医療・健康 運営アドバイザーに3氏就任 八重山病院のソフト充実化へ 県立八重山病院(篠﨑裕子院長)は24日、同病院で病院運営の効率化や質向上を目的に「病院運営アドバイザー」の導入を発表し、医師で元八重山病院長の伊江朝次氏、松本廣嗣氏、八重山の医療を守る郡民の会事務局長の大山剛氏の3人を任命した。無報酬で、任期は2020年3月まで。 同病院は昨年10月に新築移転が終了し、設備面の整備が進みつつある一方で、サービス向上などのソフト面の充実を目的に、これまでの経験や… 2019/06/25
医療・健康 歯・口・体の健康維持を 表彰や検診でアピール デンタルフェア 4日から10日までの「歯と口の健康週間」に合わせ、八重山地区歯科医師会(砂川和徳会長)と石垣市が主催する「第42回デンタルフェア」が8日、市健康福祉センターで開催された。午前は口腔内が良好な市民への表彰があり、午後は歯科検診やブラッシング指導などのコーナーが設けられ、訪れた市民らは歯の健康を保つ大切さと、歯・口・体の健康面でのつながりを学んだ。 2019/06/09
医療・健康 放射線治療外来を開設 紹介円滑化、医師の連携強化へ 県立八重山病院 県立八重山病院(篠﨑裕子院長)は4日、がんの放射線治療外来を初めて開設した。毎月第1火曜日の午後、沖縄本島の県立中部病院の専門医が診療し、放射線治療患者の他病院への紹介や放射線治療後の患者相談などに当たる方針。放射線治療設備は八重山病院にないため、治療は本島に行く必要があるが、外来開設により県内に9か所ある治療施設での受診を円滑化できることが期待される。 外来は、中部病院の戸板孝文・放射線治療… 2019/06/06
医療・健康 やりがい深め、夢広げ 高校生9人が看護体験 かりゆし病院 近代看護の基礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんで制定された12日の「看護の日」を前に、看護師や医師、助産師、保健師を志す八重山高校の2年生4人と3年生5人の計9人が11日午前、医療法人上善会かりゆし病院(境田康二院長)での「ふれあい看護体験」に参加した。白衣を身にまとい、袖にピンクのボランティア腕章を付けた高校生らは、現場の仕事と、高齢者との触れ合いからやりがいを深め、新たな… 2019/05/12
医療・健康 石橋医師との別れ惜しむ 島民の意識改革に尽力 竹富町立竹富診療所で4年間の任期を終えた石橋興介医師(39)がこのほど、大勢の島民に見送られながら島を離れた。今後は福岡県で実家の病院を継ぐ。後任医師は5月に岩手医科大学から赴任する。石橋医師もしばらくの間、引き継ぎのため定期的に応援に入る。 石橋医師は2015年、医師が不在だった竹富診療所に赴任した。医療講話やウォーキング会など健康イベントを数多く開催するなど、島民からは「熱心なお医者さんが… 2019/04/10
医療・健康 コンビニ全店にAED 市とファミマが協定 コンビニAED設置に関する覚書締結・設置式が27日、ファミリーマート石垣市役所前店で開かれ、石垣市が市内のコンビニエンスストア18店舗にAEDを設置した。24時間営業のコンビニにAEDを設置することで、救命体制を強化することが目的。 協定書の調印後、中山義隆市長はこれまでにAED活用で重症者が社会復帰を果たした事例を紹介し、「24時間対応のコンビニに設置されることは意義深い。安心安全なまちづく… 2019/03/28
医療・健康 島野菜の魅力再発見 ヘルスメイトが調理法を学ぶ 「島野菜の美味しい調理法、美しい切り方を学び生かそう!」をテーマに、八重山保健所は11日午前、石垣市健康福祉センターで「健康づくりボランティア交流会」を開き、石垣・竹富・与那国の3市町食生活改善推進員(ヘルスメイト)35人が、飾り切りのコツや島野菜の新しい調理法を学び、交流を深めながら島野菜の魅力を再発見した。 この日、八重山調理師会の川平展史会長と近藤孝志さんが講師として訪れ、チョウの形をし… 2019/03/12
医療・健康 細菌性食中毒が増加 加熱不十分、知識不足など要因 保健所運営協議会 細菌性食中毒「カンピロバクター食中毒」が沖縄県内や八重山地域で増加傾向にあることが8日、八重山合同庁舎で開かれた八重山保健所運営協議会(会長・中山義隆石垣市長)で報告された。同所は飲食店での加熱不十分な鶏肉の提供や、食肉販売業での客への情報提供不足、消費者の食品衛生に関する知識不足などを要因に挙げた。飲食店、食肉販売業者への監視指導強化や、食品衛生講習会での普及啓発などの対策に取り組む。 2019/03/09
医療・健康 食事・運動・健診・医療カギ 全国最悪の脳内出血死対策 推進会議で協議 全国に344ある二次医療圏のうち、八重山圏域の脳内出血による死亡率が2011年から15年までの5年間、男女とも全国ワーストだったことが7日、八重山合同庁舎で開かれた八重山地区健康おきなわ21推進会議(主催・八重山保健所)で報告された。同保健所は血圧管理の不良や、生活習慣の問題などを要因に挙げた。「食事・運動・健診・医療 みんなで防ぐ脳出血」を標語に、関係機関で認識を共有し、特定健診の受診率アップ… 2019/03/08
