季節 日本一早い桜まつり 今帰仁、来月21日まで 沖縄本島北部にある世界遺産・今帰仁城跡では、全国に先駆けて春の訪れを告げる「第12回 今帰仁グスク桜まつり」が始まった。2月21日まで開催される。 1~2月の沖縄は桜シーズンで、濃いピンク色の花が釣鐘のように咲く「ヒカンザクラ(緋寒桜)」が開花している。上着を脱いで半そでになる観光客もいるほどの晴天に恵まれた28日の開花状況は、城跡内の場所によって2~4分咲きとなっており、2月上旬に満開になる… 2019/01/29
季節 寒さに負けず月桃の花咲く アマチュアカメラマンで民宿たいらファミリー(平良正吉代表)の平良八重子さんが22日、市内伊原間の船越漁港付近で寒さに負けず咲く月桃の花(サンニン)を撮影した。 月桃は、ショウガ科ハナミョウガ属の常緑多年草で、葉は濃緑色。光沢があり、独特の香りがする葉は、ムーチーを包んだり、肉や魚を包んで蒸し焼きになどに利用されているほか、近年ではハーブティーや石けん、化粧品などの加工品にも使われている。 撮… 2019/01/26
季節 アーサ採り最盛期 海岸に緑のじゅうたん出現 今年もアーサ採りのシーズンが到来し、八重山各地の海岸で収穫が始まっている。 アーサ(和名ヒトエグサ)は隆起サンゴ礁石灰岩の岩場に生える海藻の一種。12月末から収穫でき、1~2月に最盛期を迎える。収穫したアーサは澄まし汁にしたり、天ぷらにしたりして食べる。 高気圧に覆われ、穏やかな天気となった24日、石垣市の白保海岸では潮が引き始めた正午過ぎから緑のじゅうたんを敷き詰めたような岩場が現われ、ア… 2019/01/25
季節 カンヒザクラ開花 気温は観測史上最高の27.7度 11日、久方ぶりの晴れ間に見舞われた八重山地方は、観測史上、1月としての最高気温を波照間集落付近と波照間空港と石垣島盛山で観測した。波照間では27・7度、波照間空港では27・9度で、5月上旬並みの気温となった。石垣島でも11日午後2時51分に今年最高の27・1度と4月下旬並みの最高気温を記録した。 バンナ公園では、カンヒザクラがピンクのつぼみを膨らませ、一部では開花も見せ、公園を散歩する自然愛… 2019/01/16
季節 長雨で〝フル稼働〟 コインランドリーに人出 昨年末からの長雨で石垣市内のコインランドリーは、洗濯物を抱えた人々がひっきりなしに利用している。 気象台によると、この雨は大陸からの寒気や湿った空気の影響によるもので、石垣島では昨年12月23日から曇りや雨の多い日が続いている。 年明け後の4日と5日の午前中は久しぶりに晴れ間が広がったものの、時折、雲に覆われ、格好の洗濯日和とはいえない天気。 最近は衣類乾燥機付きの除湿機で濯物を乾かす人も… 2019/01/07
季節 那覇JCが新春もちつき大会 参拝者に無料で振る舞う 護国神社 那覇青年会議所(那覇JC)(天願邦弘理事長)は6日、那覇市奥武山の沖縄護国神社で新春もちつき大会を開き、もちをお汁粉にして参拝者に無料で振る舞った。 10㌔のもち米を用意。親子連れなどが数回に分けてうすに入れ、きねでついた。予想を超える人が集まり、開始から約30分で、もちはなくなった。 朝から曇ったり晴れたりを繰り返す空模様で、時おり小雨も降る天候だった。だが、三が日直後の日曜日だったことも… 2019/01/07
季節 冬のサガリバナ開花 寒さに負けず24時間 アマチュアカメラマンで、民宿たいらファミリー(平良正吉代表)経営の平良八重子さんが3日午後、石垣市登野城でサガリバナを撮影した。2011年からサガリバナの保全活動にも取り組んできた平良さんは「今の時期でもサガリバナは開花するが、寒さでつぼみのまま枯れることが多い。夜に開花し朝方には散ることから〝幻の花〟と言われるが、冬場に咲き、しかも24時間開花を保ち続けるサガリバナこそ、幻の花」と強調した。 … 2019/01/07
