地域情報 樹勢が回復傾向に ヤエヤマシタンを診断 平久保 石垣市教育委員会は29日、日本では石垣島平久保だけに自生する国の天然記念物、ヤエヤマシタン2本の調査と樹木医による診断を行った。2本のうち1本は一時、枯死が危ぶまれるような状態だったが、今回の診断では樹勢の回復傾向が見られた。市教委は夏ごろ、施肥による土壌改良や薬剤散布による害虫駆除に取り組む。 市教委は文化庁の補助を受け、2017年度からヤエヤマシタンの保護増殖事業に取り組んでいる。 この… 2019/05/31
地域情報 「日本は本当に平和か」 石垣で拉致問題考える 被害者救出を訴え 特定失踪者問題調査会 「考えましょう 私たちの安全を 拉致問題を考える石垣の集い」(主催・特定失踪者問題調査会)が30日夕、石垣市の大川公民館で開催された。同調査会の荒木和博代表(62)、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の前事務局長・増元照明氏(63)、特定失踪者家族会幹事・水居徹氏(59)が登壇。60人以上の来場者に「日本は本当に『平和』なのか。姉は同じ日本人だ」「心に残ることがあれば、家族や職場で、広く伝えて」な… 2019/05/31
地域情報 JTAで25年間運航 石垣など退役遊覧飛行 ボーイング737―400 日本トランスオーシャン航空(JTA、丸川潔社長)で約25年にわたり運航してきたボーイング737―400型機が26日、ラストフライトを行なった。退役記念として、那覇空港から石垣島などの県内離島を巡る遊覧チャーター・イベント「サンクス―400ファイナルツアー」が開催され、社内関係者らと94席限定チケットを購入した県内外からの91人が搭乗し、同機との別れの時を過ごした。 2019/05/29
地域情報 漂着ごみでアート製作 あすからプロジェクト開始 離島ターミナル 西表島の自然と文化を守るプロジェクトを運営する「アス・フォー・イリオモテ」(竹田尚志代表)は28日午後、県庁で記者会見し、観光客に漂着ごみを集めてもらうプロジェクト「ヤマネコゴミゼロアート」を30日から石垣港離島ターミナルでスタートすると発表した。 平田観光のチケットカウンター付近に、廃材などで作った畳1畳ほどのアクリル製アートスタンドを設置。観光客が島々の海岸で回収した漂着ごみを帰港時、スタ… 2019/05/29
地域情報 紙芝居や歌を披露 スマムニ隊が慰問 ばすきなよー・ゆりヶ浜で 一般社団法人ゆんたくガーデン(大倉弘美代表理事)のスマムニ広め隊は27日午後、デイサービスばすきなよー・ゆりヶ浜(石垣市宮良、宮良太康施設長)で、スマムニ(石垣島の方言)による紙芝居や歌などの公演を開き、お年寄りを楽しませた。標準語の通訳もあり、スマムニがわからない人にも配慮した内容だった。 同法人ゆんたくガーデンの大倉弘美代表理事(39)の母親で、同施設の利用者だった大倉ナミ子さん(享年94… 2019/05/28
地域情報 ホウオウボクの花満開 八重山 晴天続き梅雨中休み 八重山地方は梅雨の中休みに入り、晴天が続いている。近海にあった梅雨前線が衰退し、高気圧に覆われているのが原因。 週間天気予報によると、期間の前半は高気圧に覆われて晴れの日が多く、期間の後半となる28日ごろからは梅雨前線の影響で曇りの日が多く。雨の降るところがある見込み。 石垣島地方気象台によると、梅雨入りした16日から24日まで各地の雨量は石垣島34ミリ、西表島36ミリ、与那国島13.5ミリ… 2019/05/25
