政治・経済 斜里町から竹富町へ 姉妹都市、70周年式典に参加 3千㌔の距離乗り越え 2日の竹富町制施行70周年記念式典に参加するため、北海道斜里町(馬場隆町長)からの「友好の絆の旅」一行30人が1日、石垣島入りした。空港では西大舛高旬竹富町長ら町の役職者が一行を出迎え、歓迎した。 世界遺産知床で有名な斜里町は、竹富町と姉妹都市を締結して45年目で、両町では5年ごとに相互に町民号を派遣している。 1日は那覇空港を発着する多くの便で欠航が生じたものの、一行は東京からの直行便利用… 2018/07/02
政治・経済 質の向上でロングステイを 八重山観光を展望し提言 県商工会青年部連がセミナー 県商工会青年部連合会(仲田光会長)主催のトップセミナーが6月30日午後、石垣市商工会2階ホールで開かれ、県内各地から参加した約40人の商工会青年部会長らは講演を熱心に聞いた。(有)安永観光の森田安高代表取締役社長は八重山観光について「アジア圏域と欧米観光客の誘客による観光の質の向上でロングステイの誘客につなげる」とし、「石垣・竹富・与那国」で連携した八重山プロモーションの取り組みを強化することを… 2018/07/01
政治・経済 島野菜・ハーブの振興を プラン策定へ素案承認 地域農業のリーダーや流通関係者などで組織する「石垣市島野菜・ハーブ振興プラン(仮称)」策定協議会(橋爪雅彦会長)の第4回会合が27日、市役所で開かれ、NPО石垣市島やさい・ハーブ産業化機構(仮称)の設置・運営など10項目の振興策を盛り込んだ同プランの素案を承認した。来月ごろ策定作業を完了する予定。 同機構は、生産者だけでなく加工、流通、卸、小売、飲食など多くの関係者を網羅。島野菜やハーブを市場… 2018/06/28
政治・経済 新社長に黒嶋克史氏 石垣空港ターミナルが総会 石垣空港ターミナル㈱(我喜屋隆代表取締役社長)は27日午後、第10期定時株主総会を市内ホテルで開いた。総会後の取締役会で石垣市商工会会長の黒嶋克史氏が新代表取締役社長に選出された。 黒嶋新社長は「空港施設の利便性確保、国際空港としての増強と進展について行政とともに取り組み、時代の流れに合ったサービス向上に頑張りたい」と抱負を述べた。 株主総会での事業報告によると、開港5年目の乗降客数は前年度… 2018/06/28
政治・経済 〝登野城尖閣〟へ変更要望 市議会決議、市長「尊重する」 石垣市議会は25日の最終本会議で、尖閣諸島の字名を現在の「登野城」から「登野城尖閣」に変更し「尖閣」の地名を明記するよう要望する決議を賛成多数で可決した。中国が尖閣諸島の領有権を一方的に主張する中、日本が実効支配していることを内外にアピールする狙いがある。中山義隆市長は取材に「決議は尊重する」と述べたが、字名変更の条例案を提出するかどうかは明言を避けた。 決議では、尖閣諸島の保存活用について「… 2018/06/26
政治・経済 キビ生産量18%減76万トン 株出し、夏植えで面積は拡大 県まとめ 【那覇】県は22日、2017/18年期の全県のサトウキビ生産量が76万8675㌧で、前期(93万7523㌧)に比べ16万8847㌧(18%)の減産となったと発表した。県全体の収穫面積の約4割を占める宮古地域で、少雨や台風の襲来などによって収量が減少したことが主な要因。一方で収穫面積は拡大しており、八重山地域では2年前に夏植えを推進した成果もあって増産が目立っている。 ▼過去記事の 全文は「新聞オ… 2018/06/23
政治・経済 石垣市の躍進目立つ 各種ランキング3位内 サトウキビ 県が22日発表した2017/18年期サトウキビ生産実績では単収、収穫面積、生産量などのランキングですべて石垣市が3位以内に入っており、石垣市の躍進が目立った。 各種ランキングを見ると、石垣市は単収(7㌧116㌔)で2位、単収の対平年値率(21%増)で3位、収穫面積(1434㌶)で2位、収穫面積の対前年期増(333㌶増)で2位、生産量(10万2041㌧)で2位となっている。 八重山は8年ぶりの… 2018/06/23
