地域情報 黒島で4年ぶり豊年祭 村対抗のパーレー盛り上がる 黒島豊年祭(主催・同公民館)が13日、島内にある宮里海岸で4年ぶりに開催された。島民や島出身の郷友らが参加し、今年の豊作に感謝するとともに、来年の平穏無事を祈願した。村対抗のパーレー(ハーリー)、4村(宮里、東筋、仲本、保里)に伝わる伝統芸能も奉納された。黒島豊年祭は、豊年祭にハーリーを取り入れた八重山でも独特の祭りとなっている。 2023/08/15
地域情報 石垣の自然と伝統学ぶ ウルトラウォーク完歩 石垣市内に住む児童・生徒が3日間、島内を歩いて巡り、自然や文化の豊かさを学ぶ石垣島探訪ウルトラウォーク(主催・市教育委員会)に参加した児童生徒が9日午後、無事にゴールの市役所に到着した。約60㌔の道のりを歩き切った子どもたちは、達成感に満ちた表情を見せた。 2023/08/10
地域情報 「恵みの雨」もダム回復7割 節水協力呼び掛け継続 八重山 干ばつ状態にあった石垣島地方は、台風6号の接近に伴う降雨で、各地で200㍉前後を記録したが、農業用水を供給する底原ダムの積水量は70%ほどまでしか回復していないことが、8日分かった。今後も当面は晴れの日が多くなる見込みで、引き続き節水努力が求められることになりそうだ。 2023/08/09
地域情報 ぱいぬ島まつり、20日に迫る 西表で多彩な舞台イベント 竹富町 20日に竹富町西表島大原の町離島振興総合センターで開かれる「第10回ぱいぬ島まつり」に向け、同実行委員会(委員長・前泊正人町長)が8日、町役場で開かれ、当日のスケジュールなどを確認した。ステージイベントを中心に、来場者が食事をしながら観覧できるよう、飲食ブースと出店エリアはステージ前広場の近くに置くことが決まった。 2023/08/09
地域情報 八重山の夏彩る一大絵巻 ムラプール、4年ぶり通常開催 石垣島四カ字 八重山の夏を彩る風物詩、石垣島四カ字(登野城、石垣、大川、新川)の豊年祭ムラプールが6日午後、石垣市内の真乙姥嶽で開かれた。各字民は今年の豊年に感謝し、来夏世の五穀豊穣(ほうじょう)や字の繁栄を祈願した。新型コロナウイルスの5類感染症移行により、4年ぶりの通常開催となり、大勢の市民や観光客が詰め掛けた。 御嶽前を通る4号線は通行止めに。各字や団体の旗頭が御嶽前に集まり、ムラプールは午後3時半からス… 2023/08/08
地域情報 4年ぶり通常開催 豊年祭オンプール 五穀豊穣と無病息災を祈願 きょうムラプール 八重山に伝わる最大の伝統行事、四カ字豊年祭のうち、登野城と石垣、大川のオンプールが5日、市内の御嶽で執り行われた。新川字会は3日午後に長崎御嶽(ナースクオン)でオンプールを実施し、5日は午後から新川小学校で産業共進会と祝賀会を行った。四カ字のムラプールは6日午後3時半から真乙姥嶽(マイツバオン)で行われる。 2023/08/06
地域情報 生鮮食品など品薄に 海運、9日ごろまで入荷なし 台風6号の接近に伴い船便などが欠航している影響で、八重山のスーパーでは生鮮食品など一部の商品が品薄になり、市民生活への影響が出始めている。地元海運会社によると、食料などを積んだ貨物船は7月31日に石垣港に入港したのを最後に欠航。食品などの物資を積んだ船が石垣港に再び入港するのは、週明け9日ごろの見込みとなっている。 2023/08/05
地域情報 搭乗券求め長蛇の列 臨時便運航で石垣空港 台風6号 台風6号の影響で閉館していた石垣空港ターミナルビルは4日、通常業務を再開し、各航空会社のカウンター前は、予約変更やキャンセル待ちをする観光客らであふれた。 2023/08/05
地域情報 長崎御嶽でフバナーギ 6日に4年ぶりムラプール 新川字会 新川字会(唐眞盛充会長)は3日午後2時から、長崎御嶽で豊年祭オンプールを行った。同日午前に、台風6号の暴風警報が解除され、役員や関係者のみでフバナーギ(初穂揚げ)を執り行った。祝賀会や奉納芸能などの余興は5日午後3時から新川小学校体育館で開催される。 神司による願い(ニンガイ)の後、役員らが新酒を酌み交わす「ウフミシャグパーシィ(大神酒囃子)」の儀式を行い、一年間の豊作の感謝と、来夏世(クナツ… 2023/08/04
地域情報 きょう未明に石垣最接近 八重山、暴風域長引く恐れ 伊原間で最大瞬間31.6㍍ 台風6号 大型で非常に強い台風6号は2日午後、石垣島北部を暴風域に巻き込み、時速15㌔で宮古島の北へ進んだ。石垣島地方気象台によると、石垣市伊原間で午後7時39分、最大瞬間風速31・6㍍を観測した。最接近は石垣島地方が3日未明、与那国島地方が4日未明から明け方になると見られる。台風は東シナ海で速度が落ちて、進路を北寄りに変えると予想され、同気象台は「暴風や強風が吹く時間帯が長引く恐れがある」と、厳重な警戒… 2023/08/03
