社会 いんのた会が海浜清掃 島民迷惑、漂流ごみが深刻 竹富島 竹富島のいんのた会(藤井幸吉会長)はこのほど、島の北側の海岸線を中心に、海浜清掃を行った。地域住民や中学生、石垣島からは郷友会メンバーも加わり、約20人が2時間かけてトン袋9袋もの大量の漂着ごみを回収した。 ペットボトルをはじめ発泡スチロールやビニール袋など、プラスチック系のごみが非常に多く、八重山の海のプラスチック汚染が懸念される。ほとんどが漂流物と思われ、中には中国語の簡体字や繁体字、ハン… 2019/03/07
社会 高校入試がスタート 13日合格発表 きょうまで 2019年度県立高校一般入試が、6日から2日間の日程で始まった。八重山会場は計7会場。各会場で生徒が受験し、志望校合格に向けペンを握った。合格発表は13日。 八重山地区会場は八重山高校、八重山農林高校、八重山商工高校、八重山特別支援学校の4校。竹富町と与那国町では、出張検査場として大原中学校、波照間中学校、与那国中学校の計6会場で試験が行われた。 初日の6日は、国語、理科、英語。7日は社会、… 2019/03/07
社会 「農福連携」モリンガ管理 島内6次化、計画スタート 石垣 石垣島で健康食品として知られるモリンガの栽培、加工、製造、販売を一挙に手がける島内六次産業化体制の計画が進んでいる。順調に行けば、4月に沖縄モリンガ事業協同組合が発足。同協同組合が中心となり、就労支援所と連動する「農福連携」計画がスタートしている。 2019/03/07
社会 地域見守り体制強化 八重山署と郵便局が協定 不審者情報など情報共有へ 地域の見守り体制を強化しようと、八重山署(与那嶺一文署長)と八重山郵便局(西里博務局長)は6日、同署で「犯罪の起きにくい社会づくりに関する協定」を締結した。同協定では路上寝込み、不審者情報、行方不明者、子どもの見守りなどに関し、相互連携して情報共有を行う。今後、郵便局の全ての車両とバイク約100台に「防犯パトロール」と記されたステッカーを貼り、局員は職務を行うなかで「ながら見守り隊」として活動す… 2019/03/07
社会 知事「大きなうねりに」 辺野古、米活動家と会談 玉城デニー知事は5日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る工事の中止を求めて新たな署名活動を始めた、ハワイ在住の人権活動家で日系4世のロバート梶原さん(32)と県庁で会談した。梶原さんの活動に「沖縄や辺野古を知らない人たちの関心を呼び、大きなうねりとなって世界に広がった」と感謝を述べた。 梶原さんは「(2月24日の)県民投票後も、辺野古移設反対の民意を支えるために貢献したい。沖… 2019/03/06
社会 園児がみそ汁作りに挑戦 「災害時にも役立つ」と期待 JA八重山女性部 みそ離れしている子どもたちに、食育を兼ねたみその普及活動として、JAおきなわ八重山支店女性部の添盛文子部長ら4人が4日午前、あらかわ幼稚園(佐事安弘園長)を訪れた。園児ら14人がお湯を注ぐだけで簡単にできるみそ汁の素「みそ丸」作りに挑戦した。 女性部は昨年11月、同園でみそ作りを指導。園児らは、約2カ月かけて発酵させたみそに、にぼしやかつおだしの粉、乾燥させたねぎを混ぜ合わせ、1食分ずつ丸めて… 2019/03/05
社会 赤土流出防止対策を体験 キビの補種やヒマワリ播種 崎枝 赤土が海に流出し、サンゴに被害を与えていることを広く知ってもらおうと「畑と海をつなぐサンゴのまつり」(主催・NPО法人石西礁湖サンゴ礁基金など)が3日、崎枝地区のサトウキビ畑などで開かれた。参加者が赤土流出対策として株出しの補植に汗を流した。 2019/03/05
社会 世代超えて大合奏 「さんしんの日」に270人 「さんしんの日」の3月4日、石垣市総合体育館で第19回さんしんの日サンシン大合奏会(主催・同実行委員会、石垣市文化協会)が開かれた。大人や子どもなど老若男女約270人が参加し、世代を超えて大合奏した。 市文化協会の高嶺幸子副会長は「メインアリーナから沖縄の宝、三線の響きを世界に発信しよう」とあいさつ。 実行委員会の糸洲長章委員長は、「八重山古典民謡愛好者は地元八重山のみならず、沖縄、本土へと… 2019/03/05
社会 毎回、新しい発見や学び 伊藝さんが4模合を主催 那覇市の元小学校校長で、那覇日台親善協会会長の伊藝美智子さんは現在、スイーツ会、ドリーム会、あいあい会など4つの模合(もあい)を主催している。模合の参加者は皆、女性。7年目を迎える会もあり、月一回の模合の集まりを楽しみに集まっている。 沖縄の模合は、基本的に本土の頼母子講や、無尽講に当たる相互扶助の役割を果たす。人々がグループを組織して金銭を支払い、順番に金銭の給付を受けるシステムだが、人々が… 2019/03/05
社会 住民投票、再び焦点に 野党が議員発議で提案 石垣陸自配備 15日に取り扱い協議へ 石垣市議会(平良秀之議長)の野党は、石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票条例案を4日までに議員発議で提案した。15日の議会運営委員会(仲間均委員長)で条例案の取り扱いを協議し、最終本会議で即決するか、常任委員会に付託して継続審査とするか決める予定。防衛省は既に駐屯地建設の用地造成工事に着手しているが、市議会では、住民投票実施の是非が再び焦点になる。 2019/03/05