地域情報 中部広域への編入要請 中城、北中城村が知事に 中城村の浜田京介村長と北中城村の新垣邦男村長は21日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、両村を沖縄市やうるま市、北谷町などで構成される中部広域都市計画区域へ編入するよう要請した。 現在、中城、北中城両村は、那覇広域都市計画区域に指定されているが「発展著しい近隣市町村のベッドタウンとして人口増加に対応することが急務」と指摘。「那覇広域」に指定されているため、村内の約8割以上が住宅や企業の誘致に制限があ… 2019/05/25
地域情報 「南の島から結いの和」 サンマリノ大使や対馬市も参加予定 ぱいぬ島まつり 8月25日に竹富町西表島で開催される「第9回ぱいぬ島まつり」の実行委員会(委員長・西大舛髙旬町長。委員38人)が23日、発足した。同日午後、第1回会議が竹富町役場で行われ、「新時代!南の島から結いの和!」がまつりのテーマに決定。委員らへの委任状交付や、実施要領案、予算案などが承認された。 2019/05/24
地域情報 観光ガイド登録制導入へ 9月にも条例、検討委発足 竹富町 西表島の世界自然遺産登録を目指す竹富町は、観光ガイドが島の貴重な自然を保全しながら活動する仕組みづくりに向け、ガイドの登録義務などを定める条例制定を目指している。18日には有識者や関係機関で構成する「町観光案内人条例(仮称)制定検討委員会」(上妻毅委員長、委員6人)の初会合を町役場で開き、条例案の審議をスタートさせた。早ければ9月議会での条例制定を目指すが、今後は登録の要件や、未登録者に対する罰… 2019/05/23
地域情報 お神輿が練り歩く 那覇、なんみん祭に800人参加 那覇市の波上宮を中心に開催される「なんみん祭」のお神輿(みこし)行列が19日行われ、参加者が波上宮からパレットくもじ前広場まで練り歩いた。 お神輿や獅子舞などに地元自治会や近隣小学校の児童ら35団体、800人が参加した。 お神輿の行列は太鼓や爆竹などの大きな音を鳴らしながら「エッサ、ホイサ」の掛け声で威勢よく行進。沿道からは家族連れや観光客から声援が上がった。 同広場では琉球舞踊や空手、エ… 2019/05/22
地域情報 貸し自転車千台超に 春の島勢調査と清掃点検 竹富公民館 竹富公民館(内盛正聖館長)はこのほど、春季島勢調査を実施し、その結果を公表した。竹富島では毎年春と秋の年2回、同調査を実施しているが、それによると、人口は364人で昨秋と比べて28人増加した。また戸数は177戸で10戸増加した。 このほか、牧場牛134、水牛33頭、山羊27頭、馬4頭、普通自動車35台、軽自動車150台、自転車192台、バイク32台、船32隻、貸し自転車1139台、送迎車38台… 2019/05/22
地域情報 世界遺産登録、企業が応援 組織発足「気運高める」 奄美、沖縄の自然を世界自然遺産登録を目指し、企業などで構成する「世界自然遺産推進共同企業体」の発足式が21日、那覇市内のホテルで開かれた。世界遺産登録に向けた啓発活動や自然環境の保護、希少生物の密漁・密輸の防止対策など、さまざまな課題の解決に向けて取り組み、2020年夏の登録実現を目指す。 2019/05/22
地域情報 陸自配備工事を監視? 嵩田林道 反対派か、森林を無断伐採 石垣市の嵩田林道で、県有地の森林が何者かによって無断伐採されていることが、18日までに分かった。伐採後の林道からは、陸上自衛隊の駐屯地建設予定地を見下ろすことができ、住民からは「反対派が監視目的で伐採したのではないか」と指摘する声が出ている。駐屯地建設予定地周辺では、監視用の工作物が設置されたり、不審なドローンの飛行が目撃されており、反対派の活動が活発化している可能性がある。 伐採された県有林… 2019/05/19
