暮らし 有事の通信環境確保へ 防災強化に3者で連携 ㈱ユーグレナ(出雲充代表取締役社長)、㈱チャレナジー(清水敦史代表取締役CEO)、石垣市(中山義隆市長)は27日午前、八重山殖産株式会社内で「災害時における通信施設及び情報発信等の相互応援に関する協定」を締結した。 昨年9月末に見舞われた台風18号の通信障害などを踏まえ、有事発生の際、石垣市民、観光客、市内事業者等の安全確保が目的。3社で情報共有を行い、八重山殖産の敷地内に設置されているチャレ… 2020/01/29
暮らし ワクチン接種、来週検討 豚コレラ、県対策定まらず 玉城デニー知事は16日の定例記者会見で、国が促している豚コレラ(CSF)のワクチン接種と沖縄固有種の豚「アグー」の離島への隔離について、来週、関係者や専門家で構成する県CSF防疫関係者会議を設置して検討する考えを示した。ただ、会議の議論の結果によってはワクチン接種を行わない可能性もあるとしており、県の方針は定まっていない。 会議は、県農水部長、環境部長のほか、JA、市長会、町村会、獣医師会、養… 2020/01/17
暮らし 命名「とぅぬすく公園」 登野城地区内に3カ所目 石垣市の登野城土地区画整理事業で昨年11月末に完成した「第2号公園」が「とぅぬすく公園」と名づけられ、10日午前、同公園で登野城小学校(宮良勝也校長)の4年生、102人が参加し、テープカットと除幕式が開かれた。「とぅぬすく公園」の命名には、登野城小学校の4年生が協力し、小池美寿々(みすず)さん(10)の案が採用された。 同公園は南北に高低差3メートルをフラットにし、段差のない公園として有効面積… 2020/01/11
暮らし 県内待機児童3271人 無償化で申し込み児童増 石垣市、再び100人超に 県は9日、認可保育園などに入園できない待機児童数が2019年10月1日現在(速報値)で3271人(前年同月比4人減)だったと発表した。申し込み児童数は6万5655人(同4115人増)で過去最高となった。県は21年度末の待機児童ゼロを目指すが、同月から始まった幼児教育・保育の無償化などの影響で保育を希望する親は増加を続けており、目標達成の道のりは依然厳しい。 待機児童数は石垣市が102人(同9人… 2020/01/10
暮らし 高校進学率などで横ばい 知事「県政の最重要課題」 子の貧困対策推進会議 県は9日午後、今年第1回目の子どもの貧困対策推進会議(議長・玉城デニー知事)を県庁で開催し、2018年度施策の進ちょく状況を報告した。41指標中、目標達成は8指標、160の重点施策の中で着手したのは148施策だった。 玉城知事は「子どもの貧困対策は県政の最重要政策だ。子どもの居場所の設置は県内で170カ所に及び、効果も表れている」と強調。県庁内の各部局が連携して施策を進めるよう指示した。 事… 2020/01/10
暮らし 死亡事故ゼロ 県内最長に 4年1カ月超、本部署抜く 住民の安全意識向上 八重山署 八重山署(島尻重美署長)管内での交通死亡事故ゼロが20日で1494日に達し、本部署管内を抜いて県内最長記録を更新した。記録は現在も更新中で、既に1500日を超えており、4年1カ月以上に及んでいる。同署は住民の交通安全意識向上や、交通安全ボランティアの努力などを要因に挙げている。 2019/12/29
暮らし 「世界に誇れる美崎町に」 地域の若者らMAM設立 石垣市美崎町の発展を考えようと、美崎町自治会青年部を中心にした「美崎町エリアマネジメント」(MAM、仲間光代表)が設立された。25日午後、仲間代表らが美崎町自治公民館で記者会見し、発表した。 MAMは「世界に誇れる美崎町をめざして」をミッション(目標)に、美崎町が抱える建物の老朽化、防災対策、市役所移転後の経済の空洞化、治安の悪化などの課題解決に向け、地域の声を行政に働きかけていく。 仲間代… 2019/12/26
暮らし 大ホール、1年間休館 来年4月から設備更新工事 石垣市民会館 石垣市は23日、石垣市民会館の老朽化したメイン設備の更新工事を実施するため、大ホールを2020年4月から21年3月までの予定で休館すると発表した。86年の開館以来、1年間にわたる長期の休館は初めて。大ホールはさまざまな大規模イベントの場として親しまれているが、市観光文化課は「現状だと突発的な不具合が発生し、利用者に迷惑を掛けかねない」と理解を求めている。中ホール、展示室、会議室は引き続き利用可能… 2019/12/24
暮らし 30年ぶり島出身カップル 小浜で盛大に結婚式 人口約700人の竹富町小浜島で、島出身者同士の夫婦が30年ぶりに誕生。黒島亨太さん(27)と奈織(なお)さん(23)夫妻が21日、小浜公民館で結婚披露宴を開いた。30年前、奈織さんの父で町議の大久研一さんに続き、2代連続で島出身者同士の結婚。披露宴には親戚や同級生約330人が出席し、2人を盛大に祝福した。 2019/12/22
暮らし 幼児教育班(仮)設置へ 県、総合教育会議を開催 虐待防止条例も議論 県は19日午後、知事や関係部局、教育委員会が教育振興を目的に重点施策を議論する総合教育会議を開催した。教育や保育に関する施策を総合的に実施する幼児教育班(仮称)を県庁に設置し、関係機関の連携強化や指導計画を助言する幼児教育アドバイザーを非常勤職員として配置することを明らかにした。県が制定を目指す児童虐待防止条例の概要も説明した。 会議では、幼児教育の質を高める目的から幼児教育・保育連携推進プロ… 2019/12/20
