暮らし 毎回、新しい発見や学び 伊藝さんが4模合を主催 那覇市の元小学校校長で、那覇日台親善協会会長の伊藝美智子さんは現在、スイーツ会、ドリーム会、あいあい会など4つの模合(もあい)を主催している。模合の参加者は皆、女性。7年目を迎える会もあり、月一回の模合の集まりを楽しみに集まっている。 沖縄の模合は、基本的に本土の頼母子講や、無尽講に当たる相互扶助の役割を果たす。人々がグループを組織して金銭を支払い、順番に金銭の給付を受けるシステムだが、人々が… 2019/03/05
暮らし 店舗数、体験コーナー充実 バザールに多くの市民 第2回つんまあせーカルチャーバザール(石垣市主催)が2日、石垣市民会館屋外スペースで開かれ、食品販売や工芸品、体験コーナーなどに多くの市民が参加した。 同バザールは市民会館内に設置された「シマノバ」と協働する形で実施。2月16日に初開催し、今回で2度目。3月10日には第3回イベントが行われる予定。 今回のバザールでは店舗数が前回の13店舗から18店舗に増加。ワークショップではワラぞうり作りや… 2019/03/03
暮らし 4地区住民、着工中止要求 面談3時間、防衛省と平行線 石垣陸自配備 石垣島への陸上自衛隊配備計画を巡り、駐屯地建設予定地周辺の開南公民館(小林丙次館長)、於茂登公民館(喜友名朝昭館長)、川原公民館(大城潤一館長)、嵩田公民館(高宮耕館長)は27日夜、川原公民館で防衛省の担当者らと面談した。住民約100人が参加し、防衛省側に着工中止を要求した。会合は午後10時過ぎまで3時間超に及び、陸自配備による環境への影響などに懸念の声が続出。これに対し、防衛省側は近く用地造成… 2019/02/28
暮らし きょう予定の港湾スト延期 労組連合会 全国港湾労働組合連合会(中央執行委員長・糸谷欽一郎)は25日、2月28日に計画していた全港湾でのストライキの延期をホームページ上で発表した。 同連合会によると、継続的に折衝を行った結果、事前協議を厳格に運用することを約束したことなどを理由に、常任中執会議で延期を決めた。 同連合会は28日に、全港湾の全職種を対象に、28日から3月1日までの24時間ストライキを計画し、各地区港湾委員長に準備指示… 2019/02/28
暮らし 発酵プラント 3つの課題 処理費/運搬費/散布費 石垣市 「資源とエネルギーの循環で築く豊かな石垣市」と題したシンポジウム(沖縄県地球温暖化防止活動センター主催)が23日、石垣市健康福祉センターで開かれた。石垣市主催の第2部で同市は、メタン発酵プラントの状況を報告。処理費など3つの課題を紹介した。 2019/02/24
暮らし 抽選会にも大勢の人出 八重山かまぼこの日にぎわう 八重山かまぼこの日の22日、市内のかまぼこ店には大勢の人が詰め掛けた。この日、かみやーき小かまぼこ店(大城弘代表)では、購入した人全員を対象に、同店で使用できる商品券やかまぼこ1パックをプレゼントする抽選会も行い、大にぎわいだった。 大城文博店長は「操業は昭和9(1934)年とされるが、実はその前からやっているというから、90年以上になる。地域のお客さんに愛されてもらったおかげ。抽選会も日頃の… 2019/02/23
暮らし 家族の健康祈願も 十六日祭、祖先の霊を供養 後生の正月といわれるジュールクニチー(十六日祭)の20日、郡内各地の墓地ではご馳走などを供え、祖先の霊を供養する人たちの姿がみられた。 旧暦1月16日の年中行事で、宮古・八重山や久米島では旧盆と並んで盛大に行われる。 この日は曇り時々雨の予報だったが、それとは逆に終日晴天。竹富町波照間では平年より6・3度高い28・5度、与那国空港(所野)で平年を5・5度上回る27・9度と2月の観測史上最高気… 2019/02/22
