芸能 伝統・創作の演舞披露 一万人エイサーで魅力発信 那覇 エイサーの魅力を広く伝えようと第25回一万人エイサー踊り隊(主催・夏祭りin那覇実行委員会)が4日、パレットくもじ前や国際通りで開かれた。創作エイサー24団体と、青年会などの伝統エイサー8団体が参加し、大勢の観衆の前で迫力あるエイサーを披露した。 夏の恒例行事となった同イベントは、エイサーの伝統を守り、新たなエイサーを育てることを目的に開催。「伝統VS創作」をテーマに、パレットくもじ前などに設… 2019/08/06
芸能 「稲の一生」にぎやかに 白保豊年祭で豊穣祈願 2019年度白保豊年祭・ムラプーリン(主催・白保公民館)が29日、飾場(カツァリバ)御嶽(嘉手苅御嶽)前で行われた。旗頭、イルク太鼓が奉納され、弥勒加那志(ミルクガナシ)の来訪や、仮装行列による「稲の一生」の披露があり、五穀豊穣の感謝と来夏世の豊穣を祈念した。 白保公民館の前盛善治館長は27日のガンプゥトギ、28日のオンプーリンと四つの御嶽での神司による祈願が厳粛に執り行われたと報告。「字民が… 2019/07/30
芸能 夏を彩る感謝祈願祭 新拝殿で初の豊年祭 四カ字ムラプール 八重山の夏を彩る風物詩、四カ字(登野城、石垣、大川、新川)合同の豊年祭ムラプールが26日午後、石垣市内の真乙姥嶽周辺で開かれ、各字民が今年の豊作に感謝し、来夏世の五穀豊穣(ほうじょう)、字の繁栄などを祈願した。昨年12月に新造された拝殿での豊年祭は初。会場には、11団体15本の旗頭が挙げられ、巻踊りや太鼓などの芸能が次々と奉納された。 2019/07/27
芸能 各御嶽で感謝し祈願 きょうムラプール 四カ字豊年祭 八重山に伝わる最大の伝統行事、四カ字(登野城、石垣、大川、新川)豊年祭のオンプールが25日、市内各御嶽で執り行われ、地域住民らが今年の豊作に感謝し、来夏世の五穀豊穣(ほうじょう)、字民の無病息災を祈願した。優良農家の表彰もあった。 2019/07/26
芸能 石垣字会に頭寄贈 玉代勢さん、米寿記念の「松竹梅」 長年、字石垣の旗頭持ちとして活躍した玉代勢孫芳さんが四カ字オンプールの25日、米寿の生年記念として「松竹梅」の頭を石垣字会(大浜慶功会長)に寄贈した。 頭の製作者は玉代勢秀孝さんで、旗文字は「押風黄金(うすかじくがに)」。気候が順調で農作物が黄金のように実る五穀豊穣(ほうじょう)と、字民の無病息災、村の繁盛・安泰が祈念されている。 寄贈は午前8時から玉代勢さん宅で行われた。7年間の大役を果た… 2019/07/26
芸能 宮良康正氏、芸道50周年記念公演 劇場満員、立ち見も 与那国民謡の第一人者で、八重山古典民謡技能保持者・無形文化財の宮良康正氏は13日夕、芸道50周年記念公演を国立劇場おきなわで開催した。 「叙情八重山を歌う」と題した公演は、劇場が満員になるほどの大盛況で、立ち見をする観客もいた。館内ロビーには、劇場内に入れない観客のために、テレビ画面も用意された。 2019/07/14
芸能 中高生の組踊、国立劇場へ 沖縄の伝統芸能に誇り 勝連半島の中高生らが、伝統の音楽劇「組踊」を現代風にアレンジした舞台「肝高(きむたか)の阿麻和利」を8月に初めて、伝統芸能の殿堂、国立劇場(東京都千代田区)で上演する。 2019/07/12
