたのは、計1㌶の田んぼを持つ大濱永太郎さん(64)=川平=。大濱さんは「苗の成長も良く、天候にも恵まれている。5月の収穫を成功させて、全国に明るいニュースを届けたい」と意気込んだ。 絶好の田植え日和となったこの日は、昨年よりも3日ほど早い初植えとなった。 大濱さんは田植え機で… 2021/01/27
一般 休業広がり就労希望3倍 臨時雇用、全業種受け入れへ 石垣市 石垣市は25日までに、新型コロナウイルスの影響で失業・休業した観光関係者を短期アルバイトとして雇用する事業の対象範囲を拡大し、全業種から希望者を受け入れる方針を決めた。事業所の休業や営業時間短縮が広がり始めたことを受け、今月に入り、就労を希望して登録した市民は3倍近く増えた。市観光交流課は「新型コロナが収束すれば雇用も戻る。何とか冬の時代を乗り越えてほしい」(玻座真保幸課長)と話している。 事… 2021/01/26
一般 「飲食店以外も支援を」 観光関連業、再び苦境 ユーグレナモール 新型コロナウイルスの感染拡大で、平常時は多くの観光客でにぎわうユーグレナモールは閑散とした日が続いている。昨年の緊急事態宣言以来の苦境再来となったが、県の営業時間短縮要請に応じる飲食店とは異なり、他の観光関連業種に補償はなく「私たちにも支援を」という声も上がっている。 22日、ユーグレナモール内を歩く人の姿はほとんどなく、周辺の店舗内ではスタッフが事務作業や店内整理をしていた。 県は19日に… 2021/01/23