政治・経済 「市町村に応分の負担」 北部基幹病院めぐり論戦 県議会代表質問 19日に行われた県議会本会議の代表質問で玉城デニー知事は、北部基幹病院の整備について「借入金を縮減することが重要なポイント。そのためにも市町村の応分の負担は必要であると考えている」と述べた。これに対し、自民党県連幹事長の島袋大氏は「選挙戦の時には北部の市町村に負担を求めないと言っていた。選挙公約違反だ」と追及した。 2018/10/20
政治・経済 那覇軍港の浦添移設容認 玉城知事「基地負担軽減に寄与」 県議会(新里米吉議長)は19日、10月定例会の代表質問を行い、島袋大氏(自民党)、仲宗根悟氏(社民・社大・結)、当山勝利氏(同)、親川敬氏(おきなわ)、比嘉瑞己氏(共産党)、金城泰邦氏(公明)が質問した。 島袋氏が質問した那覇軍港の移転について玉城デニー知事は「那覇港湾施設は基地負担の軽減や跡地の有効利用による発展に寄与する。浦添移設は認める」と述べた。 2018/10/20
政治・経済 議長決まらず15日目 異常事態続く与那国町議会 与那国町議会(定数10)は9月定例会15日目の19日、議場で本会議を開き議長選出を行ったが、この日も決まらなかった。同町議会の勢力は与野党5対5の同数。議会事務局によると、投票を5回行い、毎回賛否5対5の同数のため、くじ引きで当選者を決めたが、いずれの回も当選者は辞退した。 これで投票による選出は72回となった。週明けの22日も議長選挙が行われる。23日には外間守吉町長が海外視察から戻るため、… 2018/10/20
政治・経済 幻の伝統酒復活へ 泡盛メーカー3社「イムゲー」製造 泡盛製造を手掛ける請福酒造有限会社(石垣市、漢那憲隆社長)、株式会社多良川(宮古島市、砂川拓也社長)、株式会社久米島の久米仙(久米島町、島袋正也社長)と沖縄工業技術センター(古堅勝也所長)は17日、那覇市で合同記者会見を開き、沖縄の伝統蒸留酒「イムゲー(芋酒)」を復活させると発表した。久米仙の島袋社長は「島には特産物のイモ、製糖工場があるので、地域おこしになる。3社がまとまって取り組むのは、いま… 2018/10/19
政治・経済 小型特殊車両を県内初生産 ヤマハ2車種 4時間充電で40キロ走行 ものづくりネットワーク沖縄(金城盛順代表理事)は17日、県内初製造となる小型特殊車両2車種を報道陣に公開した。7人乗りの「コンシェルジュ7」と、4人乗りの「YG―M」。県内企業と協力し、沖縄ヤマハなどから開発依頼を受け、うるま市内で製造した。12月から本格的な生産に入り、県内販売も予定している。 2車種は、観光施設やホテルなどの敷地内移動で使用される「コミュニティービークル」と呼ばれる特殊な小… 2018/10/19
政治・経済 中国船が接続水域出る 尖閣周辺海域 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市登野城)周辺の領海外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船「海警1305」「海警2306」「海警2307」「海警35115」は17日から18日にかけ、相次いで接続水域を出た。 2018/10/19
政治・経済 着手率を「達成率」と誤表記 玉城知事公式LINE 城間那覇市長 玉城デニー知事が無料通信アプリLINE(ライン)を通じて発信した、城間幹子那覇市長の「1期目の公約達成率96%」という表記が誤りであることが、城間氏選対事務所関係者への取材で18日までに分かった。正確には「公約着手率96%」。八重山日報社の取材に対し城間陣営の関係者は玉城氏へ「訂正するよう伝える」と話した。 「達成率」と発信されたのは17日午前8時2分。「今日は『城間みきこ』那覇市長がいかにす… 2018/10/19
政治・経済 辺野古県民投票に反対 意見書可決「政治的主張に公費」 石垣市議会 石垣市議会(平良秀之議長)9月定例会の最終本会議が17日、同事業で開かれ、「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票条例」に反対する意見書を賛成多数で可決した。県民投票条例が「政治的主義主張に公費を使うもの」と問題視した内容。 提案者の砥板芳行氏は県民投票について、「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否のみを問うもので、米軍普天間基地移設計画の主眼となる危険性の除去について県… 2018/10/18
政治・経済 尖閣ブイ撤去抗議可決 一般会計補正予算など21議案 石垣市議会 市議会9月定例会では一般会計補正予算案や、「尖閣諸島周辺海域における中国によるブイ設置に対する抗議と即時撤去を求める要請決議」など計21議案を可決した。 一般会計補正予算案は、歳入歳出にそれぞれ8億3529万7千円を追加し、予算総額を315億9287万6千円とするもの。 2018/10/18
政治・経済 政権対応「強権的」 玉城知事、対話を要求 米軍普天間飛行場の辺野古移設問題で、県の辺野古沿岸埋め立て承認撤回に対し、国が法的対抗措置に踏み切ったことについて玉城デニー知事は17日、県庁で記者会見し「現政権は強権的だ。新基地建設ありきで対抗措置を取るのは対話の姿勢とはずれている。対話こそが重要と訴えたい」と反発した。 2018/10/18
