経済 コロナ対策、交付金で25事業 児童生徒へタブレット配布も 石垣市 石垣市は開会中の市議会9月定例会に、地方創生臨時交付金を活用した新型コロナウイルス対策25事業を盛り込んだ一般会計補正予算を上程している。小中学生に1人1台のタブレット端末を配布する国の「GiGA(ギガ)スクール構想」推進事業や「新しい生活様式」のモデルとなるイベントとして石垣島まつりを開催するための費用などが盛り込まれた。25事業の総額は約4億8000万円。 2020/09/07
経済 入島料支払い、旅行者の1割 導入1年、財団厳しい運営 竹富島 竹富島の自然環境や景観の保全を図るため、島に入る旅行者らから1人300円の入島料の支払いを受ける制度が1日、導入から1年を迎えた。総収受人数は3万8192人で、収受率は1割台に留まった。制度を運営する竹富島地域自然資産財団の運営状況は厳しく、周知にも課題が残るが、財団職員らが手売りの直接販売を実施し、4日には財団HPに英語ページを開設するなど、奮闘を続けている。 財団によると、7月末までの入島… 2020/09/05
経済 緊急事態宣言きょう終了 警戒レベル「流行期」維持 玉城デニー知事は4日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて出している県独自の緊急事態宣言について、期限の5日で終了すると発表した。県庁で記者会見し「8月中旬をピークに現在は収束に向けた道筋が見えてきている」と述べた。 ただ、引き続き警戒が必要な状況だとし、県が定める4段階の警戒レベルは上から2番目の「感染流行期」を維持した。 玉城氏は「新型コロナの流行が終わったわけではない。感染防止対策と社会… 2020/09/05
経済 旧盆商戦、コロナ厳戒下 台風接近で出足早く 旧盆入りをあすに控え、石垣市内の大型店は、旧盆の準備をする買い物客でごった返している。 人混みの中、どの店も新型コロナウイルスの感染防止を図るため、出入り口に消毒液を置き、入店時のマスク着用を呼び掛けるなど、例年と打って変わった旧盆商戦が展開されている。 2020/08/30
経済 商品券事業 専決で実施 市長「緊急性高く、一刻も早く」 石垣市 石垣市の中山義隆市長は28日、プレミアム付き商品券事業の費用を盛り込んだ一般会計補正予算2億7千万円を専決処分した。予算案を上程しようとした25日の臨時議会が流会し、新型コロナウイルスの影響で厳しい経済状況が続く中、来週開会予定の9月議会まで上程を待てないと判断した。専決処分によって、10月下旬の事業実施を予定する。同日の記者会見で「厳しい経済状況にある市内事業者を支援する。(商品券事業は)非常… 2020/08/29
経済 臨時議会 異例の流会 商品券事業、議運で否決 市長、専決処分視野に検討 石垣市 新型コロナウイルスの経済対策として、プレミアム付き商品券事業の予算案を再提案するため、石垣市の中山義隆市長が招集した市議会の臨時会が25日、流会した。臨時会に先立って開かれた議会運営委員会で、予算案の上程が賛成少数で否決され、平良秀之議長が「今の状況では臨時会は開けない」と判断。本会議を開会できないまま、午後5時に時間切れとなった。緊急性がある議案が上程される臨時議会の流会は、極めて異例。中山市… 2020/08/26
経済 市と議会 対立のツケ市民に 2億円余の予算宙に浮く 石垣市が25日、プレミアム付き商品券発行事業の予算案を市議会に再提案しようとしたが、与党の未来会派と野党の反対姿勢は変わらなかった。中山義隆市長は、与野党の反対意見に「丁寧に対応し、指摘された点は解消した」と主張。一方の未来会派と野党は「一切の調整がなかった」「我々の提案に、歩み寄りが全く感じられない」と反論する。新型コロナウイルスの影響を受けた市民を救済するための2億7千万円もの予算案は宙に浮… 2020/08/26
経済 「議論してほしかった」 市長、流会で市議会に苦言 中山義隆市長は25日、プレミアム付き商品券の予算案を上程する予定だった臨時議会の流会を受けて記者会見し「大変残念だ」と述べた。「新型コロナウイルスの影響で市内の商工業者などは著しく売り上げが落ち込み、厳しい状況にある。窮状にある皆さんを支援することを念頭に、しっかり議論してほしかった」と市議会に苦言を呈した。 2020/08/26
経済 過去最大の落ち込み 県内 前年同月比で71.2%減 7月の入域観光客数 県は25日、今年7月の入域観光客数は27万7300人で、対前年同月比でマイナス68万6300人、率にして71・2%減少したと発表した。7月としては、減少数・減少率とも過去最大。県は新型コロナウイルス感染症の拡大で、観光需要が落ち込んだと見ている。 2020/08/26
経済 美崎町で感染防止呼び掛け ガイドライン認定を啓発 新型コロナ 石垣市美崎町の新型コロナウイルス感染予防啓発を目的に、石垣市と美崎町自治公民館(新賢次館長)、美崎町エリアマネジメント(仲間光代表)の関係者ら約20人は21日夕、美崎町界隈の飲食店や居酒屋を巡回し、感染予防対策への協力を呼び掛けた。 2020/08/22