芸能 宮廷芸能を次世代へ デザイン研設立で人材育成 琉球伝統芸能デザイン研究室(山内昌也代表理事)は24日、県庁で設立会見を行った。琉球時代に士族の間で受け継がれた宮廷芸能を、当時と同じように少人数・小空間で提供することを目指し、事業展開や人材育成を行う。 代表理事は県立芸大准教授で、琉球古典音楽野村流・湛水流師範の山内昌也氏が就任する。山内氏は「来年に東京オリンピック開催を控える。国内外から本物を求める声が高まっている」と指摘。琉球伝統芸能の… 2019/06/26
芸能 デンサ祭で発展願う 40年の節目迎える 西表島上原公民館 教訓歌「デンサ節」の発祥の地・西表島上原地域で、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)などを祈り、地域の発展を願う「デンサ祭」(主催・上原公民館)が22日午後、同公民館前の道路で行われた。参加者らは地域の伝統文化を継承し、互いの絆を深めた。祭りは1979年に開始されてから40年の節目にあたる。 祭りの第1部「通踊り」はミルクが「天下泰平」と書かれた扇子を持って練り歩く「ミルク行列」に続き、上原婦人会… 2019/06/26
芸能 創立40周年、浦添で記念公演 八重山古典音楽 安室流協和会那覇支部 八重山古典音楽安室流協和会那覇支部(仲里正胤支部長)は15日、浦添市てだこホールで創立40周年記念公演を開催した。「八重山の歌と踊り~てだこの風にのせて~」と題し、協和会本部や与那国、西表、小浜の支部からも会員が参加。座開きでは、出演者全員で「高那節」「目出度節」を斉唱。真栄里節や前ぬ渡節などが舞踊で披露され、協和会本部と支部の会員が民謡を独唱で歌い上げた。「八重山育ち」も斉唱され、出演者全員の… 2019/06/16
芸能 日本遺産に「料理、泡盛、芸能」 沖縄から初、もてなしの文化 文化庁は20日、地域の有形・無形の文化財をテーマでまとめ、魅力を発信する「日本遺産」に21道府県の16件を新たに認定した。沖縄からは、県などが申請した「琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な『琉球料理』と『泡盛』、そして『芸能』」が初めて選ばれた。認定理由について文化庁は「琉球王国時代からの歴史を生かしたもてなしの文化は沖縄の大きな武器」と強調した。 2019/05/21
芸能 組踊の魅力、内外に発信 記念事業開幕、知事「県民の宝」 1972年の沖縄の本土復帰から47年を迎えた15日、沖縄伝統の音楽劇「組踊」の上演300周年記念事業の開幕式典が浦添市の国立劇場おきなわで開かれた。組踊は本土復帰と同時に国の重要無形文化財に指定された。記念事業実行委員会会長の玉城デニー知事は式典で「長きにわたり受け継がれてきた県民の宝だ。400年に向けて県内外に組踊やウチナー文化の魅力を発信していく」と述べた。年度内に「琉球歴史文化の日」を制定… 2019/05/16
芸能 エンタメ産業の島に 沖縄国際映画祭始まる 第11回沖縄国際映画祭 島ぜんぶでおーきな祭(主催・同実行委員会)が、18日からスタートした。初日は、那覇市内のホテルでオープニングセレモニーが開かれ、市町村や芸能界の関係者らなど多くの来場者が詰めかけた。 実行委員長の吉本興業・大崎洋会長は11年目を迎えた映画祭について「これまで蓄積した経験を基に、沖縄に日本、アジア、世界中に動画配信をするためのプラットフォームを設立する」と宣言。「沖縄から… 2019/04/19
芸能 八重山舞踊、師匠の教えつなぐ 「光扇流綾羽の会」に名称変更 八重山舞踊光扇会(新城知子主宰)は23日、新城知子八重山舞踊稽古場で、名称を「八重山舞踊 光扇流 綾羽(あやぱに)の会 新城知子稽古場」に改めると発表した。門下生らは、八重山地方の正装スディナを着用し新たな門出を祝った。 2019/03/24