政治・経済 翁長氏「現市政でたらめ」 城間氏「玉城知事と働く」 那覇市長選で舌戦 那覇市長選(21日投開票)で、新人で前県議の翁長政俊氏(69)=自民、公明、維新、希望推薦=、現職の城間幹子氏(67)が激しい選挙戦を繰り広げている。17日の街頭演説で翁長氏は「現市政で市民サービスは低下した。子どもたちに夢と希望のある新しい環境を与えよう」、城間氏は「玉城デニー新知事とともに沖縄の未来に向かって歩む。那覇市を高みに押し上げるため大きな力を貸してほしい」と訴えた。 翁長氏は、2… 2018/10/18
政治・経済 市街化区域指定「適当ではない」 防衛局が見解 那覇軍港 県内米軍基地の早期返還を期待し、都市計画法に基づいた手続きにより、1974年8月から那覇港湾施設(那覇軍港)地区を開発可能な「市街化区域」に指定されていることについて、沖縄防衛局が「指定は適当ではない」との見解を示していることが、那覇軍用地等地主会への取材で11日までに分かった。 同会はこれまでに、同軍港の市街化区域の指定について防衛局の見解を求めたところ、「日米地位協定第2条に基づき、在日米… 2018/10/17
政治・経済 県民投票の採決先送り 辺野古巡り県議会委員会 県議会米軍基地関係特別委員会(仲宗根悟委員長)が16日開かれ、米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、辺野古埋め立ての是非を問う県民投票条例が審議された。自民、公明両党の会派は投票用紙に記載する選択肢の追加を求める修正案を提出。与党も修正案を出し、同日予定していた委員会採決は24日に先送りされた。 2018/10/17
政治・経済 混迷深める議長選出 与野党協議するも結論出ず 与那国議会 与那国町議会(定数10)は16日、引き続き議長選出を行い、投票を4回行ったが、決まらなかった。4回目の後、全議員が参加する全体会議を開き、与野党が協議したものの、結論は出なかった。同議会は17日も午前10時から開かれる。 全体会に出席した町議によると、冒頭、与党側から数日、議長選出を取り止めるという提案があったが、野党側はこれを認めなかった。この後、与党の前西原武三氏が、これまで野党による反対… 2018/10/17
政治・経済 辺野古移設「負担の付け替え」 〝優しい社会〟の構築目指す 玉城知事所信表明 玉城デニー知事は県議会(新里米吉議長)10月定例会初日の16日、所信表明演説をした。米軍普天間飛行場の辺野古移設については「県民同士で負担を付け替え、新たな犠牲を強いることは、私たちが望む解決の道ではない」と述べ、改めて反対する方針を示した。普天間飛行場の一日も早い閉鎖・返還も要求した。翁長雄志前知事の思いを受け継ぎ、全身全霊で県政運営に取り組む決意を示し「新時代沖縄の到来」「誇りある豊かさ」「… 2018/10/17
政治・経済 議長選出できず11日目 空転続く与那国町議会 与那国町議会(定数10)は15日、引き続き議長選出を行った。この日も投票が5回行われたが、決まらなかった。 毎回、与野党それぞれが候補者を出したが、5対5の同数で引き分けだったため、くじ引きをして当選者を決めたが、いずれの回も当選者が辞退した。これで議長選出は通算11日目となり、投票は54回を数えた。 与野党が自らの陣営から議長を選出しないという考えは全く変わらず、議長不在の長期化が危惧され… 2018/10/16
政治・経済 空自那覇救難隊に勲章 米軍、パイロット救助で 在日米軍は15日、6月11日に発生した嘉手納基地所属のF15戦闘機墜落事故で、緊急脱出したパイロット1人を救助したとして、航空自衛隊那覇基地所属の救難隊員ら9人に勲章を授与した。表彰されたのは那覇救難隊の隊員9人で、米空軍の功績勲章を受けた。 この日、在日米軍司令部からジェリー・マルティネス中将が沖縄入りし、隊員らに直接、勲章を授与した。 事故機は沖縄本島南の洋上に墜落し、パイロットは脱出、… 2018/10/16
政治・経済 バス出勤普及で渋滞緩和 社会実験で効果検証へ 内閣府 沖縄総合事務局(能登靖局長)は15日、企業に社員の時差出勤やバス通勤を促し、交通渋滞の減少効果を検証する「わった~バス大実験」を開始した。同日午後には同局で開始式が開かれ、内閣府の島尻安伊子補佐官や富川盛武副知事らが実験の意義を強調した。 多くの県民が通勤時にマイカーを利用するため、出勤や退勤の時間帯、那覇市を中心とした南部地域で深刻な渋滞が発生する。2014年度のデータでは、那覇市内の混雑時… 2018/10/16
政治・経済 翁長、城間氏の一騎打ち 市長選告示、知事選の対決再現 那覇 任期満了に伴う那覇市長選挙が14日告示され、新人で前県議の翁長政俊氏(69)=自民、公明、維新、希望推薦=と現職の城間幹子氏(67)の立候補を届け出た。安倍政権が支援する翁長氏と、玉城デニー知事や革新リベラル勢力を背景とする城間氏が対決。知事選と同様の構図が再現された。1期4年の城間市政の評価、経済振興、那覇軍港移設などが争点。21日に投開票される。 出陣式で翁長氏は「市の発展は沖縄の発展に繋… 2018/10/15
政治・経済 【解説】辺野古反対の新市長誕生 辺野古反対の新市長誕生 豊見城市長選 豊見城市長選は、新人の山川仁氏が保守系2候補を破り、革新市政を奪還した。山川氏は「翁長雄志前知事の思いを豊見城市でもしっかりと受け継ぐ」と述べ、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する玉城デニー知事を側面支援する考えを改めて強調した。現在、県内11市中、9市に安倍政権に近い保守系市長が在任しているが、山川氏の当選で一角が崩れる。基地負担軽減策として辺野古移設をスムーズに進めたい安倍政権にとっては知… 2018/10/15