地域情報 「客引き、路上寝防止を」 ポスター配布し呼び掛け 美崎町自治公民館 石垣市美崎町で健全に競争できる環境を整えようと、美崎町自治公民館(平得修館長)の役員や地域住民、中山義隆市長、市議、八重山警察署員ら約40人が16日夜、町内を巡回し、客引きや路上寝込み防止を呼び掛けるポスター配布、主要箇所への掲示などを行い、協力を呼び掛けた。 2019/05/18
地域情報 「沖縄と日本は一体」 青年弁論大会で神谷さん優勝 東京 「日本民族にとっての沖縄」をテーマにした青年弁論大会(主催・沖縄県祖国復帰47周年靖国集会実行委員会)が12日、東京の靖国会館で開かれ、県出身者など8人が熱弁を振るった。宜野湾市出身の神谷龍さん(24)が優勝した。沖縄戦の歴史を振り返り、復帰記念日である5月15日について「英霊、沖縄、祖国が一体となった日本民族共通の歴史だ。日本民族にとって沖縄とは同胞、一体である」と訴えた。 神谷さんは学生だ… 2019/05/17
地域情報 元教員らが当時を回想 沖縄の祖国復帰祝う 記念弁論大会 沖縄の本土復帰を祝う沖縄県祖国復帰47周年記念弁論大会(主催・同実行委員会)が13日夜、那覇市内のパレット市民劇場で開催された。本土復帰に尽力した元教員らが登壇し、当時を回想。復帰時の苦労を語り、県民の手で祖国復帰を実現したとした。現役の教師や市議らも登壇し、沖縄の今後について弁論した。 2019/05/15
地域情報 本島北部の自然ガイドに認定証 世界遺産登録へ環境保全期待 県は13日、世界自然遺産の推薦地となっている沖縄本島北部でエコツアーを実施している「やんばるエコツーリズム研究所」と自然環境の保全利用協定を締結し、認定証を交付した。同研究所は国頭村にある伊部岳の山道で自然ガイドを行っており、協定には、環境保護への取り組みや利用客の安全管理、地域への配慮などを盛り込んだ。 県庁で棚原憲実環境部長から認定書を受けた中根忍代表は「持続可能なエコツーリズムを推進する… 2019/05/14
地域情報 豊漁願いハーレー大会 辺野古で熱戦 米兵も参加 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先として埋め立て工事が進む名護市辺野古の松田の浜で12日、手こぎ船の速さを競うハーレー大会があり、地元住民のほか、近隣の米軍キャンプ・シュワブの関係者らも参加して熱戦を繰り広げた。 海の安全や豊漁の祈願が込められた恒例の行事で、関係者によると、今回は計43チームが参加。晴れ渡った空の下、かねの音に合わせて乗組員が一斉に水をかいた船は勢い良く進んだ。 2019/05/13
地域情報 499人がエンジョイラン 完走率91.5% 第5回石垣島ウルトラマラソン 第5回石垣島ウルトラマラソン(主催・同実行委員会)が12日、サッカーパークあかんまを発着点に行われ、島内外から60キロの部に334人、32キロの部に92人、今年から新設された43キロの部に73人の総勢499人が出場した。昨年より119人増加。参加者らは時折日差しを浴び、場所によっては雨に降られつつも、それぞれの楽しみ方で走り、あるいは歩きながらコースに臨んだ。 同大会は記録よりも楽しむことを目… 2019/05/13
地域情報 9団体児童が決意表明 放課後子ども教室が開級 石垣市内の小学校で児童が放課後、学習やスポーツなどさまざまな活動を行う「放課後子ども教室」の2019年度・合同開級式が12日、石垣市民会館中ホールで開催され、市内小学校の8校13団体のうち、7校9団体が参加し、決意発表として今後の目標や抱負を述べた。 石垣安志教育長は「安全安心に過ごせる放課後教室を利用して学習や体験活動をしてほしい。スポーツと勉強を両立して頑張って」と激励した。 川平小学校… 2019/05/13