教育 成果と課題を共有 GIGAスクール公開授業 石垣第二中で研究報告会 2022年度石垣市教育委員会指定研究報告会が24日午後、石垣第二中学校で行われた。国による学校現場のICT推進事業「GIGAスクール構想」の実施から1年以上が経過した成果と課題を教育関係者が共有する目的で、公開授業と研究報告会が行われた。 2023/01/25
教育 八重高カラーガード全国へ 29日に向け、最終リハ 八重山高校カラーガード部は、29日に東京都の駒澤オリンピック公園総合運動場で行われる第6回カラーガード・マーチングパーカッション全国大会に出場する。県予選にあたる昨年のマーチングインおきなわで最高賞の「金賞」を受賞し、全国大会への切符を手にした同部は21日、大会を想定し最終リハーサルを実施した。 八重高の体育館に保護者や同級生を招き、本番で踊る「ライフ」という演目を披露した。 金色のフラッグが宙に… 2023/01/22
教育 制服リレーで最優秀賞 エシカル甲子園で八重高家庭ク 持続可能な社会の達成を目指す高校生が、日ごろの取り組みを発表するプレゼン大会・エシカル甲子園(消費者庁主催)が28日に徳島県で行われ、沖縄県代表の八重山高校家庭クラブが最優秀賞となる「徳島県知事賞」を受賞した。 2022/12/30
教育 「新たな石垣、日本つくる」 八重高が創立80周年 八重山高校創立80周年記念式典(主催・同事業期成会)が20日午前、同校体育館で行われた。在校生や歴代校長、PTA、期成会関係者が参加し、功労者に感謝状が贈呈された。同校生徒の実績も紹介された。来場者は校歌や同校行進曲を斉唱し、創立80周年を祝った。 2022/11/22
教育 日頃の活動成果発表 市民会館で舞台や展示 中学総合文化祭 第28回八重山地区中学校総合文化祭(主催・同地区中学校文化連盟)が19日、市民会館で開催された。八重山圏域の中学生が舞台の部と展示の部に分かれ、日頃の活動成果を発表した。披露された郷土芸能のうち、白保中や石垣中、大浜中が来月10、11日に浦添市で開催される県中学校総合文化祭に八重山地区代表として派遣される。 2022/11/20
教育 八重農、八商工 全国大会へ 郷芸部3年生、後輩に託す 第46回県高等学校総合文化祭・第33回県高等学校郷土芸能大会が5日、沖縄市民会館で開かれ、優秀賞4校に入った八重山農林高校と八重山商工高校が来夏に鹿児島県で開催される全国大会の出場権を得た。八重農郷土芸能部(宮良亜衣李部長)は8日、同校で記者会見し「皆で楽しく演技できた」(宮良部長)と県大会を振り返った。 2022/11/09
教育 20日に80周年式典 記念事業に協力呼び掛け 八重高 県立八重山高校(黒島直人校長)の創立80周年記念式典が20日午前10時から、同校体育館で開かれる。同日午後2時からは、市内ホテルで祝賀会もある。3日、同校創立80周年記念事業期成会の玉城学会長らが記者会見し、記念事業への協力を呼び掛けた。 玉城会長によると、期成会は卒業生に趣意書を送付して記念事業への寄付を呼び掛けてきたが、個人情報保護の問題で現住所が判明せず、趣意書を送付できていない卒業生が多数… 2022/11/04
教育 島々の海、写真で発信 フォトコン入賞者決まる 竹富町 竹富町教育委員会が島々の海の魅力を発信しようと開催している「第2回海のデジタルフォトコンテスト」の審査が20日午後、町役場で行われた。教育長賞に小学生の部の川満朔(さく)さん(上原小5年)の「船の上からサンゴが見えたよ!」、中学生の部で小出琳夏(りんか)さん(鳩間中1年)の「キズナ」、一般の部では大澤健太さん=小浜島=の「パナリブルー」がそれぞれ選ばれた。小学生の部、中学生の部、一般の部に計13… 2022/09/21
教育 5分野で平均以下 小中全国学力・学習状況調査結果 校長研修会で市教委 石垣市教育委員会(﨑山晃教育長)が30日午後、市役所で開催した本年度第3回石垣市立小中学校校長研修会で報告した、4月実施の全国学力・学習状況調査の結果によると、石垣市が全6分野のうち5分野で全国、県内とも平均を下回ったことが分かった。 2022/08/31
教育 OKINAWA考古学(23) 久米島町真謝沖海底(水深約10㍍)にあるのが、真謝沖海底遺跡だ。(写真1) 地元の漁業関係者からの情報によって、その存在が明るみに出た。 海底には船の残骸と思われる木材が見つかっている。この木材には船釘が並ぶように打ち込まれた部分があるが、周辺から他の遺物が見つかっておらず、また、関連する記録類もないため、船の年代などについては不明だ。(写真2) 2022/08/02
教育 OKINAWA考古学(22) 沖縄本島・北谷町北谷沖(写真1)。水深約10㍍の深さの海底に眠るのがインディアン・オーク号だ。イギリス東インド会社船籍だったオーク号が1840年に座礁・沈没。琉球王府の正史にも記録されている。 1984年に北谷町教育委員会が地元ダイバーの協力を得ながら調査をしたところ、銅板や銅釘、中国産青花(写真2)、ガラス瓶などが見つかり、回収した。行政が主体として行った沖縄県内初の海底遺跡調査にふさわしい成果… 2022/07/23
