【石垣島 鳥紀行】インドクジャク

 山を一つ公園にしている県立バンナ公園の東西南北につくられた各ゾーンでは、まるでここは動物園かと思うほど、インドクジャクが余裕でゆったりと歩いている。
 見ていて美しいクジャクだが、彼らは島の固有種を含む多くの動物を捕食し、肥え太り、繁殖をしていく。人がいる場所での猟友会による駆除はできない。となれば、このクジャクは、バンナ公園に生息する生き物を食い尽くし、生態系を狂わせ続けていく可能性もある。
 一時は、環境省がトラップを設置して捕獲に精を出した時期があった。今は、あまり聞かないのは、人々が「ミャー」という異様な鳴き声に馴れて苦情を言わなくなったからか。
 島の森のあらゆる場所で聞こえる異様な「ミャー」とも「ミュー」とも聞こえる声に、馴れてしまっていいわけがないが。

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