地域情報 参院選比例に丸山、比嘉氏 自民公認へ最終調整 自民党は夏の参院選比例代表に、現職丸山和也氏(73)と元衆院議員比嘉奈津美氏(60)を公認する方向で最終調整に入った。丸山氏は党内規で定める「70歳定年制」の対象だが、特例で認める。比嘉氏は日本歯科医師連盟が推す見通しだ。党幹部が10日、明らかにした。 比嘉氏は、沖縄県歯科医師連盟理事長を経て2012年衆院選で沖縄3区から初当選し、環境政務官などを歴任。17年衆院選で、自由党幹事長だった玉城デ… 2019/04/12
地域情報 中国製越境ごみ急増 山口氏、微小プラの脅威語る 第7回南山舎やいま文化大賞(南山舎主催)に山口晴幸氏(70)=横浜市在=が選ばれ10日、石垣市立図書館で授賞式と記念講演が開かれた。同氏は「八重山美ら海の叫び 海洋越境廃棄物の脅威―忍び寄るマイクロプラスチック汚染―」と題した研究が評価された。講演では急増する中国製越境ごみや、マイクロプラスチック(微小プラ)の脅威を語った。 2019/04/11
地域情報 1人だけの入学式に 梅田ももさんを歓迎 大本小 八重山郡内の多くの小中学校で9日、入学式が開かれ、新1年生となった児童生徒らが新たな学び舎の門をくぐった。 この日、石垣市立大本小学校(知念克治校長)では1人だけの入学式が同校体育館で開かれ、新1年生の梅田ももさんの入学を、教職員をはじめ、保護者、地域住民、卒業生らが祝福した。小さいころから同校の行事にも参加しているというももさんは「学校のお兄さん、お姉さんといろんな遊びをしたい」と照れくさそ… 2019/04/10
地域情報 泡盛の普及促進を 女王OGに委嘱状 沖縄国税事務所(脇本利紀所長)は8日、泡盛の良さをPRし普及促進施策を支援する「泡盛クイーンズサポーター」の委嘱状交付式を開き、歴代の「泡盛の女王」ら12人が委嘱を受けた。 委嘱期間は4月1日から約1年間で、サポーターらは国や沖縄国税事務所、県酒造組合などが行う会議やイベント、意見交換会などに参加する予定。 脇本所長は「若者や女性目線で将来の泡盛業界の発展のため、今後取り組みたい企画などを積… 2019/04/10
地域情報 入学式シーズン始まる 伊原間中は16人が船出 入学式シーズンが8日から始まった。石垣島最北端の中学校、伊原間中学校(友利始夫校長)では、入学式が同体育館で行われ、新入生16人が中学校生活を歩み出した。保護者や地域住民らも参加し、新たな船出を祝った。 式で友利校長は「大きな希望や期待もあれば不安もあると思う。恐れずチャレンジし失敗や悩みを乗り越え成長してほしい」と激励。 「仲間と支え合い、大人への階段を一歩づつ昇り素晴らしい中学校生活を過… 2019/04/09
地域情報 テッポウユリ開花 初夏の到来告げる うるずんの到来を告げるテッポウユリが各地で咲いている。ユリ科の多年草で、地下に鱗茎(りんけい)と呼ばれる球根があり、春先から初夏にかけ、地中から葉と花茎が姿を現す。 石垣島を東回りに車で一周すると、国道沿いの山裾で純白の花を咲かせたユリがドライブをする人々の目を楽しませている。 可憐な花は乙女に例えられ、ほのかな香りは天国的とでも言おうか。多くの人々を魅了してやまない花である。八重山では、ユ… 2019/04/09
地域情報 潮干狩りに熱中 きょう浜下り、八重山各地 きょう7日は旧暦3月3日の浜下り。前日の6日、郡内各地の海岸には大勢の家族連れが繰り出し、潮干狩りを楽しむ光景がみられた。 浜下り(はまうり)は女性が海辺に足を浸し、健康を祈願する沖縄の年中行事として知られる。 この日は前日の大雨から打って変わって、高気圧に覆われて好天。石垣市の名蔵海岸には潮が引き始めた正午過ぎから家族連れが続々詰めかけた。 石垣市白保の前盛まつゑさん(72)と孫の紀香さ… 2019/04/07
