一般 「時代の架け橋に」 平成最後のベイビー誕生 宮里夫妻、4月30日に八重山病院 平成最後の日の4月30日、県立八重山病院で「平成最後の八重山ベイビー」が誕生した。宮里泰成さん(29)、真梨さん(30)夫妻の第3子の二男で、分娩室で赤ちゃんを抱いた泰成さんは「この子が平成を選んで生まれた子なら、次の時代の架け橋としての役割に期待したい。元気に育ってほしい」と願った。 2019/05/04
一般 大浜の方言を後世に ホーマムニ伝承会が発足 大浜地域に住む10人が石垣島の方言「スィマ(島)ムニ(言葉)」の一つ、大浜地域の方言「ホーマ(大浜)ムニ」を後世に伝え残していこうと、「ホーマムニ伝承会」(前津栄昭会長)を4月5日に発足させた。同月23日には第1回定例会が前津会長宅で開催され、すでに解散した「大浜方言伝承会」によって編集された『大浜のことば 基本編』の見直し作業が行われた。 大浜老人クラブ長寿会の前会長でもある前津会長は「これ… 2019/05/04
一般 「沖縄に改正求める資格あり」 高橋氏が講演 自主憲法制定県民会議 憲法記念日の3日、自主憲法制定沖縄県民会議(西田健次郎会長)は県立博物館・美術館で「新しい憲法をつくる沖縄県民の集い」を開催した。講師の元読売新聞監査委員長で政治評論家の高橋利行氏は、憲法改正に賛成の立場で講演。自民党が憲法改正に向け、党大会で議決している点を強調し「憲法改正(への議論)は進んでいる。野党も乗ってきた」と述べ、国内で改憲に向けた機運が高まっていると指摘した。 高橋氏は公明党が加… 2019/05/04
一般 【石垣島 鳥紀行】インドクジャク 山を一つ公園にしている県立バンナ公園の東西南北につくられた各ゾーンでは、まるでここは動物園かと思うほど、インドクジャクが余裕でゆったりと歩いている。 見ていて美しいクジャクだが、彼らは島の固有種を含む多くの動物を捕食し、肥え太り、繁殖をしていく。人がいる場所での猟友会による駆除はできない。となれば、このクジャクは、バンナ公園に生息する生き物を食い尽くし、生態系を狂わせ続けていく可能性もある。 … 2019/05/03
一般 「平成」から「令和」へ 市役所、システム更新を確認 「平成」から「令和」へ―。ゴールデンウィーク(GW)中の改元に伴い、石垣市役所では2日午前、庁内のシステム更新が正常に作動しているか、最終チェックする作業があった。各課の基幹系業務を担当する職員らが、市民に交付する帳票の元号表示や、画面の日付などを確認した。 市によると、元号改正に伴う対応は3月末からスタート。元号を各種書類にレイアウトする作業や、元号を入力して帳票や画面上で日付が正しく表示さ… 2019/05/03
一般 県民・観光客が陛下のお姿注目 退位礼正殿の儀、生中継 那覇 4月30日に行われた天皇陛下の「退位礼正殿の儀」を、NHKが午後4時から特別番組として生放送。那覇市の国際通りにある「てんぶす那覇」では外付けの大型スクリーンに番組を映し出した。道行く県民や観光客が足を止め、陛下のお姿に見入った。 2019/05/01
一般 【石垣島 鳥紀行】ゴイサギ 深夜、長年同じ場所に現れる野鳥がいる。2007年ごろに気がついた。サンゴの産卵やウミガメの産卵の撮影帰りの深夜、道路の脇に現れる多数の野鳥。最初は大潮の時だけかと思ったが、さにあらず。人里近い宮良でも見かけて、それが必ず、決まった場所に12年以上見られる。 4月29日午後11時、宮良に現れたその野鳥はゴイサギ。これは成鳥。時々ホシゴイと言われる縦じまが目立つ姿幼鳥も現れる。最近、猫が現れるよう… 2019/05/01
一般 「飛び出す星」に興奮 GWも石垣島天文台で上映 「八重山は日本一多くの星と出会える場所」とPRしている石垣島天文台は大型連休初日の27日から、同施設で特別企画として最新の3Dメガネを着用して四次元デジタル宇宙「4D2U」の上映と天体観望会を開催している。 4D2Uシアターは通常1日1回のところ期間中は2回開催する。八重山から見える星空で午後8時から朝方まで時間を追って東西南北に見える星座の説明や、南十字星の見つけ方などを紹介。地球を俯瞰(ふ… 2019/04/30
一般 【石垣島 鳥 紀行】カンムリワシ 4月中旬、まだ白い部分が残る若いカンムリワシが、於茂登岳の南側、於茂登前岳の嵩田林道にいた。 例年9月ごろに巣を追い出されて、流浪の旅に出る真っ白いカンムリワシの幼鳥は、成鳥の持つ縄張りを避けて、居場所を転々する。餌(えさ)とりの下手な状態で11月、12月の昆虫、カエル、ヘビも減る冬の食糧不足の時期を乗り越えねばならない。1月には成鳥のペアリングの時期が始まる。幼鳥は亜熱帯でもっと寒い2月をや… 2019/04/30
一般 自然環境への影響懸念 石垣島陸自配備巡りシンポ 「平得大俣の自然環境とくらしを考えるシンポジウム」(石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会主催)が27日夜、石垣市健康福祉センターで開かれ、パネリスト6氏が自身の研究成果を発表した。シンポジウムでは、陸上自衛隊配備地の平得大俣の環境に関する意見交換を行い、カンムリワシなど自然環境への影響を懸念した。 前半のパネルディスカッションでは、専門家の6氏が登壇。鳥、水、動物、植物など各分野から於茂登… 2019/04/29
