季節 ランドリーフル稼働 連日の大雨、市民洗濯物抱え 八重山地方は11日の梅雨入り後、前線の活動が活発化し、連日大雨が降っている。この影響で石垣市内のコインランドリーは、24時間フル稼働している。 23日も朝から洗濯物を抱えた利用者が入れ替わり立ち代わり出入りし、衣類を洗濯機に入れたり、乾燥が終わった衣類を取り込んだりしていた。 週間天気予報では、近海に梅雨前線が停滞するため、24日以降も荒れた天気となる見込み。 今年の梅雨はしとしと降る雨で… 2020/05/24
季節 花と笑顔と感謝の日常へ 「何もない日にこそ、花を」 母の日 「母の日」を迎えた10日、石垣市内の生花店は、購入や注文の花を受け取りに来る人で活気をみせた。今年は新型コロナウイルス感染拡大により、入荷するカーネーションの種類が揃わないなどの影響が出た一方、「花の月」キャンペーンや市のクーポン券販売などで応戦。各店は、花と笑顔と感謝の日常へ向けて徐々に歩を進めている。 2020/05/11
季節 「上を見る機会がうれしい」 さそり座 八重山の夜空に輝く 夏の星座・さそり座が今月中旬から八重山の夜空で輝いている。伊野田キャンプ場でもこのほど、さそり座が見られた。 撮影者で元石垣島天文台長の宮地竹史さんは「夏にはコロナがなくなってみんなで星を見たい。今はぜひ家から星空を眺めて」と呼び掛ける。 さそり座を見た20代女性は「暗いニュースが多い、上を見る機会ができてうれしい」と話した。 2020/04/27
季節 うるずんの到来告げる テッポウユリ、GWにかけ見ごろ うるずんの到来を告げるテッポウユリが純白の花を咲かせている。 これから5月のゴールデンウィークにかけて各地で次々と開花し、見ごろを迎える。 テッポウユリは琉球列島原産のユリ科の多年草で、芳香のある清楚な花は乙女を彷彿(ほうふつ)させる。 石垣市伊野田の国道沿いでは、満開したユリが行き交うドライバーの目を楽しませている。 南ぬ島石垣空港の北東にある白保カラ岳は、テッポウユリの自生地で知られ… 2020/04/09
季節 ゲットウ咲き出す 例年より開花早まる ゲットウ(方言名サミン)の白い花が咲き出した。例年だと4月ごろ開花するが、今年は暖かい日が多いせいか、開花が早まったようだ。 ゲットウはショウガ科の多年草で、草全体に香りがあり、八重山ではカーサームーチーと言って、葉は餅を包むのに用いられる。 花は光沢があり、白に黄色や紅色のすじのある花を垂れ下がるようにして咲かせる。うるずんの季節が到来する4~5月にかけて、各地で見ごろを迎える。 一方、… 2020/03/24
季節 「当たり前の仕組みに」 民間委託全国3例目へ 西表救急搬送業務 竹富町は10日の定例会で、2019年度から進めている消防団救急搬送業務の民間委託事業について、救急搬送が多発する西表島西部地区で7月頃から業務を開始していく考えを示した。審議後、通事太一郎防災危機管理課長は取材に「島内外の関係機関に協力を求めたが、多くの関係者が『離島救急での当たり前の仕組みになってほしい』と期待する」と明かした。業務委託が実現すれば、宮崎県美郷町、徳島県勝浦町に続き、全国で3例… 2020/03/11
季節 春そこまで きょう啓蟄 セイシカの花ほころぶ 5日は二十四節気の一つ啓蟄(けいちつ)。土の中で冬ごもりしていた虫たちが春の陽気を感じ、穴から出てくるころとされる。 八重山地方は朝晩はまだ肌寒いが、日中は気温が上がり、春がすぐそこまでやって来ている。 4日午後1時には竹富町波照間で平年より3・4度高い25・5度、石垣市登野城でも平年より3・2度高い25・3度を観測するなど、初夏を思わせる暖かさとなった。 石垣市の県営バンナ公園南口にある… 2020/03/05