地域情報 放置パレット 港に山積み 景観に影響、解決策模索へ 竹富町 竹富町の各島で荷さばきの際に使われるパレットが港で山積みとなっており、景観にも影響を与えている。竹富町議会でも一般質問で取り上げられるなど改善を求める声は大きい。同町は2019年度、対策協議会を組織し、放置パレットの排出者を明確するなど、解決策を模索しようとしている。 ■どうしてこうなった なぜ港付近にパレットが放置されることになったのか。竹富町の説明によると経緯はこうなる。 以前、同町で… 2019/04/07
地域情報 先祖に手合わせる 清明で家族連れ「戦後ずっと続く」 那覇 二十四節気の第五節気である清明(シーミー)の時期がやってきた。今年のシーミー入りは5日で金曜日だったため、翌日の土曜日である6日から、県内では一族の墓参りをする家庭も多い。 この日、那覇市の識名霊園には午後から県民らが集まり、先祖の墓に手を合わせる家族連れの姿があった。 那覇市の嘉手納家も他の家族と同様に6日午後に集まり、先祖の墓に手を合わせた。会社員の豪さん(38)は、親族と一緒にシーミー… 2019/04/07
地域情報 補助金も「決断の要因」 石垣の雰囲気に魅了され復職 レッツ 島の保育士㊦ 待機児童ゼロを目指す石垣市は、島外から引っ越して市内の保育施設で勤務する保育士に対し、渡航費や生活準備金として40~50万円を支給している。保育士誘致に向けた優遇策の一環。大阪府から移住し、現在は幼保連携型認定こども園なごみの広場(杉本洋介園長)で勤務する松本一平さん(32)は、市の補助金について「間違いなく、石垣島に来る決断をさせた要因の一つ」と振り返る。 大阪の専門学校で保育士資格を取得し… 2019/04/06
地域情報 きょう清明 本島で先祖供養も きょう5日は清明。二十四節気の一つで、天地がすがすがしく、明るい空気に満ちあふれるころとされる。 沖縄のシーミー(晴明祭)の時期でもあり、本島では清明のころに墓前に親類が集まり、重箱いっぱいに詰めた料理を供えて、先祖を供養する光景があちこちでみられる。 4日は曇り空と強い北風の影響で各地の最高気温は21~24度、最低気温は20~21度と若干低めで肌寒かった。しかし、この寒の戻りで3月からの〝… 2019/04/05
地域情報 市の優遇策が後押し 本土から移住、働く親支える レッツ 島の保育士㊤ 保育士不足に悩む石垣市で、島外から移住した保育士たちが奮闘している。市が保育士誘致のため打ち出した渡航費補助などの優遇策に後押しされ、来島を決意。保育施設で日々、子どもたちと触れ合い、島で働く親たちの子育てを支える。「少しずつ地域になじみながら、楽しく頑張りたい」と意気込んでいる。 にしのもり保育園(石垣市新川、池田哲子園長)で働く藤田友美さん(45)は岐阜県出身。短大卒業後、岐阜や大阪で保育… 2019/04/05
地域情報 甘い香り漂うサガリバナ 新元号発表の翌日に開花 アマチュアカメラマンで民宿たいらファミリー(平良正吉代表)の平良八重子さんが2日、石垣市登野城で甘い香り漂うサガリバナを撮影した。 サガリバナ科の常緑高木で、東南アジア一帯の熱帯・亜熱帯に分布し、日本では南西諸島などに自生している。 開花時期は6月から8月頃で、夕方から夜間にかけて白からやや桃色の花が垂れ下がるように開花し、甘い香りを漂わせる。 新元号「令和」が発表された翌日の開花に、平良… 2019/04/04
