尖閣 中国船、漁船2隻を同時追尾 尖閣周辺に4隻侵入 第十一管区海上保安本部などによると、16日午前4時15分ごろ、機関砲のようなものを搭載した中国海警局の船「海警1305」と「海警6303」の2隻が石垣市の尖閣諸島周辺に領海侵入し、大正島南南東で航行中の日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せた。これとは別に「海警1301」「海警2502」の2隻が15日午後1時半ごろから領海侵入しており、南小島南西で操業していた八重山漁協所属の別の漁船「鶴丸」(9… 2021/02/17
尖閣 中国船、漁船を26時間追尾 市議「威圧与える戦略」 八重山漁協所属の漁船「鶴丸」で尖閣諸島周辺に出漁した石垣市議の仲間均氏は石垣島に戻った直後の16日夜、登野城漁港で八重山日報など報道陣の取材に応じた。「鶴丸」は約26時間にわたって中国公船「海警1301」「2502」の追尾を受けたといい、仲間氏は「(中国は)今のところは漁船を攻撃せず、威圧を与えて周辺海域から追い出そうという戦略ではないか」と話した。 仲間氏が尖閣海域に出漁するのは、中国海警局… 2021/02/17
尖閣 【金波銀波】武器使用を認めるチャイナの海警法が施行された… 武器使用を認めるチャイナの海警法が施行された。サラミスライス戦略もここまできた。私が石垣に来て3年目だが、島への陸自配備に反対する人の主張は様々だった◆「中国は侵略しない。だから不要」。侵略の可能性を0%とする根拠も不明だが、この「だから」は可笑しい。侵略がないなら、陸自の要不要はいずれでもよいはずだ。自然環境への影響が心配なら、侵略には触れずそれのみ主張すればよい◆「基地(※駐屯地)がある場所が… 2021/02/07
尖閣 尖閣海域に出漁 中国「海警法」施行後初 八重山漁協所属の「恵美丸」「第一桜丸」が5日午後8時ごろ、石垣市の登野城漁港から尖閣諸島周辺海域に向けて出港した。中国が1日、海警局の艦船に武器使用を容認する「海警法」を施行したあと、八重山の漁船が尖閣海域に向かうのは初めて。 2隻には漁業者が2人ずつ乗船している。この日午後3時過ぎ、海上保安庁の職員が次々と船に入り、臨検を行った。 「第一桜丸」オーナーでチャンネル桜社長の水島総氏は「勇気あ… 2021/02/06
尖閣 中国船、搭載武器は水砲 「漁船破壊する威力」 石垣市の尖閣諸島周辺海域で撮影された中国海警局艦船の写真で、赤く塗装された武器は、漁船を放水で攻撃する水砲であることが分かった。 元自衛官の奥茂治氏(72)=那覇市=は、艦船の装備について「水砲は漁船を海上で排除するために使われる武器。赤い塗装の部分はノズルだと思われる」と分析。「水砲でも漁船をぶち抜くことができる。破壊力は大きい」と指摘した。 第十一管区海上保安本部によると、写真の艦船「海警23… 2021/02/05
尖閣 海警法施行、高まる脅威 尖閣、武装艦船の写真入手 八重山日報社は3日、石垣市の尖閣諸島周辺に出漁している漁業者で、市議の仲間均氏が撮影した中国海警局の艦船の写真を入手した。中国は1日から海警法を施行し、中国海警局の艦船に武器使用を認め、日本漁船への脅威が高まった。艦船の写真には、赤く目立つよう塗装された機関砲のような武器が写っている。 仲間氏ら4人は昨年12月26日、漁船「鶴丸」に乗船し、南小島の南南東で操業した。そこへ中国海警局の艦船2隻が… 2021/02/04
尖閣 海自配備 抑止力向上に貢献 尖閣 実効支配強化策を エルドリッヂ氏 八重山防衛協会が昨年、八重山地区への海上自衛隊誘致を防衛省に要請した。海自配備にはどのような意義があるのか。八重山日報社は17日までに、元在沖米海兵隊政務外交部次長のロバート・エルドリッヂ氏に見解を聞いた。 2021/01/28
尖閣 中国主張「受け入れられず」 字名変更時の抗議で加藤氏 尖閣諸島 石垣市が尖閣諸島の字名を「登野城」から「登野城尖閣」に変更する前、中国駐福岡総領事館から市に再三の抗議があった問題で、加藤勝信官房長官は19日の記者会見で「中国側から外交ルートで独自の主張に基づく申し入れが行われた。尖閣諸島はわが国固有の領土であり、中国側の申し入れは全く受け入れられないという立場で、しっかりと反論を行っているところだ」と述べた。 中国による内政干渉ではないかとの問いには「わが国の… 2021/01/20
尖閣 字名変更前 市に再三抗議 中国、中止狙い圧力か 石垣市が昨年10月、尖閣諸島の字名を「登野城尖閣」に変更する前、中国駐福岡総領事館から市に対し、電話で再三の抗議があったことが分かった。字名変更を中止させるため、市に直接、圧力を掛ける意図があったと見られる。 2021/01/18
