行政 「関係者の努力に感謝」 知事、県民投票条例改正で 玉城デニー知事は25日の記者会見で「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票条例の改正が決まったことを受け「条例改正案を提出できるのは、全県での投票実施に向けて多くの方が諦めずに、調整を続けて頂いた結果だ。関係者の努力に深く感謝する」と述べた。 県民投票条例制定までの過程で、知事の中立性へ疑義や、県と市との事前協議が不足していたとの批判があったとの指摘に、謝花喜一郎副知事は「条… 2019/01/26
行政 民間活力で待機児童ゼロへ 公私連携認定こども園設立 大庭学園と市が協定書締結 石垣市は25日午後、市役所庁議室で市と学校法人大庭学園との公私連携幼保連携型認定子ども園協定書締結式を開いた。これにより、市立新栄町保育所が大庭学園との連携協力により、市では初となる「公私連携認定こども園 新栄町子ども園」が設立される。 2019/01/26
行政 イベント会場のテロ想定 県が国民保護で訓練 イベント会場でのテロを想定した「県国民保護共同訓練」が24日、那覇新都心公園で行われた。内閣官房や消防庁、県、那覇市などが合同で実施した。県警や消防、自衛隊、医療機関など20機関から約300人が参加し、被害情報の収集や伝達、関係機関による初動対応の検証、応援要請などを訓練した。 県は2006年に県国民保護計画を策定しており、同訓練は2013年以来、2度目。 同公園での化学剤散布テロ事案と県立… 2019/01/25
行政 宜野湾市の要望拒否 県「普天間は県外移設」 軍転協総会 県や米軍基地などが所在する市町村で構成される沖縄県軍用地転用促進・基地問題協議会(会長・玉城デニー知事)は21日、那覇市の自治会館で通常総会を開催し、今年度事業計画案などを可決した。米軍基地の負担軽減策に盛り込まれた米軍普天間飛行場の「県外移設」について、地元の宜野湾市は「あらゆる方策」という文言に変更するよう求めたが、県は県内移設を含める文言は認められないとして変更に応じなかった。 要請事項… 2019/01/24
行政 「我慢の限度超えている」 知事、在沖米軍トップに 玉城デニー知事は23日、在沖米軍トップの四軍調整官を兼任する米海兵隊第三海兵遠征軍司令官のエリック・スミス中将と県庁で初めて面会した。国土面積の約0・6%の沖縄に約70・3%の在日米軍専用施設が集中し、米軍関連の事故が相次ぐ現状に触れ、嘉手納飛行場でのパラシュート降下訓練を中止することも要求。「多くの県民は我慢の限度を超えている」と伝えた。スミス氏は「できる限り安全面に配慮する」と述べた。 玉… 2019/01/24
行政 陸上代表合宿地に トルコと県、糸満市が覚書 東京パラリンピック 県と糸満市、トルコ視覚障がい者スポーツ協会は22日、県庁で2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの陸上競技事前キャンプの実施について、覚書を締結した。県内で事前キャンプの実施が決まったのは今回で4回目だが、パラリンピック競技に参加する選手らのキャンプ地が決まったのは初めて。 2019/01/23
行政 「県と協力し進めたい」 地位協定改定案を知事に 国民民主党 国民民主党の玉木雄一郎代表や大塚耕平代表代行ら同党関係者らは22日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、面談した。同党が昨年末に作成した日米地位協定の改定案が玉城知事に手渡された。玉木代表は「昨年度末に党内に沖縄協議会を作り、大塚代表代行をトップに、日米地位協定の改定に本気で取り組む」と話した。 玉城知事は、韓国とアメリカとの地位協定を調査研究することも示唆。「主権国家の地位協定の本質についても、踏み… 2019/01/23
行政 6年連続で過去最高 18年は984万人 県入域観光客数 県が22日に発表した2018年(1~12月)の県入域観光客数は、前年比4・7%増の984万2400人となり、麻しん発生や自然災害などの影響があったが、6年連続で過去最高を更新した。富川盛武副知事は「行政と民間が一体になったプロモーション活動、国内・海外航空路線の拡充、クルーズ船寄港回数増など」を増加の要因と分析している。 国内外の観光客はいずれも過去最高を記録した。国内客は同1・2%増の693… 2019/01/23
行政 「住民投票で市民分断防ぐ」 金城代表ら議会で意見陳述 石垣陸自配備 石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票条例の制定を市に直接請求した「石垣市住民投票を求める会」の金城龍太郎代表ら3人が21日、市議会(平良秀之議長)の臨時会で意見陳述した。金城代表は、昨年の市長選や市議選で陸自配備計画に対する民意は示されていないと主張し「市民の分断を防ぐためにも正式で明確な投票が必要だ」と訴えた。質疑応答で市議からは「住民投票をすることで、市民がもっと分断… 2019/01/22
行政 県民投票、選択肢増を検討 5市不参加受け 県会議長 沖縄県議会の新里米吉議長は19日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛否を問う2月の県民投票に関し、「賛成」「反対」の2択としている投票の選択肢を3択に増やすため、条例改正を検討する意向を表明した。不参加を決めた自治体の中には、選択肢が少ないことへの不満が出ていた。那覇市内で記者団に明らかにした。 2019/01/20
