「中国に好戦的」 東京新聞記者が糸数氏批判
東京新聞の望月衣塑子記者が28日、林芳正官房長官の記者会見に出席し、与那国町の糸数健一町長が「中国に好戦的な発言を繰り返している」と名指しで批判。政府の見解をただした。林官房長官は「個々の政治家の活動に関することについて、政府としてコメントは控える」と述べた。 望月記者は、エマニュエル駐日大使が17日に与那国島を訪れ、糸数町長と会談したことについて「中国を敵視する町長に、エマニュエル大使が玉城…
2024/05/30
「中国に好戦的」 東京新聞記者が糸数氏批判
東京新聞の望月衣塑子記者が28日、林芳正官房長官の記者会見に出席し、与那国町の糸数健一町長が「中国に好戦的な発言を繰り返している」と名指しで批判。政府の見解をただした。林官房長官は「個々の政治家の活動に関することについて、政府としてコメントは控える」と述べた。 望月記者は、エマニュエル駐日大使が17日に与那国島を訪れ、糸数町長と会談したことについて「中国を敵視する町長に、エマニュエル大使が玉城…
2024/05/30
北発射情報、職員慌ただしく 3市町が対策本部設置
北朝鮮が27日夜、「人工衛星」と称する飛翔体を発射したことを受け、石垣市役所では市防災危機管理課の職員5人と陸上自衛隊石垣駐屯地の連絡要員2人が対応に追われた。発射は失敗し、ミサイルは沖縄上空に到達しなかったため、避難の呼び掛けは約20分後に解除された。
2024/05/29
【視点】県議選 玉城県政への信任投票
沖縄県議選は6月7日告示、同16日投開票される。13選挙区で48議席が争われ、沖縄本島では続々と予定候補者の事務所が設置されるなど、前哨戦が激化している。石垣市区は定数2に2人が立候補を表明しており、無投票となる公算だ。 県議選で最大の争点は玉城デニー県政に対する評価だ。現在の勢力図は与党と野党・中立が同数で、採決に加わらない議長を野党側が出しているため、1議席差で与党が優位に立つ。 県議会…
2024/05/29
過去最長158日連続 常駐化、尖閣侵奪図る 中国船航行
第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域では27日、中国海警局の艦船4隻が航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは昨年12月22日から158日連続となり、2012年9月の日本政府による尖閣諸島国有化後、過去最長となった。 尖閣周辺での中国艦船の連続航行日数は、これまで2021年の157日が最長だった。 台風などの荒天時以外は中国艦船が尖閣周辺に「常駐」す…
2024/05/28
「特定利用」反対議決せず 館長が要望書に文言追加 波照間公民館
波照間空港の滑走路延長を巡り、波照間公民館が12日に反対の議決を行った際、議案に「軍事利用」「特定利用空港・港湾」に反対するという文言はなかったことが24日分かった。滑走路延長を求めることに反対は多数決で決まったが、仲底善章館長が総会後の22日、玉城デニー知事に提出した要望書に2つの文言を追加した。
2024/05/25
「台湾は国」問題ない 中山市長
20日に台湾で行われた頼清徳新総統の就任式に出席した中山義隆市長が、自身のⅩ(旧ツイッター)に「台湾は世界が認める国家」と発信した件で、中山市長は23日「以前から台湾は国だと思っていた。日本が中国と国交を回復する前は台湾を国と認めていた」と指摘した。記者懇談会で報道陣の質問に答えた。 中山市長は頼新総統の演説内容も評価。「国として誇りを持って(政府を)運営していくと話していた」と述べ、前日のレ…
2024/05/24
【視点】島の将来 この決断でいいのか
波照間公民館が5月12日の総会で、波照間空港の滑走路延長について、多数決で反対を決めた。波照間空港は、有事に備えて政府がインフラの機能強化を図る「特定利用空港・港湾」の指定候補に挙がっていたが、地元住民として拒否する意向を明確にしたものだ。影響は小さくないだろう。 波照間空港の滑走路延長は、もともと同公民館が4年間要請し続けていた懸案事項である。だが「特定利用空港」に指定されれば自衛隊の利用が…
2024/05/24
台湾有事「まことしやかに」 玉城知事、現実性に疑念
玉城デニー知事は22日、石垣市で開かれた支持者との懇談会で「台湾有事という言葉は日本で多く使われている。しかも発端は米軍司令官の発言だ」と述べ、台湾有事の現実性に疑念を示した。「情報を精査し、果たして本当にこの国が進めている方向性で間違いないのか、確認しないといけない」と強調した。 昨年11月に米中首脳会談が行われたことなどを挙げ「中国は、自分たちから仕掛けることはしないというメッセージを既に…
2024/05/23
【視点】台湾に新政権 中国は威嚇停止を
台湾の頼清徳氏が総統に就任し、新政権が発足した。民主的な選挙で選ばれた指導者であり、私たちの常識では、その正当性は揺るがない。新たなリーダーに祝意を表したい。 沖縄県民にとって、台湾を巡る最大の関心事は、今後中国がどう出るのか、懸念されている「台湾有事」は起こるのか、に尽きる。中台関係に関し、頼政権が「現状維持」を表明していることを踏まえれば、台湾海峡の平和と安定は中国の決心一つにかかっている…
2024/05/22
中国船「だんだん島の近くに」 尖閣で対峙の漁業者危機感
19~20日に石垣市の尖閣諸島周辺に出漁した市議の仲間均氏らは21日、八重山日報の取材に応じ、現場で長時間、中国海警局の艦船と対峙した状況を証言。「中国船がだんだん島に近づいている。情勢は悪化している」と危機感をあらわにした。 仲間氏の漁船「鶴丸」には、仲間氏のほか、いずれも漁労歴が長い竹富町議の山下義雄氏、医師の門間一成氏が乗り込んだ。19日午後5時ごろ、石垣島から出港し、20日午前1時ごろ…
2024/05/22