行政 窓口の感染リスク軽減 市、コロナ対策に10事業 医療職員の宿泊費助成も 石垣市は市議会12月定例会に上程した一般会計、特別会計の補正予算に、新型コロナウイルス対策として10事業の費用を計上している。各課窓口での感染リスクを減らすため、申請手続きのオンライン化を推進。医療機関、福祉施設の職員が家族への感染防止のため宿泊施設を利用する際の費用も一部助成する。 2020/12/02
行政 タブレット配布、年度内目指す ギガスクール構想を推進 石垣市 12月議会開会 石垣市は11月30日開会した市議会(平良秀之議長)12月定例会に、児童生徒に1人1台のタブレット端末を配布する「GIGA(ギガ)スクール構想」推進事業費を盛り込んだ総額14億1500万円余の一般会計補正予算など28議案を上程した。市教育委員会は年度内の配布完了を目指し、ネットワーク環境の構築なども進める。 2020/12/01
行政 尖閣問題、中国に厳重抗議 王外相発言受け全会一致 市議会 来日した中国の王毅国務委員兼外相が尖閣諸島(石垣市)の中国領有権を主張した問題を受け、石垣市議会は12月定例会初日の11月30日、王氏の発言に対する抗議決議を全会一致で可決した。 2020/12/01
行政 中国外相に抗議決議へ 「日本漁船の操業権侵害」 尖閣問題で市議会 来日した中国の王毅国務委員兼外相が尖閣諸島(石垣市)の中国領有権を主張するとともに、周辺海域からの日本漁船締め出しを提案した問題で、石垣市議会(平良秀之議長)が12月定例会初日の30日、抗議決議する。決議案では王外相の言動について、日本漁船が尖閣諸島周辺海域で操業する権利を侵害するものだと指弾。市議会は27日の議会運営委員会(仲間均委員長)で、決議案の文面などを確認した。 2020/11/28
行政 新港地区に交流厚生用地 企業進出想定、にぎわい創出 石垣市 石垣市は、新港地区に民間企業の進出を想定した「交流厚生用地」を造成し、港湾のにぎわい創出を図る方針を固めた。27日、市地方港湾審議会(会長・黒嶋克史商工会長)が市民会館中ホールで開かれ、石垣港港湾計画の変更を承認した。 2020/11/28
行政 農作物生産の安定を 植樹大会でフクギ140本 「防風林の日」行事 26日に開催された2020年度「防風林の日」関連行事の第2部では、宮良地区で国・県の特定地域経営支援事業を行っている農地で植樹大会が行われ、参加者約50人がフクギの苗木約140本を丁寧に植え付けた。 2020/11/27
行政 政務官「22年度までの予算は確保」 署名1万6344筆、文科相に提出 VERA存続活動 国立天文台水沢VLBI観測所(本間希樹所長)=岩手県奥州市=を拠点とするVERA(ベラ)プロジェクトの存続を巡り、奥州市の地域住民で組織する「VERAサポーターズクラブ」と石垣市商工会青年部のメンバーらが24日、文部科学省を訪れ、全国で1万6344筆集まった署名用紙を萩生田光一文科相宛てに提出した。署名用紙を受け取った三谷英弘文科大臣政務官は「2022年度までの予算は確保してある。前向きに進めたい… 2020/11/27
行政 五輪で「感動の走り」を 五輪内定の新城幸也帰島 東京五輪の自転車競技(ロードレース)に内定した石垣市出身の新城幸也=バーレーン・マクラーレン所属=は25日午後、石垣市役所に中山義隆市長を表敬訪問し、「皆さんに感動してもらえる走りをしたい」と改めて意気込みを語った。五輪出場内定後、新城が石垣島に帰るのは初めて。 2020/11/26
行政 申請業務のデジタル化へ 石垣など3市が実証事業 石垣市(中山義隆市長)は、宜野湾市(松川正則市長)、名護市(渡具知武豊市長)と共同でAI(人工知能)とロボットを活用した申請業務などの効率化に向けた実証事業を12月から開始する。3市長は24日午後オンライン上で、同ツール利用による連携を宣言する「沖縄自治体クラウド・デジタルファースト共同宣言文」に署名。実証事業は来年3月まで行われ、来年度以降の実用化が検討される。 2020/11/25
行政 商品券購入率5割超える 一部店舗「完売」表示も 石垣市 石垣市が新型コロナウイルスの経済対策として全市民対象に販売しているプレミアム付き商品券は、21日までに購入率が5割を超えた。一部店舗では「完売」表示も出ている。市商工振興課は「購入が集中している店舗では、一時的に『完売』表示が出ることもあるが、補充して販売が再開できるよう取り組んでいる。商品券が買えなくなることはない」と話している。 2020/11/22
