暮らし 新県立図書館が開館 面積2倍、各種コーナー充実 今年オープンした那覇市泉崎の複合施設「カフーナ旭橋A街区」に15日、新沖縄県立図書館が開館した。同市寄宮にあった旧館と比較し、延べ床面積は約2倍の1万3千85平方メートル、図書収蔵能力は約3倍の216万冊になった。クレーンやコンテナなどの機械を使い指示した本をカウンターまで運ぶ「自動化書庫」も完備され、約50万冊を収蔵する。カフーナの3階から5階までを占め、子どもたちが読書を楽しめるコーナーから… 2018/12/16
暮らし 地上5、地下1階で宜保に回帰 豊見城市新庁舎、お披露目 豊見城市は8日、同市宜保一丁目に建設を進めていた新庁舎の落成式や見学会、祝賀会を開催した。式典前には、山川仁市長や関係者らが、市役所と市議会の名が刻まれた銘石の除幕とテープカットを実施。多くの市関係者に見守られ、式典がスタートした。 あいさつで山川市長は、市民ニーズの高まりで、行政に求められる業務も多様化していると指摘。自然災害への迅速な対応も必要とし、新庁舎について「免震構造を採用し、非常用… 2018/12/10
暮らし 防犯対策強化へ協定 FMうるまと2警察署 石川署(宮城貴署長)とうるま署(與儀淳署長)は6日、コミュニティ放送局FMうるまと協力体制を確立する「地域の安全安心と相互協力に基づく広報」に関する協定締結式をうるま市IT事業センター2号館FMスタジオ前ロビー内で開いた。防犯・防災・交通対策をはじめ、地域に根ざしたラジオ局と相互協力を図り、両警察署管内における事件事故や災害、行方不明事案の発生事案や被害拡大の防止を目指す。 2018/12/07
暮らし 入所希望者の受け付け開始 那覇、16日には臨時窓口も 認可保育園 那覇市は3日、認可保育園などで4月入所の受け付けを開始した。期間は来年1月11日まで。初日は朝から多くの父母らが市役所3階のこどもみらい課窓口前に集まり、手続きを行った。 受付開始式で城間幹子市長は「待機児童の解消は市政運営の最重要課題。保育施設の増設や、潜在保育士の現場復帰を促す独自事業を実施するなど多くの施策を進めている」と強調。待機児童ゼロへ決意を示した。 2018/12/04
暮らし 自然資産団体 年内発足へ 来年度始動の竹富島入域料 入島した観光客から、任意の入域料として300円を徴収する竹富島の計画が進んでいる。2019年度導入に向け、島内では活動主体となる「一般財団法人・竹富島地域自然資産財団」(仮称)が年内発足の予定となっている。 竹富町地域起こし協力隊の鈴木祥浩氏によると、発足する一般財団法人は設立金300万円を目標に一口20万円で資金を募集。約20人の設立者のめどがたった。設立金は基本財産、登記、運営費に充てられ… 2018/12/01
暮らし 県内初の市民後見人誕生 「本人に寄り添った支援を」 沖縄市の吉田さん 認知症や精神・知的障がいなどで判断能力が不十分な人の権利を守るため、財産管理や身上保護などを本人に代わって行う成年後見制度に基づき、親族以外の一般市民が後見人となる「市民後見人」が11月28日、県内で初めて誕生した。那覇家庭裁判所沖縄支部から後見人として選任を受けたのは、沖縄市の吉田由美子さん(67)。「対象者の健康状態や思いを探りながら、本人に寄り添った支援を心がけたい」と語った。 これまで… 2018/12/01
暮らし 体験を通して移住イメージ 市内各所で見学体験 石垣市障がい福祉の仕事と住まいから考える「移住体験ツアー」が11月30日から12月2日まで市内各所で実施されている。 11月30日午後、東京、大阪からの参加者4人が市役所で開かれたオリエンテーションで概要説明を受けた。 中山義隆石垣市長は「石垣島は福祉人材が不足している。ツアーで石垣を知り体験を通し石垣移住を検討してほしい」とあいさつ。 この後、参加者4人は白保公民館に移動。まるたか農園の… 2018/12/01
