社会 補助金も「決断の要因」 石垣の雰囲気に魅了され復職 レッツ 島の保育士㊦ 待機児童ゼロを目指す石垣市は、島外から引っ越して市内の保育施設で勤務する保育士に対し、渡航費や生活準備金として40~50万円を支給している。保育士誘致に向けた優遇策の一環。大阪府から移住し、現在は幼保連携型認定こども園なごみの広場(杉本洋介園長)で勤務する松本一平さん(32)は、市の補助金について「間違いなく、石垣島に来る決断をさせた要因の一つ」と振り返る。 大阪の専門学校で保育士資格を取得し… 2019/04/06
社会 「参院選で選考委設置を」 100人委員会、公開プレゼンも要求 7月の参院選で県民に開かれた候補者選考を求める「県民の声」100人委員会のメンバーらは5日、県庁で記者会見した。参院選で琉球大法科大学院教授の高良鉄美氏を擁立した県政与党の候補者選考を巡り、改めて選考会議の設置を求める要望書を関係各党に提出したと発表した。 要望書に賛同する署名を先月15日から31日まで集め、4月4日時点で約5340筆に達した。ネットで募集した電子署名が約2000筆、書面で集め… 2019/04/06
社会 泡盛原酒をシングルカスクで 泡盛マイスター伊藤さんCF募る 泡盛マイスターの伊藤薫さん=大阪市在住=は、八重泉酒造で11年熟成された泡盛の樽原酒(トゥリトールカスク・樽ナンバー223)をクラウドファンディングを利用し共同購入して、シングルカスク(樽)原酒として商品化を目指すプロジェクトをスタートした。 クラウドファンディングはインターネット上で出資者を募り、目標金額に達成した場合にプロジェクトが成立し出資を得られるサービス。出資者にはリターンがあるもの… 2019/04/06
社会 新空港から島食材PR プリン本舗2号店が開店 1日で開店5周年を迎えた石垣島初のプリン専門店「石垣島プリン本舗」の2号店となる「石垣島プリン エアポート」が5日、新石垣空港(南ぬ島石垣空港)にオープンする。空港店では従来のプリンに加え、厳選した茶葉を使用し、さんぴん茶の香り高さとすっきりとした味わいを実現した新商品「さんぴん茶プリン」が同店限定で販売されている。 空港店のコンセプトは「石垣島リゾートを感じるプリン専門店」。使用されているジ… 2019/04/05
社会 市の優遇策が後押し 本土から移住、働く親支える レッツ 島の保育士㊤ 保育士不足に悩む石垣市で、島外から移住した保育士たちが奮闘している。市が保育士誘致のため打ち出した渡航費補助などの優遇策に後押しされ、来島を決意。保育施設で日々、子どもたちと触れ合い、島で働く親たちの子育てを支える。「少しずつ地域になじみながら、楽しく頑張りたい」と意気込んでいる。 にしのもり保育園(石垣市新川、池田哲子園長)で働く藤田友美さん(45)は岐阜県出身。短大卒業後、岐阜や大阪で保育… 2019/04/05
社会 継続的に人材育成 平良、横目、鍋倉さんに修了証 食品衛生分野で研さん 内閣府が推進する沖縄政策の一環として、県経済の発展に向け業界団体等が主体となって人材育成カリキュラムを開発し、県内企業の人材の抜本的な能力向上と継続的な人材育成を目指す「沖縄型産業中核人材育成事業」の食品衛生分野で、石垣市内からは㈱八重山食肉センターの平良さつきさん(39)、焼肉ステーション・ガストロの横目大地さん(30)、スペインレストラン・ハイビスキャットの鍋倉大さん(47)の3人が修了した… 2019/04/05
社会 IT津梁パーク6号棟着工 県、民間資金活用し企業集積 うるま市 沖電開発(知念克明社長)は3日、うるま市州崎地区を拠点に情報通信産業が集まる「沖縄IT津梁パーク」の6号棟新築工事の起工式を行った。来年1月完成、供用開始は2月を予定している。 2019/04/04
社会 住民投票の規定に「欠陥」 金城代表、改めて説明要求 自治基本条例 石垣市の自治基本条例で住民投票の請求権が定められているにもかかわらず、実施できなかった理由を知りたいとして、石垣市住民投票を求める会の金城龍太郎代表らが3日、市役所を訪れ、中山義隆市長宛ての質問状を提出した。同条例は住民投票の実施に必要な手続きの規定を欠くため、市民は事実上、住民投票請求権を行使できないという「欠陥」が浮き彫りになっている。 2019/04/04
社会 コンテナ落下 信号機が倒壊 負傷者なし 3日午後3時40分ごろ、石垣市登野城のシード線沿いで大型トレーラーからコンテナが落下し、信号機が倒壊する事故が起こった=写真。負傷者はいなかった。 事故は小雨が降るなか起こった。現場では警察官が現状を確認。関係者などから話を聞いていた。 近くの事業所の利用者などによると、トレーラーは八重山農林高校側から桟橋通りを北上。その後、車両は右折したがコンテナが信号機に接触した。 目撃者の男性は「遠… 2019/04/04
社会 「自公政権で政策前へ」 島尻氏が与勝総決起大会 4月21日に投開票される衆院3区補選に立候補する元沖縄担当相の島尻安伊子氏(54)=自民公認、公明推薦=は3日、うるま市商工会館で与勝総決起大会を開催した。島尻氏は地元企業の激励会に参加後、会場に到着。沖縄の貧困対策や本島中北部の振興策の重要性を訴え「勝たせてもらい、喜んでもらえる政策を実現したい。自公政権の中で政策を前に進めたい」と訴えた。 八重山や宮古などの離島の発展は国の施策の結果だとし… 2019/04/04
