尖閣 県議会も抗議決議案提出 中国外相の尖閣発言巡り 県議会の又吉清義議員(沖縄・自民)は11日、中国の王毅外相が日中外相会談後の共同記者会見で尖閣諸島(石垣市)の領有権を主張する発言したことに抗議する決議案を県議会に提出した。 2020/12/12
尖閣 那覇市議会も抗議決議 中国外相の尖閣発言に対して 来日した中国の王毅外相が尖閣諸島(石垣市)の中国領有権を主張した発言を受け、那覇市議会(久高友弘議長)は10日の市議会本会議で、抗議決議を全会一致で可決した。王氏発言への抗議決議は石垣市議会も可決している。 2020/12/11
尖閣 「尖閣諸島に標柱設置を」 字名変更受け市議会で動議 尖閣諸島(石垣市)の字名が「登野城尖閣」に変更されたことを受け、新たな字名を明示した標柱を現地に設置するよう求める決議案が8日、石垣市議会(平良秀之議長)に動議で提出された。14日の最終本会議で採決される見通し。中山義隆市長は標柱設置について「上陸が可能か、法的な根拠を精査し、実施可能であれば行政手続きとして実施したい」と述べた。 2020/12/09
尖閣 JC沖縄が尖閣提言書 15、16日に国へ要請 慰霊祭実施など4案 日本青年会議所沖縄ブロック協議会(結城和昭会長)は4日午後、那覇青年会議所で記者会見し、尖閣諸島のさらなる実効支配を求める緊急提言を発表した。提言書では、慰霊碑修繕と慰霊祭の定例開催など4施策案を列挙。15、16日に結城会長と八重山青年会議所の新里裕樹理事長が上京し、政府機関に要請する。提言は全国から集まったアンケートを基にまとめた。JC沖縄が尖閣関連でアンケートを行ったのは初めて。 2020/12/06
尖閣 県、抗議の意示さず 尖閣問題 王氏発言で議会答弁 県の長嶺豊農林水産部長は4日の県議会定例会で、尖閣諸島(石垣市)の領有権を主張した王毅外相の発言に抗議するよう議員から求められたのに対し、「日本の漁業者の安全確保を国に求めたい」と答弁するにとどめ、抗議する意思を示さなかった。 2020/12/05
尖閣 尖閣問題、中国に厳重抗議 王外相発言受け全会一致 市議会 来日した中国の王毅国務委員兼外相が尖閣諸島(石垣市)の中国領有権を主張した問題を受け、石垣市議会は12月定例会初日の11月30日、王氏の発言に対する抗議決議を全会一致で可決した。 2020/12/01
尖閣 中国外相に抗議決議へ 「日本漁船の操業権侵害」 尖閣問題で市議会 来日した中国の王毅国務委員兼外相が尖閣諸島(石垣市)の中国領有権を主張するとともに、周辺海域からの日本漁船締め出しを提案した問題で、石垣市議会(平良秀之議長)が12月定例会初日の30日、抗議決議する。決議案では王外相の言動について、日本漁船が尖閣諸島周辺海域で操業する権利を侵害するものだと指弾。市議会は27日の議会運営委員会(仲間均委員長)で、決議案の文面などを確認した。 2020/11/28
尖閣 【視点】尖閣 沖縄が主体的に発信を 来日した中国の王毅国務委員兼外相が、石垣市の尖閣諸島について中国の領有権を主張し、周辺海域で操業する日本漁船への威嚇行為を正当化した。日中友好に水を差す発言であり、許し難い。石垣市議会は抗議決議することを決めたが、尖閣諸島を行政区域とする地元自治体として当然だ。 王氏は日中外相会談後の記者会見で「一部の真相が分かっていない日本漁船が釣魚島(尖閣諸島の中国名)周辺の敏感な水域に入る事態が発生して… 2020/11/28
尖閣 「毎回聞くのは逆効果」 安保条約の尖閣適用で批判 一般社団法人日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事長)は21日、沖縄や台湾の安全保障をテーマにした講演会を大浜信泉記念館で開いた。元在沖米海兵隊政務外交部次長で政治学博士のロバート・D・エルドリッヂ氏は、石垣市の尖閣諸島が日米安保条約の適用範囲内であることを繰り返し米国に確認する日本政府の姿勢を批判した。 2020/11/26
尖閣 【視点】「現状維持」は最悪の選択肢 尖閣諸島周辺の接続水域で、中国公船「海警」の航行日数が19日、今年に入り300日に達した。今や台風などの悪天候時を除き、尖閣周辺では常に中国公船が航行している。中国公船は海上保安庁の巡視船と同様、尖閣周辺での「常駐体制」をほぼ確立したと見ていい。 言うまでもなく、尖閣諸島は石垣市の行政区域だ。だが21世紀にもなって、他国が実力行使で石垣市の行政区域を侵奪しようとしている。県民にとっては目をそむ… 2020/11/21