季節 華麗で神秘的な青緑色 ヒスイカズラが満開 神秘的なヒスイ色の花を房状に咲かせるヒスイカズラが石垣市川平の川平ファーム(橋爪雅彦代表)で満開し、訪れる人々を魅了している。 ヒスイカズラはフィリピン・ルソン島に自生するマメ科のつる性植物で、標高100㍍~1000メートルの渓谷沿いに生え、長さは20メートルにも達するとされる。 鳥のくちばしのような花が房状に垂れ下がって咲き、ターコイズブルー(青緑色)とも表現される花色は華麗そのもの。 … 2020/03/04
季節 市内県立3高校 今年度450人卒業 「学んだ全てを胸に羽ばたく」 石垣市内の県立高校で1日、卒業式が開かれ、八重山高校、八重山農林高校、八重山商工高校・同定時制(前期・後期)から今年度、計450人が卒業した。今年は新型コロナウイルス拡大防止のため、短縮・簡略化された式となった。 このうち八重高(仲舛盛順校長)では男子107人、女子130人の計237人が卒業認定を受けた。仲舛校長から証書を手渡された卒業生ははにかんだり、ほほ笑んだりと、思い思いの表情を見せた。… 2020/03/02
季節 石垣市で全国最高27.4度 初夏の陽気に包まれる 八重山地方は13日、高気圧に覆われて晴れ間が広がり、初夏の陽気に包まれた。 石垣市盛山(南ぬ島石垣空港)では同日午後1時43分に27.4度と全国で最も高い気温が観測された。 また、8つの観測地点のうち、5カ所で今年の最高気温を更新。竹富町西表で26.8度、大原と波照間で26.7度を記録、平年を4.6度~4.9度上回るなど4月中旬~下旬並みの汗ばむ陽気となった。 週間天気予報によると、向こう… 2020/02/14
季節 後生の正月で祖先供養 郡内各地で十六日祭 正月元旦の「イチミ(生身)の正月」に対し、「グソー(後生)の正月」と言われる祖先供養の祭り「ジュルクニチー(十六日祭)」が、旧暦1月16日に当たる9日、郡内各地の墓地で行われた。墓前では家族、親族が果物や酒などを供え、オードブルなどを囲みながら歓談する姿が見られた。 気象庁によると、この日の正午の気温は17.4度。朝から曇り空で、時折小雨がパラついた。墓地周辺の道路沿いには駐車している自動車が… 2020/02/11
季節 豆まいて邪気払う 保育所やこども園で節分 豆をまいて邪気を払う節分の3日、郡内の保育所やこども園で豆まき集会が行われ、園児たちが「鬼は外、福は内」と元気な声を響かせた。 石垣市立おおはまこども園(小濱美智園長、76人)では、職員が園児たちに紙芝居で豆まきの由来を聞かせたあと、園庭で豆まきが行われた。 男の子と女の子が交代でオニになって豆をぶつけ、「泣き虫オニ」「おこりんぼオニ」など、心の中にいる悪いオニを追い払った。オニの姿に扮した職… 2020/02/04
季節 強い日差し 各地 夏日に 石垣で最高26.9度 八重山地方は24日、高気圧に覆われて、雲一つない快晴となった。この影響で各地とも最高気温が25度を超す夏日となり、道行く人々にも傘を差したり、半袖姿や強い日差しを手でさえぎる姿がみられた。 同日午後2時過ぎに石垣市登野城で26・9度、竹富町西表で26・6度、与那国で25・9度と今年最高を記録。他の5つの観測地点でも25度を超え、4月上旬から同下旬並みの季節外れの陽気となった。厳冬が続く本土から… 2020/01/25
