教育 蘇澳鎮へ30人が出発 小・中学生が交換留学で 石垣市と姉妹都市を結ぶ台湾の宜蘭県蘇澳鎮(すおうちん)と交換留学をする「2019年度石垣市小学生・中学生教育交流事業」(主催・石垣市教育委員会)の出発式が19日、南ぬ島新石垣空港国際線広場で開かれ、小中学生30人が出発した。 交流事業は3泊4日の日程。ホームステイをしながら、地元の学校で授業を受けたり、蘇澳鎮で有名な冷たい水につかる冷泉体験や、渓流下り、自然学習などを行う。 参加する生徒はこ… 2019/06/20
教育 薬物乱用許さない 14団体が緊急アピール 県内の高校生らが大麻所持の疑いで相次いで逮捕されたことを受け、県社会教育関係団体等連絡会は14日、県庁で記者会見し「薬物乱用は許さない」などとする緊急アピールを発表した。 この中では「健全な地域社会を作る」「地域の子は地域で守り育てる」「家族の絆を大切にする」「子どもに社会の規範意識を育む」「子どもの悩みに向き合う」「自己や他者の命を大切にする」―などの項目を掲げた。 県高等学校PTA連合会… 2019/06/19
教育 入賞者11人を表彰 平和考える絵画・作文 石垣市 石垣市主催の「平和を考える絵画・作文」表彰式が14日、市役所で開かれ、小、中、高校生11人が表彰された。作文の上位者は広島、絵画の上位者は長崎に派遣され、平和祈念式典に出席する。 中学校作文の部で最優秀賞を受賞した辻野愛瑠さん(大浜中3年)は「祖父が残してくれた手記から」と題し、戦争を体験した祖父の手記を読んだ感想をつづった。「平和だった『平成』から『令和』へと時代がつながります。今ある幸せな… 2019/06/15
教育 団体で浦添工がV 八商工3連覇ならず 情報技術コン 第22回情報技術コンテスト(主催・沖縄県工業教育研究会情報部会)が14日、八重山商工高校視聴覚室で行われた。県内4校(八重山商工、沖縄工業、浦添工業、美来工科)から情報技術を専攻する26人が参加し、国家資格のITパスポートの範囲から記述式で試験が行われた。個人では浦添工業の名城政貴君(高3)が78点で優勝。団体戦では上位3人の合計点数で競われ、浦添工業が168点で優勝した。 2019/06/15
教育 国頭・北国小が環境大臣賞 愛鳥週間の生物保護功労表彰 西表島の研究者も受賞 今年度の愛鳥週間野生生物保護功労者表彰の受賞報告会が11日、県庁で開かれた。5月12日の表彰式で、ヤンバルクイナの生息数などを調査してきた国頭村立北国小学校が、環境大臣賞を受賞。また、西表島の南西にある無人島「仲の神島」に生息するセグロアジサシやカツオドリなどの研究を40年以上続けてきた東海大学沖縄地域研究センターの河野裕美教授も同賞を受賞した。 波照間島の自然についてまとめた書籍を執筆した奥… 2019/06/12
教育 「大麻、容易に入手可能」 県教委、校長会で再発防止指示 大麻所持で本島内の高校生らが摘発された事件を受け、県教育委員会は7日、県立高校の校長を集めた緊急研修会を那覇市の県青年会館で開き、再発防止の取り組みを徹底するよう求めた。平敷昭人教育長は訓示で、全国的に違法薬物の乱用で検挙される中高生が増えていると指摘し「容易に大麻を入手できる社会的状況があり、遊び感覚で使用している。大麻には『有害性がない』などの間違った情報が氾濫(はんらん)している」と警鐘を… 2019/06/08
教育 平敷教育長「極めて残念」 薬物乱用防止教育を強化 大麻所持などで県内の高校生らが検挙された事件を受け、県教育委員会の平敷昭人教育長は6日、県庁で記者団に「極めて残念だ。県警やPTAなどと連携して薬物乱用防止教育強化に努める」と述べた。 「複数(の検挙)は聞いたことがない。今回の数は危機感を感じている」と厳しい表情で語り、薬物に関する指導方針を見直す考えを明らかにした。 学校現場で薬物に対する教育を徹底してきたが「生徒によっては、十分に理解し… 2019/06/07
