行政 町、きょうにも専決処分か 依然議長決まらず 与那国町議会 与那国町議会(定数10)9月定例会は11日、引き続き議長選挙を行ったが、依然として決まらなかった。この日も午前2回、午後3回の計5回、投票を行った。毎回与野党5対5の同数のためくじ引きが行われたが、当選者は辞退した。これで通算9日目となり、投票は44回目を数えた。定例会は当初、11日までの予定だったが、12日以降も議長選挙は行われる。 2018/10/12
行政 新庁舎建設 事業費増も 建築系学科、来月要請へ 市議会一般質問 石垣市議会(平良秀之議長)9月定例会の一般質問2日目が11日、同議場で開かれ、井上美智子、前津究、大濱明彦、長山家康の4氏が登壇した。応札者がなく入札を中止した新庁舎建設計画で漢那政弘副市長は、「人件費、物品も高騰しているので高くなると認識している」と今後、事業費が増額する可能性を示した。市は公立高校に建築系学科を設置する要請を11月中に県知事らに要請する。 2018/10/12
行政 〝市星〟認定を検討へ 11月末にバス停設置 新八重山病院 市議会一般質問 2018年第5回石垣市議会(平良秀之議長)の一般質問初日が10日、同議場で開かれ、長浜信夫、箕底用一、新垣重雄、花谷史郎、我喜屋隆次の5氏が登壇した。市は3月末に国際ダークスカイ協会の星空保護区パーク認定を受けたことで今後、市星(しせい)認定を目指す。また、開院した新八重山病院付近に11月末ごろバス停が設置される見通しを示した。 2018/10/11
行政 陸自配備で「騒音懸念」 石垣教育長、一般質問で見解 石垣市議会一般質問で石垣安志教育長が石垣島への陸自配備がされた場合、教育現場の影響として「現時点では配備されていないが、配備があった際には、騒音が環境的に懸念されるのでないかと懸念される」と答弁した。花谷史郎氏への答弁。 石垣島への陸自配備計画を取り上げた花谷氏は、中山義隆市長が7月18日に陸自配備の協力体制を構築することを臨時庁議で確認したことに触れ、参加していなかった石垣教育長に「陸自配備… 2018/10/11
行政 全議員で協議も平行線 議長選39回目に 与那国町議会8日目 与那国町議会は10日、日程8日目となった。懸案の議長選では、投票前に全議員による協議が初めて開かれたものの、話し合いは平行線に終わった。協議後は通算39回目の投票が行われたが、与党の前西原武三氏と野党の田里千代基氏が5票ずつ分けあう構図は変わらず、くじ引きで当選した前西原氏は再び辞退した。 2018/10/11
行政 49の「普及に移す技術」 県農林水産部が発表 県農林水産部(島尻勝広部長)は10日、今年度は49の技術を「普及に移す技術」として承認したと発表した。これらの技術は、農林水産業振興への効果が期待されており、「普及に移す技術の概要」として公表されるほか、県普及組織やJA、関係団体などに配布され、農林漁業者への技術指導に生かされる。 2018/10/11
行政 「アポなし抗議」検証 野党 住民投票も要求 石垣市議会 市議会一般質問では、石垣島への陸上自衛隊配備について長浜信夫、新垣重雄、花谷史郎の3氏が取り上げ、住民投票の要求など市当局に意見をぶつけた。市が配備反対抗議を受け付けない方針を示したことで反対派が行った「アポなし抗議」の検証もあった。 ■「民主的な住民投票を」 住民投票について言及したのは、この日のトップバッターを努めた長浜氏。「中山市長は初めから、配備を推進する立場の声が多かった。それを出… 2018/10/11
行政 6自治体が回答保留 辺野古県民投票の事務委託 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票を巡り、投開票など市町村が担う事務の委託への対応に関し、41市町村のうち6市が回答を保留し、35自治体が同意していることが分かった。地方自治法は投票条例の制定に際し、市町村長と協議することを定めており、協力しない自治体が出れば、実現が見通せない可能性がある。 2018/10/11
行政 投票38回も議長決まらず 与野党「協議の場は必要」 与那国町議会7日目 与那国町議会は9日、日程7日目を迎え、引き続き議長選挙を行ったが未決に終わった。同日は計4回の投票を行い、初日からの総投票回数は38回となった。取材に応じた与党の前西原武三氏、野党の田里千代基氏は、投票を繰り返すだけではなく事前協議を行う必要があるとの認識では一致したものの、前西原氏は「野党側が応じてくれない」、田里氏は「与党側からの提案が筋」と述べ、歩み寄りは見られなかった。 2018/10/10
行政 県議会が要望書提出 振興予算や酒税軽減など 宮腰沖縄相へ 宮腰光寛沖縄大臣は9日、玉城デニー知事との会談後、県議会の新里米吉議長と赤嶺昇副議長と懇談、要望書を受取った。県議会は沖縄振興予算の確保や泡盛などにかかる酒税の軽減、基地対策などを要望した。 新里氏は「大型MICE施設や鉄軌道の導入など、円滑に展開できるよう来年度予算にも所要額を確保して頂きたい」と述べ、国に理解を求めた。基地問題については、日米地位協定の抜本改定や普天間の運用停止を求めた。 2018/10/10