季節 駅伝通し新春祝う スポーツで地域住民交流 大浜公民館 第43回新春駅伝記念大会(主催・大浜陸上愛好会、大浜公民館)が年明けの1日、同公民館前を発着点として開かれ、地域住民が駅伝を通して新春を祝った。 同大会の開会式は午前8時に開始。長浜信夫大会長は「無理せず楽しく最後まで、タスキを渡してゴールして下さい。笑顔で走って、交流・親睦を深めてほしい」と主催者あいさつ。福島英和公民館長は「力を合わせて完走してほしい」と選手を激励した。 レースは午前9時前… 2019/01/06
季節 消防体制の充実強化へ 出初め式で決意新た 沖縄市 沖縄市消防出初め式が5日、市民会館大ホールで行われた。市消防本部や消防団、女性防火クラブなどが集結し、市民の防災意識の向上と消防体制の充実強化に努める決意を新たにした。県消防協会中部地区支会より消防職員7人、消防団員9人に永年勤続章が与えられた。 沖縄市消防本部の仲宗根繁消防長は「本市消防本部は地域住民の安全を確保する消防体制の強化に向けて消防車両や資機材など、消防装備の充実と高度化を進めてい… 2019/01/06
季節 真っ赤な球形の花が見ごろ オオベニゴウカン開花 球形の花を咲かせるオオベニゴウカンが見ごろを迎えている。 ボリビア原産のマメ科の常緑低木で高さは2㍍内外になる。ギンゴウカンと呼ばれるギンネムの仲間で、12月から2月ごろにかけてギンネムより一回り大きい花径4㌢くらいの化粧用パフに似た真っ赤な花をたくさん咲かせる。 花は線状の長い雄しべが数多く集まってできており、遠くからでもよく目立つ。別名キャリアンドル。熱帯の花だが、なぜかこの時季に開花し… 2018/12/27
季節 芳香を放つサガリバナ 幻の花が開花 アマチュアカメラマンで、民宿たいらファミリー(平良正吉代表)の平良八重子さんが24日、天川地区でサガリバナを撮影した。 サガリバナは、マングローブの構成樹種の一つで、開花時期は夏から秋。夕方から夜間にかけ、白からやや桃色の花が垂れ下がるように開き、芳香を放つ。 平良さんによると、今の時期でもサガリバナは開花するが、つぼみのまま枯れることが多いため、ひと房でたくさん咲くのは珍しいという。 平… 2018/12/25
季節 きょうXマス・イブ ケーキ店、準備に大忙し 25日のクリスマスを前に、石垣市内の洋菓子店は準備に余念がない。メームイ製菓本店(金城栄之助代表)=新栄町=は23日、クリスマスイブに向けて、300個以上のクリスマス用デコレーションケーキの準備に取りかかった。24日に準備するクリスマス当日の分を合わせると1000個以上は作る見込み。店内では6人体制で、デコレーションケーキ作りや来客の対応に臨んでいる。 金城代表(25)は「普段から生クリームケ… 2018/12/24
季節 初めての餅つきに大笑い 竹富小中校 児童生徒初体験 冬休みを直前に控えた22日、竹富小中学校の児童生徒らが本格的な餅つきを楽しんだ。主催はこぼし子ども会(新井貴子会長)とこぼし子ども育成会(根原哲也会長)。 竹富島の子どもたちの多くは餅つきは初めての体験だが、次第に慣れてくると、かけ声を出しながら力強く餅をつくことができた。完成した餅はきな粉や小豆をトッピング。この日はPTA主催のミニ駅伝大会も開かれていたため「駅伝より疲れた」などと笑いながら… 2018/12/24
