政治・経済 広げよう 組踊の感動 上演300年、15日に式典など計画 沖縄を代表する演劇の「組踊」が創始者・玉城朝薫によって初演されてから今年で300年を迎える。県が組織した組踊上演300周年記念事業実行委員会(会長・玉城デニー知事)は、沖縄の復帰記念日の5月15日に記念事業開幕式典を国立劇場おきなわで開く、年間を通して関連行事を展開し、県民に組踊への関心を深めてもらう。 2019/05/04
政治・経済 【国境を撮る②】尖閣は「台湾統一」の主戦場 70年代、一方的に領有主張 中国 ■日本人の開拓史がある国境の島・尖閣諸島の領有権を、突如として中国が主張した 60年末に国連の海底調査団によって東シナ海に海底油田が存在する可能性が浮上すると、71年から突如、中間人民共和国(中国)が〝尖閣は台湾の領海にあり、台湾は中国の領土だから中国のものだ〟と荒唐無稽なことを主張し始めた。 つまり、「日中間に領土問題は存在しない」というのが事実。向こうが一方的に「領土問題」を作ろうとしてい… 2019/05/03
政治・経済 尖閣・EEZ監視強化を 離島振興協議会が県に要請 県離島振興協議会・県過疎地域振興協議会(外間守吉与那国町長)は4月25日、県庁に謝花喜一郎副知事を訪ね、今年度の離島・過疎地域振興に関する要望書を手渡した。要望書は95項目からなり、そのうち20項目が新規要望。市町村共通要望や、北部、中部、南部、宮古、八重山の各地区別の要望をそれぞれ分けて列挙した。 市町村共通要望には、宮古・八重山圏域の周辺海域の取り締まり強化を明記。尖閣や排他的経済水域(E… 2019/05/01
政治・経済 罰則 登録料など審議 案内人条例、来月18日に検討委 世界遺産登録に向け竹富町 西表島の世界自然遺産登録に再挑戦する竹富町は、観光ガイドを登録制にする「竹富町観光案内人条例」(仮称)の整備を進めており、5月18日に開催される竹富町観光案内人条例検討委員会で具体的な審議を開始する。罰則規定や登録料などを審査する。同町は2019年度内の条例制定を目指している。 2019/04/30
政治・経済 【国境を撮る①】開拓の歴史 尖閣から見る 「日本人の血と汗 実感」 2012年に尖閣諸島が国有化されて6年半。フォト・ジャーナリスト、山本皓一氏(76)は国境や領土が衆目を集める以前から、尖閣諸島、北方領土、竹島などの「日本の国境」をテーマに、30年近くにわたって全島上陸し、取材を続けている。石垣市登野城に属する尖閣諸島には9回訪れ、国境の姿をカメラに収めてきた。日本にとって国境の島々とは何なのか、そして現場で何を見、どのような思いを抱くようになったのか。山本氏… 2019/04/29
政治・経済 「発祥の地」認知度100%へ 県、空手振興へロードマップ 県は昨年3月に策定した「沖縄空手振興ビジョン」で示した将来像の実現を目的に、具体的な工程などを定めたロードマップを24日、公表した。 振興ビジョンでは、空手の「保存・継承」「普及・啓発」「振興・発展」の3つの将来像を設定し、約20年後の2037年度までに道場数を400以上、門下生数を1道場につき平均50人とする目標値を決めた。ロードマップは第一期として22年度までに実施すべき13の主要施策と4… 2019/04/29
政治・経済 県議会「不安と衝撃」 米海軍兵事件に抗議決議 県議会(新里米吉議長)は26日の臨時会で、同県北谷町で米海兵隊所属の海軍兵が知人の日本人女性を殺害後に自殺したとみられる事件に抗議する決議と意見書を、全会一致で可決した。宛先は、安倍晋三首相やハガティ駐日米大使ら。 2019/04/27
政治・経済 「一帯一路へ関与模索」 習氏の沖縄訪問に期待 玉城知事 玉城デニー知事は26日の定例会見で、中国が主導する経済圏構想「一帯一路」に関し「沖縄が日本のアジアへの玄関口として、一帯一路に関わっていけるか模索する」と述べた。ただ現段階で、沖縄の具体的な関与の方法は「検討段階にはない」とした。習近平国家主席の沖縄訪問にも期待感を示した。 2019/04/27
政治・経済 不法採取を未然に防ぐ 市文化財、環境課が合同パト 天然記念物 県指定天然記念物「アサヒナキマダラセセリ」を始め、天然記念物の不法採取などを未然に防ごうと、石垣市教育委員会文化財課(下地傑課長)と市民保健部環境課(前浜孝始課長)が合同で、於茂登岳登山道入り口にパトロール本部を設置し、4月下旬から6月初旬にかけて、登山客や通行人への文化財不法採取防止の呼び掛けやチラシ配り、嵩田林道・親水広場周辺の巡視活動を実施する。 2019/04/27
政治・経済 18年度観光客999万人 県、6年連続で過去最高 県は26日、2018年度の入域観光客数が999万9000人で、6年連続過去最高を更新したと発表した。対前年度比41万9100人(4・4%)増。年度目標の1000万人は未達成に終わった。 目標が未達成だったことは、台風などの自然災害の発生や、県内で麻しん患者が相次いで確認されたことが影響したと見られる。 国内観光客は6年連続で過去最高を更新する699万8200人を記録した。石垣関連では、成田と… 2019/04/27