地域情報 沖縄戦、絵本で語り継ぐ 平和祈念館の展示始まる 沖縄戦の体験者が自身の体験を元に描いた絵や絵本を展示する「絵と絵本で語り継ぐ沖縄戦」が、八重山平和祈念館第2展示室で開かれている。期間は1日から9月3日まで。入場は無料。 夏休み企画展として、子どもにも分かりやすいよう、絵や絵本が展示されている。絵は沖縄戦に関するものが42展、八重山は14展の、全部で56展。絵本は38冊が展示室内に並べられている。 大阪から家族で石垣島を訪れていた中村颯志君… 2023/08/03
地域情報 市内で6世帯7人避難 台風接近、役所は午後閉庁 台風6号の接近で石垣島地方に暴風警報が発表されたことを受け、石垣市は2日午前、健康福祉センターと結い心センターに避難所を開設した。午後6時までに計6世帯7人が避難している。竹富町は町内で避難者がいるとの報告を受けていない。 2023/08/03
地域情報 来夏世の豊穣を祈願 4年ぶり大浜でムラプール 大浜公民館(波照間盛一館長)のムラプールが7月30日午後、大浜小学校裏の崎原道路で4年ぶりに通常開催され、五穀の稔りに感謝し、来夏世(くなつゆ)の豊穣と弥勒世果報(みるくゆがふ)の来訪を祈願した。 午後2時からは神司が東の海の彼方から神々を呼び寄せ、来夏世の豊作と安全を願う「カースンヤー願い」が行われ、午後4時からは番所(オーセ)の神前に旗頭、イリク太鼓、弥勒節、与那覇節、黒島節が次々と奉納さ… 2023/08/01
地域情報 船道亜希さん(黒島)グランドチャンピオン 3部門に20人出場 竹富町デンサ節大会 竹富町制施行75周年記念・第20回竹富町デンサ節大会(主催・竹富町民俗芸能連合保存会)が29日、西表上原の中野わいわいホールで開催された。子どもの部5人、一般の部8人に加え、第20回の節目として歴代チャンピオンが出場する、チャンピオンの部に7人の計20人が、デンサ節の調べに合わせ、情緒豊かに朗々と歌い上げた。グランドチャンピオンには第18回西表島大会チャンピオンの船道亜希さん(38)=黒島=が輝… 2023/07/30
地域情報 堂々の初舞台 最優秀賞 子どもの部 荒木壮介君(14) デンサ節大会 最優秀賞を受賞し、「緊張したけど、うれしい。歌う時の音程や表情を意識して臨んだ。とても楽しかった」と笑顔を見せた。 つい先日までバドミントンの県大会に出場しており、帰ってきてから母・みささんと祖父に教えを受けながら、猛特訓をして本番に挑んだ。 初参加ではあったが堂々と歌い上げ、会場からは盛んな拍手が送られた。三線のサポートとして、みささんも同じステージで奏で、荒木君の初舞台を後押しした。 … 2023/07/30
地域情報 2度目の挑戦 最優秀賞 一般の部 真謝マリナさん(28) デンサ節大会 昨年、デンサ節大会に初出場して優良賞を受賞し、2度目の挑戦で最優秀賞に輝いた真謝さんは「ホッとした気持ち。出るからには(最優秀賞を)取りたかった」と安堵の表情を浮かべた。 課題歌詞をよく見て、伝えたい部分をより強調し、言葉を一つひとつ丁寧につむいでメロディに思いを乗せた。 「審査を意識しすぎず、どれだけ聞き手に伝えられるかを意識した。楽しみながら歌うことができた」と笑顔で振り返った。 「八… 2023/07/30
地域情報 定期航路開設へ検討委発足 赤字10億、増収の必要性指摘 石垣―基隆 石垣市は27日、台湾・基隆とのフェリー定期航路開設に向けた検討委員会の初会合を市役所で開いた。国、県、市と民間事業者の担当者17人で組織し、月1回程度のペースで定期航路実現の課題を話し合う。初会合で事務局の市は、年間200日の航海を行った場合、10億円程度の赤字が出る可能性を指摘し、増収に向けた取り組みの必要性を強調した。 市が検討委に提出した定期運航の提案資料によると、定期航路に使用する船舶は台… 2023/07/28
地域情報 新処分場 候補地絞り込みへ 年度内に基本計画策定 石垣市 石垣市は、家庭から出るごみを埋め立てる一般廃棄物最終処分場を新たに整備するため、今年度中に候補地を絞り込む方針だ。9月には基本計画策定に着手し、施設規模などの検討作業を進める。2028年度か29年度には、新たな処分場の供用開始にこぎ着けたい考え。現処分場は現在のペースだと30年ごろには満杯になると見られている。 2023/07/27
地域情報 ヤマネコの事故死防げ 子の活動活発化でアピール 西表 西表島で今春生まれたイリオモテヤマネコの子ネコの行動が活発になる時期を迎え、環境省西表自然保護官事務所などで作るイリオモテヤマネコ交通事故防止連絡会議は、交通安全運動を実施した。7、8月は観光客が増え、西表島内の交通量も増えることから、警戒を強め、ドライバーに安全運転を呼び掛けている。 2023/07/26
地域情報 来夏世の五穀豊穣を祈願 5年ぶり、ビッチュルを奉納 川平 川平地区の豊年祭が23日、赤イロ目宮鳥御嶽(アーラオン)、山川御嶽(ヤマオン)、群星御嶽(ユブィスオン)で行われ、今年の豊作に感謝し、来夏世の五穀豊穣を祈願した。赤イロ目宮鳥御嶽では、重さ約60㌔の石を持ち上げ、村に繁栄がもたらされるという「ビッチュル」が5年ぶりに奉納され、地域住民の安寧と無病息災を願った。旗頭も登場し、地元住民や観光客など多くの見物客が集まった。 2023/07/25