尖閣 尖閣諸島上陸に意欲 市長「標柱設置必要」 開拓の日式典 石垣市は「尖閣諸島開拓の日」の14日、式典を市民会館中ホールで開いた。中山義隆市長は式辞で、昨年10月に尖閣諸島の字名が変更されたことを挙げ「新たな標識設置が必要だ。今後、標柱設置のための上陸を国に要請する」と述べ、尖閣諸島上陸に意欲を示した。 2021/01/15
尖閣 「尖閣切手」極秘に発行 日米両政府の圧力かわす 琉球郵政庁、72年に 沖縄が日本に復帰する1カ月前の1972年4月、当時の琉球政府が、尖閣諸島のアホウドリを描いた切手を発行していた。当時の琉球郵政庁が「尖閣諸島が日本の領土であることを明示したい」という熱意から発行を計画。だが、中国、台湾を刺激することを嫌う日米両政府に配慮し、切手の図柄が尖閣諸島であることは極秘事項だった。切手発行の経緯を調査した尖閣諸島文献資料編纂会の國吉真古事務局長は「来年は切手発行から50年。… 2021/01/13
尖閣 1カ月で5千万円超 尖閣寄付金、市「関心高い」 石垣市は5日、尖閣諸島に関する資料収集や国内外への発信強化を目的とするふるさと納税に、昨年12月31日時点で5656万3560円の寄付があった、と発表した。寄付金は12月1日から募集しており、1カ月で5000万円を超えた。 2021/01/06
尖閣 約100㍍まで迫り威嚇 中国船の日本漁船接近 約7時間追尾、巡視船7隻ガード 石垣市の尖閣諸島周辺で、領海侵入した中国公船「海警」2隻に接近された八重山漁協所属の漁船「鶴丸」(9・1㌧)は27日午前、石垣港に帰港した。乗船した市議の仲間均氏(71)によると「海警」は「鶴丸」から約100㍍まで接近し、複数回、汽笛を鳴らして威嚇。「鶴丸」が石垣島に向かって引き返したあとも執拗に追尾を続け、追尾時間は約7時間に及んだ。 2020/12/28
尖閣 中国船侵入、日本漁船に接近 尖閣周辺、石垣市議乗船か 第十一管区海上保安本部によると、26日午後4時9分ごろ、石垣市の尖閣諸島・南小島南南東約22㌔の海上で、領海侵入した中国海警局の船2隻が、付近を航行していた日本漁船に接近しようとする動きを見せた。海保が漁船の周囲に巡視船を配置し、安全を確保している。 2020/12/27
尖閣 領海侵入の即刻禁止を 国に中国への抗議要請 八重山JC 八重山青年会議所の新里祐樹理事長らは16日午後、国土交通省を訪れ、小林茂樹政務官に、中国公船による尖閣諸島領海への侵犯行為に関する政府の対応を求める要請決議文を提出した。 2020/12/26
尖閣 中国、沖縄の抗議無視 日本漁船への威嚇続く 尖閣周辺 石垣市の尖閣諸島周辺で、領海侵入した中国公船がまた日本漁船に接近した。11月に来日した王毅外相は、尖閣周辺に出漁する日本漁船を「偽装漁船」と呼び、中国公船による威嚇行為を正当化。これに対し、沖縄県議会、石垣市議会などが相次いで抗議決議を可決したが、中国政府の〝抗議無視〟が鮮明になった。 2020/12/24
尖閣 県議会、抗議決議を可決 中国外相発言「容認できぬ」 尖閣 都道府県議会で初 県議会は21日、定例会本会議を開き、尖閣諸島(石垣市)の領有権を主張した中国の王毅外相の発言に抗議する決議案を全会一致で可決した。議会事務局によると、王氏の発言に対する抗議決議は都道府県議会で初めて。 2020/12/22
尖閣 尖閣寄付、16日間で1800万円 市長、資料館建設に意欲 石垣市は17日、尖閣諸島の歴史や自然環境などを発信するため募集している「ふるさと納税」に1日から16日間で約1800万円の寄付金が集まった、と発表した。中山義隆市長は、将来的な「尖閣諸島資料館」建設に意欲を示し「石垣島で継続的に情報発信できるような施設を造りたい。国に設置をお願いしているが、まずはできるところから始める」と述べ、寄付金を資料収集などに活用する考えを示した。 2020/12/18
尖閣 茂木外相にも苦言 中国外相発言への抗議案可決 県議会常任委 県議会総務企画委員会は15日、中国の王毅外相が訪日中の日中外相会談後の共同記者会見で尖閣諸島(石垣市)の領有権を主張した発言に対する抗議決議案を全会一致で可決した。併せて可決した意見書案では会見に同席して反論しなかった茂木敏充外相への苦言を呈した。21日の県議会最終日の本会議で正式可決される見通し。 2020/12/16
尖閣 尖閣への標柱設置を決議 市長「地権者の国と調整」 石垣市議会 石垣市議会(平良秀之議長)は14日の12月定例会最終本会議で、尖閣諸島の字名が「登野城尖閣」に変更されたことに伴い、現地に字名を明示した標柱を設置するよう求める決議を賛成多数で可決した。宛て先は市。中山義隆市長は決議後の取材に対し「重く受け止める。地権者である国の了解が必要になると思うので、調整したい」と述べ、国に上陸を申請する考えを示した。 2020/12/15