政治・経済 中国の脅威、答弁避ける 自民、辺野古撤回に懸念 県議会一般質問、初日 【那覇】県議会(新里米吉議長)6月定例会は21日、一般質問の日程に入り、自民党の山川典二氏、新垣新氏、具志堅透氏、中川京貴氏、座波一氏、座喜味一幸氏、又吉清義氏が登壇した。中国が尖閣諸島周辺で接続水域や領海への侵入を繰り返している問題について翁長雄志知事は「(日本政府の)説明がない中で、私どもが言及するのは寂しい。日本政府の動きが見えない」と明確な答弁を避けた。山川氏への答弁。 山川氏は那覇空… 2018/06/22
政治・経済 あの要請どうなった? 総務課が進捗伝えます 竹富町 公民館などの団体が、竹富町役場に要請する事案は毎年約150件。地域から「要請後、どうなったのかわからない」との声があったことから、同町総務課は2017年度末から「公民館等要請一覧及び状況確認書」を公民館に送付し、議事録と共に要請の進捗(しんちょく)状況を報告している。 昨年度、竹富町に届いた要請の事案件数は165件で、団体数は町内15公民館を含む17団体。これまで、要請後は担当課と公民館が連絡を取… 2018/06/21
政治・経済 来月、知事に継続直訴へ 航空運賃の離島割引 八重山市町会 県が石垣―那覇間の当日航空運賃を値下げする「沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業」(離島割引運賃)の適用を7月から保留する方針を示していることを受け大得英信企画部長は19日、八重山市町会(会長・中山義隆市長)が7月5日、翁長雄志知事に適用継続を直訴することを明らかにした。市によると、現時点では知事本人が要請を受けるスケジュールになっており、この問題で県が柔軟姿勢を示す可能性がある。 同事業の適用保… 2018/06/20
政治・経済 市県民税通知書を誤発送 市謝罪「再発防止務める」 石垣市が事業者に発送する市民税・県民税特別徴収額の決定通知書のうち1通が、市のミスで無関係の事業者に届いていたことが18日、市議会一般質問で分かった。知念永一郎総務部長は「今後はいっそう確認作業、チェック体制を強化するなど再発防止に努める。関係者に深くお詫び申し上げる」と謝罪した。 市民税・県民税特別徴収額の通知書は事業主を通して従業員に交付される仕組み。無関係の事業者の通知書を受け取った事業… 2018/06/19
政治・経済 辺野古「撤回」根拠が疑問 負担軽減へ日米安保進化を 翁長自民会長代行インタビュー 米軍普天間飛行場の辺野古移設で、政府と対立を続けてきた翁長雄志知事の県政をどう評価するか。辺野古沿岸の埋め立て承認「撤回」は可能か。また、沖縄の基地負担軽減に向けて政府はどう取り組むべきか。秋の知事選で県政奪還を目指す自民党県連から、会長代行の翁長政俊県議に話を聞いた。 ―翁長県政の4年間をどう評価するか。 「基地問題だけに特化して、政府と対立した4年間だった。仲井真弘多前知事の辺野古沿岸埋… 2018/06/15
政治・経済 「責任全うしたい」 知事、全日程出席の意向 県議会開会 【那覇】県議会(新里米吉議長)は12日、6月定例会を開会した。4月に膵がんの摘出手術を受け、現在も再発や転移防止の治療を続けている翁長雄志知事も出席し、提出議案の説明をした。翁長氏は「私の体調面で県議会議員や県民の皆様にご心配をお掛けした」と陳謝。手術の成功を報告し「引き続き公務に取り組み、私の与えられた知事としての責任を全うしたい」と県議会出席に意欲を示した。今秋の知事選への出馬は明言しなかっ… 2018/06/13