医療・健康 「農福連携」モリンガ管理 島内6次化、計画スタート 石垣 石垣島で健康食品として知られるモリンガの栽培、加工、製造、販売を一挙に手がける島内六次産業化体制の計画が進んでいる。順調に行けば、4月に沖縄モリンガ事業協同組合が発足。同協同組合が中心となり、就労支援所と連動する「農福連携」計画がスタートしている。 2019/03/07
医療・健康 八重山病院跡地も候補 移転先、地域住民から期待も かりゆし病院 石垣市真栄里の旧石垣空港跡地に新築移転した県立八重山病院の隣接地への移転を市に要請している医療法人上善会かりゆし病院(橋本孝来院長)が大川の旧病院跡地を第二候補地として検討していることが分かった。 県は2019年度中に旧病院を更地にした後、県の出先機関や石垣市に対し、用地取得を打診することにしているが、その意思がなければ競売に付す考え。かりゆし病院は石垣市新川で1998(平成10)年10月、術… 2019/02/03
医療・健康 「最低6カ月」優遇対象に 医師不足地域での勤務 偏在解消へ、厚労省案 医師が都市部などに集中する偏在問題の解消に向け、厚生労働省は30日、優遇措置の条件となる「医師少数区域」での勤務期間を「1年以上が望ましいが最低6カ月」とする案を有識者検討会に示した。こうした地域での勤務経験がある医師を認定する制度を設け、地域医療を担う一部病院の管理者になる際の評価項目にする方針。 医師少数区域については、都道府県が今後、人口規模や交通事情などを考慮し、都道府県内を複数のエリ… 2019/01/31
医療・健康 「紫外線から目を守って」 竹富町の子どもに啓発へ 法人と町教委が覚書 竹富町教育委員会の仲田森和教育長と、特定非営利法人「紫外線から眼を守るEyeS Arc(アイズアーク)」(理事長・佐々木洋金沢医科大眼科学主任教授)の溝渕竜三朗理事は24日、町内の児童生徒に対し、紫外線が目に与える影響に関する啓発を実施することを申し合わせる覚書に調印した。町教委で開かれた調印式で溝渕理事は「竹富町は全国一紫外線が強いエリア」との認識を示し「帽子やサングラスなどで、適切に紫外線か… 2019/01/25
医療・健康 歯の減少は死亡リスク増 糖尿病内科の西田氏が講話 「糖尿病と歯周病に関する研修会」(八重山保健所主催)が19日夜、八重山合同庁舎で開かれた。講師には、にしだわたる糖尿病内科医院長(愛媛県)の西田亙氏が招かれ、「炎症でつながる糖尿病と歯周病」と題して講話。糖尿病と歯周病の関連を説明し、歯の減少が死亡リスクを高めることなどを紹介した。 西田氏は過去に肥満体だったことを紹介。高血圧、糖尿病予備群、重症不整脈などの症状がある不摂生な生活だったという。… 2019/01/21
医療・健康 「歯磨きは歯間ブラシも活用を」 竹富島で医療講演会 ぱいぬ島健康プラン21主催の医療講演会が7日夜、竹富島まちなみ館で開かれ、地域住民約50人が参加、岩手医科大学総合診療科の寺内貴廣医師が「もしかして原因は口の中?」竹富診療所の石橋興介所長が「沖縄県の現状と予防医療」と題してそれぞれ講話した。 寺内氏は「口の中の状態が良いと寿命が長くなるという研究結果があります」と切り出し、具体的には歯を失うと栄養不足や骨折、肺炎死亡のリスクが高まる可能性があ… 2018/12/13
医療・健康 きょう営業開始 新八重山病院敷地内に薬局 県立新八重山病院の敷地内で8月22日から建設中だった上地薬局いしがき店がこのほど完成し、2日から営業開始する。 敷地内薬局は高齢者や体の不自由な人などの利便性を図るため、八重山の医療を守る郡民の会が県病院事業局などに要請していた。 2018/12/02
医療・健康 開院1カ月余、患者数増 案内表示など課題も 新八重山病院 県立新八重山病院(篠崎裕子院長)は10月1日の開院から1カ月余りが経過した。一般外来・救急を合わせた患者数は前年同月より231人多い1万39人が訪れた。経営課は「開業医を利用している人たちが新病院へ行ってみたいというのが数字に表れたのでは」と見ている。生まれ変わった新病院には「清潔で気持ちいい」という声がある一方で、「広くなった分、迷いそう」「案内表示が分かりづらい」との声もあり、改善すべき課題… 2018/11/17
医療・健康 風しん患者、県内も4人 首都圏で感染拡大 県保健医療部によると、10月10日から16日までの間に、県内で風しん患者が4人確認された。感染者からの感染拡大に加え、現在、首都圏を中心に風しんが流行しているため、ウイルスが県外から持ち込まれる可能性もあるとして、警戒を呼び掛けている。 4人は20代と30代で、住所は那覇市3人、宜野湾市1人。全国では首都圏を中心に、千人以上の患者が発生している。 風しんに感染しないため、県は①1歳になってか… 2018/10/19
医療・健康 西表島から急患搬送 海保石垣航空基地 5日午前10時53分ごろ八重山事務所から海保石垣航空基地に西表島からの急患輸送要請があり、同基地ヘリが真栄里ヘリポートまで患者を搬送し、同日午後2時40分、石垣市消防本部の救急車に引き継いだ。 患者は57歳男性で慢性閉塞性肺疾患の症状。 2018/10/07
医療・健康 竹富島から急患輸送 海保石垣航空基地 9月29日午後8時19分ごろ、沖縄県防災危機管理課から海保石垣航空基地に竹富島からの急患輸送要請があり、同基地ヘリが真栄里ヘリポートまで患者を搬送し、同日午後9時30分、石垣市消防本部の救急車に引き継いだ。患者は71歳の女性で、心筋梗塞の疑い。 2018/10/02