暮らし 尖閣神社が移設・再建 遷座、竣工を関係者祝う 石垣市 船舶の安全を祈って2000年に尖閣諸島(石垣市登野城)の魚釣島に建立された尖閣神社の移設・再建にともなう遷座・竣工(しゅんこう)の奉祝祭が17日午前、同市桴海の同神社鎮座地で行われた。参列した関係者ら約60人が本殿へ祭神が移り、日本西端の守りと祈りの要所が完成したことを祝った。 同神社の祭神は天照皇大神と日本武命で、奉祝祭は堺神社(茨城県)の滑川裕二宮司、朝峯神社(高知県)の野村尊應宮司、多賀… 2019/02/18
暮らし ごみ収集車活用し街頭広報 石垣市、国内初のサービス チリツモ広報システム 家庭用ごみ収集車(パッカー車)のスピーカーを活用し、石垣市の行政情報や地域の公民館情報、民間企業のCMなどを知らせる「チリツモ広報システム」が8日から開始された。パッカー車とIT技術を組み合わせ、街頭広報として用いるというのは前例がなく、国内初となる。同システムを開発した合同会社MBC(前野尚史代表)は2014年11月26日に、「パッカー車を用いた街頭宣伝広報システム」として特許を出願。現在は特… 2019/02/09
暮らし 八重山病院跡地も候補 移転先、地域住民から期待も かりゆし病院 石垣市真栄里の旧石垣空港跡地に新築移転した県立八重山病院の隣接地への移転を市に要請している医療法人上善会かりゆし病院(橋本孝来院長)が大川の旧病院跡地を第二候補地として検討していることが分かった。 県は2019年度中に旧病院を更地にした後、県の出先機関や石垣市に対し、用地取得を打診することにしているが、その意思がなければ競売に付す考え。かりゆし病院は石垣市新川で1998(平成10)年10月、術… 2019/02/03
暮らし 加屋真島航路を整備へ 無人島活性化へ一手 竹富町 石垣直行便も就航可能に 竹富町が町内の無人島、加屋真島の航路浚渫(しゅんせつ)と船着き場整備のプロジェクトを進めている。同島へは現在、小浜島から3㌧以下の小型船がチャーター運航しているが、今回の航路浚渫で定期船同様となる19㌧クラスの船の入港が可能。同整備で将来的に石垣―加屋真島間の就航も可能となり、同事業が町内無人島活性化への一手となる。供用開始は2021年度を予定。 2019/02/01
暮らし 島の伝統豆復活へ 食文化継承で地域貢献 星のや竹富島 生産農家がゼロとなった竹富島の伝統豆「クモーマミ(小浜大豆)」を復活させようと、星のや竹富島(本多薫総支配人)が復興プロジェクトを展開している。28日、八重山農林高校(山城聡校長)から種を譲り受け、31日に同施設の畑で播種し、収穫後は豆腐作りを行う計画。竹富島の伝統的な食文化を伝承する地域貢献の一環となっている。 クモーマミは数年前まで生産者がいたものの、種子が死んでしまったことで生産が途絶え… 2019/01/29
暮らし 「紫外線から目を守って」 竹富町の子どもに啓発へ 法人と町教委が覚書 竹富町教育委員会の仲田森和教育長と、特定非営利法人「紫外線から眼を守るEyeS Arc(アイズアーク)」(理事長・佐々木洋金沢医科大眼科学主任教授)の溝渕竜三朗理事は24日、町内の児童生徒に対し、紫外線が目に与える影響に関する啓発を実施することを申し合わせる覚書に調印した。町教委で開かれた調印式で溝渕理事は「竹富町は全国一紫外線が強いエリア」との認識を示し「帽子やサングラスなどで、適切に紫外線か… 2019/01/25