暮らし セブン、沖縄初出店は来年7月 生産体制整い前倒しへ セブン―イレブン・ジャパンの子会社セブン―イレブン・沖縄(那覇市)は11月30日、沖縄県への初出店時期を従来予定の2019年秋から7月に前倒しすると発表した。弁当や調理パンなどの県内製造のめどが立ったため。那覇市とその周辺で複数店を同時オープンさせる計画。 沖縄県うるま市にデザートを製造する専用工場を建設することも発表した。年内にも着工する。既に建設を公表している同県浦添市の弁当、総菜工場に続… 2018/12/01
暮らし 120㌔の大物も イノシシ2頭を捕獲 県猟友会石垣地区の有志が23日、伊原間で猟銃によるイノシシ捕獲を実施した。18日に犬が2頭、傷を追わされて、被害が続く可能性があることから、駆除に取り組んだもの。 この日、約120㌔と約50㌔のイノシシを捕獲した=写真。なかでも、120㌔のものはこれまでにない大物で、参加したハンターも驚きの大きさ。畠を荒らして大きくなった可能性が高く、近隣農家には朗報にもなったようだ。 2018/11/24
暮らし 署名数6千筆突破へ 条例制定請求、成立の公算 陸自住民投票 石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画に対する賛否を問うため、石垣市住民投票を求める会(金城龍太郎代表)が住民投票条例制定に向け集めている署名数は、22日までに6千筆を超える見通しになった。地方自治法が定めている有権者の50分の1以上の署名数を大きく超え、条例制定の直接請求は成立する公算が大になった。 署名活動は10月31日から始まり、今月末までの1ヵ月間続く。同会によると署名数は21日まで… 2018/11/23
暮らし 日本漁船に操業停止要求 韓国警備艦、海保が拒否 第9管区海上保安本部(新潟)は21日、日本の排他的経済水域(EEZ)内の大和堆(やまとたい)周辺で操業していた北海道・根室漁協所属の漁船に20日夜、韓国海洋警察庁警備艦が操業をやめるよう無線で求めてきたことを明らかにした。9管は要求は認められないと連絡した。9管によると、現場は日韓の協定で両国の漁船が操業できるエリアだった。 20日午後8時半ごろ、操業中のイカ釣り漁船第85若潮丸(184トン)… 2018/11/22
暮らし 西表島の生き物満載 竹富町教委に特別編集本贈呈 生き物の愛好家でつくるNPO法人北九州・魚部(ぎょぶ)の工藤雄太事務局長ら4人が19日、竹富町教育委員会を訪れ、特別編集し4月に発刊した「ぎょぶる特別編集 西表島自然観」を30冊贈呈した。同本には西表島の魚、エビ、カニ、ゲンゴロウなどの生き物が全面カラーで紹介されている。今後、町内の小・中学校に配布される。 「魚部」は高校の部活動としてスタート。高校卒業後の2015年に任意団体として発足し、1… 2018/11/20
暮らし 保育士確保へ面接会 浦添市 パネル展も同時開催 浦添市と沖縄労働局(ハローワーク那覇)は2016年度に締結した雇用対策協定に基づき17日、市役所9階の講堂と展望ロビーで「保育士『見える化』求人説明・面接会」を開いた。市内26園による工夫を凝らしたパネルが並び、各園職員がそれぞれの取り組みなどを参加者へ説明した。 昨年に引き続き3回目の開催となり、ハローワーク那覇の嶺井律雄次長は「現場の様子が分かるようにパネルが展示され、また生の声を得られる… 2018/11/19