経済 島々クーポン販売苦戦 西表感染で出ばな折られる 竹富町 竹富町が新型コロナウイルスで打撃を受けた地元観光業者の支援を目的に主に石垣市民を対象に発行した「町島々応援クーポン券」の販売が振るわない。町内の西表島で新型コロナウイルスの集団感染が起き、消費者の購買意欲がしぼんだ。町は利用期間を大幅に延ばし、販売促進に躍起になっている。 2020/08/16
経済 沖縄来訪前の検査整備を 知事、コロナで政府に要望 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、玉城デニー知事は14日の記者会見で、来県前に抗原検査やPCR検査が受けられるよう政府に法整備を求めた。「県が条例をつくっても県外には適用できない」と指摘し、政府が財政的な整備も進めるべきだと訴えた。 2020/08/15
経済 50%上乗せ商品券発行へ 全市民対象、内需拡大期待 石垣市 新型コロナウイルスで売り上げが減少した地元店舗を支援しようと、石垣市は11日、全市民を対象に、島内だけで使用できるプレミアム付き商品券を発行する、と発表した。1人1万円で1万5000円の商品券を購入でき、上乗せ分の5000円は、地元店舗だけで使用可能とする仕組み。12日開会する臨時議会に関連予算案を上程し、可決されれば10月にも商品券の販売が始まる。中山義隆市長は「落ち込んでいる市民の消費を増や… 2020/08/12
経済 ホテルのキャンセル相次ぐ コロナ影響、修学旅行も 石垣市 石垣市は11日、経済5団体の代表者らを市役所に招き、新型コロナウイルスの影響に関して意見交換した。市観光交流協会は、石垣島での感染拡大を受け、ホテルのキャンセルが相次いでいると報告した。 2020/08/12
経済 きょうから一部店舗休業 「死活問題」「20万少ない」 県の要請、対応割れる 美崎町 新型コロナウイルスの感染拡大による県の休業要請を受け、石垣市の繁華街・美崎町などの接待・接触を伴う飲食店では7日から2週間、一部店舗が休業に入る。「お客さまは市民。泣くに泣けないが」と断腸の思いで休業する事業主がいる一方、「20万円ではどうしようもない」と営業継続を決断した事業主も。だが双方の事業主に共通するのは、休業が「第1波」以上の死活問題となることへの危機感と、県が支給する協力金20万円の… 2020/08/07
経済 1年半後、増改築完了 国際線施設で起工式 新石垣空港 新石垣空港国際線旅客施設増改築工事の起工式が1日、同ターミナル内で開かれた。神事が厳かに執り行われ、施主である石垣空港ターミナル㈱の黒嶋克史代表取締役社長、中山義隆市長、国会議員、県議、受注業者や空港の関係者が工事の安全を祈願した。増改築工事は鉄筋コンクリート造の地上2階。契約金額は39億5780万円。工期は2022年2月28日まで。 2020/08/02
経済 石垣で新たに2人感染 キャバクラ関係計8人に 県は1日夜、石垣市で新型コロナウイルス感染者が新たに2人確認された、と発表した。いずれもクラスター(感染者集団)が発生した美崎町のキャバクラ関係者で、同店関連の感染者は8人になった。石垣市の感染者数は計13人。 感染者は20代の男女で、男性はキャバクラの従業員、女性は利用者。いずれも無症状で、石垣市の相談外来で7月31日に検体を採取し、1日のPCR検査で陽性が判明した。 2020/08/02
経済 県が2回目の緊急事態宣言 警戒レベル「流行期」に上昇 本島、不要不急の外出自粛を 新型コロナ 玉城デニー知事は7月31日、県内で新型コロナウイルス感染の増加傾向が止まらない現状を踏まえ、県独自の緊急事態宣言を発令すると発表した。期間は8月1~15日。県外からの来訪を慎重に判断するよう求め、県民にも本島全域で不要不急の外出自粛を要請した。県の緊急事態宣言発令は4月に次いで3カ月ぶり2回目。県が定める4段階の警戒レベルは、第3段階の「感染流行期」に引き上げた。玉城知事は同日の記者会見で「県民… 2020/08/01
経済 「第2波来たのでは」 6人感染、市民に衝撃 新型コロナ 感染拡大防止へ正念場 石垣市で30日、1日の新規感染者としては過去最多となる6人の感染が確認され、市民に衝撃が走った。窮地に立つ観光業者からは、4月ごろの「第1波」に次ぐ「第2波が到来したのでは」との声も。八重山は多くの離島を抱えており、感染者が続出すれば、観光地としてのイメージダウンだけではなく、医療機関の逼迫(ひっぱく)も現実味を帯びる。観光立市を掲げる島は、感染拡大防止へ正念場を迎えつつある。 2020/07/31
経済 秋植えで制限強める 豊作なのにコロナ禍で 豊作なのにコロナ禍で 2020年度石垣市甘しょ産地協議会(会長・米盛博文農政経済課長)が30日午前、市役所会議室で開かれた。新型コロナの影響で菓子店の売り上げが低迷したことから、石垣島甘しょ生産組合(石垣英邦組合長)が組合員に減反を要望しており、20年春植えは17㌶170㌧ほどになると見込む。南風堂㈱は昨年の秋植え分と今年の春植え分は全て買い取る方針だが、今年の秋植えでは制限を強める考えを示した。 2020/07/31