公園に孔子廟、無償は違憲 住民訴訟、二審も那覇市敗訴
儒教の祖・孔子をまつる「孔子廟(びょう)」のため、那覇市が松山公園内の土地を無償で提供していることが憲法の政教分離の原則に違反するかが争われた住民訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部(大久保正道裁判長)は18日、一審那覇地裁に続いて違憲との判断を示し、市が使用料を請求しないことは違法だとした。
2019/04/19
公園に孔子廟、無償は違憲 住民訴訟、二審も那覇市敗訴
儒教の祖・孔子をまつる「孔子廟(びょう)」のため、那覇市が松山公園内の土地を無償で提供していることが憲法の政教分離の原則に違反するかが争われた住民訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部(大久保正道裁判長)は18日、一審那覇地裁に続いて違憲との判断を示し、市が使用料を請求しないことは違法だとした。
2019/04/19
【視点】沖縄観光を牽引する離島
沖縄観光が好調さを維持している。宮古島市は2018年度(18年4月~19年3月)の入域観光客数が114万人となり、初めて100万人台に達したと発表した。八重山も18年(1~12月)は過去2番目となる137万9千人余の入域観光客数を記録した。離島が沖縄の観光産業を牽引(けんいん)する勢いだ。沖縄としては今後の誘客活動に弾みをつけ、受け入れ態勢の整備を進めていく必要がある。 県全体の18年(1~1…
2019/04/19
八重山でもジュゴン生息か 環境省が目撃情報公表
石垣島や西表島などの八重山諸島や多良間島で、ジュゴンの個体や食(は)み跡などの目撃情報が2000年以降に計11件あったことが、環境省が16日に公表した南西諸島でのジュゴンの生息状況等に関する情報収集結果で分かった。ただ、写真などの証拠はなく、生息確認には至っていない。 ジュゴンの生息状況に関する先島諸島での聞き取り調査は2004年以来、14年ぶり。環境省は近年、ジュゴンの生息状況の調査が実施さ…
2019/04/19
【金波銀波】誰が、何の目的なのか。…
誰が、何の目的なのか。激戦が続く衆院沖縄3区補選の選挙区内で「女に政治は無理」「女は台所に帰れ」などと記された多数のポスターが掲示され、波紋を広げている。補選には「台所から政治を変える」をスローガンに掲げる島尻安伊子氏が立候補しており、島尻氏に対する中傷ポスターである可能性が高い◆女性の社会進出が進んでいるとされる一方で、どのような意図であるにせよ、女性蔑視のポスターが公然と貼りだされる光景は、…
2019/04/18
尖閣海域 仲間市議出漁へ 魚のブランド化に意欲 漁船購入で募金も
石垣市議の仲間均氏(69)は、25日ごろから尖閣諸島海域に出漁することを計画している。仲間氏の出漁は2017年10月以来。「尖閣周辺で釣った魚をブランド化することで、周辺での漁を盛んにしたい。漁をしながら、周辺を航行する中国公船の状況も確認したい」と意気込んでいる。17日、八重山日報社の取材に明らかにした。
2019/04/18
国副首相、関係発展強調 河野元議長と会談、玉城知事同席 習近平氏の来県要請
【北京共同】中国の胡春華(こ・しゅんか)副首相は18日、河野洋平元衆院議長が会長として率いる日本国際貿易促進協会の訪中団と北京の人民大会堂で会談し「中日関係をさらに前へ発展させていきたい」と強調した。 米国との貿易協議については「中国として誠心誠意合意したいが米国次第だ。トランプ米大統領の出方が不確実だからだ」と指摘。中国経済に関しては「これからも安定的に進んでいく」との見通しを示し、日本に対…
2019/04/18
頂点極めた「白眉」登場 20日の観光闘牛でお披露目
20日午後1時から、八重山闘牛場で行われるトライアスロン記念観光闘牛に、沖縄軽量級王座に就くなど輝かしい戦績を収め、3月11日の引退試合を終えた石垣産の闘牛「古堅モータース☆白眉」(以下、白眉)が登場し、お披露目式が開かれる。 白眉は闘牛戦績16戦10勝6敗、2013年のデビュー後、15年11月に行われた秋の全島闘牛大会でトップに就いた。3月19日、故郷石垣に10年ぶりの帰郷を果たした。 白…
2019/04/18
【視点】危うさ感じる知事訪中
玉城デニー知事が日本国際貿易促進協会(会長・河野洋平元衆院議長)のメンバーとして訪中している。観光や貿易などで交流拡大を訴えるようだ。在任中、同様に訪中していた翁長雄志前知事の路線を忠実に引き継いだものだが、知事の外遊には税金が投入されており、費用対効果はしっかり検証されなくてはならない。その意味で、この時期の知事訪中には、違和感を抱かざるを得ない。 沖縄は観光立県であり、知事が海外からの観光…
2019/04/18
「女に政治無理」「台所へ帰れ」 3区にポスター、両陣営非難 衆院補選
衆院沖縄3区補選(21日投開票)の選挙区内の街頭で「女に政治は無理」「女は台所に帰れ」と記されたポスターが多数貼り出されているのが17日までに見つかり、立候補している屋良朝博氏、島尻安伊子氏の両陣営は、相次いで非難のコメントや声明を発表した。ポスターの掲示は沖縄市、うるま市、名護市で確認された。 女性候補の島尻氏を支持する自民党県連女性局は17日の声明で「『台所から政治を変える』と訴えてきた島…
2019/04/18
きょうから3日攻防 2陣営、辺野古や振興で舌戦 衆院3区補選
衆院沖縄3区補選は18日から最終盤の「3日攻防」に入る。立候補しているのは新人で元沖縄タイムス社会部長の屋良朝博氏(56)=無所属=と、新人で元沖縄担当相の島尻安伊子氏(54)=自民公認、公明、維新推薦=。両候補は米軍普天間飛行場の辺野古移設問題や子どもの貧困対策、沖縄振興策などを訴え、ラストスパートの態勢に入る。 屋良氏は14日、うるま市内でトークイベントを開き、聴衆から、子どもの貧困問題や…
2019/04/18