文化 【看脚下 -沖縄から日本を見る-】 第二一回 わかっちゃいるけどやめられない 島尻昇 「この歌は、私には歌えません」 「スーダラ節」の歌唱を依頼された時、植木等はそう思ったという。 「チョイと一杯のつもりで飲んで、いつの間にやらハシゴ酒」 酒を飲み、競馬にのめり込み、女性に惚れて失敗する。それでも最後には、「わかっちゃいるけどやめられない」と開き直るような歌である。 実生活では生真面目な性格だった植木等にとって、この歌を歌うことには強い抵抗があった。 しかも父・植木徹誠は、浄土真宗… 2026/09/23 05:00
文化 【小チャイナと大世界】(三三八) アエラ「皇統譜は女系」 木原稔氏が一言で論破 石井望(談) 朝日『アエラ』が明治作成の皇統譜を持ち出して、皇祖天照大神から女系で記録されているから男系皇統に正統性は無いと言っています。デマです。 アエラ掲載の皇統譜を見ると、天照大神を世系第一として、女系を含んで世系が第五代まで記載され、次が皇統第一の神武天皇、以下皇統第二第三と続きます。神代の「世系」と、人の「皇統」とを区別しているので、天照大神は皇統に含まれません。皇統は男系です。 神代と人皇とを区別す… 2026/09/20 05:00
文化 スマムニで替え歌 第2回コンサート開催 童謡・ホップスなど披露 2026年「しまくとぅばの日」記念イベント・第2回スマムニ替え歌コンサート(スマムニ広め隊主催)が19日午後、大浜公民館で開催された。スマムニ(八重山方言)の普及・継承を図るイベントとして開催され、参加者は童謡や唱歌、ポップスなどを、スマムニの替え歌で披露した。 9月18日は県条例で「しまくとぅばの日」に制定されている。今年は制定から20周年であるため、記念イベントとしてコンサートが開催された。 … 2026/09/20 05:00
文化 とぅばらーま大会、作詞の部 最優秀賞に石垣舞さん 石垣市民会館開館40周年記念事業として23日に開催される今年度とぅばらーま大会(同実行委員会主催)作詞の部の入賞作品が15日、発表された。最優秀賞には石垣舞さん(52)=大浜=の作品が選ばれた。大会当日に、披露される。 石垣さんは「身振り手振りで謙虚に慎み深く生きるよう説いてくれた家族の言葉や表情を忘れられない。心に留めて歩む」という歌意の詩を出品。 審査委員は詩の冒頭表現「手よーぴさよーしーり」… 2026/09/16 05:00
文化 【看脚下 -沖縄から日本を見る-】 第二〇回 それでも地球は動いている 島尻昇 「それでも地球は動いている」 この言葉は知っていた。 ガリレオ・ガリレイが言った言葉だということも、何となく知っていた。 しかし、なぜ彼がこの言葉を言ったのか、その背景まで私はよく知らなかった。 17世紀のヨーロッパでは、地球は動かず、太陽や星がその周りを回っているという天動説が広く受け入れられていた。 ところがガリレオは、自らの観測から地動説を支持した。 今なら小学生でも知っている話である。 し… 2026/09/16 05:00
文化 【小チャイナと大世界】(三三七) 玉城「日本から取り戻す」 勘違い選挙も今日投票 石井望(談) 琉球処分で明治政府が琉球を併合したというのは勘違いです。1615年大坂の陣で全国統一の成る前、慶長14年(1609年)に琉球は先に統一され、薩摩藩内国となりました。 明治4年(1871年)廃藩置県で琉球国は大隅国および薩摩国とともに鹿児島県内国となります。太政官布告に明記され、明治5年大蔵省刊『改置府県概表』では鹿児島県の下に国号として大隅、薩摩、琉球を並列しています。 翌明治5年(1872年)、… 2026/09/13 05:00