季節 石垣島で田植え開始 昨年より10日早く 石垣島で最も早い一期作の田植えが16日、平田原の水田で始まった。農業生産法人みやぎ米穀(石垣市登野城)の宮城翔吾代表取締役(30)が田植え機に乗り、約30アールの水田に苗を植え付けた。収穫は5月中旬ごろの予定。 同社は昨年、もみの乾燥施設を整備し、生産から加工、販売まで自社で取り組む流れを実現した。この日植え付けた水田から収穫する米は、それとは別にJAに出荷するもので、5月末ごろから店頭に並ぶ… 2020/01/17
季節 ヒカンザクラが開花 石垣、平年より早く 沖縄に春を告げるヒカンザクラ(バラ科)の濃いピンク色の花が咲き始めた。 ヒカンザクラは花芽(かが)が一定期間、低音にさらされないと活動を開始しないことから、気温の低い本島北部の国頭や本部から開花が始まり、南へと移動していく。 石垣市中央運動公園東側の植栽ますでは、ヒカンザクラが数輪の花を咲かせた。石垣島地方気象台によると、石垣でのサクラの開花は平年1月16日。登野城の民家の庭でも、次々と花を… 2020/01/14
季節 威勢よく旗頭初興し 石垣字会、健康を祈願 石垣字会は、今年の健康と平和を願う新年の旗頭初輿(おこ)しを2日午前、宮鳥御嶽前庭で行った。神司による年頭祈願のあと、住民約30人が威勢良い掛け声とともに旗頭を持った。 地元の子どもたちがしめ太鼓やパーランクーを叩き、御嶽周辺は新年の始まりのおめでたい雰囲気に包まれた。 パーランクーを持った1歳の娘、みのりちゃんを抱いて参加した玉代勢梓さん(36)は「これをやると新年が始まったなと思う。健康… 2020/01/06
季節 出発式で「真心込めて」 令和最初の年賀状配達 八重山郵便局(西里博務郵便局長)は1日早朝、同郵便局駐車場で、令和初となる「年賀元旦出発式」を開いた。 西里局長は年賀状を配達するスタッフたちに「令和最初の年賀状。年賀状を真心込めて、確実にお届けしてください」と呼び掛けた。 2020年元旦に配達された年賀状は、八重山地域で27万4千枚(対前年86.4%)、県内で608万枚(同90.2%)。八重山郵便局は県内各地区で8番目に多い。 2020/01/05
季節 令和初の正月へ着々 「和み、心新たな年に」 桃林寺 縁起物準備 令和初の正月に向け、石垣市の臨済宗妙心寺派南海山桃林寺(小林昌道住職)では29日午後、「家内安全・商売繁昌・交通安全」の熊手、「開運招福」の破魔矢など正月用縁起物の仕分け作業が本堂で行われた。高校生アルバイト10人が手伝い、初詣に向けた準備を着々と進めた。 今年は新しいお守りとして、車やバイクに貼る「交通安全ステッカー」がある。車内用の蓄光ステッカーと車体用の反射ステッカーが1枚ずつセットにな… 2019/12/30
季節 帰省ラッシュ本格化 南ぬ島石垣空港も混雑 年末年始をふるさとで過ごす帰省ラッシュがピークを迎え29日午後、南ぬ島石垣空港では大きな荷物を抱えて降り立つ観光客や、帰省した家族を出迎え喜び合う姿が多く見られ、空港内はにぎわった。 昼の那覇発便で親せきの出迎えをしていた與那嶺まり子さんと娘の幸真(ゆま)さん(11)=新栄町=は、与那原から初めて小学生3人だけで飛行機に乗ってやってくる親戚の子らを心配そうに待っていた。 2019/12/30
季節 観光客、初の140万人台へ 今年の漢字に「新」選ぶ 石垣市仕事納め 官公庁は27日、2019年の仕事納め式を開き、一年間の業務を締めくくった。石垣市は午後4時から、市役所会議室で職員を集めて仕事納め式を開いた。中山義隆市長は、今年の入域観光客数が初めて140万人に達する見込みであることを明らかにし「観光客、市民の満足度を高め、石垣でしか味わえない魅力を宣伝する。地消地産による地域内経済循環の拡大を図るなど、量から質への転換が求められる」と強調した。 その上で「… 2019/12/28