社会 中国軍機が本島―宮古島間通過 戦闘機が緊急発進 防衛省統合幕僚監部は1日、中国のH6爆撃機2機とY9情報収集機1機が東シナ海から沖縄本島と宮古島間を通過して太平洋に向かうルートを往復したと発表した。3月30日には、中国軍機7機が東シナ海と太平洋間を往復したばかり。 1日の中国軍機の飛行に対し、空自那覇基地は戦闘機を緊急発進(スクランブル)させて対応した。領空侵犯はなかった。 3月30日にはH6爆撃機4機、Tu154情報収集機1機、戦闘機と… 2019/04/03
社会 保護水面 規則守って 浜下り前に注意喚起 水産海洋センター 4月7日(旧暦3月3日)の行事、浜下りを前に沖縄県水産海洋技術センター石垣支所(平手康市所長)は市内2カ所の保護水面での禁漁を呼び掛けている。名護保護水面では全ての水産動植物、川平保護水面では魚類、タコ、イカ、アーサを除く全ての水産動植物が周年で禁漁となっている。 名蔵と川平の保護水面は、水産生物の保護・育成を目的に県知事が指定。たまごを供給する親を守ることで、水産資源を保護し、継続的な利用を… 2019/04/03
社会 ターミナル整備めど立たず 本部港のクルーズ拠点計画 宮腰光寛沖縄担当相は2日の記者会見で、沖縄県が2020年度の供用開始を目指す本部港の国際クルーズ拠点計画について、ターミナルビルを整備することになっている民間事業者と県の協議が整わず、着工のめども立っていないとの認識を示した。 2019/04/03
社会 チベット族「99%が幸福感」 〝偉大な飛躍〟と統治正当化 中国が1959年の「チベット動乱」を制圧し、チベット地域の統治権確立を宣言して3月28日で60年となったことに合わせ、中国国務院(政府)新聞弁公室が「民主改革」の成果をアピールした白書を発表した。チベット族は現在も人権や宗教、政治面で抑圧され続けている。しかし中国メディアは、中国統治を正当化し、地上の楽園が建設されたかのような報道を続けている。 中国国営テレビの現地取材に当たったレポーターの女… 2019/04/03
社会 「県民の期待応える」 旅団長着任式で中村陸将補 陸自15旅団 陸上自衛隊第15旅団は1日、新旅団長の着任式を開いた。第6代旅団長に着任した中村裕亮陸将補(53)は隊員らを前に訓示。中国軍の近代化や北朝鮮のミサイル開発などに言及し「わが国を取り巻く安全保障環境は課題や不安定要因が先鋭化し、厳しさが増している」と指摘。震災や台風などの自然災害への対処なども重要な任務とし「求められる高い連度を常に維持し、任務達成にまい進してほしい」と述べた。 2019/04/02
社会 協力隊、新たに2人 三好、鄭さんに委嘱状 竹富町 竹富町の2019年度地域おこし協力隊委嘱状交付式が1日、同役場で開かれ、三好辰之進さん(41)=山口県出身=、鄭彰彦さん(33)=埼玉県出身=の2人が新たに協力隊員に採用された。 三好さんはフランスで12年間の会社勤務を経て、竹富島に移住。同島では地域自然資産法による環境保全業務に携わる。小学生のころ、竹富町を訪れたようで、「自然に驚き感動した。ハートに訴えかけるものがある。身に付けた技術を生… 2019/04/02
社会 「令和」改元まで1カ月 〝新時代到来〟に期待感 石垣 新元号「令和」が発表され、石垣市の各所では驚きの声と〝新時代到来〟への期待感であふれた。今後、5月1日の改元までの1カ月間、各自治体などで「平成」から「令和」への切り替え準備作業が行われる。 2019/04/02
社会 新元号「令和」 出典は万葉集、国書初 政府、原案六つから決定 即日公布、5月1日施行 憲政史上初の事前公表 政府は1日、臨時閣議を開き「平成」に代わる新元号を「令和(れいわ)」と決定した。今の天皇陛下が改元政令に署名され、公布された。4月30日の天皇陛下退位に伴い、皇太子さまが新天皇に即位する5月1日午前0時に施行される。皇位継承前の新元号公表は憲政史上初。出典は現存する日本最古の歌集「万葉集」で、中国古典でなく、国書(日本古典)から採用したのは確認できる限り、初めて。政権幹部は原案は六つだったと明ら… 2019/04/01
社会 先住民勧告の撤回を フォーラムで「内憂外患」指摘 浦添市 3月31日に浦添市で開かれた講演会「絶対にヤバイ国連先住民勧告」(主催・日本沖縄政策研究フォーラム)では、沖縄県民を先住民とする国連勧告の撤回を求める声が相次いだ。 本部町の崎浜秀昭町議は、3月定例議会で先住民族勧告撤回の意見書が採択されたことを報告。「国連を利用した先住民族勧告問題で日本政府が攻撃され、内憂外患だ。日本民族の分断工作が、現在進行形で行われている」と警鐘を鳴らし、他の市町村でも… 2019/04/01
社会 「工作活動で体制変える」 中国人漫画家が警鐘鳴らす 日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事)は30日、浦添市内で全沖縄国連先住民族勧告撤回大会を開催、中国人漫画家の孫向文氏が講演した。孫氏は、親戚が2010年ごろに参加した沖縄へのクルーズ船の中で、沖縄の説明があった際、「中国人女性が琉球の歴史に触れ、『(沖縄は)日本が中国から奪った』とウソの歴史を話していた」と説明し、政治関心のない親戚も洗脳されたと主張した。 那覇市のクルーズバースからも見え… 2019/03/31