文化 【目からビーム!】 第225回 「柔らかい土」であってはいけない 但馬オサム これほど日本全国から注目を集めている沖縄知事選があっただろうか。もし、以前のように、情報ツールがオールドメディアだけだったら、僕のような本土のノンポリ(?)にとっては、単なる地方自治体の首長選びのひとつに過ぎず、結果だけ見て、「ああ、沖縄の人はやはり基地反対なのだな」と納得し、いつの間にか忘れてしまうことだろう。 しかし、今は沖縄の声がダイレクトに届く。僕自身も渡沖して、反基地活動家という人種がま… 2026/09/11 15:14
文化 【看脚下 -沖縄から日本を見る-】 第十九回 今回の沖縄県知事選を見ていて思うこと 島尻昇 いよいよ沖縄県知事選挙が始まった。 それについて、私なりの意見や考えを述べてみたい。 以前、私は「政治は料理と同じだと思う」と書いたことがある。 沖縄県という素材をどう生かし、どう調理していくのか。そして私たち県民は、どの料理人を選ぶのか。 一言で沖縄と言っても、沖縄は南北東西、海を挟んで広い範囲に存在する。 北は国頭から南は与那国、東には南北大東島がある。 それぞれの地域に、それぞれ特徴ある素材… 2026/09/09 05:00
文化 全島エイサー、本祭熱気 14団体、勇壮な演舞を披露 最終日 沖縄の夏の風物詩「第71回沖縄全島エイサーまつり」の最終日となる本祭が6日、沖縄市のコザ運動公園陸上競技場で開かれた。県内各地から選抜された14団体が出演し、三線や太鼓の力強い音色に合わせて勇壮な演舞を披露。会場は大勢の観客で埋まり、熱気に包まれた。 大会実行委員長の花城大輔沖縄市長は、今大会から協賛団体などの変遷を経て、地元の祭りとして再び盛り上げてきたことに触れ、「エイサーを踊っていただける青… 2026/09/07 05:00
文化 【小チャイナと大世界】(三三六) 玉城琉球処分発言の非 西郷、会津、長州も処分 石井望(談) 下地幹郎氏と自民党との合意について、玉城県知事は「令和の琉球処分だ」と決めつけました。しかし明治維新前後は長州処分、会津処分、西郷処分、薩摩処分などの語も諸書に見えて、琉球だけではありません。 維新以前、琉球は薩摩藩内国でしたが、明治4年廃藩置県により鹿児島県内国となり、ついで藩に昇格し、旧幕の諸藩および明治の諸県と同格となります。琉球尚泰は明治天皇から藩王に勅封され、感激して首里で大宴会を催しま… 2026/09/06 05:00
文化 全島エイサーきょう開幕 青年会ら熱演へ 沖縄の夏の風物詩として日本を代表するまつりの一つ、第71回「沖縄全島エイサーまつり」は4日、沖縄市内で開幕する。初日は胡屋十字路周辺を舞台に「道ジュネー」が行われ、青年会などが市街地を練り歩く。5日はコザ運動公園陸上競技場で「沖縄市青年まつり」が開催され、市内の青年会を中心に13団体が出演。6日の最終日には「本祭」が行われ、県内各地から14団体が出演する。 全島エイサーまつりは、毎年旧盆明け最初の… 2026/09/04 05:00
文化 【看脚下 -沖縄から日本を見る-】 第十八回 あの素晴らしい愛(寛容)をもう一度② 島尻昇 もう一つ、忘れられない場面がある。 確か『佐賀のがばいばあちゃん』だったと思う。 主人公の少年は、勉強はあまり得意ではない。 しかし、足だけは抜群に速い。運動会は、彼がヒーローになれる数少ない晴れ舞台だった。 ところが家は貧しい。おばあちゃんとの二人暮らしである。 運動会のお昼になり、少年が弁当箱を開ける。 白いご飯に梅干しだけの日の丸弁当。 それを見た先生が言う。 「先生、今日はお腹の調子がよく… 2026/09/02 05:00
文化 【小チャイナと大世界】(三三五) 公家日記も一姓同宗説 呉座勇一イエ説は別物 石井望(談) 前回の呉座勇一氏は古代近親婚は父母双系制だとしますが、近親婚の目的は外戚排除ですから、皇統父系の強化に外ならず、双系説とは全く逆です。 前回の通り皇室には王(おおきみ)という姓があり、姓は父系の文化ですから双系のはずがありません。皇姓の証跡は日本書紀だけでなく続日本紀、続日本後紀、日本三代実録、源氏物語など諸書に多数あり、碩学折口信夫も皇姓は王氏だと述べています。 光源氏を藤壷に導いたのが王命婦(… 2026/08/30 05:00