教育 OKINAWA考古学(21) さっそうと船上に立ち、南浮原島にカメラを構える沖縄県立埋蔵文化財センターの水中調査員(写真1)。海底17㍍に眠るのは、未だに国籍不明の難破船や、淡緑色のガラス製品だ。恐らくは、乗組員が愛飲していたアルコールボトルだろう。八重干瀬海底遺跡群にも同種のボトルが発見されており、ワインとジンがそれぞれ入っていただろうと推定されている(写真2)。 2009年と10年の調査では、計22の遺物が確認された。中国… 2022/07/07
教育 OKINAWA考古学(20) うるま市勝連南浮原島の島の南側沖合の、南浮原島沖海底遺跡。。かつて唐船が難破し、島の干瀬に打ち上げられたとの伝承がある…と、先週お伝えしたが、沖縄県立埋蔵文化財センターの調査資料(写真1)によると、船釘や船体に用いられるボルト、船体の一部と考えられる銅製の金具が付いた木製品などが採集されている。 船体の一部と思われる銅製金具付きの木製品については、弧状の銅製金具をはめ込んだ板状の木材に角材を釘で留… 2022/07/05
教育 OKINAWA考古学(19) うるま市勝連南浮原島(写真1)。この島の南側沖合の、水深約17㍍の海底にあるのが、南浮原島沖海底遺跡だ。かつて唐船が難破し、島の干瀬に打ち上げられたとの伝承がある。地元のダイバーが、伝承に合致するような遺物を海底で確認したという。なお、過去には国内外のダイバーによって遺物が回収され、大きく報じられたこともある。 この海域での船舶の事故記録は確認されていないが、遺物の内容からすると1872年に英国船… 2022/07/04
教育 OKINAWA考古学(18) 沖縄県本島北端部の国頭村。ここの宜名真集落の海岸(写真1)の沖合の深さ10㍍の海底に眠るのが宜名真沖海底遺跡だ。1872年に英国の商船ベナレス号が座礁・沈没して、遺跡を形成することとなった。 これまでに沖縄県立埋蔵文化財センターや南西諸島水中文化遺産研究会などによって複数回調査され、中国産陶磁器や欧州産陶器、金属製品、ガラス製品などが散布していることが確認された。フォークやガラス瓶の破片(写真2)… 2022/07/03
教育 OKINAWA考古学(17) 西表島のマエドマリは内離島・外離島に囲まれた場所で、風や波の影響が少ない。帆船で貿易を行っていた時代には停泊地として最適な場所だったと思われる。 海岸や海底には近現代に至るまで多くの遺物が散布しており、相当な年月に渡り船の往来や人の利用があったとうかがえる。なお、近くには15世紀から18世紀頃の集落跡と考えられている上村遺跡がある。 一方、前回紹介した「正保国絵図」には港として記載されていない場所… 2022/07/02
教育 OKINAWA考古学(16) 前回に続き、生産遺跡の紹介。西表島の魚垣に関しては、沖縄県立博物館による総合調査報告書で詳しく調べられている。また、小浜島の北西海岸から南にかけて魚垣が確認されている。数が多いのは珍しいそうだ。 なお、下地島から伊良部島にまたがる魚垣は、宮古島市の有形民俗文化財に指定されている。なお、宮古島の大浦湾北方には石切場跡がある。長方形に切り出していたことがうかがえる(写真1)。 沖縄には、古くから利用さ… 2022/07/01
教育 OKINAWA考古学(15) 生産遺跡と呼ばれるものがある。ものづくりに関わったあとの残る遺跡のことで、具体的には製塩・製鉄・鍛冶・炭窯・鋳造・工場跡などである。 先島諸島の沿岸では数多くの生産遺跡が確認されている。建築物等に使用する石材を切り取った場所である石切場跡、潮の干満の差を利用して魚を獲る魚垣跡等などがそれだ。 魚垣は、海岸の一部を石積みにより囲む形が一般的だ。 満潮時には囲まれた部分に魚が入ってきて、干潮時になると… 2022/06/30
教育 OKINAWA考古学(12) 前回の続き。読者からの質問で二番目に多かったのが「勝手に持って帰ったら捕まるのだろうか」というもの。 そもそも、海底の遺物を持ち帰るというのは、「落とし物を拾う」行為に相当する。陸上で物を拾えば警察に届けるのが義務だ。では水中の場合はどうか。 まず、海岸等に有価物(割れていない皿や壺など)が漂着した場合は、遺失物法の適用を受ける。一方、有価物が漂流物又は沈没品として回収された場合は、水難救護法の適… 2022/06/27
教育 うつぐみの精神引き継ぐ 竹富小学校が130周年 「祝130周年 飛び立て竹富小学校 輝け島の宝」をスローガンにした、竹富町立竹富小学校創立130周年式典が25日午前、同校体育館で開かれた。児童生徒、職員、PTA、地域住民らが集い、130年のあゆみに思いを馳せ、創立を皆で祝福した。 2022/06/26