行政 母豚を九州から共同購入 市、コロナ対策で半額補助 養豚振興協 八重山の養豚農家でつくる「ぱいぬしま養豚振興協議会」(川満俊二会長)が熊本県から共同購入した母豚20頭が19日、石垣港に到着した。7月の協議会発足後、初の共同購入で、新型コロナウイルス経済対策として市が購入経費の半額を補助した。豚熱の影響で、養豚農家は現在、県外からの母豚購入を余儀なくされており、協議会は輸送費などの負担軽減を市に訴えていた。川満会長は「市が迅速に対応してくれてうれしい」と話した… 2020/11/20
行政 八重山の魅力発信へ ミス沖縄3人、研修で来島 第39代ミス沖縄の岩本華奈さん(23)=スカイブルー=、山里ひかるさん(29)=コバルトブルー=、新里瑞紀さん(29)=クリーングリーングレイシャス=の3人は県内各離島の魅力を学び情報発信に活かすことを目的に18日から2泊3日の日程で八重山研修を実施する。同日午前、石垣市役所で中山義隆市長を表敬訪問した。 この日は市長表敬のほか、ミス八重山と一緒に観光PR動画の収録を行い、19日は西表島の自然… 2020/11/19
行政 尖閣警備の海保職員激励 知事「体制強化心強い」 玉城デニー知事は11日、石垣市を訪れ、尖閣諸島警備に専従している石垣海上保安部の大型巡視船たらま(1000㌧型)を視察。巡視船の職員らを激励した。 2020/11/12
行政 知事「住民、安全安心に」 暫定ヘリポート供用開始 県が県立八重山病院の南東側隣接地に整備した急患搬送用の暫定ヘリポート供用開始式が11日、同病院敷地内で開かれた。昨年12月6日以降、海保の急患輸送ヘリは新石垣空港を発着点にしていたが、暫定ヘリポートが使用可能になったことで、八重山病院までの搬送時間が大幅に短縮される。玉城デニー知事は「八重山圏域住民の安全安心につながる」と期待した。 2020/11/12
行政 医療確保など14項目 新振興中間案の離島分 県推進委 県振興推進員会(委員長・玉城デニー知事)は10日、「新たな沖縄振興のための制度提案」の中間報告をまとめた。離島関係では新型コロナウイルス感染の広がりを受け、医療提供体制の確保など14項目を盛り込んだ。来年4月に最終案をまとめて国に提言し、2021年度末に期限を迎える沖縄振興特別措置法の延長を要請する。 2020/11/11
行政 県、国に環境調査求めず 中山市長が失望感表す 尖閣諸島 県が尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)の自然環境調査の実施を国に要請していないことが分かった。中国公船の尖閣沖への侵入、航行が過去最多を更新する中、日本の実効支配を根拠づける環境調査に消極的と受け取られ、石垣市の中山義隆市長は失望感を表している。 2020/11/07
行政 4公民館、説明会を退席 全市民対象の説明要求 陸自ゲート配置 石垣島平得大俣地区で計画されている陸上自衛隊駐屯地で県道沿いに新たなゲートが設置される件で、沖縄防衛局は2日夜、石垣市役所で市と予定地周辺の4公民館を対象にした説明会を開いた。4公民館の住民らは、各地区と全市民を対象にした説明会の開催を要求し「この場で確約が得られないなら退席する」と対応を迫った。中山義隆市長は、新たな説明会開催に向けて防衛局と交渉する考えを示し「開催すると確約する」と述べたが、… 2020/11/03
行政 高齢者の初乗り料金助成 非課税世帯、タクシー運賃 石垣市 石垣市は、市民税非課税世帯の75歳以上で、交通手段を持たない市民に対し、タクシー運賃の初乗り分470円を助成する「高齢者おでかけタクシーチケット」を11月1日から発行する。28日、中山義隆市長が記者会見して発表し、高齢者に対し「通院や買い物などに利用し、外出の機会を増やしてほしい」と呼び掛けた。 2020/10/29
行政 「語り部」2人に感謝状 マラリア体験など継承 沖縄戦 沖縄戦の悲惨さや歴史的教訓を後世に語り継ぐ「語り部(かたりべ)」に贈られる感謝状表彰伝達式が28日午後、石垣市役所で行われ、佐久川勲さん(81)、潮平正道さん(87)2人が受賞した。表彰は戦後75年の節目として県が初めて企画したもので、中山義隆市長が2人に感謝状を手渡した。 2020/10/29