「生物多様性感じてもらえた」 世界遺産登録へ島の自然視察
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の現地調査を終えた国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関。12日に環境省や県の担当者などが石垣市で開いた記者会見では、報道陣から訓練場跡地で米軍の廃棄物が見つかっていることについての質問が相次いだが、環境省側は「防衛省に適切に回収してもらっている」と述べるにとどめた。 政府は2017年に奄美・沖縄を推薦したが、国際自然保護連合(IUCN)は翌18…
2019/10/13
「生物多様性感じてもらえた」 世界遺産登録へ島の自然視察
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の現地調査を終えた国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関。12日に環境省や県の担当者などが石垣市で開いた記者会見では、報道陣から訓練場跡地で米軍の廃棄物が見つかっていることについての質問が相次いだが、環境省側は「防衛省に適切に回収してもらっている」と述べるにとどめた。 政府は2017年に奄美・沖縄を推薦したが、国際自然保護連合(IUCN)は翌18…
2019/10/13
福岡第一と20日に初戦 九州大会組み合わせ決まる 八重農 高校野球
来年春のセンバツ高校野球の出場校を決める上で参考となる秋季九州地区高校野球大会(19日~24日、佐賀)の組み合わせ抽選会が11日行われ、秋季県大会で準優勝した八重山農林高校は福岡県大会の優勝校、福岡第一高校との対戦が決まった。4強入りすればセンバツ出場がほぼ確実となる。試合は20日午後零時半から佐賀ブルースタジアムで行われる。 秋季県大会で優勝した沖縄尚学は19日午後2時から佐賀ブルースタジア…
2019/10/12
商品券「早めの購入を」 政府、子育て世帯など支援
1日の消費税率引き上げに伴う景気対策の一環で、子育て世帯や住民税非課税者を対象にした政府の経済的支援策として「プレミアム付き商品券」の利用が始まっている。 同商品券は1冊(500円券10枚)を4千円で購入でき、一人最大5冊まで購入が可能。最大2万円で2万5千円分の商品券が受け取れる仕組み。石垣市では市商工会が来年1月末まで販売しており、対象店舗での利用は同2月末までとなる。 市で同商品券を利…
2019/10/12
地域安全は自らの手で パレードで住民にアピール
2019年度全国地域安全運動・八重山郡民大会(主催・八重山警察署、八重山地区防犯協会)と出発式が11日午後、石垣中学校体育館で開催され、出発式後、新栄公園を発着点に美崎町周辺で安全活動をアピールするパレードを行った。安全運動では▽子どもと女性の犯罪被害防止▽特殊詐欺の被害防止▽適正飲酒運動の推進▽歓楽街における環境浄化対策の推進▽万引きの防止―をPRしている。
2019/10/12
百条委設置、与党応じず 自民取り下げ、再協議要求 知事会食問題
玉城デニー知事が万国津梁会議の受託業者と契約前に会食していた問題を受け、11日に開かれた県議会の議会運営委員会(大城一馬委員長)で、自民は地方自治法に基づく百条委員会設置の動議を提出した。公明、維新が賛成したが、社民や共産などの与党が否定的な姿勢を崩さなかったため、自民は動議を取り下げた。 動議を提出した島袋大氏(自民)は「全会一致になるように改めて動議を出す」と説明。9月定例会最終日の15日…
2019/10/12
優秀、最高賞の審査開始 三線の部、あす合格発表 八重山古典音楽コンクール
第42回八重山古典音楽コンクール(主催・八重山古典音楽協会、後援・八重山日報社)の三線の部優秀賞、最高賞の審査が11日、石垣市市民会館大ホールで始まった。13日まで行われ、同日の審査終了後に合格者が発表される。優秀賞に31人、最難関の最高賞に48人が挑戦している。 初日は午前と午後に優秀賞、午後に最高賞の審査が行われ、多くの挑戦者が緊張の面持ちで審査に臨んだ。 新城永文・浩文琉球音楽研究所の…
2019/10/12
児童の放課後の居場所に とびだせ児童館が開所 大浜公民館
石垣市健康福祉センター内にある、子どもたちの遊びの場や保護者交流の場を提供する「子どもセンター」(山里世紀子館長)から離れた地域に住む子どもを対象に、児童厚生員が公民館に出向いてさまざまな遊びを提供する事業「とびだせ児童館」の開所式が10日夕、大浜公民館(福島英和館長)で行われた。市職員やボランティアスタッフ、児童10人らが参加し、放課後の居場所の開所を喜んだ。
2019/10/11
自民、百条委設置要求へ 知事は陳謝も「契約は適正」 業者会食問題
玉城デニー知事が県発注業務の受託業者らと契約前日に会食していた問題で、県議会の会派「沖縄・自民党」は10日、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を求める方針を固めた。ただ社民党や共産党など、多数を占める県政与党は反対する方針で、設置は困難な見通し。玉城氏は同日の定例記者会見で「県民に心配や迷惑を掛けたことをお詫び申し上げたい」と陳謝した上で「契約は適正だった」と強調した。
2019/10/11
【日報の本棚】横浜市が「つくる会」系を選んだ理由 今田忠彦著
「自国の歴史や文化・伝統の素晴らしさを教えないで、どうして誇りや愛着が生まれるのだろうか」―。著者は神奈川県横浜市の元教育委員長。“自虐史観”色が強いとされる従来の歴史、公民教科書に対し、育鵬社、自由社の教科書採択に立ち上がった。教職員組合や市民団体との論争の中で誹謗中傷に耐えた当事者が、歴史の証言者として「闇」に迫った一冊。 横浜市は2009年度に自由社の歴史、11年、15年に育鵬社の歴史、…
2019/10/11
児童虐待問題を論議 万国津梁会議で委員
児童虐待に関する万国津梁会議(委員長・比嘉昌哉沖国大教授)の第2回会合が10日午後、那覇市のなは市民活動支援センターで開かれ、有識者が県に提出する意見書を審議した。 委員は比嘉委員長のほか、琉球大学教授の上間洋子氏、兵庫教育大教授の海野千畝子氏、沖国大講師の野村れいか氏、美ら島法律事務所の横江崇弁護士ら5人。 上間氏は、虐待を受けても助けを求めることができない子が増えていると懸念。横江氏は、…
2019/10/11