文化 アンガマで安全訴え 旧盆、八重山署に青年会 八重山地区交通安全協会は旧盆初日の25日、八重山署で平得青年会を招き、交通安全を啓発するアンガマを行った。 にぎやかな三線の音色と共に、ファーマー(子孫)を従えたウシュマイ(爺)とンミー(婆)が同署駐車場に登場。歌や踊りを披露した。 合い間には、手足に包帯を巻き、つえをつきながら「交通事故を起こした」と訴える男が現れ、事故に遭わないため「飲酒運転をしないこと」などと訴えた。 八重山署の赤嶺旨一署長… 2026/08/29 05:00
文化 獅子舞が邪気を払う 大浜でイタツキバラ 旧盆明け恒例の伝統行事・イタツキバラが28日夜、大浜地区の崎原公園で行われた。獅子舞で祖先と共に来訪した無縁仏の霊を払う伝統行事で、地域住民が参加。邪気払いと無病息災を願った。住民と各団体、学校が連携し地域の魅力創出と伝統文化の継承も目的に開催された。 イタツキバラは八重山の旧盆を締めくくる伝統行事で、各公民館が主体となり、アンガマの後に行われる。 大浜では、公民館と獅子・棒保存会が主催し、毎年野… 2026/08/29 05:00
文化 【目からビーム!】 第224回 さらば、反省屋、謝罪屋、懺悔屋 但馬オサム 8月ももう過ぎようとしている。今年も、終戦の日のあたりは何かと騒がしかった。高市首相が事前にこの日の靖国参拝を見送ることを発表したために、保守層からは失望の声も上がっていたが、それを〝遥拝〟という誰もが予想だにしなかった奥の手で乗り切ったのには驚いたものだ。彼女のアイディアなのか、それとも側近によほどの知恵者がいるのか。どちらにしろ、ロックな女首相に似つかわしい快心の一打だった。 日本武道館で行わ… 2026/08/28 05:00
文化 【小チャイナと大世界】(三三四) 万世一姓は父系皇統 呉座勇一不文律論の愚 石井望(談) 近代以前の男系皇統は不文律であって男系を明記した史料は存在しない、という俗説はウソです。人々は近代以前から男系を標示する姓氏を名乗っていました。「異姓簒奪」「易姓革命」という言葉が姓氏断絶すなわち皇統断絶を示しています。 南北朝の義堂和尚も皇統を「万世一姓」と書いています。皇統は一姓で継承され、「おおきみ」という姓があったのです。易姓革命とは単なる王朝交替でなく、父系氏族交替です。姓氏は父系の文化… 2026/08/23 05:00
文化 メーラムニ通して村を知る 宮良住民が方言学習会 石垣市宮良地区の方言「メーラムニ」を後世に継承しようと、メーラムニあんず会(石垣實佳会長)の方言学習会が16日、宮良公民館で開かれ、中学生を含む約20人が受講した。 石垣会長は「メーラムニを通して宮良村を知る」と題し講話。方言で「バンチル」とされるグアバについて「私が小さい時の終戦直後は食べ物がなく、バンチルを拾って食べた。イモとバンチルが主食だった」と紹介した。 方言で「ジンチンパーレ」のホタル… 2026/08/23 05:00
文化 最優秀賞に藤川貴司さん 東京とぅばらーま大会で熱唱 東京八重山郷友会連合会(知念辰昇会長)主催の第1回東京とぅばらーま大会が16日、東京都中野区の野方区民ホールで開かれ、18人が八重山の情歌「とぅばらーま」で自慢ののどを競った。藤川貴司さん(51)=東京都=が最優秀賞を受賞し、9月23日に石垣市で開かれる「とぅばらーま大会」に東京代表として派遣されることが決まった。 「とぅばらーま大会」を毎年開催している石垣市は、全国各地の八重山郷友会にもそれぞれ… 2026/08/18 09:53