3人の激戦きょうゴール 変わるか保革1議席の構図 県議補選

最後の訴えをする(右から)金城氏、崎枝氏、大浜氏=29日、石垣市内

 県議補選石垣市区は繰り上げ投票が行われた竹富町を除き、30日の知事選と同時に投開票される。農業生産法人有限会社ゆいまーる牧場会長の金城利憲氏(63)、前市議の崎枝純夫氏(63)、自民公認で株式会社石垣エスエスグループ社長の大浜一郎氏(56)=公明、維新推薦=の3人が立候補。県議会で、保革が1議席ずつ分け合ってきた構図が維持されるかが焦点になる。3陣営は29日、それぞれ支持者を集めて打ち上げ式を開き、選挙戦を締めくくった。
 補選は3月の市長選に立候補した砂川利勝氏の辞職に伴って実施される。大浜氏が当選すれば自民党が引き続き1議席を確保するが、崎枝氏が当選すれば革新が2議席を独占。金城氏が当選すれば従来の保守、革新以外で初めての議席となる。

 大浜氏は知事選の佐喜真淳候補とセット戦術を展開し、合同の選挙事務所も設置した。崎枝氏、金城氏は知事選の玉城デニー候補を支持する。石垣島への陸上自衛隊配備には大浜氏が容認、金城、崎枝氏が反対、普天間飛行場の辺野古移設は大浜氏が「司法判断を見守る」としており、金城、崎枝氏は反対している。
 石垣市、与那国町の選挙管理委員会によると、有権者数は20日現在、石垣市3万8740人、与那国町1366人。

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