地域情報 旧盆アンガマ始まる 聴衆から珍問答に笑い 石垣 旧盆入りした13日、八重山各地では、あの世からやってきた祖先とされるウシュマイ(爺)とンミー(婆)がファーマー(子や孫)を引き連れて家々を回る伝統行事「アンガマ」が始まった。巡回先では親族や地域住民、観光客らが集まり、ファーマーたちの踊りに手拍子を送り、ウシュマイ、ンミーのとんちを効かせた珍問答に笑いを誘われた。 2019/08/14
地域情報 旧盆入り 各家庭で先祖を迎える 旧盆の迎えの日(ンカイピー)となった13日、各家庭では先祖を供養する行事が行われた。石垣市にある玉那覇酒造所の玉那覇有一郎さん(42)宅では午後5時ごろ、長女の日和(ひより)ちゃん(6)がちょうちんを持ち、先祖を玄関先の線香の前から部屋まで案内した。 2019/08/14
地域情報 きょう旧盆入り 市場に買い物客 島々で先祖供養の伝統行事 きょう13日は旧盆入り。八重山では先祖を供養する伝統行事が繰り広げられる。ユーグレナモールの公設市場では12日、買い物客らが供え物を探す姿が見られた。旧盆期間中、石垣島では、ユーモラスなとんち問答を行う「アンガマ」が家々を練り歩く。中日の14日には、波照間島で「ムシャーマ」が島を挙げて盛大に開催される。 2019/08/13
地域情報 心躍る道ジュネー披露 県内各地で旧盆エイサー始まる 旧盆中、地元の青年会などがエイサーを舞いながら地域を練り歩く「道ジュネー」が旧盆前夜にあたる12日夕、県内各地で始まった。那覇市松島青年会では、地域の無病息災や安全、繁盛を祈って道ジュネーを盛大に行った。 午後6時半からファミリーマートおもろまち四丁目店前から開始。約10カ所の会場を周り、それぞれに集まった観衆は指笛や太鼓の音に聞き入った。 同青年会の宮良光樹副会長(22)は「約1カ月間、夜… 2019/08/13
地域情報 盆と連休、島にぎわう 川平湾に大勢の観光客 旧盆と連休が重なった石垣島は、連日、観光客でにぎわっている。12日、国の名勝に指定されている川平湾には、遊覧船に乗ったり、写真撮影をする観光客が見られた。中国や台湾からの観光客も多く、関係者は「団体旅行より、家族や個人での旅行が多くなっている」と話す。 2019/08/13
地域情報 連日30度超、熱中症に注意 死亡例も、県「健康管理徹底を」 全国的に猛暑が続く中、沖縄も連日、30度を超える暑さとなっており、県によると3日までに熱中症患者が379人発生。7月には農作業中の高齢者が死亡した。玉城デニー知事は9日の記者会見で、健康管理の徹底を呼び掛けた。 沖縄気象台によると、石垣島では8月に入ってほぼ連日、最高気温は30度を超えている。今月、最も高かったのは6、7日の33.4度。11日は32.5度だった。 熱中症は暑い場所で過ごすうち… 2019/08/12
地域情報 3種目で670キロ持ち上げる強者も パワーリフティング選手権八重山地区大会 第9回八重山地区大会パワーリフティング選手権大会(主催・八重山パワーリフティング協会)が11日午後、登野城の特設会場で開催された。13歳から75歳まで計17人が参加した。3種目で合計670キロを持ち上げた人もおり、会場を沸かせた。 大会では、横たわりバーベルを持ち上げる「シングルベンチプレス競技」と、直立してバーベルを担ぎ屈伸する「スクワット」、バーベルを置いて持ち上げる「デッドリフト」、「ベ… 2019/08/12
地域情報 コンドイ浜の魅力、島民描く 港待合所で月末まで展示 竹富島の港待合所、てぇどぅんかりゆし館内で、竹富ぶなる会(上勢頭享子会長)主催の「2歳から90歳までの島人絵画展」が開催されている。竹富島のコンドイ浜をテーマに、約60点の島民による力作が展示され、見学者を楽しませている。 コンドイ浜は竹富島唯一の海水浴場で、遠浅のビーチは観光客にも人気があるが、島民にとっては心安らぐ大切な憩いの場所だ。 島民目線の絵はコンドイ浜への愛情を感じるものばかり。… 2019/08/11
地域情報 旧盆の帰省ラッシュ本格化 家族と再会喜び合う姿も 新石垣空港 旧盆休みの帰省ラッシュが10日、本格化し、石垣市の南ぬ島石垣空港は、お盆を家族と一緒に過ごすため、帰省した客らで混雑した。ターミナルビル1階の到着口には、帰省した家族を迎えるため多数の人が集まった。帰省ラッシュは下りのピークが9日から12日、上りのピークが16日ごろと見られる。今年の旧盆は13日から始まり、八重山では伝統行事のアンガマがにぎやかに繰り広げられる。 2019/08/11
地域情報 外国人の法律相談に対応 財団が沖縄弁護士会と覚書 県国際交流・人材育成財団(與那嶺善道理事長)はこのほど、沖縄弁護士会との間で「外国人のための法律・生活相談に関する覚書」を結んだ。同財団の依頼を受け、外国人からの法律相談などに当たる。 沖縄には120カ国から計1万6000人以上の県内各地に居住している。複雑で高度な法律相談などへの対応も増えると予想されるため、財団で対応できない法律問題の相談を在住外国人から受けた場合、財団は弁護士会に協力を依… 2019/08/11