暮らし 石油、ガスの備蓄増 新支店、27日に竣工式 りゅうせき 石垣市内の南ぬ浜町に移転した㈱りゅうせきの新八重山支店で27日、竣工式典が開かれる。新支店での石油製品貯蔵量は1万4200㌔㍑となり、現油槽所の約2・2倍の規模。ガス製品貯蔵量は600㌧で約2・4倍と増加。貯蓄量が大幅に増加することで、台風シーズンでの供給体制強化が見込まれる。 新支店工事の総事業費は60億円。敷地面積は現油槽所の約3・3倍。石油製品貯蔵量の平均在庫日数は22日、ガス製品貯蔵量… 2018/11/17
暮らし 開院1カ月余、患者数増 案内表示など課題も 新八重山病院 県立新八重山病院(篠崎裕子院長)は10月1日の開院から1カ月余りが経過した。一般外来・救急を合わせた患者数は前年同月より231人多い1万39人が訪れた。経営課は「開業医を利用している人たちが新病院へ行ってみたいというのが数字に表れたのでは」と見ている。生まれ変わった新病院には「清潔で気持ちいい」という声がある一方で、「広くなった分、迷いそう」「案内表示が分かりづらい」との声もあり、改善すべき課題… 2018/11/17
暮らし キャッシュレス化で観光業サポートへ 琉銀、石垣・宮古・久米島と提携 離島経済の活性化に期待 琉球銀行(川上康頭取)は12日、石垣島、宮古島、久米島でキャッシュレス決済(カード決済)ができる環境を整えるため、クレジットカードなどの利用可能店を増やす開拓業務を、3島の商工会議所(商工会)や観光協会に委託すると発表した。増加する海外からの観光客による消費を促し、キャッシュレス化を拡大させる必要があるが、離島3島には対応している事業者が少なかった。 2018/11/13
暮らし 忘れてない?サイフにスマホに火の用心 秋季火災予防運動スタート 石垣市消防本部(宇根規光消防長)は9日午前、2018年度秋季火災予防運動の出発式を同本部で開いた。消防本部職員、石垣市消防団員らが参加して全国統一の「忘れてない?サイフにスマホに火の用心」を防火標語に掲げた。15日まで。 宇根消防長は「今年は昨年に比べ火災件数は減少傾向にある。昨年は11、12月に多くの火災が発生した。火災防予防を発信し火災防止に取り組んでほしい」と訓示。 沖縄県消防協会八重… 2018/11/10
暮らし 八重山グルメが満載 飲食業協支部、初のガイド本 沖縄県飲食業生活衛生同業組合八重山支部(浦崎英樹支部長・会員122社)は7日、大濱信泉記念館で会見を開き、「八重山グルメガイドBOOK」の発刊会見を開いた。同ガイドには会員の61店舗が掲載されており、食事や居酒屋などの情報が満載。スタンプラリーでは抽選で当たる特典付き。同支部のガイド本発刊は初めて。 同冊子は来島者向けのPRツールは多いものの、住民目線のガイド本が少ないことから発刊。フリーペー… 2018/11/08
暮らし 「健康長寿世界一」復活を 北部市町村〝やんばる宣言〟 北部12市町村は3日、北部地域が一丸となって推進する「健康づくりプロジェクト」を発足させるため、共同で「やんばる健康宣言」を行った。1つの都道府県や市町村が健康宣言する例はこれまでにもあるが、12の市町村が足並みをそろえて実施するのは国内初の事例だという。北部地域では、医師不足や北部基幹病院の早期整備等が大きな課題となっているが、12市町村はこのプロジェクトを通じて地域医療を守り、「やんばるの健… 2018/11/04
暮らし 浦添運動公園に除草剤散布 市が陳謝「あってはならない」 浦添運動公園(ANASPORTS PARK浦添)内の遊具広場に除草剤がまかれていたとして、松本哲治浦添市長は1日午前、記者会見を開き「周辺住民や公園利用者に多大なるご心配とご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げる」と陳謝した。子どもが寝転がったり、落ちたものを口に入れたりする可能性もあると危ぐ。「公園で除草剤の使用・散布はあってはならいこと。深く反省している」と述べた。 2018/11/02