「漁業者の安全確保を」 尖閣問題で知事
17日の知事定例会見では玉城デニー知事は、石垣市の尖閣諸島周辺海域で中国公船による領海侵入が常態化している問題について「宮古や八重山地域の住民に不安を与えることがないよう、周辺の領海や排他的経済水域における安全確保に適切な措置を講じてほしい」と要望した。報道陣の質問に答えた。 尖閣問題に対する基本式は「わが国固有の領土だというのが日本政府の公式見解。県も同様に考える」と強調。4月26日に行われ…
2019/05/18
「漁業者の安全確保を」 尖閣問題で知事
17日の知事定例会見では玉城デニー知事は、石垣市の尖閣諸島周辺海域で中国公船による領海侵入が常態化している問題について「宮古や八重山地域の住民に不安を与えることがないよう、周辺の領海や排他的経済水域における安全確保に適切な措置を講じてほしい」と要望した。報道陣の質問に答えた。 尖閣問題に対する基本式は「わが国固有の領土だというのが日本政府の公式見解。県も同様に考える」と強調。4月26日に行われ…
2019/05/18
「護岸工事の早期着工を」 嘉手納町が副知事に要請
嘉手納町(當山宏町長)は16日、県庁に謝花喜一郎副知事を訪ね、昨年の台風24号により被災した水釜海岸の護岸強靭化工事の早期着工を要請した。謝花氏は既存予算の流用なども行い予算を捻出する考えを示し、「今年度中の着工を目指す」と答えた。 嘉手納町の水釜海岸は、昨年の9月28日から同30日にかけて県内で被害をもたらした台風24号の強風と波により、護岸の一部を損壊。飛散した護岸により、付近の家屋や店舗…
2019/05/17
【視点】教えられる「優しさと勇敢さ」
沖縄の高校生を巡る心温まるニュースが相次いでいる。人の優しさや、勇気について改めて考えさせられるエピソードだ。 与那国島出身で、那覇市の高校2年生崎元颯馬さん(17)は4月、伯父の葬儀に参列するため島に帰ろうとしていたが、モノレールの那覇空港駅で、往復の航空運賃が入った財布をなくしてしまった。頭を抱えているところへ、男性から「どうしたの」と声を掛けられた。事情を話すと、男性は6万円を差し出し、…
2019/05/17
沖縄が梅雨入り 全国2番目、平年より7日遅く
沖縄気象台は16日午前11時、沖縄地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より7日遅く、昨年より16日早い。鹿児島県の奄美地方が14日に梅雨入りしており、沖縄は昨年に続いて奄美より遅い梅雨入りとなった。 同気象台によると、沖縄地方は向こう一週間は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多い見込み。 梅雨入りしたこの日、八重山地方は雲のすき間から晴れ間が広がり、竹富町波照間と与那国空港がある…
2019/05/17
きょう創立123年 夢いっぱいの学校目指す 宮良小
石垣市立宮良小学校(仲間一史校長、全児童134人)が17日、創立123年の記念日を迎えた。15日には草刈りで「宮良123」と表された運動場に全児童・全職員が集まり、ドローンを使って上空から記念撮影。16日には全児童が朝会で学校の歴史を学び、昼食時にカップケーキで一足早い記念日を祝った。
2019/05/17
【国境を撮る⑤】金日成に面会、批判も 北朝鮮報道の先駆けに
〈北朝鮮への初訪問は1980年。拉致問題に関する初の国会答弁が88年3月26日。北朝鮮による日本人拉致問題が注目される前から、すでに現地の写真を撮っていた〉 角さんの写真集を出したら、5万部ほど売れた。その印税を元手に次は何をやろうかって考えた。すごい写真家は周りにたくさんいたから、同じ土俵で戦っていても勝てない。だったら、誰もやっていないことを撮ろうと。いつも理由は単純なんだ。 そこでふと…
2019/05/17
「沖縄と日本は一体」 青年弁論大会で神谷さん優勝 東京
「日本民族にとっての沖縄」をテーマにした青年弁論大会(主催・沖縄県祖国復帰47周年靖国集会実行委員会)が12日、東京の靖国会館で開かれ、県出身者など8人が熱弁を振るった。宜野湾市出身の神谷龍さん(24)が優勝した。沖縄戦の歴史を振り返り、復帰記念日である5月15日について「英霊、沖縄、祖国が一体となった日本民族共通の歴史だ。日本民族にとって沖縄とは同胞、一体である」と訴えた。 神谷さんは学生だ…
2019/05/17
【視点】陸自住民投票で与野党対立
石垣市議会の特別委員会が14日、石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備の是非を問う住民投票条例案を否決した。同条例案は6月定例会の本会議でも採決され、最終的な結論が出る。 この日の会合では、住民投票を必要、不要とする参考人を計6人招致した。必要とする参考人は野党、不要とする参考人は与党が推薦した。審議を深める上で、参考人招致の意義は大きかったと言える。 住民投票を必要とする参考人は、住民投票を…
2019/05/16
「沖縄を世界の財産に」 JTA丸川社長、退任で思い
日本トランスオーシャン航空(JTA)の代表取締役を退く丸川潔社長が14日午後、退任あいさつのため八重山日報社を訪れ、入社時から現職に至る経緯を振り返りつつ、思いを話した。 丸川社長は1985年に日本航空(JAL)に入社。4か月後にはJAL123便墜落事故が起こる。「安全に関わる十字架を背負っている。残酷なまでに会社の責任を痛感した」と振り返る。「現場を知らない人はどうしても危機感が薄れやすい」…
2019/05/16
与野党の亀裂深まる 参考人の意見に波紋 陸自特別委
石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備の是非を問う住民投票条例案を審議していた市議会の特別委員会が14日、同条例案を否決した。与野党対立の末にようやく実現した参考人招致も、かえって両者の亀裂を深める結果に。6月議会で同条例案が否決されれば、住民投票の可能性はほぼ消える。野党側は瀬戸際まで追い詰められた。
2019/05/16