行政 沖縄振興費の確保要望 玉城知事、宮腰沖北相と会談 玉城デニー知事は9日午後、宮腰光寛沖縄北方担当相と県庁で会談し、来年度予算の沖縄振興費の概算要求額3190億円を満額確保するよう求める要望書を提出した。「沖縄が抱えるさまざまな問題の解決へ協力をお願いしたい」と表明し、宮腰氏は「受け止めて事務方に検討させたい。しっかり連絡を取って(振興を)前に進めたい」と応じた。 2018/10/10
行政 辺野古阻止「全力で」 新沖縄振興計画策定に意欲 玉城知事訓示 玉城デニー知事(58)は5日、就任後初めて職員に訓示し「普天間飛行場の1日も早い閉鎖と返還、辺野古新基地建設の阻止に向けて全力で取組む」と強調した。4年後の2022年に、沖縄が祖国復帰50周年を迎えることを挙げ「新時代沖縄の到来に向けて、スケール感とスピード感を持って、新たな沖縄振興計画の策定に着手する」と意欲を示した。 2018/10/06
行政 不用額3割増、27億円 監査委員「事業把握を」 石垣市17年度決算 石垣市監査委員は、市議会9月定例会に2017年度各会計の歳入歳出決算と意見書を提出した。予算に計上されながら支出されなかった不用額は一般会計、特別会計の総額が27億771万円で、前年度に比べ6億3498万円(30・6%)増となった。経費節減に努めたことや事業実績が見込みを下回ったことが要因だが、意見書では、予算計上時に適切な見積もりを行うことや、随時、事業の進ちょく状況を把握することなどを求めた… 2018/10/06
行政 大浜一郎氏「離島振興」 山内末子氏「辺野古阻止」 県議補選勝利の2氏に当選証 県選挙管理委員会は4日、県庁で県議補選の当選証書付与式を行い、当山尚幸県選管委員長がうるま市区の山内末子氏(60)と石垣市区の大浜一郎氏(56)に当選証書を手渡した。両氏は県議会を訪れ、新里米吉議長の激励を受けた。大浜氏は離島振興、山内氏は米軍普天間飛行場の辺野古移設阻止を優先課題に挙げた。 山内氏は「知事を支えながら強い沖縄を作っていきたい。課題山積であるが一つ一つ丁寧にしながらもしっかりと… 2018/10/05
行政 5日目も議長決まらず 与那国町議会、異常事態続く 与那国町議会(定数10)は9月定例会5日目の4日、議場で本会議を開き議長選出を行ったが、この日も決まらなかった。同町議会の勢力は与野党同数の5対5。議会事務局によると、投票を5回行い毎回賛否5対5の同数となりくじ引きで当選者を決めたが、いずれの回も当選者は辞退した。 与党側は今議会で上程が予定されている、1年余り空席となっている教育長選任など議案採決での多数派を確保することを理由に、野党側から… 2018/10/05
行政 支所計画 全会一致 仮庁舎検討が本格始動 竹富町 竹富町議会が仮庁舎関連費を全会一致で可決した。反対討論はゼロだった。石垣支所計画で町執行部は今後、家屋の取り壊し費や、引っ越しに関する予算を上程し、スケジュール内の石垣支所建設を進める方針。仮庁舎候補地の検討が本格スタートする。 最終本会議で大久研一氏は石垣支所の位置付けについて、▽町民の利便性向上▽郷友会の活動拠点になる―などメリットを示して賛成討論。野党議員から反対討論などはなく、議員全… 2018/10/05
行政 「辺野古阻止に全身全霊」 玉城新知事、国際社会にも訴え 知事選に初当選した玉城デニー知事は4日午後、県庁で就任後初めての記者会見に臨み、知事選の争点となった米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設について、反対する意向を重ねて表明した。普天間や辺野古の問題について、日米両政府に対話の窓口を求める考えも示した。「(辺野古沿岸埋め立ての)承認撤回をした県の判断に、国が従うよう求める。沖縄の民意を国際社会に訴え、共有できる価値観を広げたい」と強調した… 2018/10/05
行政 応札者なく入札中止 「地元優先」「分割発注」困難に 石垣市新庁舎 石垣市最大のプロジェクトの一つである新庁舎建設工事は受注者が決まらず、足踏み状態が続いている。市は、3日に予定していた新庁舎建設工事の一般競争入札を中止した。応札者がいなかったためで、改めて仕切り直し、12月に再入札を実施する。当初は工区を3つに分割していたが、次回入札では1工区にまとめる方針も固めた。建設工事に関しては、当初目指していた地元業者優先の分割発注は困難な状況になる。 2018/10/04
行政 採用上限年齢を引き上げ 10月から自衛官候補生など 自衛隊は10月1日から自衛官の採用上限の年齢を引き上げた。対象は任期制自衛官を養成する「自衛官候補生」と、部隊の基幹隊員を養成する「一般曹候補生」の2種目。両種目とも上限を27歳未満から、33歳未満まで引き上げられた。 自衛隊は労働人口の減少に伴い、幅広い年齢層から人材を確保するため、採用できる人材の年齢幅を広げた。 「自衛官候補生」は10月1日から「一般曹候補生」は来年3月1日から受け付け… 2018/10/04
行政 中国、尖閣周辺にブイ設置 政府抗議「海洋法条約上問題」 菅義偉官房長官は3日の記者会見で、尖閣諸島周辺海域で中国がブイを設置したことが確認されたとして、中国政府に抗議したと明らかにした。「東シナ海の日中中間線の日本側でブイの存在が確認された。国連海洋法条約上、問題があり得る」と述べた。 外務省によると、ブイが確認されたのは日本の排他的経済水域(EEZ)内で、北京の大使館から中国外務省に抗議した。 中国は尖閣周辺で日常的に公船を航行させるなど、領有… 2018/10/04