上地氏初当選 保革から支持557票、糸数氏に51票差 与那国町長選
任期満了に伴う与那国町長選が24日投開票され、新人で前町議の上地常夫氏(61)が557票を獲得し、現職の糸数健一氏(72)ら2人を破って初当選した。糸数氏とは51票差。自衛隊与那国駐屯地拡大や日米合同訓練の受け入れに慎重な姿勢を示し、保革双方から幅広く支持を獲得した。与那国町は台湾に近い日本最西端の島で、町政の方針転換は、台湾有事をにらんだ政府の安全保障政策に影響を与える可能性がある。
2025/08/25
上地氏初当選 保革から支持557票、糸数氏に51票差 与那国町長選
任期満了に伴う与那国町長選が24日投開票され、新人で前町議の上地常夫氏(61)が557票を獲得し、現職の糸数健一氏(72)ら2人を破って初当選した。糸数氏とは51票差。自衛隊与那国駐屯地拡大や日米合同訓練の受け入れに慎重な姿勢を示し、保革双方から幅広く支持を獲得した。与那国町は台湾に近い日本最西端の島で、町政の方針転換は、台湾有事をにらんだ政府の安全保障政策に影響を与える可能性がある。
2025/08/25
【視点】沖尚が全国制覇 感動と誇り
初戦から全試合が3点差以内の接戦という粘り強さ、強豪校を次々と撃破するたくましさを思うと、決勝の大舞台も最初から負ける気はしなかった。第107回全国高等学校野球選手権大会決勝で沖縄尚学が日大三高を3対1で破り、夏の甲子園初優勝を成し遂げた。 県勢としては、甲子園では夏15年ぶり2回目、春も含め通算5回目の全国制覇となる。県民に感動と誇りを与えた活躍は見事だった。 エース末吉良丞は、初戦から大…
2025/08/24
現職続投か保革の新人か きょう審判 三つどもえ激戦 与那国町長選
任期満了に伴う与那国町長選はきょう24日投開票される。23日、保守系新人の上地常夫氏(61)、革新系新人の田里千代基氏(67)、保守系現職の糸数健一氏(72)は選対本部前などでそれぞれ打ち上げ式を行い、町民に最後の訴えを行った。与那国町は台湾に近い日本最西端の島で、町長選は国の安全保障政策にも影響を与える。
2025/08/24
3日攻防入り、3陣営激戦 医師確保問題などで舌戦 与那国町長選
任期満了に伴う与那国町長選(19日告示、24日投開票)は21日、3日攻防に突入。立候補した新人の上地常夫氏(61)、新人の田里千代基氏(67)、現職の糸数健一氏(72)は、連日街頭に立ち政策を訴えている。3候補は夕方に各地区の中心地に立ち、最大の争点である診療所の医師撤退問題などを取り上げた。真剣な眼差しで聞いた女性は「病院がなくなるのは嫌だ」と話し、候補者の政策で診療所を残してほしいと願ってい…
2025/08/22
中山氏5選 市政史上初、出直し選制す 石垣市長選挙
石垣市の中山義隆前市長(58)=自民、公明推薦=の失職に伴う出直し市長選は17日投開票され、中山氏が1万2923票を獲得、新人で前市議の砥板芳行氏(55)に1799票差をつけ、市政史上初となる5選を果たした。台湾航路開設事業をはじめ、中山氏が推進した主要事業が継続される。中山氏は自衛隊や尖閣諸島問題への対応など、自公政権との連携を重視した安全保障政策にも引き続き取り組むことになりそうだ。
2025/08/18
出直し選きょう決着 市政継続問う、深夜大勢判明 石垣市長選
石垣市の中山義隆前市長(58)=自民、公明推薦=の失職に伴う出直し市長選は17日投開票される。新人の前市議、砥板芳行氏(55)、5期目を目指す中山氏が一騎打ちの激戦を展開。中山市政継続の是非が最大の争点で、選挙結果は中山氏が進めた台湾基隆―石垣定期フェリー航路の行方などを左右する。石垣市は台湾に近く、尖閣諸島を行政区域に抱えており、誰が当選するかは政府の安全保障政策にも影響しそうだ。結果は深夜に…
2025/08/17
「オール沖縄」協調か対立か 玉城県政へ異なる評価 争点④石垣市長選
県内の主要選挙は2014年の知事選以来、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力対自公の対立構図が定着している。石垣市長選に立候補している前市議、砥板芳行氏は「オール沖縄」を標ぼうしていないが、支持層は重なっており、事実上、玉城知事と共闘体制を組む。前職、中山義隆氏は過去4回の市長選と同様、自公の選挙協力体制に支えられる。両候補に玉城県政への評価を聞いた。
2025/08/17
【視点】「反省」復活 率直に疑問だ
戦後80年の15日、石破茂首相は政府主催の全国戦没者追悼式で「戦争の惨禍を決して繰り返さない。進む道を二度と間違えない。あの戦争の反省と教訓を、今改めて深く胸に刻まねばなりません」と述べた。 首相の式辞に「反省」が入るのは民主党政権の野田佳彦首相以来、13年ぶりだ。自民党の政権復帰後、安倍晋三首相以降は一度も使われていない。なぜ今、あえて「反省」の2文字を復活させる必要があるのか、率直に疑問だ…
2025/08/16
砥板氏慎重/中山氏推進 ゴルフ場建設巡り対立 争点③石垣市長選
石垣市の前勢岳周辺で株式会社ユニマットプレシャス(本社東京、高橋洋二代表取締役)が計画しているゴルフ場付きリゾート施設建設計画への対応も石垣市長選の争点となっている。前職、中山義隆氏は推進、前市議の新人、砥板芳行氏は慎重な姿勢だ。
2025/08/16
尖閣問題、スタンスに相違 「断じて譲らず」/「挑発に反対」 争点②石垣市長選
尖閣諸島を行政区域に抱え、台湾にも近い石垣市の市長選では、否応なしに日本の安全保障政策も争点になる。候補者には、政府が進める陸上自衛隊石垣駐屯地の拡大・増強、駐屯地内で毎年のように実施されている日米共同訓練への対応、さらには台湾有事、尖閣有事に対する考え方も問われる。
2025/08/15