暮らし 地元産葉野菜に影響 気象台が日照不足注意報 昨年末から続く長雨で石垣島地方気象台は18日、八重山地方に日照不足に関する気象情報を出し、農作物の管理などに十分注意するよう呼びかけている。 JAファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場では、年明けから地元産の葉野菜の搬入量が減少するなど、長雨の影響が出ている。 この雨は低気圧や前線の影響によるもので、八重山地方は昨年12月23日から曇りや雨の日が多く、日照時間の少ない状態が続いている。… 2019/01/22
暮らし 長雨で〝フル稼働〟 コインランドリーに人出 昨年末からの長雨で石垣市内のコインランドリーは、洗濯物を抱えた人々がひっきりなしに利用している。 気象台によると、この雨は大陸からの寒気や湿った空気の影響によるもので、石垣島では昨年12月23日から曇りや雨の多い日が続いている。 年明け後の4日と5日の午前中は久しぶりに晴れ間が広がったものの、時折、雲に覆われ、格好の洗濯日和とはいえない天気。 最近は衣類乾燥機付きの除湿機で濯物を乾かす人も… 2019/01/07
暮らし 常任委、今月から審議へ 住民投票条例、賛否拮抗 石垣島陸自配備 石垣市議会の総務財政委員会(砥板芳行委員長)は、石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票条例案の審議を今月中旬にも開始する。本会議で可決されれば住民投票が実施されるが、賛否は拮抗(きっこう)しており、審議の行方は見通せない。「安全保障問題は住民投票にそぐわない」とする与党側と、住民投票を配備阻止に向けた最終手段と位置付ける野党側の攻防が激化しそうだ。 地方自治法では議会に対し、… 2019/01/07
暮らし 平成最後のお正月 寿ぐ準備ピークに 大型スーパー、着々と 「平成」として寿(ことほ)げる最後の正月に向け、石垣市内の大型スーパーでは着々と準備が進められている。㈱サンエー(上地哲誠代表取締役社長)の石垣シティ(眞榮城学総合店長)=真栄里=では、新年に向け余念がない。 2018/12/29
暮らし 民間開発を前提に検討 跡地利用基本方針を答申 石垣市役所 石垣市役所現庁舎等跡地利用基本方針策定委員会の谷口正和委員長が27日、市役所に中山義隆市長を訪れ、同方針案を答申した。民間による開発を前提に「市民と来訪者との交流拠点」を目指すことなどを盛り込んでいる。中山市長は「跡地利用は市民の大きな期待がかかっている。しっかりと市民の声を聞き、議論したい」と語った。市は来年度以降、市民との意見交換や、民間企業の意向調査などに入る。 2018/12/28
暮らし カンムリワシ事故死最悪 今年8件、運転に注意を 石垣島 環境省石垣自然保護官事務所は27日、石垣島で今年、国の特別天然記念物カンムリワシの交通死亡事故が8件に達したと発表した。記録が残っている2010年以降最悪の件数。秋から春にかけ、例年カンムリワシの交通事故が多発する傾向にあることから、ドライバーに法定速度を守ってスピードを控えることなどを呼び掛けた。 同事務所によると、今月の死亡事故は3件。11日に石垣市宮良、25日に同伊土名、同日に同名蔵で発… 2018/12/28
暮らし 消火栓 正常稼働2校だけ 自治基本条例に疑問の声 石垣市議会(平良秀之議長)12月定例会は一般質問4日目の20日、石垣亨、仲間均、新垣重雄、石川勇作の4氏が登壇した。市教育委員会は、消火栓が設置されている小中学校11校中、正常に作動しているのは2校だけで、4校は全面改修が必要と報告。質問した仲間氏は「生徒の命を預かる皆さんがこれでいいのか」と追及した。 市教委の入嵩西覚学務課長によると、学校の消防設備は民間業者に委託して毎年1回点検を実施して… 2018/12/21