芸能 「やなわらばー」来年末解散 今月ニューアルバム発売 石垣市出身の女性デュオ「やなわらばー」が16日までに、公式サイトで2020年末をもって解散すると発表した。解散後、石垣優さんはソロとして活動を継続、3年前に出産した東里梨生さんは、育児を中心に「自分のペースで表現できる道を探す」としている。 「やなわらば―」三線を石垣さん、ギターを東里さんが担当。石垣島から上京後、03年にデビューし、ドラマ主題歌に抜擢された「拝啓◯◯さん」や「いちごいちえ」な… 2019/03/17
芸能 70周年控え、5人に免許状 安室流協和会が定期総会 今年で70周年を迎える八重山古典音楽安室流協和会(宮里彦一会長)は23日夜、2019年度定期総会を大川公民館で開いた。第42回コンクール審査は10月5~6日、11日~13日に市民会館中ホールで、同授賞式と発表会は11月30日に市民会館大ホールで行なわれる。 総会では、18年度活動報告や19年度活動計画(案)が提示された。今年度は安室流協和会周年式典・祝賀会が予定されているが、日程を含めた詳細… 2019/02/24
芸能 弾き初めで新年の決意 民謡保存会、ことし40周年 那覇八重山古典民謡保存会(大泊克会長)は13日、市内のホテルで新年弾き初め会を開催した。会員らはそれぞれの研究所ごとにテーブルに着き、司会者の合図で調弦を開始。その後、舞踊研究所の会員が登壇し舞う中、全員で三線や横笛を奏で、「鷲ぬ鳥節」などを斉唱した。 全員が参加した斉唱では、「鶴亀節」「目出度節」なども披露された。今年11月に設立40周年を迎える那覇保存会の会員らの歌声と音色は、会場内に響き… 2019/01/15
芸能 1月から特別公演 開場15周年記念で 国立劇場おきなわ 来年1月で15周年を迎える浦添市の国立劇場おきなわは27日、同劇場で来年1月から3月まで、開場15周年記念特別公演を上演することを発表した。組踊、琉球舞踊、三線音楽、沖縄芝居、民俗芸能に加え、県外の芸能や新作作品などを盛り込んだ。 1月12日は記念公演の幕開けを飾り、琉球舞踊と組踊「辺戸の大主」が上演される。島袋光晴さん、宮城幸子さんによる祝儀舞踊「老人老女」ではじまり、古典舞踊、雑踊、創作舞… 2018/11/28
芸能 「芋掘り狂言」に大笑い 竹富島の結願祭で芸能奉納 竹富島結願祭の奉納芸能が18日、清明御嶽で奉納され、4人の長老が御嶽に参拝するようすを演じた「始番」や、収穫の喜びをコミカルに演じた「芋堀狂言」などの演目を多くの島民や観光客らが楽しんだ。 同祭奉納芸能は旧暦8月の癸がつく日に行われており、竹富島では種子取祭に次ぐ大きな行事となっている。会場の清明御嶽には島造りの神が祀られており、この御嶽の神様が竹富島を造りあげたとされている。 2018/09/19
芸能 勇壮に棒、獅子舞 川平で結願祭、公民館発足90周年 川平村結願祭(主催・川平公民館)が17日、群星御嶽で開かれ、獅子舞や棒術、太鼓、舞台狂言などを多くの地域住民らが楽しんだ。同結願祭は川平村最大の神事とされており、今年は同公民館が川平部落会として発足してから90周年となるのを記念し、舞台用の幕が新調された。 プログラム前半は神前拝礼、出演者全員による総踊りでスタート。太鼓、獅子舞の一座が座見舞いを行った。川平小学校の全男子児童30人は、かわいらし… 2018/09/18