地域情報 川平ですでに月桃開花 赤土流出防ぐ役目に注目 石垣市川平地区で早くも、数多くのゲットウ(月桃)が開花して、真新しい乳白色の房から黄色い花が顔を出しているのが見られる=写真。例年4月に入ってから月桃は開花するが、今年は3月中旬で既に開花した房も多く見られ、気候の不順が感じられる光景ともいえる。 島では赤土流出を防ぐために植栽された月桃も多いため、サトウキビ畑のグリーンベルトとしても注目されている。青い海を守るためにと、月桃含有の製品を販売す… 2019/04/03
地域情報 保護水面 規則守って 浜下り前に注意喚起 水産海洋センター 4月7日(旧暦3月3日)の行事、浜下りを前に沖縄県水産海洋技術センター石垣支所(平手康市所長)は市内2カ所の保護水面での禁漁を呼び掛けている。名護保護水面では全ての水産動植物、川平保護水面では魚類、タコ、イカ、アーサを除く全ての水産動植物が周年で禁漁となっている。 名蔵と川平の保護水面は、水産生物の保護・育成を目的に県知事が指定。たまごを供給する親を守ることで、水産資源を保護し、継続的な利用を… 2019/04/03
地域情報 ターミナル整備めど立たず 本部港のクルーズ拠点計画 宮腰光寛沖縄担当相は2日の記者会見で、沖縄県が2020年度の供用開始を目指す本部港の国際クルーズ拠点計画について、ターミナルビルを整備することになっている民間事業者と県の協議が整わず、着工のめども立っていないとの認識を示した。 2019/04/03
地域情報 あでやかに演舞奉納 那覇・辻で「二十日正月」 旧暦1月20日、かつての辻村で暮らした遊女(ジュリ)へ感謝と鎮魂の祈りを捧げ、五穀豊穣・商売繁盛を祈願する「二十日正月(ハチカソーガチ)」が3月31日、辻新思会前で行われ、奉納舞踊が披露された。 奉納の最後には鮮やかな紅型に馬の首をかたどった飾りをつけた120人の女性舞踊家と30人の女性奏者による「ジュリ馬」が披露され、「ゆいゆい」という掛け声で演舞を舞い大勢の観衆を魅了した。 女性だけで構… 2019/04/01
地域情報 千キロ以上の防衛強化 離島カバーする陸自配備 石垣、建設着手から1ヵ月 防衛省が石垣島の陸上自衛隊配備に向けた駐屯地建設工事に着手して約1ヵ月が経過した。今後、陸自配備の是非を問う住民投票の可否と、残る駐屯地建設予定地となっている市有地を防衛省が取得できるかが焦点になる。3月には宮古島と鹿児島県・奄美大島で駐屯地が開設された。鹿児島県から日本最西端の与那国島まで千キロ以上に及ぶ南西諸島防衛強化の一環として配備計画が進む。奄美駐屯地で31日に開かれた記念式典で、原田憲… 2019/04/01
地域情報 「工作活動で体制変える」 中国人漫画家が警鐘鳴らす 日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事)は30日、浦添市内で全沖縄国連先住民族勧告撤回大会を開催、中国人漫画家の孫向文氏が講演した。孫氏は、親戚が2010年ごろに参加した沖縄へのクルーズ船の中で、沖縄の説明があった際、「中国人女性が琉球の歴史に触れ、『(沖縄は)日本が中国から奪った』とウソの歴史を話していた」と説明し、政治関心のない親戚も洗脳されたと主張した。 那覇市のクルーズバースからも見え… 2019/03/31
地域情報 「もうリゾートはいらない」 新たなホテルに反対 竹富島を守る会 ㈱RJエステート(一丸秀信代表取締役)=那覇市=が竹富島コンドイビーチ付近で計画している「(仮称)コンドイビーチホテル」の建設に反対する「住民総決起集会」が29日夜、竹富島まちなみ館で開催された。同計画への反対をアピールする「ならぬ」Tシャツを着た地域住民や観光客ら約80人が「これ以上のリゾートはいらない」と意思を明確にした。 2019/03/31