政治・経済 5月に参考人招致へ 特別委、住民投票賛否で 石垣陸自配備 石垣島への陸上自衛隊配備の是非を問う住民投票条例案を審議している石垣市議会の「平得大俣地域への陸上自衛隊駐屯地配備に関する特別委員会」(長山家康委員長)は26日、市役所で第2回会合を開いた。住民投票の必要性に関し、賛否双方の立場の参考人を5月の次回会合で招致することを決めた。 この日の会合で長山委員長が「参考人を呼んで判断の材料にしてはどうか」と提案した。これに対し野党は、参考人招致より、住民… 2019/04/27
政治・経済 菅長官「国として検討」 ゆいレールの3両編成化 玉城デニー知事は25日、官邸に菅義偉官房長官を訪れ、現在2両編成の沖縄都市モノレール(ゆいレール)を3両編成とし、輸送力を増強することを要請した。車両購入などで沖縄都市モノレール株式会社の負担が大きいため、政府に財政支援を求めた。玉城氏によると、菅氏は「みんなで努力しながら、国としても検討していきたい」と応じた。 2019/04/26
政治・経済 本マグロ12本水揚げ 地元でも購入可能に 24日早朝から八重山漁協に本マグロを獲った漁船が到着。この日、計12本の巨体が水揚げされ、ゴールデンウイーク前ながらも、荷さばき場は活況を呈していた=写真。 本マグロの水揚げは宏徳丸3本(178キロ、144キロ、209キロ)、天心丸2本(172キロ、164キロ)、第一稜丸1本、日の丸6本(189キロ、157キロ、209キロ、243キロ、200キロ、211キロ)。クレーンで釣り上げられ、大きな魚… 2019/04/25
政治・経済 県議会、あす抗議決議 謝罪と再発防止要求 米兵女性殺害 県議会米軍基地関係特別委員会(軍特委、仲宗根悟委員長)は22日、13日に北谷町で発生した米海軍兵による日本人女性殺害を受け、抗議決議と意見書を可決した。県議会本会議は26日開かれ、同様に全会一致で可決する見通し。 抗議決議と意見書では、日米両政府による謝罪と遺族への補償を求め、米軍人・軍属による事件事故の根絶と再発防止、日米地位協定の見直し、米軍基地の整理縮小なども要請した。抗議決議は米国大使… 2019/04/25
政治・経済 辺野古「解決策でない」 屋良氏に当選証書付与 衆院3区補選 衆院沖縄3区補選で当選した屋良朝博氏への当選証書付与式が24日、県庁で開かれ、県選挙管理委員会の当山尚幸委員長が当選証書を手渡した。 屋良氏は「多くの方の付託、期待を受けて国政に行く。責任を重く受け止めている」と強調。米軍普天間飛行場の辺野古移設問題について「普天間飛行場の解決の道筋をきちんとつけていきたい。辺野古は解決策ではないという認識を、国会の中で広げたい」と意気込んだ。 自らが表明し… 2019/04/25
政治・経済 政府に沖縄振興推進要請 知事、基地の跡地利用も 上京中の玉城デニー知事は23日、宮腰光寛沖縄担当相らを訪れ、沖縄振興と米軍基地の跡地利用推進を要請した。松川正則宜野湾市長、西田睦琉球大学学長も同行した。要請後、知事は報道陣に対し「沖縄振興は非常に関心も高い。日本国内の南の玄関口としての役割と機能が、国内経済にもつながっていくという考えも聞かせてもらった」と好感触を強調した。 要請書では、政府の「経済財政運営と改革の基本方針2019(仮称)」… 2019/04/24
政治・経済 子の健やかな成長願う 県庁にこいのぼり掲揚 県は5月5日から始まる児童福祉週間を前に22日午前、県庁正面玄関前でこいのぼり掲揚式を開き、与儀こども園の児童46人、いずみのもり保育園の児童12人と引率者らが参加した。 こいのぼりの歌に合わせてこいのぼりを掲揚し、子どもたちはお遊戯を披露した。式の最後に、参加した児童全員にミニこいのぼりが手渡され、園児たちは風向きに合わせて掲げたり「ふーふー」と息を吹きかけたりしてはしゃいだ様子で喜んだ。 … 2019/04/24
政治・経済 「海しる」の運用開始 200項目以上の情報を提供 海保 海上保安庁は17日、政府などが持つ海洋情報を集約し、地図上で重ね合わせて表示できる情報サービス「海洋状況表示システム」(愛称・海しる)の運用を開始した。 同システムは、「海の今を知るために」様々な情報を共有・提供するサービスで、掲載されているデータは、日本周辺の海域や衛生情報を含む広域情報、気象・海象など200項目以上の情報がリアルタイムで一元的に利活用できる。また、海水浴場や潮干狩りなどの海… 2019/04/23
政治・経済 県、係争委に審査申し出 撤回取り消し裁決不服で 辺野古移設問題 県が昨年夏に行った辺野古埋立て承認の撤回を、石井啓一国土交通大臣が5日取り消した裁決に対して、県は22日、国地方係争処理委員会(係争委)にその裁決を不服として、審査申出書を発送した。 玉城デニー知事は会見し、審査申出の理由として、国交大臣は内閣の一員の立場で、沖縄防衛局の審査請求を判断する地位になく、採決は地位濫用による違法なものであるなどと批判した。また玉城氏は、埋め立て予定海域の軟弱地盤の… 2019/04/23
政治・経済 普天間、早期に解決策提示 屋良氏「政府は聞く耳を」 衆院3区補選 衆院3区補選で初当選した屋良朝博氏(56)は一夜明けた22日午前、沖縄市の自宅で報道陣の取材に応じた。米軍普天間飛行場の返還を辺野古移設なしに実現する方法について「解決策を早く示し、選択肢を提供するのが政治の役割だ」と述べ、早期に具体策を提示したい考えを示した。 具体策のあり方については「平時における海兵隊の運用がどうなのか、全く議論されていない。即、有事だ、即、脅威だという話になっている」と… 2019/04/23