教育 全国高校総体、県内でも 7月から開催、県推進委「成功を」 2019年度全国高校生総合体育大会「南部九州総体」の沖縄県高校生活動推進委員会(竹西正好会長)の全体会が5日、那覇市内で開かれた。今年の総体は7月24日から8月20日まで開催され、県内でも競技が行われる。沖縄開催地の高校生による大会周知などを目的に、県内64校には「高校生活動推進委員会」が設置されている。この日は推進委員会に所属する高校生と引率の教師らが集まり、活動報告や関連イベントの説明、テレ… 2019/06/06
教育 教諭ら米国の良さ学ぶ 基地内で英語力向上研修 小学校教諭の英語力や指導力の向上を目的に、外務省はこのほど、米軍嘉手納基地内の嘉手納エレメンタリースクールで研修会を開き、県内の小学校教諭とALT(外国語指導助手)28人が参加した。米国防省教育局、米国務省の協力で実現した取り組みで、米軍基地内での研修会は昨年11月に次ぎ2回目。 2019/06/05
教育 初の公設民営、空き教室活用 石垣小に放課後児童クラブ 石垣小学校内の空き教室を利用した放課後児童クラブが1日、開所した。市内で11カ所目の放課後児童クラブで、石垣市が設置し、民間団体が運営する初の「公設民営」型となる。児童は同校の授業を終えたあと、そのまま通うことができ、関係者は「学校と同じ敷地にあるので、保護者も安心して預けることができる」と開所を歓迎している。 放課後児童クラブは、保護者が昼間家庭にいない小学生の児童を授業終了後に受け入れ、学… 2019/06/02
教育 医師「離島枠」拡大など尽力 鳩間島出身の大城氏慰労 琉球大前学長、3月退任 琉球大学学長を6年間務め、今年3月に退任した竹富町鳩間島出身の大城肇氏の慰労激励会が5月31日夜、那覇市内のホテルで開かれた。鳩間島の在沖郷友会や、出身校である八重山高校の同期生らが実行委員会を組織。会場には沖縄本島や八重山から多数の来場があり、大城氏の業績をたたえた。大城氏は学長時代、離島でも同大の授業が受けられる「サテライトキャンパス」の設置、医学部の「離島枠」拡大、琉球大学と提携する国外の… 2019/06/02
教育 伝統的な作物を復興 クモーマミ収穫に喜び 竹富島 星のや竹富島(本多薫総支配人)はこのほど、施設内の畑で在来種の大豆、クモーマミ(小浜大豆)の収穫作業を行った。竹富島から失われたクモーマミの復興プロジェクトの一環で、竹富小中学校の児童生徒ら26人が参加、約1時間の作業で60株ほどを収穫した。 同プロジェクトは「島の子どもたちと竹富島の食文化を継承していこう」をテーマに2019年1月に始動、八重山農林高校からクモーマミの種子を譲り受け、2月には… 2019/05/23
教育 きょう創立123年 夢いっぱいの学校目指す 宮良小 石垣市立宮良小学校(仲間一史校長、全児童134人)が17日、創立123年の記念日を迎えた。15日には草刈りで「宮良123」と表された運動場に全児童・全職員が集まり、ドローンを使って上空から記念撮影。16日には全児童が朝会で学校の歴史を学び、昼食時にカップケーキで一足早い記念日を祝った。 2019/05/17
教育 9団体児童が決意表明 放課後子ども教室が開級 石垣市内の小学校で児童が放課後、学習やスポーツなどさまざまな活動を行う「放課後子ども教室」の2019年度・合同開級式が12日、石垣市民会館中ホールで開催され、市内小学校の8校13団体のうち、7校9団体が参加し、決意発表として今後の目標や抱負を述べた。 石垣安志教育長は「安全安心に過ごせる放課後教室を利用して学習や体験活動をしてほしい。スポーツと勉強を両立して頑張って」と激励した。 川平小学校… 2019/05/13