社会 店舗数、体験コーナー充実 バザールに多くの市民 第2回つんまあせーカルチャーバザール(石垣市主催)が2日、石垣市民会館屋外スペースで開かれ、食品販売や工芸品、体験コーナーなどに多くの市民が参加した。 同バザールは市民会館内に設置された「シマノバ」と協働する形で実施。2月16日に初開催し、今回で2度目。3月10日には第3回イベントが行われる予定。 今回のバザールでは店舗数が前回の13店舗から18店舗に増加。ワークショップではワラぞうり作りや… 2019/03/03
社会 県民投票に高い関心 宜野湾などで現地レポート 中国報道ウォッチ 2月24日に投開票された「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票に、中国メディアが高い関心を示している。中国国営テレビは投開票翌日のニュースで、宜野湾市や名護市からの現地レポートも交え、米軍基地問題に揺れる沖縄の現状を詳報。中国が、在沖米軍基地を巡る情勢を自国の安全保障に直結する問題として注視していることがうかがえる。 2019/03/03
社会 4地区住民、防衛省と対立 陸自配備巡り面談緊迫 石垣島への陸上自衛隊配備に向け、防衛省沖縄防衛局が駐屯地建設の用地造成工事に着手した。工事着手に先立ち2月27日、配備に反対する於茂登、開南、川原、嵩田の4公民館と防衛省職員が川原公民館で面談したが、対立は解消せず、緊迫したやり取りが続いた。住民側の懸念と防衛省側の回答をまとめた。 2019/03/03
社会 島野菜使って料理コン 白保小、韓国風料理でV JAおきなわファーマーズマーケット主催の2018年度おきなわキッズ野菜料理コンテストが2日、石垣市健康福祉センターで開かれ、島野菜を活用し韓国風料理を作った白保小学校の「さぶっ子」チームが優勝した。 同チームは全員白保小の6年生で、山里優美さん、荻堂夢璃菜さん、柏原隼大君の3人。料理テーマは「大切な人と食べたい島野菜韓国風料理」。 メニューは「お出汁で食べる和風きんぽ」「島やさいと石垣牛のチ… 2019/03/03
社会 「日本一美しい星空」 宮地さん写真展始まる 元石垣島天文台所長で、美(ちゅ)ら星ガイド・アドバイザーの宮地竹史さん(70)の「やいまの美ら星」写真展が1日から、南の美ら花ホテルミヤヒラで始まった。宮地さんが撮影した八重山の美しい星空の写真が21枚展示され、訪れた人たちの目を楽しませている。31日まで。 宮地さんは石垣島天文台を定年退職後、石垣島をはじめ、小浜島、嘉弥真島など周辺離島で天の川などをカメラに収めた。「仕事を終え、個人の目で星… 2019/03/02
社会 園長「何も変わってない」 防衛局が緑ヶ丘保育園に報告 2017年12月7日に米軍機の部品と思われる物体が緑ケ丘保育園(宜野湾市)で見つかった事案で、沖縄防衛局は1日、担当職員を同園に派遣して調査状況を報告した。報告内容に園長の神谷武宏氏は「何も変わってない。なぜ1年も過ぎた今ごろ来たのか、疑問だ」と述べ、不満をあらわにし、再度の現場調査を求めるとともに米軍に対して園の上空飛行を禁ずることを要請する文書を担当職員に手渡した。 2019/03/02
社会 450人、学び舎を後に 市内県立高校で卒業式 石垣市内の県立高校で1日、2018年度卒業式が開かれ、八重山高校、八重山農林高校、八重山商工高校、同定時制で計450人が卒業した。卒業生は思い思いの表情、眼差しで自らの母校と向き合い、学び舎を後にした。 2019/03/02
社会 駐屯地建設工事進む 反対派が集会「強く抗議」 石垣陸自配備 石垣島への陸上自衛隊配備に向け、防衛省沖縄防衛局は2月28日、平得大俣地区で駐屯地建設の用地造成工事を進めた。「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」は1日、建設地の旧ゴルフ場(ジュマールゴルフガーデン)入口で抗議集会を開き、約100人が参加。「ミサイル基地工事強行に満腔(まんこう)の怒りを込めて強く抗議する」と工事中止を求める声明を採択した。 2019/03/02
社会 賛成派「早く完成を」 反対派「民主国家か」 陸自配備着工 防衛省が2月28日、石垣島への陸上自衛隊配備に向け、駐屯地建設工事に着手したことを受け、島内の配備推進派は「早く完成させてほしい」と歓迎。配備反対派は「民主国家のやることか」と反発を強めた。 2019/03/01
社会 清楚なピンクの花開く 陽気に誘われたセイシカ 石垣島と西表島だけに自生するセイシカの花がほころび始めた。ツツジ科の常緑低木で、通常3月下旬から開花するが、このところの陽気に誘われてか、約1カ月早く花をつけた。 石垣市のバンナ公園セイシカの園では、淡いピンク色の花が数輪咲いている。ツツジのような華やかさと違って、清楚な雰囲気が漂う。 高さ2㍍余りの木々にはつぼみがびっしり。草刈り作業の男性は「いつもより開花が早い。3月には満開するのでは」… 2019/03/01