行政 3月5日から使用可能に 高校生向け、観光体験クーポン 石垣市 石垣市は、島内の観光業界を支援するため、全高校生に配布する予定のクーポン券(3万円分)の使用期間を3月5日から21日までとする方針を固めた。高校生にクーポン券を使って島内観光を体験してもらうことで、島への愛着を高めたり、将来、観光業界で活躍する人材を育てたい思いがある。今月末にも配布を開始する予定。 2021/02/16
行政 きょう旧正「予防徹底を」 新規感染13日連続ゼロ 新型コロナ 県は11日、八重山で新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されなかった、と発表した。八重山で新規感染者の発表がないのは13日連続。2週間近く新規感染者が出ていないことで、八重山の感染状況は沈静化の方向に向かっていることが鮮明になった。ただ12日は旧正月で、高齢者などの生年祝いを行う家庭もある。県などは改めて、同居家族以外との会食自粛など、感染予防策の徹底を呼び掛けている。 八重山の新規感染者ゼロが… 2021/02/12
行政 待機費用の一部助成 炉故障、火葬まで1週間のケースも 石垣市 石垣市の火葬炉1基が故障し、1日の火葬件数が2件までに制限されている問題で、市は火葬を待機している遺族の費用を一部助成する方針を決めた。10日、中山義隆市長が市役所で記者会見して発表した。火葬件数の制限を受け、死亡から火葬まで1週間待機するケースも出ており、市民から遺族の負担軽減を求める声が上がっていた。 2021/02/11
行政 ワクチン冷凍庫 本島に搬入 県、来月から医療従事者接種 新型コロナ 新型コロナウイルスのワクチンを保管する超低温冷凍庫が9日午前、県立中部病院(うるま市)に搬入された。今回は第1陣で、15日までに計23台が県立八重山病院を含む県内の基幹病院などに1台ずつ搬入され、医療従事者への優先接種に備える。今後、地域住民向けに、地域の医療機関や役場にも最大で計111台の冷凍庫が設置される予定。 2021/02/10
行政 新石垣空港整備に21億円 総額は過去最大 県予算案 県は8日、総額7912億2600万円の新年度一般会計当初予算案を発表した。前年比5・3%増で過去最大。八重山関連では新石垣空港国際線旅客施設整備に21億6600万円を盛り込むなどした。16日開会予定の県議会2月定例会に提出する。 2021/02/09
行政 県緊急事態 2月末まで 対策費1058億円予算化 新型コロナ 玉城デニー知事は4日、県庁で記者会見し、新型コロナウイルス感染拡大が収まらず医療提供体制のひっ迫状況が続いているとして、県独自に出した緊急事態宣言の期限を当初の7日から28日に延ばすと発表した。対策費1058億1000万円を予算化する。 延長に伴って①飲食店の営業時間を午後8時で打ち切る②不要不急の外出を控える③国の緊急事態宣言を受けている都道府県のほか、離島との往来を自粛する④イベントの開催を制… 2021/02/05
行政 クーポン券で観光体験を 石垣市、全高校生に配布へ コロナ禍中の需要喚起 新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少する観光業界を支援しようと、石垣市は全高校生に対し、観光事業所で使える3万円のクーポン券を配布する。高校生に観光サービスを体験してもらうことで、島への愛着を高めたり、将来、観光業界で活躍する人材を育てたい狙いもある。3月中には高校生がクーポン券を使用可能になるよう準備を進める。 2021/02/04
行政 宮古のスナックで2日間会食 市長選応援時、中山市長 市民に自粛要請中、陳謝 新型コロナウイルス感染防止のため、市民に不要不急の外出自粛や会食自粛を呼び掛けている石垣市の中山義隆市長が、宮古島市長選(1月17日投開票)の応援で宮古入りし、2日間にわたって居酒屋やスナックで地元関係者と会食していたことが分かった。宮古島市ではその後、新型コロナの感染拡大が深刻化し、選挙関係者の感染も確認されている。中山市長は2日の市議会で「宮古島市の感染拡大状況を見ると、今さらながらではあるが… 2021/02/03
行政 参加者全員にPCR検査へ 成人式、帰省者は2回 石垣市 石垣市は新型コロナウイルスの感染拡大を水際で阻止するため、3月21日に予定している成人式の参加者全員にPCR検査を実施する方針を決めた。島外からの参加者には、帰省直後と5日後の2回検査を実施し、万全を期す。費用は全額市が負担する。2日の市議会(平良秀之議長)臨時会で、検査費などを盛り込んだ一般会計補正予算が可決された。 市教育委員会によると、市出身の新成人は約550人で、うち500人は島外在住。成… 2021/02/03
行政 地域の防災力強化へ 緊急防災ラジオ運用開始 石垣市 石垣市は1日、「緊急告知防災ラジオ」の運用を開始し、同日午前、石垣市健康福祉センターで運用開始式を開いた。中山義隆市長と(有)石垣コミュニティーエフエムの東太田政三代表取締役が「災害発生時等における緊急放送に関する協定」を締結調印。防災情報を必要とする要援護者や自主防災会連絡協議会、自治公民館連絡協議会へ緊急防災ラジオを無償貸与した。迅速かつ確実な情報伝達、早期の避難行動につながることが期待され… 2021/02/02