政治・経済 ヤギ出荷 販路開拓へ 議員報酬のアップも 竹富町議会定例会 2018年第2回竹富町議会(新博文議長)6月定例会の議案審議が11日、同議場で開かれ、一般会計補正予算案など13議案を審議した。畜産業費に盛り込まれた山羊生産振興対策事業で町執行部は、ヤギ肉出荷の販路開拓に取り組む考えを示した。また、首都圏への出荷を視野に情勢分析も行う。 ヤギ生産事業に関しては波照間純一氏と上盛政秀氏が質疑。産業振興課の小濵啓由課長が答弁した。 優良種ヤギの購入予算は24万… 2018/06/12
政治・経済 波照間島で第一手 ヤギ振興スタートへ 竹富町 竹富町は8日開会した町議会に上程した一般会計補正予算案に竹富町山羊生産振興対策事業費を盛り込んだ。同事業は波照間島のヤギ生産組合を対象に、町が優良種ヤギを買い付けて組合に譲渡するもの。町は波照間島を第一手のモデルケースとしてヤギ振興策を進めたい考え。 同事業は優良種ヤギを導入し、生産組合のヤギと交配させることで大型化させ、肉量アップすることなどが狙い。 補正予算案で計上された予算額は40万円。当初… 2018/06/09
政治・経済 離島割の補助継続を 石垣市議団が県に要請 【那覇】新石垣空港と那覇空港を結ぶ航空路線に7月1日から格安航空会社(LCC)が新規就航するにあたり、県が離島住民割引運賃「沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業」の適用保留を決めたことについて石垣市議会は5日、県と県議会に議員団(知念辰憲議長ほか6人)を派遣し、負担軽減継続を要請した。 同市議会は1日に要請決議を全会一致で可決している。要請決議によると、既存航空会社の運賃設定は、現状の運賃設定… 2018/06/06
政治・経済 翁長氏不出馬を想定 知事選前倒しの観測も 保守陣営 今秋の知事選で保守陣営は、膵がんを公表した翁長雄志知事の再選出馬は厳しいとの見方を強めている。翁長氏の対抗馬を絞り込む作業を進める自民党県連は、任期満了も危うい可能性があるとして「知事選の前倒しもあるかも知れない」(県議)と選考を急ぐ。一方、革新系政党や保守系経済人らでつくる「オール沖縄」勢力は、翁長氏の再選出馬を前提として知事選への準備を進める方針を示している。 翁長氏は5月15日にステージ… 2018/06/04
政治・経済 12月2日にNAHAマラソン 冬場の観光客増加狙う 【那覇】城間幹子那覇市長は5月31日、同市役所で第34回NAHAマラソン(主催・同実行委員会)の開催について記者発表した。同マラソンは12月2日に行われる。平和を祈念しスポーツ意識の高揚と健康増進を図り、冬場の観光客の増大、国際親善交流を促進する。 大会に向けて城間市長は「最後までゴールを目指し懸命に走る皆さんの姿には毎年感動している。大会が皆さんの思い出に残る素晴らしい大会となるように関係者… 2018/06/02
政治・経済 沖縄市をサブホームに パナソニックパンサーズが発表 vリーグ 【沖縄市】沖縄市の桑江朝千夫市長は1日、大阪府枚方市を本拠地とする男子バレーボールチーム、パナソニックパンサーズと市役所で共同記者会見を開き、市が同チームのサブホームタウンに決定したことを発表した。 今年秋から始まる新Vリーグに所属するパナソニックパンサーズは、2017―18シーズンV・プレミアリーグのほか、天皇杯、黒鷲旗全日本男女選抜大会で優勝を果たし、日本バレーボール史上初の3度の3冠を達… 2018/06/02
政治・経済 参加者1人だけ 賛成派出席なし 川原・嵩田陸自意見交換会 平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画に関連し、石垣市は5月31日、川原・嵩田地区住民を対象とした意見交換会を健康福祉センターで開催した。直前になり、開催場所が川原小学校から変更された影響もあり、出席者は配備反対を訴える川原地区の男性(80)1人だけだった。同センター芝生広場では、「石垣島に軍地基地を作らせない市民連絡会」と予定地周辺の4公民館長らが抗議集会を開催。公共施設内で政治的なプラカードが掲… 2018/06/01