学校でがん教育 助友裕子氏が講義
学習指導要領の改訂に伴い、中学校や高校でがん教育が推進されるのに合わせ、教職員らの理解を深める目的で20日午後、がん教育研修会が八重山合同庁舎で開催された。講師の日本女子体育大学の助友裕子教授は、「学校におけるがん教育の実際」と題し、講演した。がんについて学校で教える場合、生徒や教諭に悪影響が出る可能性にも言及し、学校側は学年便りなどで家庭に周知すべきと指摘。「心配な家庭には電話連絡をするよう求…
2019/08/21
学校でがん教育 助友裕子氏が講義
学習指導要領の改訂に伴い、中学校や高校でがん教育が推進されるのに合わせ、教職員らの理解を深める目的で20日午後、がん教育研修会が八重山合同庁舎で開催された。講師の日本女子体育大学の助友裕子教授は、「学校におけるがん教育の実際」と題し、講演した。がんについて学校で教える場合、生徒や教諭に悪影響が出る可能性にも言及し、学校側は学年便りなどで家庭に周知すべきと指摘。「心配な家庭には電話連絡をするよう求…
2019/08/21
米国の現状、肌で感じる 中学生がホームステイ報告 竹富町
竹富町ホームステイ事業で米国シアトルに派遣されていた竹富町の中学生5人の帰国報告会(主催・竹富町教育委員会)が19日、町役場で開かれた。 参加者した西表中学校の鈴木虹(さい)さん(14)はシアトルの印象について「東京に似ていた。違うのはホームレスが道端に多かったところ」と貧富の格差が問題となっている米国の現状に肌で接した。西大舛髙旬町長も参加した。 一行は7月24日から23日間の米国シアトル…
2019/08/21
【視点】香港の弾圧 座視できるか
香港の民主化運動の一環であるデモが激化し、中国政府が国営メディアなどを通じ「暴徒」などと批判姿勢を強めている。香港との境界沿いには武装警察が集結しており、武力弾圧に踏み切るのではないかという懸念が高まる。中国は世界第2位の経済大国であり、米国に並ぶ超大国への道をひた走っている。21世紀にもなって、そのようにグローバルな影響力のある国で人権無視があっていいはずはない。日本も座視できない問題としてと…
2019/08/21
恒久平和願い空手演武奉納 恩納村、33カ国800人集結
空手の普及に努めている一般社団法人劉衛流龍鳳会(佐久本嗣男会長)は20日、恩納村の恩納海浜公園ビーチで「国際平和記念奉納演武」を開催し、世界33カ国から約800人の空手愛好家が集結した。沖縄から世界へ「恒久平和」を発信する平和メッセージが日本語と英語の2カ国語で読み上げられ、空手演武を奉納した。 各国から集まった参加者全員での団体演武や世界空手道選手権3連覇中の喜友名涼(5段)の掛け声で行われ…
2019/08/21
人命救助の米兵に感謝状 北谷町「勇気ある行動」
北谷町(野国昌春町長)は19日午後、町役場で、アラハビーチの水難事故現場で香港籍の少年を救助した嘉手納基地所属のロジャー・ハリー一等空曹に表彰状を手渡した。野国町長は「迅速な勇気ある行動」と感謝した。 ハリー氏は7月、家族と訪れたアラハビーチで、おぼれて海中から引き揚げられた少年が横たわっているところに遭遇。地元のライフガードとアイコンタクトで胸骨圧迫や人工呼吸を施し、救命活動を行った。救急車…
2019/08/20
次世代に民具継承 親子で島の竹とんぼ作り
第4回いしゃなぎら字会学級「親子で竹とんぼを作ろう」が18日、石垣公民館で開かれ、石垣青年会の希望者が親子で島独自の竹とんぼ作りに挑戦した。講師は石垣市家庭教育支援チームの宮良安晃さんを講師として中心に、いしゃなぎら字会の3役が同青年会の親子に竹とんぼの作り方を教え、子どもたちは手作りの竹とんぼを飛ばして遊んだ。石垣市教育委員会いきいき学び課が実施する社会教育学級の一環。若い世代にふるさとの民具…
2019/08/20
売却議案 9月提案見送り 市有地、貸し付けも含め検討 石垣陸自配備
石垣島への陸上自衛隊配備計画で、平得大俣地区の駐屯地建設予定地の半分を占める市有地の売却議案は、市議会9月定例会には上程されない見通しになった。市は不動産鑑定を終えたが、今後、公有財産検討委員会(委員長・川満誠一副市長)で貸し付けの可能性も含め市の方針を協議することになっており、現時点で議案を上程できる状況にはなっていない。売却の場合は遅くとも来年の3月議会までには議案が上程されると見られるが、…
2019/08/20
25日にぱいぬ島まつり 4年に1度、実行委で日程確認 竹富町
「新時代!南の島から結(ゆ)いの和!」をテーマに、「第9回ぱいぬ島まつり」が25日に竹富町西表島で開催される。同実行委員会(委員長・西大舛髙旬町長)が19日午後、町役場で開かれ、当日のプログラムなどを確認した。
2019/08/20
県民投票「民意示した」 シンポで記者ら辺野古反対訴え 那覇
米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡る県民投票を実現させたメンバーらでつくる「新しい提案実行委員会」(安里長従代表)は17日、那覇水道局庁舎で「県民投票とその後―私たちは何をすべきか、何をもとめるべきか―」をテーマにシンポジウムを開催した。2月24日の投開票日から間もなく半年を迎え、訴訟を巡る議論や報道の役割などの観点から議論を深めた。 第一部では元辺野古県民投票の会代表の元山仁士郎氏が県民投票ま…
2019/08/19
【視点】「豊かさ」どこまで享受できたか
県民は「豊かさ」をどこまで享受できているのか。県は、本土との比較で沖縄の経済力がうかがえる指標をこのほど発表した。県が発表した2016年の県内総生産は、物価変動の影響を除いた実質で4兆1320憶円で、前年度比1278憶円(3.2%)増となった。沖縄経済は順調な拡大が続くが、一人当たり県民所得は227万3千円で依然、全国の7割程度にとどまる。 県民総生産は実質で2年連続のプラス成長となった。同年…
2019/08/19