地域情報 台風接近で避難続々 「暑さと水分補給心配」 石垣市 台風9号の接近を受け、石垣市は8日午前6時前から市健康福祉センターに一時避難所を設置した。午後零時過ぎには市全域に避難勧告が発表された。避難者らは各自で食料を準備し、台風の最新情報を得ながら、激しい暴風雨をしのいだ。 同センターでは検診ホールを一般避難場所、子どもセンターを障害者、高齢者の避難場所とした。 利用者は喫茶スペースのテーブルや廊下、玄関付近にあるベンチなどを利用して休息。テレビや… 2019/08/09
地域情報 空、海の便全面マヒ 観光シーズンに大きな打撃 台風9号 台風9号は8日から9日にかけて先島諸島に最接近し、8日の海、空の便は全面マヒした。南ぬ島空港は朝から閉鎖され、8日の石垣発着便は全て欠航。石垣島と離島を結ぶ海の便も途絶えた、8月の観光シーズンを直撃した台風は、住民生活や観光産業に大きな打撃を与えた。 2019/08/09
地域情報 来年1月26日に石垣島マラソン 参加者1万人目指す 第18回石垣島マラソン実行委員会(委員長:川満誠一副市長)の総会が7日夕、市役所で開かれた。昨年に開催された第17回大会の収支決算案と監査報告、第18回大会の事業計画案や収支予算案、大会役員案などが審議され、全会一致で承認された。第18回大会は来年1月26日に開催される。 第17回大会の収支決算案では、収入決算額が約3050万円で、支出決算額は約2878万円となり、差額約175万円は第18回大… 2019/08/08
地域情報 美ら島を未来の世代へ 県民育樹行事に児童参加 県は7日、今年12月に開催する第43回全国育樹祭を記念し、県民育樹行事を石垣青少年の家で開催した。新川、大浜、八島、宮良の4小学校から約20人の児童らが参加し、敷地内に植えられたヤシの木とコクタンの根元に固形肥料を埋めた。その後、木製のプランターを計20セット作成し、一校に5セットずつ持ち帰った。 育樹行事は木を育てる活動を通し、継続して森を守り、次世代に引き継ぐことを目的に実施された。第43… 2019/08/08
地域情報 きょう昼過ぎ暴風域に 空、海の便に乱れ 台風9号 大型で強い台風9号は7日、石垣島の南東の海上を時速15キロで北北西に進んだ。8日午後3時には石垣島の南南東約180キロで「大型で非常に強い台風」に発達、石垣島地方は同日昼過ぎ、与那国島地方は同日夕、相次いで暴風域に入る見込み。気象庁は沖縄で8日から9日にかけて暴風やうねりを伴った高波、大雨や高潮に厳重に警戒するよう呼び掛けた。 2019/08/08
地域情報 21年9月の再開目指す 不定期チャーターで自由度確保 石垣―波照間航空路線 2008年11月以降運休状態が続いている石垣―波照間航空路線運航の早期再開を目指す竹富町は6日午後、航空運送事業準備会社の㈱スカイサンタアビエーション(佐和田寿代表取締役社長)と路線復活に向けた包括的連携協定を締結し、21年9月に運用の自由度が高い不定期チャーターによる路線再開を目指すと発表した。22年9月には西表島など、空港のない地域での運航も視野に入れる。 2019/08/07
地域情報 「石垣は国内でピカイチ」 記念講演で本間希樹教授 ブラックホール撮影の舞台裏も 南の島の星まつり 石垣島の星の祭典「南の島の星まつり2019」(主催・同実行委員会)で4日午後、世界初のブラックホール撮影に成功した国際プロジェクトで日本チーム代表を務めた本間希樹(まれき)国立天文台教授が市立図書館で記念講演した。本間教授は「(成果は)石垣の方々、地元のサポートがあったおかげ。石垣は星をブランドとして観光に生かしていて、星やその研究などへの理解度は日本でもピカイチだと思う」と感謝した。 2019/08/07
地域情報 世界平和の鐘、響かせ 広島原爆から74年 ユニバーサル・ピース・デイ 広島に原子爆弾が投下されてから74年目を迎えた6日、「ユニバーサル・ピース・デイ呼応鐘打式」(主催・世界平和の鐘沖縄県支部)が鐘が設置されてある石垣市新栄公園で開かれた。同支部会員や市役所の部課長らが参列し、原爆投下の午前8時15分のサイレンに合わせて黙とうを捧げ、1人ひとりが「世界平和の鐘」と「ほほえみの鐘」を市内に響かせた。 同支部の大濵達也支部長は「戦争が生み出すものは苦しみ、悲しみ以外… 2019/08/07
地域情報 世界遺産登録を応援 キリン、デザイン缶発売 奄美・沖縄の世界自然遺産登録を応援しようとキリンビール株式会社は6日夕、パレットくもじ前広場でPRイベントを開催した。この日から販売開始となった「キリン一番搾り 奄美・琉球世界自然遺産登録応援デザイン缶」の販売キャンペーンも兼ねて行われた。 デザイン缶は奄美・沖縄の自然遺産をイメージさせるイリオモテヤマネコ、ヤンバルクイナ、アマミノクロウサギなどが装飾され、「私たちの宝、世界の宝に」とメッセー… 2019/08/07
地域情報 伝統・創作の演舞披露 一万人エイサーで魅力発信 那覇 エイサーの魅力を広く伝えようと第25回一万人エイサー踊り隊(主催・夏祭りin那覇実行委員会)が4日、パレットくもじ前や国際通りで開かれた。創作エイサー24団体と、青年会などの伝統エイサー8団体が参加し、大勢の観衆の前で迫力あるエイサーを披露した。 夏の恒例行事となった同イベントは、エイサーの伝統を守り、新たなエイサーを育てることを目的に開催。「伝統VS創作」をテーマに、パレットくもじ前などに設… 2019/08/06