行政 うるま市不参加決定 5市が拒否、有権者の3割 辺野古県民投票 うるま市の島袋俊夫市長は18日午後、市役所で記者会見し「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う2月24日の県民投票への不参加を正式に表明した。島袋市長が求める県民投票条例の改正に県が応じないことを理由に挙げ「現状では環境が整っておらず、事務の執行ができない状況だ」と述べた。県内41市町村のうち、うるま市を含む計5市で投票が実施されないことが確定した。5市の有権者数は、県内全有権者の約3… 2019/01/19
行政 延命化計画案まとまる 市民意見募集後に答申へ 廃棄物処理施設 石垣市一般廃棄物処理施設延命化検討委員会(委員長・堤純一郎琉球大学工学部工学科教授、委員9人)の第3回会合が18日午前、市役所で開かれ、前回までの会議を踏まえて作成された「石垣市一般廃棄物処理施設延命化計画(素案)」の内容について話し合い、取りまとめた。早ければ1月末から1カ月間、パブリックコメントを募集し、大きな変更の必要がなければ最終素案を堤委員長と事務局でまとめ、3月に市長に答申する。 … 2019/01/19
行政 関連3条例で西表守る ヤマネコ/観光案内/資源保護 竹富町、整備へ急ピッチ 奄美・沖縄本島北部・西表島の世界自然遺産登録に向けた推薦が了承されたことで竹富町は、可否が判断される2020年夏までに3つの関連条例を制定し、入域観光客や観光資源などの管理を強化する考えを改めて示した。今後、登録可否までの約1年半の間、急ピッチで整備が進められそうだ。 同町が整備を進めるのは「イリオモテヤマネコ交通事故対策条例」、「竹富町観光案内人条例」、「西表島等特定観光資源保護条例」の3つ… 2019/01/18
行政 市長、条例改正が実施の条件 県議ら損害賠償訴訟検討 辺野古県民投票 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票を石垣市の中山義隆市長が実施しない方針を示したことを受け「県民投票を求める石垣市民の会」共同代表の次呂久成崇拝県議、高嶺善伸元県議らが17日、市役所を訪れて抗議した。中山市長は、県民投票条例を改正し、設問の選択肢を増やすことなどを実施の条件に挙げ「県議会が動かないといけない」と県や県政与党に県民投票条例改正を求めた。次呂久県議は、石垣市が… 2019/01/18
行政 知事、埋め立ては「暴挙」 野党議員、防衛局と質疑も 玉城デニー知事は16日、立憲民主や国民民主など野党各党や無所属の国会議員11人と県庁で面会した。米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古沿岸部で進む埋め立てについて「法治国家にあるまじき暴挙が行われている」と述べ、政府の対応を重ねて批判した。 玉城氏との面会に先立ち、議員らは埋め立ての現場を海上から視察した。国民民主党の原口一博衆院議員は知事に「国の宝である辺野古の海が、うそで塗り固められる形で… 2019/01/17
行政 承認の再撤回示唆 辺野古土砂投入巡り県幹部 謝花喜一郎副知事は16日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、辺野古沿岸部の埋め立て承認を再び撤回する可能性を示唆した。県庁を訪れた野党国会議員との面会で「第2の撤回を視野に入れ、作業、検討している」と述べた。 2019/01/17
行政 住民投票条例 21日審議入り 金城代表が意見陳述へ 石垣陸自配備 石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画を問う住民投票条例案を審議する石垣市議会総務財政委員会(砥板芳行委員長)が、21日の臨時議会に合わせて開かれることが固まった。臨時議会と同委員会で、条例制定を市に直接請求した「石垣市住民投票を求める会」の金城龍太郎代表に意見陳述させる方向で調整する。沖縄防衛局は、買収する民有地で2月にも駐屯地建設工事に着手する方針を示しており、同会が求める着手前の住民投票… 2019/01/17
行政 映像監視装置設置を要請 三連協、嘉手納周辺に 米軍嘉手納基地がある沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる三市町連絡協議会(三連協)は15日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、嘉手納飛行場周辺に映像監視装置を設置するよう要請した。 要請文によると、近年、嘉手納飛行場に常駐する航空機だけでなく、他の基地などから来る外来機の飛来が増加。周辺住民からの苦情が増えている。また、外来機は決められた場周経路を外れて飛行しており、他の地域からも苦情が出ているという。… 2019/01/17
行政 知事、うるま市長と面会 設問変更の要望確認か 全41市町村で「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票」の実施を目指している玉城デニー知事は、15日夕、うるま市役所を訪問し、実施は困難とする姿勢を見せている島袋俊夫うるま市長と面談した。島袋市長は「(玉城知事は)これまでの県議会での経緯を含め、県の立場を伝えに来た。(うるま市からの要望については)再度、県の方で確認するのではないか。変わらず、現状通りの回答が来る可能性もある」と… 2019/01/16
行政 市へ手話言語条例案答申 来月1日までパブリックコメント募集 石垣市手話言語条例検討委員会の大田幸司委員長、本村順子副委員長、飯田実男副委員長の3人が15日午後、市役所に中山義隆市長を訪れ、同委員会がまとめた手話言語条例案を答申した。16日~2月1日まで、広く市民等から意見を募集するパブリックコメントを行い、3月議会への上程を予定している。 大田委員長は「ろう者からの大変熱い思いをいただいた。石垣市に住む人だけでなく、観光客にも役に立つ条例になったと確信… 2019/01/16