行政 「廃止可能性含め議論を」 審議会 住民投票見直しも提言へ 自治基本条例 石垣市自治基本条例審議会(会長・新里裕樹八重山青年会議所理事長)の第3回会合が1日、市水道部庁舎で開かれ、市の条例見直しに当たり、廃止の可能性も含めて検討するよう求める方針を決めた。条例を存続させる場合でも、条例が定める「市民」の定義や、住民投票のあり方を見直すよう提言する。次回審議会で委員の意見を取りまとめ、新里会長が3月までに中山義隆市長に答申する。 2021/02/02
行政 陸自、宮古に15人派遣 知事要請、コロナで離島初 陸上自衛隊第15旅団(那覇市)は29日、新型コロナウイルス感染拡大の続く宮古島市の医療支援のため、看護官5人を含む隊員15人を派遣した。玉城デニー知事の災害派遣要請を受けた。同旅団のコロナ関連の災害派遣は3回目で離島支援は初めて。 2021/01/30
行政 ラジオ局に市有地賃貸 鉄塔建設、住民は変更要求 石垣市川平 (有)石垣コミュニティーエフエム(東太田政三代表取締役)と石垣市が川平地区にある市有地の賃貸借契約を結んだことが25日までに分かった。同社はFM放送の難聴地域解消に向け、近く中継局の鉄塔建設に着手する。周辺住民から「民家にあまりにも近い」などと反発の声が上がっているが、同社は、鉄塔建設の手続きに「法的な問題はない」と理解を求めている。 市有地の賃貸借契約は8日締結された。同社は鉄塔を川平と伊原… 2021/01/27
行政 休業広がり就労希望3倍 臨時雇用、全業種受け入れへ 石垣市 石垣市は25日までに、新型コロナウイルスの影響で失業・休業した観光関係者を短期アルバイトとして雇用する事業の対象範囲を拡大し、全業種から希望者を受け入れる方針を決めた。事業所の休業や営業時間短縮が広がり始めたことを受け、今月に入り、就労を希望して登録した市民は3倍近く増えた。市観光交流課は「新型コロナが収束すれば雇用も戻る。何とか冬の時代を乗り越えてほしい」(玻座真保幸課長)と話している。 事… 2021/01/26
行政 オンラインで離島の現状共有 境界地域首長ら情報交換 コロナ対策、観光、国防 JIBSN 境界地域の地方公共団体や境界地域研究に関わる研究・教育機関などを構成メンバーとする「境界地域研究ネットワークJAPAN」(JIBSN、代表幹事・西大舛髙旬竹富町長)が23日、「境界地域と感染症」をテーマとしたオンラインセミナーを開催した。竹富町をはじめ各国境離島の首長9人が各感染状況と対策、地域が抱える課題などについて情報交換した。 参加したのは北海道の稚内市、礼文町、標津町、根室市、東京都の小… 2021/01/24
行政 「観光業界にも支援を」 自治体への従業員出向も提案 ツーリズム団体協、県に コロナ禍 沖縄ツーリズム産業団体協議会の下地芳郎会長らは21日、県庁を訪れ、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ観光需要の回復を図る取り組みを玉城デニー知事に要請した。営業時間を短縮している飲食店と同様に、観光業界にも何らかの補償が必要だと指摘する声があがっている。 観光事業者の経営支援として①雇用調整助成金制度の延長②事業持続化給付金制度の再実施③事業展開に伴う支援制度の創出―などを挙げた。感染拡大を… 2021/01/22
行政 3度目の緊急事態宣言 全県飲食店午後8時まで 県独自、国に発令求める 新型コロナ 玉城デニー知事は19日、県庁で記者会見し、新型コロナウイルスの感染が年明けから再び拡大し、医療崩壊の可能性が高まっているとして県独自に緊急事態宣言を出した。発令は昨年4、7月に次いで3度目で期間は20日~2月7日。営業時間短縮を要請する飲食店を全県に広げ、終了時刻を午後8時に繰り上げる。県民には午後8時以降の外出自粛を求める。政府には国の緊急事態宣言の対象都道府県に加えるよう要請する。 2021/01/20
行政 「観光つぶれる」事業者悲鳴 市、感染拡大抑止を強調 緊急意見交換会 石垣市は、新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に陥っている観光関連事業者との緊急意見交換会を13日、市立図書館で開き、約20人が参加した。事業者からは「先が見えない。これが長引けば石垣の観光業はつぶれてしまう」などと悲痛な声が上がった。小切間元樹企画部長は「安心安全に観光に来てもらえる状況を取り戻すことが第一」と述べ、島内の感染拡大抑止に努める考えを強調した。 2021/01/14
行政 重症患者を本島に搬送へ コロナ以外、医療逼迫で 市長「医療崩壊危機」宣言 八重山病院 県立八重山病院(篠﨑裕子院長)は12日、新型コロナウイルス患者の対応で医療が逼迫(ひっぱく)しているため、今後、新型コロナ以外の重症患者が出た場合、沖縄本島に搬送する方針を明らかにした。同日から一部手術も延期し、新型コロナが通常医療にも影響を及ぼしている事態が浮き彫りになった。篠﨑院長らと共に記者会見した中山義隆市長は「この状況は『医療崩壊危機宣言』だ」と述べ、八重山の医療崩壊が差し迫っているとの… 2021/01/13
行政 県、石垣市にも時短要請 竹富、与那国町は含めず 県は8日、新型コロナ感染症対策本部会議を県庁で開き、感染拡大防止を目的に飲食店の営業時間短縮を要請している県内の自治体に石垣、宮古島両市を加えることを決めた。竹富、与那国両町は含めなかった。玉城デニー知事が記者会見して明らかにした。 2021/01/09