地域情報 検討委が部長に提言書 税負担者も満足な仕組みを 観光目的税 観光目的税制度の導入施行に関する検討委員会の下地芳郎琉大教授・委員長は20日、県庁に文化観光スポーツ部の嘉手苅孝夫部長を訪ね、可能な限り早期に導入することなどを盛り込んだ提言書を手渡した。提言書では課税対象は宿泊行為で宿泊者にすることや、納税義務者がホテルなどの宿泊事業者であることを定め、税額は、宿泊料金が2万円未満なら1人1泊につき200円、2万円以上なら500円とした。 2019/03/21
地域情報 鮮やかなツツジ見ごろ きょう春分の日 きょう21日は二十四節気の一つ春分。春の彼岸の中日で、昼と夜の長さが等しくなり、春の陽気があふれるころとされる。また、この日から夏至にかけて昼がだんだん長くなっていく。 「暑さ寒さ彼岸まで」というように、春分を境に寒暖を繰り返しながら日中の気温が20度を超える日が多くなり、寒さも遠ざかり、過ごしやすい時季となる。 彼岸明けの24日は、与那国島で海のシーズンの到来を告げる日本最南端八重山の海開… 2019/03/21
地域情報 ドローンで離島に物資 西表―鳩間、実証実験へ 竹富町 町内物資輸送体制を確保しようと、竹富町が新年度に無人飛行機(ドローン)を活用した実証実験を計画している。西表島上原―鳩間島間で物資輸送をするもので、19年度から2年間の計画。船便の欠航率が高いという〝離島苦〟を解消するための実験となる。 2019/03/20
地域情報 那覇空港新ターミナルが供用開始 国内線、国際線の客らが利用 空港ビルが一体化、利便性向上 那覇空港の国内線・国際線両ターミナルビルを連結させる「際内連結ターミナル」が18日朝、供用を開始した。午前9時に開かれた開始式典には、那覇空港ビルディングの兼島規社長や国、県、同ターミナルを使用する航空会社の関係者らが出席。くす玉を割り、供用開始を祝った。 式典後は、海外航空会社のチェックインカウンターに利用客が集まり、出国手続きを済ませるため長蛇の列を作った。また、同日から国内LCC(格安航… 2019/03/19
地域情報 多文化共生の道探る 外国人含め市民が意見交換 県多文化共生モデル等推進事業のイベント「ことコト石垣ラウンジ」(主催・県、共催・石垣市、実施団体・沖縄NGOセンター)が17日、石垣市商工会館ホールで行われた。会場には国際交流や多文化共生に関心がある人や市内在住の外国人ら約20人が参加した。石垣における同事業の最終回で4回目となるイベントで、これからの多文化共生の取り組みを探るもので、出席者から意見やアイディアが出された。 2019/03/19
地域情報 日米に辺野古断念求め決議 投票踏まえ県民大会 那覇 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する「県民大会」が16日、那覇市で開かれた。主催者発表で1万人超が参加。有効票の7割超が辺野古沿岸部の埋め立てに反対した2月の県民投票を踏まえ、日米両政府に対し「辺野古の新基地建設」を断念した上で普天間の運用を即時停止し、撤去を求める決議を採択した。 決議は、埋め立てを進めている場所とは別の区域で政府が今月25日に新たな土砂投入をしようとして… 2019/03/17
地域情報 香港ハブ活用で、沖縄から世界展開を 信永海運、オゥ・ティ・ケイ・ヤマトが提携 海上混載サービス大手の信永海運とオゥ・ティ・ケイ、沖縄ヤマト運輸は14日、県庁で記者会見し、沖縄発海上混載サービスを開始すると発表した。小口貨物などを大型コンテナに積み、海上輸送するサービスを全国展開する信永海運が、沖縄での代理店業務をオゥ・ティ・ケイに、貨物搬入先に沖縄ヤマトを選び、提携する。 新サービスでは、コンテナに顧客から請け負った貨物を混載させ、毎週1回ずつ他社の貨物船に載せ、海上輸… 2019/03/16
地域情報 単施錠で被害43% わずか1分でカギ破壊も 八重山署、ツーロック呼び掛け 自転車盗まとめ 八重山署(島尻重美署長)はこのほど、同署管内の自転車盗発生状況をまとめた。2018年の発生は56件で前年比3件の減。このうち、単施錠(ワンロック)での被害は全体の43%。単施錠では、約1分で施錠が破壊されることもあるようで、同署はツーロックと防犯登録の励行を呼び掛けている。 同署によると、自転車盗被害の特徴として、被害自転車の57%が無施錠。2カ所施錠するツーロックだと被害はゼロだった。 2019/03/16
地域情報 マラソン力向上に貢献 駅伝指導者で西田隆維氏 5年間の事業終える 石垣 石垣市のジュニアアスリートの競技力と指導者の資質向上を推進する「いきいきスポーツ活動助成事業」の一環として、2014年度から行われてきた「駅伝指導者派遣事業」が13日、5年間の事業を終えた。指導者に選出されたのは、日本代表として01年のエドモントン世界選手権9位などの実績をもつ西田隆維氏(41)=東京都=で、八重山高校駅伝部(現在部員12人)を中心に指導に当たり、その実力と人格で生徒の技術力と主… 2019/03/15
地域情報 自動カメラで野ネコ調査 ゼロ目標、ヤマネコ保護へ 竹富町 西表島の野ネコの生息を確認しようと、竹富町が新年度予算に野ネコ調査費を計上している。同事業は島内に定点型自動撮影カメラを設置する計画。野ネコが感染症を保有している場合、イリオモテヤマネコに感染する危険性もある。同町は、ヤマネコ保護のために西表島を野ネコゼロの島としたい考え。 2019/03/15