教育 パイオニアスクール展開 竹富町教委 今年度、町内7校で実施へ 竹富町教育委員会が2019年度から「海洋教育パイオニアスクール」を展開する。同計画は、各学校などで行われている海洋教育にてこ入れし、海洋教育カリキュラムを開発するなど充実・強化を図るもの。今年度は竹富町海洋教育推進計画を策定し、町内の7校をモデル校として計画を進める方針。 竹富町教委は日本財団や笹川平和財団海洋政策研究所などが主催する、「2019年度海洋教育パイオニアスクールプログラム」に応募… 2019/05/03
教育 スキルアップに全力 八重山バスケ強化クリニック 八重山バスケットボール協会(安里整会長)は28日、真喜良小学校体育館で第1回U―12八重山バスケットボール強化クリニックを開催した。3対3の大会などで活躍する宮里航貴氏やBリーグの元琉球ゴールデンキングスの新城真司氏らをコーチに、石垣市内をはじめ離島から参加した89人の児童らにドリブルやシュートなど、個人のスキルアッププログラムを指導した。 コーチが基礎的な姿勢や手の動かし方、前を向いてフェイ… 2019/04/29
教育 園児「がんばれ―、はなこ」 子ヤギ誕 生命の尊さ学ぶ にしのもり保育園 にしのもり保育園(石垣市新川、池田哲子園長)で11日、飼育しているヤギの「はなこ」が赤ちゃん1頭を出産した。園児らは、陣痛から出産までの様子を身近で観察し、命の尊さを肌で学んだ。 この日午前11時ごろ、いつもと違った鳴き声に気付いた職員が小屋に駆けつけ、産気づいた「はなこ」を見つけた。小屋の前に集まった園児らは当初、急な出産の立ち会いに戸惑っていたが、赤ちゃんの足や顔が徐々に見えてくると「はな… 2019/04/15
教育 1人だけの入学式に 梅田ももさんを歓迎 大本小 八重山郡内の多くの小中学校で9日、入学式が開かれ、新1年生となった児童生徒らが新たな学び舎の門をくぐった。 この日、石垣市立大本小学校(知念克治校長)では1人だけの入学式が同校体育館で開かれ、新1年生の梅田ももさんの入学を、教職員をはじめ、保護者、地域住民、卒業生らが祝福した。小さいころから同校の行事にも参加しているというももさんは「学校のお兄さん、お姉さんといろんな遊びをしたい」と照れくさそ… 2019/04/10
教育 入学式シーズン始まる 伊原間中は16人が船出 入学式シーズンが8日から始まった。石垣島最北端の中学校、伊原間中学校(友利始夫校長)では、入学式が同体育館で行われ、新入生16人が中学校生活を歩み出した。保護者や地域住民らも参加し、新たな船出を祝った。 式で友利校長は「大きな希望や期待もあれば不安もあると思う。恐れずチャレンジし失敗や悩みを乗り越え成長してほしい」と激励。 「仲間と支え合い、大人への階段を一歩づつ昇り素晴らしい中学校生活を過… 2019/04/09
教育 補助金も「決断の要因」 石垣の雰囲気に魅了され復職 レッツ 島の保育士㊦ 待機児童ゼロを目指す石垣市は、島外から引っ越して市内の保育施設で勤務する保育士に対し、渡航費や生活準備金として40~50万円を支給している。保育士誘致に向けた優遇策の一環。大阪府から移住し、現在は幼保連携型認定こども園なごみの広場(杉本洋介園長)で勤務する松本一平さん(32)は、市の補助金について「間違いなく、石垣島に来る決断をさせた要因の一つ」と振り返る。 大阪の専門学校で保育士資格を取得し… 2019/04/06