尖閣 「八重山に海自基地を」 防衛協会が政府に要請 八重山防衛協会の三木巌会長ら役員が13日、大浜信泉記念館で記者会見し、防衛省に対し、八重山に海上自衛隊基地を配備するよう要請したことを明らかにした。石垣島では陸上自衛隊の駐屯地建設計画が進んでいるが、尖閣諸島や周辺海域の警戒監視体制と防衛力を強化するため、八重山に海自の拠点も整備するよう求めた。 2020/11/14
尖閣 尖閣警備の海保職員激励 知事「体制強化心強い」 玉城デニー知事は11日、石垣市を訪れ、尖閣諸島警備に専従している石垣海上保安部の大型巡視船たらま(1000㌧型)を視察。巡視船の職員らを激励した。 2020/11/12
尖閣 県、国に環境調査求めず 中山市長が失望感表す 尖閣諸島 県が尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)の自然環境調査の実施を国に要請していないことが分かった。中国公船の尖閣沖への侵入、航行が過去最多を更新する中、日本の実効支配を根拠づける環境調査に消極的と受け取られ、石垣市の中山義隆市長は失望感を表している。 2020/11/07
尖閣 漁船攻撃へ「布石」の恐れ 海警法草案 強制的に駆逐と明記 中国全国人民代表大会(全人代=国会)が4日公表した海警法草案では、中国公船が領海などに違法に進入した外国船を強制的に駆逐する権利があると明記。海警局の法執行を妨害する個人や組織は処罰するとしている。将来的に「中国公船」が石垣市の尖閣諸島周辺で操業する日本漁船や、警護に当たる海上保安庁の巡視船を攻撃するための「布石」となる恐れがある。 2020/11/06
尖閣 尖閣のさらなる実効支配を 勉強会で中山市長が講話 「施設整備・遺骨収集・ガス田開発」 JC沖縄ブロック 尖閣諸島に対する国民の当事者意識の高揚を図ろうと、公益社団法人日本青年会議所沖縄ブロック協議会(結城和昭会長)は27日夜、石垣市の中山義隆市長を講師に、「尖閣諸島の実効支配案勉強会」をYouTubeでライブ配信した。中山市長は島々への施設整備や尖閣諸島戦時遭難者の遺骨収集、日中中間線の日本側での海底ガス田開発の必要性などを訴えた。 2020/10/28
尖閣 上陸「政府以外認めず」 加藤氏、市議会要請に否定的 石垣市議会の平良秀之議長ら議員団は16日、加藤勝信官房長官と首相官邸で面会し、石垣市の尖閣諸島周辺で中国海警局の船による領海侵入が続いている問題に絡み、市議による尖閣上陸と視察・調査を支援するよう求める市議会の意見書を手渡した。 2020/10/17
尖閣 尖閣諸島で環境調査へ 小泉氏、市議団要請に表明 来月着手、植生図作成 石垣市議会の平良秀之議長ら議員団は15日、環境省や外務省などを訪れ、尖閣諸島への上陸調査や施設整備などを要請した。小泉進次郎環境相は、11月に人工衛星を活用した動植物の環境調査に着手する方針を表明した。議員団は茂木敏充外相、小此木八郎領土問題担当相にも面会した。 2020/10/16
尖閣 領海侵入 菅政権発足後ゼロ 中国、日米の対応見極めか 尖閣周辺 石垣市の尖閣諸島周辺海域で、8月28日以来、中国公船の領海侵入や日本漁船への威嚇行為が途絶えている。菅義偉政権発足以降の領海侵入は今月10日現在でゼロ。専門家は、日米の対中圧力が奏功しているとの見方を示し「菅政権や米国の対応を慎重に見極めているのではないか」と分析する。一方、中国公船は領海外側の接続水域での航行は継続しており、尖閣の領有権主張で一歩も引かない構えは崩していない。 2020/10/11
尖閣 空自緊急発進371回 中国機、尖閣周辺に集中 防衛省は9日、領空侵犯の恐れがある外国機に対し、航空自衛隊の戦闘機が4~9月に緊急発進(スクランブル)した回数は371回だったと明らかにした。前年同期に比べ99回減った。対象は中国の234回が最多で、同98回の減少。ロシアは134回で1回減った。領空侵犯されたケースはなかった。 2020/10/10
尖閣 【視点】米の対中姿勢 討論会で見えず 米大統領選で第1回の候補者討論会が行われ、共和党の現職トランプ氏と民主党の前副大統領バイデン氏が直接対決した。貿易や人権問題などで米中対立が深刻化しているというイメージを抱いている日本人にとって意外だったのは、外交、とりわけ対中政策が討論会のテーマにならなかったことだ。 トランプ氏は新型コロナウイルスの感染拡大に関し「中国のせいだ」と対中批判を何度か口にしたが、バイデン氏からこの種の発言は一切… 2020/10/08