一般 自然、食を味わう旅に GW 10連休始まる 観光客ら続々と来島 5月6日までで最大10連休となるゴールデンウィークが27日からスタートした。新石垣空港(南ぬ島石垣空港)には全国各地から親子連れやカップルなど、八重山諸島を堪能しに来た多くの観光客や、里帰りの人々が降り立った。 宮城県仙台市在住の古澤さん(48)家族の3人は石垣島と西表島を訪れる。古澤さん夫妻は3回目、娘さんは2回目の石垣島観光で、パラセーリングを一番の楽しみにしてきた。 東京都から来島した… 2019/04/28
一般 中小企業の支援促進を 沖銀、県商工会連と業務連携 沖縄銀行(山城正保頭取)と県商工会連合会(米須義明会長)は24日、連携して企業支援を行うことを目的に「業務連携に関する覚書」を締結した。相互に協力して中小企業や小規模事業者などを支援し、県内経済の活性化を図ることが目的で、相互の研修会やセミナーなどへの参加・講師派遣などを実施する予定。 会見で山城氏は沖銀と商工会連合会との間で連絡窓口を設置し、定期的に情報交換を行うと紹介。「互いの事業やサービ… 2019/04/28
一般 家族ら日の丸振り、出迎え 海自航空隊、ジブチから帰還 海上自衛隊第5航空群(司令・中村敏弘海将補)は27日、那覇基地でソマリア沖・アデン湾で実施していた海賊対処行動に参加していた部隊の帰国行事を行った。 海自は2009年7月施行の海賊対処法に基づき、航空部隊をアフリカのジブチ共和国に派遣しており、現在は哨戒機「P―3C」を保有する青森県の八戸と那覇から航空機と人員を派遣している。今回は通算34回目で、沖縄の第5航空群からの派遣は11回目。隊員らは… 2019/04/28
一般 不法採取を未然に防ぐ 市文化財、環境課が合同パト 天然記念物 県指定天然記念物「アサヒナキマダラセセリ」を始め、天然記念物の不法採取などを未然に防ごうと、石垣市教育委員会文化財課(下地傑課長)と市民保健部環境課(前浜孝始課長)が合同で、於茂登岳登山道入り口にパトロール本部を設置し、4月下旬から6月初旬にかけて、登山客や通行人への文化財不法採取防止の呼び掛けやチラシ配り、嵩田林道・親水広場周辺の巡視活動を実施する。 2019/04/27
一般 暗闇で秘かに咲く 平成最後のゴバンノアシ 24日午後9時ごろ、石垣島伊原間で地元住民のアマチュアカメラマン、平良八重子さんがゴバンノアシの花(サガリバナ科)の開花を撮影した=写真。 ゴバンノアシは常緑高木で、果実が碁盤の脚に似ているのでこの名がついた。インド洋から太平洋の熱帯地域の海岸やマングローブに生育しており、日本では八重山諸島に自生する絶滅危惧種。 平良さんは「暗闇に秘かに咲くゴバンノアシ。サガリバナ好きな私は、平成最後に咲く… 2019/04/27
一般 石垣牛認定店を紹介 初のガイドブック JA銘柄推進委 JA石垣牛取り扱い認定店62店舗を紹介するガイドブック『JA石垣牛認定店GUIDEBOOK』の出版会見が26日午後、JA八重山地区本部八重山支店で行われた。石垣島観光の発展と、認定店の売り上げ伸長につなげ、「石垣島産の牛」とブランドとしての「石垣牛」の混同が見られる現状への懸念から、JA石垣牛銘柄推進委員会(会長・山城隆則JAおきなわ八重山地区本部長)が初めて制作した。発行部数は5000部で、2… 2019/04/27
一般 東アジアの物流拠点目指す 那覇港総合物流センターが完成 貨物の集約や保管、梱包などをワンストップで実現し、県内最大級の物流センターである那覇港総合物流センターが完成し、25日、記念式典が開かれた。国、県、那覇市、浦添市、那覇港管理組合などから関係者が参加した。 2019/04/26
一般 気をつけて海のレジャー 水難事故防止運動スタート 八重山地区水難事故防止運動の開始式が25日、八重山警察署で開かれた。ゴールデンウィークを皮切りとする本格的なレジャーシーズンを前に、関係者約40人が水難事故抑止を誓った。 八重山地区水難事故防止推進協議会会長の前鹿川健一竹富町副町長は、2018年の水難事故発生状況を紹介。同年は12件の事故があり、そのうち6人が死亡した。「シュノーケリングやレジャー中に発生し、観光で来た人が犠牲になっている」と… 2019/04/26
一般 次期振興計画に向け提言 新代表幹事に川上氏 経済同友会 沖縄経済同友会(渕辺美紀代表幹事)は25日、市内のホテルで通常総会を開き、今年度事業計画などを決めた。2021年度に現行の沖縄振興計画は期限を迎えるため、翌年度からの新振興計画策定に向け、提言を行う特別委員会やプロジェクトチーム(PT)を設置する。代表幹事には川上康・琉銀頭取を選出した。 2019/04/26
一般 尖閣警備「職員を支援」 真部次長が就任あいさつ 1日付で第十一管区石垣海上保安本部次長に就任した真部克彦氏(48)と、同保安部管理課長の平島好朗氏(50)が22日午後、着任あいさつで八重山日報社を訪れた。真部次長は「事故やトラブルなく職員が業務できるよう支援していきたい」と抱負を語った。 真部次長は大分県出身。昨年4月には初めて同保安部特定運用巡視船第一クルー機関長として勤務した。「石垣海保は600人の職員と巡視船16隻を持ち、日本で最大規… 2019/04/25