地域情報 足元に可憐な花 リュウキュウカタバミ咲く バンナ公園 石垣市のバンナ公園で、リュウキュウカタバミの花がかわいい赤紫の花を咲かせている。 晴天に誘われて森林浴のため訪れた、たいらファミリーの写真家、平良八重子さんがカメラに収めた。「足元で紫色に咲いている姿を見て、あまりのかわいさについ撮影しました」と平良さんは楽しそう。 リュウキュウカタバミはカタバミ科の多年草で、南米原産。繁殖力が旺盛だ。 2019/03/15
地域情報 国内外へ乗り継ぎ便利に 那覇空港、新ターミナル完成 18日から供用開始 那覇空港ビルディング(兼島規社長)は13日、国内線・国際線両ターミナルビルを連結する那覇空港際内連結ターミナルの落成式典を開催した。国内線と国際線の両ターミナルを連結する場所に建設したもので、乗り継ぎしやすくするのが狙い。国際線の搭乗手続き窓口も増やした。従来、貨物ターミナル地区で利用客が乗降していたLCC(格安航空会社)2社は、際内連結ターミナルに移転する。供用開始は18日から。 新ターミナ… 2019/03/14
地域情報 BEGINもビデオで祝福 高等部17人が卒業式 八特支 八重山特別支援学校(大田幸司校長)高等部の2018年度卒業式が12日、同校体育館で開かれ、保護者や教諭、在校生らに見送られるなか、卒業生17人がたくさんの思い出を胸に、それぞれが新たな道を歩き出した。 2019/03/13
地域情報 不法採取から希少種守る 動植物推進員7人選任へ 竹富町自然環境保護条例 竹富町が改正竹富町自然環境保護条例の執行体制を、最短で次年度4月に確立する方向で調整している。今後、同町は野生動植物保護推進員を町内で7人選任。同推進員が動植物の違法採集に関する情報をまとめ、警察に通報することも職能として可能。不法採取から自然を守る基本的な体制構築が図られることになる。 2019/03/13
地域情報 段階的に定額課税 観光目的税導入で検討委 観光目的税制度の導入施行に関する検討委員会(委員長・下地芳郎琉大教授)は11日、沖縄産業支援センターで第3回会合を開催した。分科会では、1人1泊200円とする一律定額方式と、1人1泊2万円未満までは200円、それ以上は500円とする段階的定額方式の2案に絞り、判断を委員会に委ねていた。多数決の結果、段階的に定額で納税を求める方式を決めた。同委員会は3月中に制度設計などの案を玉城デニー知事に報告す… 2019/03/12
地域情報 造成工事中止を要請 カンムリワシなど営巣期間中 石垣陸自配備 石垣島への陸上自衛隊配備に向け、防衛省沖縄防衛局が駐屯地建設の用地造成工事(掘削・盛土等)に着手したことを受け、「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」は11日、カンムリワシなどの営巣から巣立ちまでの期間の造成工事中止などを求めた要請書を同局に提出した。 2019/03/12
地域情報 細菌性食中毒が増加 加熱不十分、知識不足など要因 保健所運営協議会 細菌性食中毒「カンピロバクター食中毒」が沖縄県内や八重山地域で増加傾向にあることが8日、八重山合同庁舎で開かれた八重山保健所運営協議会(会長・中山義隆石垣市長)で報告された。同所は飲食店での加熱不十分な鶏肉の提供や、食肉販売業での客への情報提供不足、消費者の食品衛生に関する知識不足などを要因に挙げた。飲食店、食肉販売業者への監視指導強化や、食品衛生講習会での普及啓発などの対策に取り組む。 2019/03/09
地域情報 アーチェリー普及に一役 日体大合宿に合わせ体験 石垣島 日本体育大学アーチェリー部の石垣島合宿に合わせ、アーチェリー体験教室が7日、サッカーパークあかんま屋内練習場で開催された。訪れた市民がアーチェリーの弦(つる)の引き方や、的を射るこつなどを習った。 アーチェリーの普及に一役買おうと、八重山アーチェリー協会が合宿中に毎年開催しており、講師は日体大の学生らが務めている。 参加者は学生に手伝ってもらいながら、初めて矢を放った。中心に矢が刺さって、び… 2019/03/08
地域情報 いんのた会が海浜清掃 島民迷惑、漂流ごみが深刻 竹富島 竹富島のいんのた会(藤井幸吉会長)はこのほど、島の北側の海岸線を中心に、海浜清掃を行った。地域住民や中学生、石垣島からは郷友会メンバーも加わり、約20人が2時間かけてトン袋9袋もの大量の漂着ごみを回収した。 ペットボトルをはじめ発泡スチロールやビニール袋など、プラスチック系のごみが非常に多く、八重山の海のプラスチック汚染が懸念される。ほとんどが漂流物と思われ、中には中国語の簡体字や繁体字、ハン… 2019/03/07
地域情報 地域見守り体制強化 八重山署と郵便局が協定 不審者情報など情報共有へ 地域の見守り体制を強化しようと、八重山署(与那嶺一文署長)と八重山郵便局(西里博務局長)は6日、同署で「犯罪の起きにくい社会づくりに関する協定」を締結した。同協定では路上寝込み、不審者情報、行方不明者、子どもの見守りなどに関し、相互連携して情報共有を行う。今後、郵便局の全ての車両とバイク約100台に「防犯パトロール」と記されたステッカーを貼り、局員は職務を行うなかで「ながら見守り隊」として活動す… 2019/03/07