尖閣問題、スタンスに相違 「断じて譲らず」/「挑発に反対」 争点②石垣市長選
尖閣諸島を行政区域に抱え、台湾にも近い石垣市の市長選では、否応なしに日本の安全保障政策も争点になる。候補者には、政府が進める陸上自衛隊石垣駐屯地の拡大・増強、駐屯地内で毎年のように実施されている日米共同訓練への対応、さらには台湾有事、尖閣有事に対する考え方も問われる。
2025/08/15
尖閣問題、スタンスに相違 「断じて譲らず」/「挑発に反対」 争点②石垣市長選
尖閣諸島を行政区域に抱え、台湾にも近い石垣市の市長選では、否応なしに日本の安全保障政策も争点になる。候補者には、政府が進める陸上自衛隊石垣駐屯地の拡大・増強、駐屯地内で毎年のように実施されている日米共同訓練への対応、さらには台湾有事、尖閣有事に対する考え方も問われる。
2025/08/15
台湾航路開設で対立 「経済の起爆剤」/「合理性ない」 争点①石垣市長選
台湾基隆―石垣定期フェリー航路開設は、新たに設立された株式会社「商船やいま」(大濱達也社長)が今秋の就航を目指して準備を進めている。前職、中山義隆氏が打ち出した事業で、船舶購入費30億円のうち約9・3億円を国と市が支援する計画。市の負担分は1・9億円で、財源はふるさと納税を充てる。 ▽島の暮らし変える 「石垣の経済、島の暮らし方を大きく変える起爆剤になる。10年、20年にわたって市の将来を支…
2025/08/14
【視点】八重山の進路左右する選択
実績と事業継続をアピールする前市長か、刷新と路線転換を掲げる新人か。石垣市、八重山の進路を大きく左右する選択となる。 前職、中山義隆氏の失職に伴う出直し市長選がスタートした。中山氏、前市議の砥板芳行氏による一騎打ちで、17日の投開票に向け激戦が展開される。 2氏の政策は大きく異なるが、中でも目立つは安全保障問題に対するスタンスの違いだ。石垣市は台湾に近く、尖閣諸島を行政区域に抱えており、安全…
2025/08/11
砥板、中山氏一騎打ち 史上初、出直し選火ぶた 市政「継続」「刷新」で論戦 石垣市長選
石垣市の中山義隆前市長(58)=自民、公明推薦=の失職に伴う市長選が10日告示され、無所属新人で前市議の砥板芳行氏(55)と、5選を目指す中山氏が立候補。市政史上初となる出直し選の火ぶたを切った。投開票は17日。3年前の前回2022年市長選と同じ候補者の一騎打ちで、中山氏は課題解決に向けた市政継続、砥板氏は長期政権の刷新を掲げた。
2025/08/11
市政継続で課題解決 中山陣営が総決起大会 石垣市長選
石垣市長選に立候補する前職の中山義隆氏(58)=自民、公明推薦=の総決起大会が8日夜、市民会館大ホールで開催された。中山氏は4期15年の実績を説明し、「(私は行政課題の)解決策をすぐに出せる」とアピール。石垣の将来を見据えた政策を仕上げて「次にバトンタッチをするのが役目」と強調。市議補選に立候補する新里裕樹氏と共に支持を呼びかけた。
2025/08/10
「市民不在の市政」に終止符 砥板陣営が総決起大会 石垣市長選
石垣市長選に立候補する新人の前市議、砥板芳行氏(55)の総決起大会が7日夜、市内ホテルで開かれた。砥板氏は既得権益に偏った長期政権のあり方を批判し「市民不在のまちづくりを終わらせよう」と訴えた。市議補選に出馬する東山盛敦子氏(58)は「自然を生かして、それを豊かな経済に発展させていける島にしたい。そのために砥板さんと一緒に頑張りたい」と呼び掛けた。
2025/08/08
「島と人守る政治を」 八重山・台湾経済圏構想に意欲 中山氏が政策発表 石垣市長選
石垣市長選に立候補する前職、中山義隆氏(58)は6日、後援会事務所で記者会見し、政策を発表した。「大きなテーマは島を守る、人を守る。経験値、実現力、期待感の政治を目指したい」と強調。台湾航路開設を目玉政策の一つに掲げ、台湾と八重山を一体化した経済圏構想の実現に意欲を示した。
2025/08/07
「市民目線の市政に刷新」 自衛隊拡大、日米訓練に反対 砥板氏が政策発表 市長選
石垣市長選に立候補する新人の前市議、砥板芳行氏(55)は5日、大浜信泉記念館で記者会見し、政策を発表した。「独善的な長期政権を継続するのか、市民目線の市政に刷新するか問われる」と主張。防衛省が進める陸上自衛隊石垣駐屯地の拡大強化には明確に反対し「日米一体の軍事演習・訓練は受け入れない」と強調した。
2025/08/06
箕底氏が出馬断念 支持候補は明言せず 石垣市長選
8月17日投開票の石垣市長選で出馬を表明していた市議の箕底用一氏(44)は4日夕、選挙事務所で記者会見を開き、出馬を断念する意向を明らかにした。政策の違いや選挙構図などを踏まえ「このまま三つどもえで突入すれば変革が遠のく」と強調。「勝機のない戦いを避けるため、自ら身を引く」と語った。市長選でどの候補を支持するかは明言しなかった。
2025/08/05
町活性化テーマに論戦 3氏、港湾整備や特区も 与那国町長選
19日告示、24日投開票の与那国町長選で、八重山青年会議所(長山家康理事長)主催による予定候補者の公開討論会が3日夜、町内の久部良多目的集会施設で開かれた。現職の糸数健一氏(72)、新人で革新系町議の田里千代基氏(67)、新人で保守系町議の上地常夫氏(61)が町の活性化策などをテーマに論戦した。与那国町長選で八重山JCが討論会を開催するのは初めてで、約100人が来場した。
2025/08/05