暮らし 北部の救急、空白懸念 伊原間救急隊が急患搬送 離島から石垣島への急患搬送で、島北部にある市消防伊原間出張所の救急車が患者を新石垣空港から県立八重山病院へ搬送していることに対し「北部の救急体制に空白ができる」と懸念する声が上がっている。11日の石垣市議会一般質問で我喜屋隆次氏が追及し、大浜安久消防長は「庁内で再検討し、より良い方向へ改善したい」と述べた。 2019/12/12
暮らし 海上大荒れ、由布島も閉園 上原航路は一週間以上欠航 八重山地方の沿岸は荒れた日が続いており、海上交通や観光施設などに影響が出ている。7日現在、上原航路と鳩間航路は11月30日から1週間以上、長期間の欠航が続いている。特に7日は前線の影響などで海上は大しけになり、このため由布島の植物園が閉園、竹富島のグラスボート観光が欠航するなど、観光客にも影響が出た。 2019/12/08
暮らし 北部の情報通信環境整備 5日から受付開始 NTT「コラボ光」 県の超高速ブロードバンド環境整備促進事業を活用し、石垣市北部地域で5日から、情報通信環境を整備するための光ブロードバンドサービスの提供受付が開始された。市は同日午後に個別相談会、夜に住民説明会を伊原間公民館で開いた。提供開始日は来年1月14日から。 同事業では伊原間、平久保、野底、桃里、桴海の一部地域を対象に、NTT西日本から光回線を借り受けてサービスを提供する事業者「光コラボレーション事業者… 2019/12/06
暮らし 正社員有効求人倍率0.95倍 前年同月比0.17ポイント上昇 八重山郡内10月 八重山公共職業安定所(寺島浩代所長)は5日、初めて正社員有効求人倍率(原数値)を発表し、八重山郡内の2019年10月は0・95倍と、前年同月と比べ0・17ポイントの上昇だったと明らかにした。有効求人倍率は前年同月を0・32ポイント上回る1・94倍と2か月連続で上昇し、平成に入ってからの最高値を更新した。寺島所長は「正社員の求人はまだまだ少ない。長期雇用は求職者の安心だけでなく雇用の安定、地域の安… 2019/12/06
暮らし きょうから運用停止 伊原間の救急隊対応 真栄里ヘリポート 離島から石垣島への急患搬送に使用している旧石垣空港跡地の場外離着陸場(真栄里ヘリポート)が6日以降、石垣市新庁舎建設工事の本格化に伴い運用が停止され、新石垣空港内にある第十一海上保安本部石垣航空基地が第一選択肢となる。市消防本部(大濵安久消防長)によると、伊原間出張所の救急隊がヘリコプターの到着時間に合わせて同基地へ出動し、患者を引き継いだ後に県立八重山病院に搬送、待機時間を極力抑える方向で調整… 2019/12/06
暮らし 一人当たり所得、与那国3位 県総生産4兆2320億円 2016年度 県は29日、2016年度市町村民所得を公表した。市町村内総生産は4兆2820億円(前年度比4・2%増)で、一人当たり市町村民所得は与那国町が402万3千円で北大東村、南大東村に次ぐ3位となった。成長率は建設業の成長が大きかった宮古が9・9%増で最大となった。玉城デニー知事は同日の記者会見で「アジアの活力を取り込む施策を引き続き推進し、好調な経済の恩恵を離島をはじめすべての市町村に浸透させ、県民所… 2019/11/30
暮らし 4年連続交通死亡事故ゼロ 県内記録まで1カ月 八重山署 交通安全対策等優秀警察署「交通死亡事故ゼロ1年達成」表彰が28日夜、八重山警察署署長室で行われ、昨年11月17日からの1年間死亡事故零件を達成した八重山警察署の島尻重美署長に県警から交通安全盾が授与された。同署は4年連続7回目の受賞で、2015年11月17日から交通事故死亡事故零を継続している。統計を開始した1972年以降、交通死亡事故零の最長期間は本部署の4年1カ月で、記録まで1カ月と迫った。… 2019/11/29
暮らし スマホで乗り継ぎ、実証実験 観光客の利便性向上期待 八重山を訪れる観光客が船舶、タクシー、バスを利用する際、スマートフォンで電子チケットを認証させるだけでスムーズに乗り継げるシステムの実証実験が26日から始まった。石垣市、竹富町などで組織する「八重山Maas(マース)事業連携体」が事業主体となり、来年2月まで実施。利用者数、利便性、今後の利用意向などを検証する。 2019/11/27
暮らし 入島料、ごみ問題などに活用 開始2カ月、協力呼び掛け 竹富島 竹富島の環境を保全しようと、9月1日から入島料の徴収がスタートして約2カ月が経過した。徴収業務に当たる一般財団法人竹富島地域自然資産財団職員の属(さっか)慎也氏に、島の現状と課題をインタビューした。 2019/11/21
暮らし 一つずつしっかり確認 火災予防運動スタート 「2019年秋季火災予防運動」が9日から全国一斉にスタートした。15日までの期間中、石垣市消防本部(大濵安久消防長)は特定防火対象物等の防火査察、幼稚園・保育園での啓発活動などを実施する。スローガンは「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」。 石垣市での火災予防の重点目標は①住宅防火対策の推進(住宅用火災警報器の設置及び放火火災防止推進)②防火対象物並びに危険物施設を対象とした立入検査を実施し… 2019/11/12