季節 リュウキュウツチトリモチ ニョキニョキ発生 12月に入って、屋良部半島の海岸に近い山林の暗がりに、リュウキュウツチトリモチの華麗な赤い姿が見え始めている=写真。 被子植物で地上に出る部分が8㌢ほどの多年生の寄生植物。キノコではない。クロヨナ、オオバギ、リュウキュウガキなどの根茎に寄生する。最初はピンクの花穂は受粉すると黒く変色する。写真は、変色して黒くなりつつある花穂が見える。花穂の下部に白い小さな雄花が見える。黒い糸状は雄花の茎。雌花… 2018/12/19
季節 黄橙色の実が真っ盛り タイワンレンギュウ 冬に花も実も楽しめるタイワンレンギョウの実がいま真っ盛りだ。春から秋にかけて白や紫色の香水のような香りのする花を咲かせたあと、晩秋から翌春にかけて直径8ミリ前後の黄橙色の鮮やかな実が垂れ下がるようにして鈴なりになる。花も可愛らしいが、それに劣らず、実も可憐(かれん)で美しい。 花期が長いため、花と実が同時に楽しめるのも、この植物のいいところ。原産地は熱帯アメリカ。クマツヅラ科の常緑低木で、庭木… 2018/12/11
季節 沖縄は夏日…全国は冬へ きょう大雪 きょう7日は二十四節気の一つ大雪(だいせつ)。沖縄ではピンとこないが、平地にも雪が降り、九州では初氷が張り、全国的に冬一色になるころとされる。沖縄地方はこのところ、夏日が続くなど、師走とは思えない暖かさが続いている。 6日は竹富町波照間と南ぬ島石垣空港(盛山)で最高気温が平年より5.9度高い29.4度まで上昇。波照間空港がある志多阿原(したばる)では12月の観測史上最高の29.2度を観測した。… 2018/12/07
季節 初冬の花キク開花 師走彩る風物詩 晩秋から初冬にかけて開花するキクが咲き出した。キク科の多年草で、日が短くなるころに咲く短日性植物として知られる。 花色も赤、白、ピンク、黄色と多彩。民家の庭先では、びっしりと付いたつぼみが次々と花開き、辺りにほのかな香りを漂わせている。 「菊香る師走」というようにキクは師走を彩る風物詩でもある。昔から人々に親しまれてきた植物で、サクラとともに日本の国花としても有名。 奈良時代の万葉集や平安… 2018/12/01
季節 しめ縄出荷スタート 今年は目標2千600本製作 八重山育成園 市内の多機能型事業所八重山育成園(東金城達三施設長)で29日午後、施設利用者が丹精込めて製作したしめ縄の出荷がスタートし、利用者や職員らがテープカットや鳩の放鳥、三三七拍子で盛大に見送った。 同施設では、生産活動の一環として約40年以上前からしめ縄作りに取り組んでおり、出荷セレモニーは毎年行われる恒例イベント。この日は、645本が市内のスーパーに出荷された。目標としている製作個数は2千600本… 2018/11/30
季節 「沖縄の玄関口に」 イルミネーション点灯 カフーナ旭橋 沖縄都市モノレール旭橋周辺を再開発した市旭町の「カフーナ旭橋B街区」の2ゲートプラザで16日夕、イルミネーション点灯式(主催・カフーナ旭橋まちづくり協議会)が開かれた。日が暮れた午後6時過ぎ、壺川通り沿いの同施設と道を挟んで向かい側のカフーナ旭橋A街区、周囲の樹木の電飾3万球に灯りがともった。青と白の光が輝き、行き交う人たちの目を楽しませた。 カフーナ旭橋まちづくり協議会の大城竹智代表は「多く… 2018/11/17
季節 原料生産量8万3千㌧ 来月6日から操業開始 石糖 石垣島製糖(松林豊社長)の2018/19年期原料委員会が16日、同社で開かれ、今期の原料生産量が8万3838㌧(前期比17・8%減)であることが報告された。製糖開始は12月6日、終了は来年3月21日を予定している。 収穫面積は1393㌶(同2・9%減)、10㌃当たり収量は6㌧18㌔(同15・4%減)。作型別の面積と生産量は、夏植えが480㌶で3万7506㌧、春植えが179㌶で1万45㌧、株出し… 2018/11/17